財産区とは
財産区・入会権・共有山・耕地 日本全国どこでも存在しています。
全国津々に於いてその呼称は異なり、また、それぞれの地域の歴史的な背景と、それによる申し合わせ等も存在しているところもあります。 (飯田下伊那では、財産区といえば山林の事として捉えています)
どれがどう正しいとかはさして問題とせず、世代交代が進む中で形骸化されていることが現状です。
しかし、統一されていることが一つだけあります。それは、その対象となるものと、対象からの収益には、『賦課』、されない。ということである。 平成28年5月28日
村の形成は江戸時代の後半に進んだが、明治22年の国策『合併』(明治政府管理容易)を円滑に進めるため、各村の財産は合併をしても新しい村に含めず、各々の集落財産として、その財産に『賦課』しないものとした。それが、財産区・共有山・耕地の始まりである。
そうして、奥山を守ってきた。ものを! 国が、長野県が、変えてきて、その財産区にまで影響を及ぼすようになってきたのだ。 平成28年6月9日
さて、本題に入るとしますか 『 森 林 税 』
長野県が全国で初めて導入した課税制度、何も知らない県民は、500円で信州の山林が環境保全に貢献している! と、誇っていると思います。
ところがどうでしょう? 誇ってみても、他県の、国の評価が出てこない?
出てこないのはどうしてでしょう? 出てこないのは、国の、長野県の失施策だと、国も、他県も知っているのでは? と、考えてみてはどうでしょう。 平成28年6月9日
雑木は、2、30年くらいの成木で炭を焼き、その切り跡がまた成木になるのが2,30年。そうやって、輪廻のごとく繰り返し、入植した人たちは、知恵をつかって山を管理し、守ってきました。木曽檜などの五木は原生林、天然木です。
特に、桧や杉は建築材として優れていたため、多くの自然林が伐採されることになり、自然と奥山だけになりました。
より多く、より早くのもと、育苗でもって人工林にすることを始めだしました。 平成28年6月10日
森林組合と営林署
植樹・育林・伐採が国需産業となり、国有林を営林署、ほか森林組合と分割的な役割を担っていた。
天領だった木曽地方は、そのまま国有林として営林署管轄が多大を占めていた。幕府が管理していたため、奥山まで天然木が多く残っており、昔からの山間(やまあい)で在り、それが自然の治山治水となっていた。
(これであれば、脱ダム宣言!は通用しただろう)
より多くは自然の流れであったかもしれないが、結果的に木曽地方を除く信濃の山に、壊滅的な自然破壊を呼び込んでしまったことは事実である。
そのことを、慌てて施策したのかもしれないが、また、長野の人たちは、桧より杉を重宝していたせいかもしれないが、全県山に杉を中心とした植樹を施工してしまった。
たしかに、桧の成木期間を考えれば、~40年で伐採期をむかえる杉は、自然破壊の手当てには、生産性を上げるのには良かったかもしれない。 多くの杉を奥山に植樹したのが営林署である。
その時代であっても南信の人たちは、木曽檜への憧れも手伝い、個人山には桧が主であった。ただ、桧が育つのにはいくつかの条件がある。山が肥えている、日当たりがよい。 これらの条件が満たされないところは、松や杉を森林組合の指導のもと植え付けてきたのである。
(県最南の根羽に杉が多いのは、県指導のなかで考えの甘い、早く育てば早く👛になるが流行したからで、いまは後悔していると思う。甘い杉に成ったことを) 平成28年6月16日
営林署と併せ、県幹部職の天下り先として、林業公社、森林開発公団と次々と外郭団体が出来たのもこの頃である。
・営林署 林野庁営林局の監督下にあって、国・公有林の管理、経営にあたった役所(形だけ残っていたが平成11年に吸収される)
・長野県林業公社 (公益社団法人) 昭和41年に長野県造林公社として、造林・育林を目的として発足
・森林開発公団 (公団造林) 森林造成・官業造林 昭和31年に、未開発の民有林を急速に開発するために設けられた
この始まりを知るだけで、如何に、役人が役人のおもい通りに進めてきたか解りますね。
営林署で、国・公有林を 公社で、財産区林を 公団で民有林までも 県下の山林全てに食指・触手を延ばし、場当たり的な計画が、とくに、長野県の天然木自然山林というかけがいのない財産を失い、大きな自然破壊を生んできたのです。 平成28年6月17日
( どうだ!共産党 リニアの搬出土や、トンネルの危険性程度で自然破壊だと? 日本全土、全山林を守るため、これくらいの大きなテーマで闘ってみろよ! )
公開質問状の6番目
恥ずかしい話しであるが、智里西地区の三人 熊谷操・熊谷時雄・私の母方叔父は、智里西地区を思い通りにしてきた。 『 村が決めたこと! 村ではこう言っている! 村に頼めばいい! 』が、枕詞であった。それが、今までの自治会や部落会で、彼等の取り巻きとともに当然として行われてきた。 それに気づく人がいれば、攻撃し、頭を叩いてきた。 また、取り巻き以外にも彼等に従う者もいた。自分たちの権利が阻害されることより、“付き合い” を、優先してしまうのだ。小銭を拾って従う者も、親たちがつないできた部落の決め事も、簡単に変えてしまう者もいた。
村長に渡してある文章は以下の三部 これは、園原部落で私に賛同してくれる人たち、(操の取り巻き以外)地区で賛同してくれている人たち(年配者を除く)それと、極悪三人衆に自然と手に渡るように配布した。
1 財産区とは
2 本谷・園原財産区の経過
3 智里西地区で行われてきた数々の不正(犯罪)と、その背景を書き記した文書
1 財産区とは については、このコーナーの始まりにも書いているように、だれが読んでも分かるように書き記したもの。
2 本谷・園原財産区の経過は、誰でもわかる 1 の内容を、『そうじゃない!』って言う彼等と、法や条令も自己のルールやモラル感で判断する人(特に社会に精通していると思っている人と、議員に多い自惚れ)そういう人達のために作成した文書である。 平成28年6月28日
本谷・園原財産区の経過
・昭和9年 村統一法令により、村(智里村)と三区との協定書
内容 3割5分の山を村へ提供し全共有林を村名義にする。その代償に6割5分の山の一切について公租公課は、永久に賦課しない。(三区とは、小野川・園原・本谷の各財産区をいう)
(疑問点:山林の一部を智里村に提供して賦課されないようにしている?)
・昭和54年に行われた国土調査に併せ、協定書の再確認をし、覚書を交わす。
(智里村から阿智村に成った時に行われていなかった)
・平成9年 阿智総合開発株式会社(ヘブンズスキー場)と土地賃貸契約を交わす。甲(阿智村長)乙(財産区総代) 丙(阿智総合開発)
(疑問点:賃貸料は〝甲の阿智村〟へ一旦支払われ、地域振興補助金として財産区に入金されている)
(阿智総合開発株式会社から現在までに2回社名が変わっているが、都度の契約は行われていない)
※なぜ、このような契約をしたのか疑念が生じるが、当時の関係者は「直接契約は課税されると弁護士に言われた」「村名義の山だから村が契約するものだ」と言っているが、財産区は無課税団体と知っている村がこのような指導をすることはなく、弁護士なら当然知っている事である。
本谷・園原財産区の大まかな経過であるが、一番の問題点は平成9年の賃貸契約時、またはそれ以降に、条例で示されている財産区の在り方と運営を遵守せず、『今までのやり方』を変えてしまったことにあります。そのことは財産区としての資格を失うことにもなりかねません。そのことを是正するためには問題点を整理し、条例に添って指導を受け、村と共々精査する必要があります。また、その内容により園原、本谷財産区の今後の在り方も併せて考えていかねばなりません。今までのやり方を変える必要がどこにあったのか、誰がそれを進めたのかも明らかにする必要があります。
自治協議会が設置されてから両区の活動は本来の共有林管理運営に戻っており、両区として活動する唯一の接点は林業活動拠点施設の運営管理でしたが、その施設も自治会館となってしまった今は両区としての活動は何もありません。
財産区の条例について県に相談をしてみました。
要点1. 平成9年ヘブンズとの賃貸契約を行う際、賃貸料を財産区に直接支払われると課税される。との村側の指導により村長名で契約している。
条例では、財産区の収益には課税されないとされており、財産の処分(益)は地域福祉に貢献することがうたわれているだけであり、賃貸契約の如何について記していない。また、阿智村との協定書や、覚書を交わしているが、その様なことは明記されていない。
質疑1.
直接の契約・支払は条例に反することになるのか。
直接の契約・支払では課税されることになるのか。
条例では、財産区は管理と保全の中で売却や貸付は許可されている。
収益の扱いが条例下の範囲で行われていて、かつ、条例を遵守していれば直接契約・支払は何も問題ないのではないか。回答(長野県27.3.12)
直接の契約が出来るかどうかは、条例ではなく契約事項の定めによって行われること。
条例では賦課しないことで地方公共団体(財産区)としている。
県も市町村も財産区も同列の地方公共団体であり、財産区の収益(賃貸料)に当たるものが村に支払われる。ということはない。
質疑2.
条例での財産区の行為は理解しているが、仮に、当該財産区範囲外の不動産・動産の購入や、賃貸することは出来るのか。また、それに反した場合の処分はあるのか。
回答(同)
地方公共団体に当たる財産区は、その条例(地方自治法)で示されている以外のことは出来ない。
条例には処分の取扱はないが地方公共団体の資格として決められている。
(条例で示されている以外のことであれば地方公共団体以外として判断されるのではないか)
質疑3.
本谷・園原財産区の監査管理は、阿智村なのか、県なのか。
何れの場合でも、監査請求する場合どのような手続きになるのか。
(飯田市には12の財産区があり、その内9の財産区が市長が長になっており市役所内に事務局をおいている。各財産区の会計報告を受け監査を行って議会報告もされている)
回答(同)
地方公共団体である財産区の管理は当該財産区で行うものとされるが、市町村長が財産区の長である場合の会計報告(監査)は当該市町村がそれを担う。
監査請求も同様であるが、通常に成されていれば監査請求はないのではないか。
監査請求が紛争を伴うものであれば、それは県に成されるものである。
質疑4.
紛争を伴う監査請求を県に行った場合はどのような対応になるのか。
回答(同)
紛争が起こった場合は、条例第二百九十六条の六をもって県が裁定を行う。
条例と県の回答でヘブンズとの契約事項を照らし合わせてみると、『課税される』としてきたことは、そうではなかった!ということになる。
契約書及び契約事項には何の問題もないのであるからして、なぜ賃貸料が各々の財産区に支払われず、村に支払う様にしたのか?
第三セクターの阿智総合開発株式会社との契約事項であるからして、当然財産区条例は熟知して臨んでいるわけである。だからして、当時中心になり進めてきた人達(4名)は最初から分かっていたはずである。それを顕著に示した行動がその後の運営で明らかとなっています。
地域振興補助金として戻される賃貸料の大半を毎年預金しているが、その預金を会計報告書に掲載せずに配布してきた。この事を指摘すると、「財産区にお金が有ることが村内に知れると地域への補助金が減ってしまう」 村からは地域補助金として戻されているのだから、隠す必要はないのでは「議会対策を地元議員が行っているから大丈夫」 なぜ、賃料が村に入り、違う名目で戻されるのか「そうしないと課税されてしまうからだ」
全くもって呆れた言い分である。この事だけでも大変な問題で有るが、それ以上に重大なことを行っています。
数年前、活動拠点施設横の土地を本谷・園原財産区で購入したのだ。その土地を花桃祭り観光客向け物品販売の出店場所として、熊谷時雄・渋谷秀逸が所場代を徴収して貸し出しているが、この土地の購入金(875万円)の会計報告が行われていないのだ。所謂、使途不明金で地主からの領収書が無いわけで有る。
“隠してある預金から支払っているから会計報告はしなくて良い”との言い分である。地主はこの土地を村に寄付をして税金が掛からないようにしているが、地主自身が判断してその様にしたのであればまだしも、そのように誘導したとなれば、これは村を巻き込んでの大きな問題になるのではないか。
その後、村はこの土地に補助金を出し、花桃の駐車場として整備をしている。
当時の岡庭村長が、彼等の含みを了解してあたらなければこのようなことは出来ない事である。
会計報告や監査が形骸から外れて行われており、その一連に当時の村長も関与していたとなれば、いかなる言い訳をしても許されることのない不正行為である。
村も会計報告受理や監査を一度も行っていない中で、まして地域振興補助金として支払いが続いてきた現状では、この事の解決は村内部だけでは行えないのではないか。また、財産区として取り扱うことが出来ない土地の購入や賃貸を行っている事実、高額な使途不明金や脱税と思われるような行為は、財産区条例に抵触することはもとより、法律に違反しているとなれば“犯罪”となってしまうのではないか。
三耕地は、入会権を基とした共有山管理の団体として捉えることもあり得るが、財産区と銘打って進めてきた経過と、県条例等を照らし合わせてみれば、『賦課されない条件』はいずれの場合であっても当てはまる。仮に、財産区の登録が無い団体として対応されても、“紛争が起こった場合は、条例第二百九十六条の六をもって県が裁定を行う”のが、省略されるだけで有り、紛争でなく“犯罪”で有れば、条例でなく法律で判断されるのである。 平成28年6月29日
以上が村長に渡した文書 本谷・園原財産区について の文章である。
全ての文章は、西地区、それに阿智議会議員の皆様と職員、阿智村や市町村の見識者、飯田市管理職員の一部、ついては議員の皆様に伝えたように、阿部知事と関連機関に届いている。このサイトを始める最初から。
ただし、今回は警察や検察には届けていない。それは私の義務ではないからである。平成28年6月30日
知らないということは良いことなのかもしれない
この文書だけで普通の人は理解してもらえますが、これを読んでも理解しない人と、理解したくない人がいる。
阿智村智里西地区での出来事ですが、“山が金にならない” 時代を過ごした人は、気にならないし読もうとしない人もいると思います。でも、財産区に関与する家長になれば、財産区そのものに関与せざるを得なくなります。時にはその財産の処分を、ときには役員として知らざるを得ないでしょう。
そこでもう一度認識してください。 財産区には、それに類する共有権の収益には、『賦課されない』ということを
まだ、西地区では今のままを続けています。おそらく何らかの結果が出なければ終わらないでしょう。また、早く結果が出てほしいと望む人も多くいます。 平成28年7月1日
『 告 知 』 手違いで7月1日以降の更新を削除してしまいました。 回復できませんでした。
ここ十数年、イノシシ や クマ の被害が増えてきました。 このこと、実は森林税に大いに関連しています。
イノシシやクマの被害は どうして起こるのでしょう?!
イノシシやクマの出没
それは、里山が荒れているからです。 林業が衰退し、人の手が里山に入らなくなった。その事により荒廃が進み、イノシシやクマがその里山を通り越し、農耕地に入り込んでくるのです。 また、奥山にクマの餌となるどんぐりが少ない年なども、果樹被害が多くなります。
カモシカ被害・日本鹿被害
カモシカは冬の餌として、まだ成木にならないヒノキなどの針葉植樹を食い荒らし、林業に多大な損害が出ています。
日本鹿なども同じように冬期間の被害が有りますが、その原因は加圧度的に個体が増えたことと考えられます。
以上のような話を聞いたことはありませんか? これ、どう思いましたか? 平成28年9月6日
長い年月が経過した結果、鳥獣被害は里山の不整備にその原因の一つがあるとされました。
果たしてそうでしょうか? 私は少し疑問に思います。
子供のころ
イノシシやクマ、そして鹿については絵本や童謡の世界しか覚えていません。 私の住んでいるところは恵那山の麓、山の中です。
私の家は祖父の代から鉄砲を担いでの猟師です、私で三代目。少なくても小学校時代にはイノシシの被害なんてありませんでした。イノシシが居るとは聞いていましたが、「こっちには居ないなあ」一年に一回か二回、それも冬の猟で智里村の猟友会総出でイノシシ猟をやる程度でした。 ましてクマに至っては、父親より一回り上の代、その人たちの自慢話でしかクマは知らなかったです。 中学になったとき、初めて父たちがクマを捕りました。その時初めてこの山にも熊が居るんだ!と思ったほどです。 平成28年9月7日
カモシカ
中学のキャンプ、富士見台高原の中津川寄りの岩場に居るところを見ました。恵那山にもいるよ!と聞きました。
それが、カモシカの有害駆除が始まったのが、たしか昭和の終わりころ。そのころから植林低木の被害が多くなったと聞きました。
日本鹿
鹿こそ小鹿のバンビ(^^♪ です。 大鹿には居るんじゃないか? 保護鳥獣になってるよ! でした。
それが、雌は捕ってはいけないが、雄は良いようだ!に変わり、今は最大の有害駆除鳥獣となりました。 平成28年9月8日
ここ30年で変わってしまった
祖父もイノシシ猟は殆どしなかった、というよりイノシシが居なかった。 カモシカでも保護獣に成る前しか経験が無い、それも奥山の奥に行っての猟、泊りがけでないと出来ない猟だった。(雪山で寝たそうだ)
父の代は既にカモシカは天然記念物、保護獣となっていた。
それが今では農耕地を荒らす。
イノシシやシカが多くなった! との指摘は確かにありますが、クマは多くなったとは言えない。
カモシカもそうだ、カモシカは列記とした縄張りを持っている、雄が餌場を確保しているのです。そこにメスを招き入れ繁殖するのです。ですから個体が急激に増えるはずが有りません。
カモシカは餌場が無くなったから里山まで出てくるようになったのです。 ではどうして餌場が無くなったのかといえば、それは植林です。 営林署や公社が天然針葉樹や紅葉樹木を伐採し、そこにドンドン植樹したから餌場が無くなったのです。
カモシカは植樹木しか餌と出来なかった。それを今度はカモシカの多大な山林被害と県は言うようになり、森林を守るのだ!とのスローガンで植樹木を保護し、有害駆除としてカモシカを殺処分してきました。 平成28年9月9日
カモシカは減りましたが
20年前ころから少なくなったカモシカの縄張りに、日本鹿が入り込むようになりました。大鹿方面や南信濃、天竜村に多く分布していた日本鹿が天竜川を横断し西部町村へと入り始めたのです。
今ではまるで変った鳥獣の分布状況、このようなっ結果はすべて里山の性なのでしょうか?!
私はそうは思いません。
50年前から始まった営林署や公社造林の無計画な植森林により、カモシカ日本鹿のみならず、熊やイノシシの被害が甚大になったのではないかと考えます。 平成28年9月10日
熊の被害
ドングリの実は毎年変わるといわれていますが、奥山の広葉樹林が減少した事との因果関係が明らかになっていません。私が思うには、それも人口森林の性ではないか!?と
昔は熊が民家が有るところに出没する! なんて事は有り得ませんでした。
それはどういう事なのか? と考えれば、広葉樹林の破壊 この事を原因ではない!とする事には、もはや無理があると言わざるを得ないのではないでしょうか。 平成28年9月12日
県の指導が変わってきた
『 間伐 』とは 植林し、大きくなるにつれ間引きをして木を育てる 『 育林 』の中での作業方法です。
今までは、切り捨て間伐といって、倒木するだけであった。 それを、出し間伐という作業方法にするという。
間伐は長い間森林組合の独占市場であったが、田中知事の時起きた松本建設事務所の不正事件に端を発した入札方法見直しによって、その作業も一般競争入札となりました。 平成28年9月13日
出し間伐とは
間伐した木材を山にそのまま捨て置く切り捨て間伐ではなく、運び出して二次製品として市場に供給する方式補助事業です。 そこには条件が有ります。『集約森林』一戸一個人の山林でなく、数人の山林所有者が集まって申し込むこと。ですから先に集約化を進め、それを森林組合(森林組合員の場合)が取りまとめ。一定地域のバランスを考えながら県に申請する。 集約化の目的の一つに、作業道・作業路が有ります。これは集約化された山林の中だけでなく、一般道路まで搬出するための運搬道路です。 平成28年9月15日
まず作業路を開ける、引き続いて間伐作業に入る。 ということで、すでに私の地区でも作業路が開いております。
切り捨て間伐の弊害
土石流、特に台風や大雨などにより発生する災害です。その多くは土砂の崩落と考えられています。
河川の氾濫、36災害で天竜川が氾濫し多くの被害・犠牲者が出ています。これは確かに異常な降雨が原因でしょう。
土石流の発生、河川の氾濫の間接的な要因。
異常気象は世界的な問題でしょうが、そのような気象状況において起きる災害には必ず間接的な要因があります。
その間接的な要因の一つに山林が上げられていることはご存知だと思いますが、山林の何が災害の要因となっているかについては結果論の中でしか話されてきていません。
ニュース報道でも、『この災害は山林のどの場所で、このような状況において発生したのではないかと考えられます。』でしょう。 平成28年9月16日
20年前の災害は
大雨による河川の氾濫でした。平谷村では民家や庁舎が床上浸水、この谷でも土石流で砂防堰堤が決壊し観光施設に大きな被害が出ています。 ほんの小さな沢に至っても土砂の流失が有り、そこには必ずと言ってよいほどの流木が押し流されてきていました。
その流木を見るとそれはすべて間伐材でした。 河川の氾濫では流木の見極めまではできませんが、小さな沢であればそれが間伐材とハッキリ分りました。
切り捨て間伐した木はその場所に、そこが沢であれ何であれ、倒したままに捨て置かれます。平成28年9月18日
県は知っている
それは当然のことでしょう。営林署の解体! 林業公社・公団への移行 そのすべてに大いなる反省が有ることを
切り捨て間伐の弊害を知っているからこそ、搬出間伐に切り替えてきた。そう考えるのが自然な事でしょう。
搬出間伐には、作業道や作業路の付帯費用が発生します。それを事業化するにはかなりの資金が必要とされた。
森林整備に回してきた予算は、林業公社・公団の維持管理費を差し引いた残りの予算である。
絶対的な資金不足 搬出間伐といえば聞こえが良い。昨今のエネルギー消費削減化やエコと県民は捉えてくれることを見込んでいる。 平成28年9月21日
県職も霞が関と同じで、“ そういう ” 頭は働くもの あとは見栄えのするスローガンで行きましょう!となりました。
その前に整理しておかないと議会を通せない
林業公社の破綻 この問題どうでしょう 破綻していませんか? 破綻してたら大変な事に成りますね
林業公社のテコ入れ このことどうでしょう テコ入れしていませんか? 県民に明らかにしていますかね
(実は、公社が破綻しているから森林税で穴埋めしようとしていたりして! ドキッとするでしょう県職の皆さん。本当にそうだったら、知事も職員も、全員厳しい責任を取らされますよ。これが、大北森林組合の一件の要因では?)
ここから少し目線を変えて
今から20年近く前、下伊那地方事務所林務課が 飯伊地域林業生産材検討委員会(はっきり覚えていないですが)なるものを設立されました。 事前に電話が有り、改めてその委員への委嘱の話しが有りました。
設計者としても林家としても興味がありましたのでありがたくそれを受けております。 設計事務所協会から一人の枠だったそうですが、事務所協会員でない私は所属している建築士会としてその枠を移行していただいたようです。
そもそもこの委員会は当時の林務課長が上伊那の課長だった時に、上伊那で発足しその効果が有ったとのことで林業が盛んな下伊那についてもきっと大きな成果が上がると期待されたようです。平成28年9月23日
その委員会で知った県の実情
とても有意義な委員会だと思いました。林務課担当者も熱意が有る、そしてこれからの県行政に積極的に取り組んでいくとした姿勢もはっきり見えていました。
だが、参加者の殆どは業者でした。
飯伊森林組合、飯田市森林組合 南信濃の今は無い森林組合、それらに関連する材木会社 林家代表は一人だけ 根羽村森林組合は呼びかけたけど、『根羽は根羽でやっていく』との返答だったと報告された。
この人たちの考えや意見は直接的なことばかり、悪く言えば自分たちの事ばかしを言っている。
でもまあそんなものだろうと、流れの中で気になっている事だけ話せばよいか、と考えていました。 平成28年9月25日
そこから見えてきたもの
林務課の担当職員からこぼれた話ですが、その彼を二次会に誘った事が有りました。
彼は林務課長の行動を信奉しているらしく、熱意を持って色々聞かせてくれました。 このような職員がいれば、県の森林対策に望みが持てそうだ。それに、上下関係に信頼感が有ることはとても良いことだ。とも思いました。
委員会 会議から見えてきたこと
それはやはり過去の森林対策の “ つけ ” でありました。『国の山が伐採期に来ている』平成28年10月9日
奥山に植えた杉の木
大きくなりました。大きくなりすぎました。 殆んど手が入っていない、手を入れてこなかった国の山 荒れている山もある それが原因かもしれない災害 伐採期が来ましたが、『伐採・間伐が出来ない!』
それもそのはずです。
奥山まで入って行けないのです。 林道を開け、それなりに先行きを計画してきていた山はそれなりに出来るかもしれませんが、その手前に在る里山の手入れや監理が行き届いていないのに『国の山』だけを先行できない。
里山の手入れは。
里山は個人の山、産業として植樹・育林して来たのは個人 国策の間違いで産業として成り立たなくなったら、『管理』と称して切り捨て間伐を行ってきた。 平成28年10月23日
切り捨て間伐の間違い
もともと間伐は成林とするための育林方法で有ります。植樹から30年の間に数回かけて行うものであり、30年以降の樹木に対しては除伐や切り出し間伐がその施業でありました。
だが、県の森林整備は違うところに目的が有りました。
前段で書き出してあるように、天然林山を伐採した上での人工造林の増加、それによるのではないかとされる災害、鳥獣被害、進まない里山整備等など・・・
結果的に30年以上の植林木まで切り捨て間伐を進め過ぎてしまった。
『不が負を招いた』 その事に早くから気が付いていたと思われる。
実際に山で施業を行わない人たちが、机上に於いて森林対策をする事に問題が有る!平成28年11月3日
何故もう少し早く手が打てなかったのか?
天下りの人たちに何が出来るものぞ
炭を焼き 天然木を切り出し家を造る 生活の中で培ってきた 自分の山が無い人には分らない事
県の森林対策に間違いがないというならば
営林署は続いていただろう。 営林署が用を成さなくなったときに考えなければ、手を打たなかったからこうなってしまった。
天下り先ばかりの県行政。
全てこれが原因です。 営林署がダメになった時、何をしたのか? それに代わる天下り先、『林業公社』を新たに設立したのです。 平成28年11月20日
そうではない!というならば
たしかに森林対策は国家事業でありましょう。県は出先機関としてそれを淡々と進めていくことなのでしょう。
淡々として進めていく、そこに問題が有るのです。
消化することが目的と成ってしまった。
『木を見て森を見ず』このことわざの、正しくそのものに成っていたのではないでしょうか。
反省をしない人たち。
『人の金』 所詮こんなものでしょう。 だから反省なんて文字は存在しない。 赤字になったら止めればよい。
金が足りなくなったら 『森林税』 として 集めればよい 平成28年11月27日
知らぬが仏
県民は何も知らない。 『山はお金にならないから誰も山に関心が無いのだ』『鳥獣被害は山が荒れているからだ』『長野県は山ばかしだから仕方ない』 純真でしょう、まあその通りでもありますしね。
全てが結果論。
何故こうなったのか? と、考える人は殆んどいないでしょう。考える人は、山が有る人か山に携わる人たちだけです。また、山に携わる人達はこうなった理由を知っています。
知っているのに口に出さない。
これはどうしてでしょう?『タブー』だからなんでしょうね。林業は厳しい産業です。採算を合わせようとしても林家には何も残せないほどで有りました。県からの予算が唯一の回答で有り、年度計画は補助金額で決まる!なんてことも・・長い間、森林産業はこのような状態が続いていたのです。平成28年12月4日
林業公社はまだ在るんでしょうか?
10年くらい前になるでしょうか、公社から分けのわかない話しが参りました。 その話しの窓口が森林組合です。
長野県中の公社造林について見直しを行いたい。 として、共有山の地権者を各財産区ごとに集めて話しをしたいと言う。 突然に何の事か? そんな状態で話しを聞きました。
早い話しは帳尻合わせ。
『歩合和利率を変更します。』 そうなんです、話し合いでも何でもない、一方的に『こうします!』と告げられただけのことでした。
内容が見えない地権者。
公社造林とは、一代前の林業施業事業です。 県(林業公社)で補助をするから植林をして下さい。山の整備をして、『価値ある山林に!』とのスローガンで進められた事業です。 平成28年12月10日
行き詰まっていた公社
分収造林から分収育林へと切り替え、その場しのぎで運営してきている。 この時の歩合利率の変更は、分収率の持分変更です。(分収率とは公社と土地利用者が伐採時の収益を分け合う際の割合) 例えば、公社40土地所有者60の分収率を公社50土地所有者50というように、公社側の利率を上げるものでした。
一世代前は皆さん死んでいます。
こんな虫の良い話しを黙って聞いているお人好しは、自分の山がどこに在るかも分からない人達でした。 親の残した財産として引き継いだ二世達は、「山に価値が無くなった、県が言っている事だから・・」などと、簡単に了解しているのではないでしょうか。 また、始末が悪いのは、公社造林を行っている殆どの山は所有権でなく、使用権の山だったことです。 ですから、権利者に話しがある前に所有権のある町村に了解を得て、権利者には、『こうなりました。』との結果報告でありました。(この様な事実、森林組合は知っていました) 平成28年12月28日
分収率変更の時期
長野県が森林事業に失敗し、大きな負債を負っている事は山林所有者や山林事業従事者で有れば知っていることであります。 ですから、何故?今分収率の変更をするのか! が、疑問でありました。 長い契約山林であれば、まだ数十年先が伐採期になっているからです。
正当でない県の施策。
後になって気づきました。 『森林税』です。 行き詰った森林事業、何が一番行き詰ったといえば、林業公社等の負債です。 これらの対策として、『森林税の徴収』に行きつき、これで穴埋めをしましょう。となりました。
しかし、当然直接投下は出来ませんし、県民も簡単に気づくことです。 平成28年12月31日
県民の目をそらす
鹿の林業被害は言うまでも有りませんが、イノシシや熊の出現は住民生活に危険を及ぼす事になりました。 それは里山の不整備が一番の原因だとする風潮も広く県民に行き届きました。
二次的な問題点。
イノシシや熊の被害は、国県の林業施策の失敗だと言う事は林業従事者には分っています。 ただ、県に金が足りない事も分っています。
林業公社は立ち行かない。
新たな税制を施行するとなれば林業公社の大きな負債に目が行く事は県では分りきっていること、少しでも収益率を上げなければならない事はすでに必須のことであったのです。 平成29年1月15日
数字合わせ
林業公社は近いうちに廃止されることになるのではないでしょうか。 それでなければ、分収率を変える事はしなかったと思います。
森林税で穴埋め!?
分収率を変えれば赤字は大きく減額します。数十年先の清算ですから権利所有者も気にならない。 その様に収支決済を均しておいて森林税の流れで穴埋めする! 上手い方法を考えるものですね、悪知恵は県職でなければ働かないか。 でも、こんな事は山を持っていれば誰でも分りますよ。
残念ながら文句を言えない。
その様なごまかしをしても山林所有者や森林組合は文句を言いません。そうでもして山林整備に金が回らなければ林業は衰退するばかしですから。 でもね、森林税は山の整備にと県民を騙しているのは他ならぬ県ですから、大北森林組合の様な事が二度と起こらないようにしないと、詰め腹は、安部知事 あなたです。 平成29年2月4日
これ以上不正が見つからないように
大北森林組合の不正は公金横領が有ったから表に出てしまった。 そういう事です。 その犯罪が無ければ表に出なかったことを考えてみて下さい。
森林税に限らず、この様な “県の指導” は当たり前のこととして存在しています。 私が書き出している花桃街道整備事業もまったく同じ構図です。
大北森林組合のように成らないことを願う
農政部の事業として、農地で無い所に橋を架けるには、「耕作農地にせよ!」と、県の指導が無ければ出来ない事くらいは阿智村職員であれば誰でも知っていますし、その指導に沿って耕作農地に見せかけた工事で不正が有り、橋の架け替えが地元自治会の要望で無かったのであるから、幾重にも不正が積み重なっているのである。
同じ過ちを繰り返すな!
この事業の進め方に不正が有ることを阿部知事に告発している中でこれが実施されたなら、大北森林組合と同じ結果と成ることは想像に難くない。
県民は許さない!
補助金を無理矢理出せる様な指導をこれ以上続けたとしたら、県民はもう許さないだろうし、森林税そのものも破壊してしまう。 そうなってしまえば、山は、林業はもう終わりである。 平成29年2月13日
(この件は花桃街道整備事業岡庭村政幾多の不正のコーナーに詳しく書き出します)
森林税はどうなるのか
大北森林組合の不正受給は、国家機関に委ねられました。 法律でしか対応できなくなりました。 この事は、報道機関によって随時知らされる事になっていくでしょう。
波紋は大きく
何より残念なことは、県民の森林税に対する受け止め方が大きく変わってしまった事ではないでしょうか。 大北森林組合の不正・犯罪はどうでも良く、県職員がどの様に法律によって裁かれるのか? その結果、逮捕されるような事になるのか? 逮捕者は芋づる式になるのか? 残念ながら、多くの県民はこの様な事に関心が集まってしまいました。
森林税不要論が取り沙汰される
先日の阿部知事の会見で、今後の森林税取扱は不透明、慎重に対処する必要がある。のような発言に近かったと記憶しています。 なぜ? と思いました。
阿部知事にとって、大北森林組合の犯罪は直接的な事ではありません。 県職員が行った事が犯罪として処罰される事になっても、森林税如何について県の施策が変わるわけでもないし、代える事でもありません。
ではなぜ?口ごもった言い方をするのでしょう。
阿部知事にはいくつかの不安があると思います。そしてその不安は、まったく持って現実的な事なのではないでしょうか。(ここにも隠された疑惑が存在していたら、一体どうなってしまうのでしょう) 平成29年3月2日
森林税の目的
このコーナーを読んでいただいた方は、「そんな事は言われなくても分っているよ!」と、仰るでしょう。
行政は破たんすることなく前に進めなくてはならない。施策が間違いだったとか、失敗であったとか、言い訳は一切言えないのであります。
誰が責任を取るのか?!
云わずと知れた、首長で有りますね。失策が無くても任期が来ればそれまでです。 当たり前のことと県民は捉えているでしょう。
私はそう考えない
失策は当然として内に存在しています。 旨くいくはずがないからこそ、改選が有るのです。 その様に、表に出た失策や不正だけが、“それなりに” 片付けられていきます。 民間でもその様に成っているではありませんか、そして、責任を取る者が責任を取り、責任を取るべき者が責任を取らない場合、その判断は社会に委ねられているのです。
森林税は穴埋め施策
私は断言します。 森林税は、天下り団体が起こした失策や不正によってあいた大きな穴を “埋める” 事を目的とした税制度であると! 平成29年3月12日
明日からの森林税
大北森林組合の着服は長野県機構の不良を表に出してくれました。 何も知らない県民は、いつまでも何も知らないままでいくでしょう。 何かを知った県民は長野県に何を求めるのでしょうか?
反省だけなら猿にも劣る
責任追及は当然のことでしょうし、県民の多くは魔女狩りであるとも判断しています。また、その様に判断して片付けて、早く終わってほしいとも思っているのではないでしょうか。 それはある種の自己防衛かも知れませんが、今立ち止まって結果だけを見ようとしているわけではありません。
知事に期待するもの
反省とは何なのか? 反省とは前に進むためのマイナス事項では無いのか。
何が問題であったのか、また、その原因は人為的なことであったのか、長野県機構が抱えている不良事故なのか!
少なくともこの二点を阿部知事は県民に明確に見せるべきでありましょう。 平成29年4月7日
マイナス事項を明確に
目標を決めて邁進することは当たり前のことであり、県民は何も知らなくても安心して県政をまかせられる。 この様な事が幻想に過ぎないと思い込みすぎているのかも知れない。
人の噂も・・・
何か事が起きればこぞって批判するのも当たり前であるが、簡単に忘れ去るのも普通の事であります。
忘却とは忘れ去ること
のど元過ぎれば・・・の如く、ありがたいことに日々は過ぎていきます。 森林税が横流しされ、県税に大きな穴が開いたことも、もう何事も無かったが如く忘れ去られようとしています。
県職に反省の色や自責の念は全くなく、「見つかってしまった」「運が悪かった」との心の中が見えています。
私たちはどうしたらよいのでしょうか?
何が一番問題であったのか! この様な事が起きることは県職の人災です。機構は間違いを犯しません。扱う人間が間違いを起こすのです。間違いを起こした人間に社会的な厳罰を与えない限り、この様な事は繰り返してしまいます。
何のための上司なのか!?
行政犯罪は一人では起こせません。起きてしまったのであれば、課長・部長も同じ犯罪者です。扱った職員一人の処分で無く、上司も懲戒免職にすべきです。
その様な厳罰を与えない限り、この様な犯罪は後を絶たないでしょう。
民間では共犯者が明確と成り、必ず社長責任が追及され、場合によっては辞職と成るでしょう。
一般社会では当たり前のこと、国が社長なら職員の首は “簡単に” 切り落とさなければ不公平でしょう。
栞 しおり
南信州地域振興局 早口言葉みたいだが、下伊那地方事務所・飯田合同庁舎と呼ばれていたところを “南信州” とはなんぞや? 南信州とは松本から南部を指す江戸時代からの呼び名では無いか!
『馬鹿な県職が勝手に決めるんでは無い!』
阿部知事は何を考えている!?
学識が無いのは無理も無いが、飯田・下伊那と地名地番がある地域を呼ぶのに南信州は無いだろう。
飯田地域振興局かせめて下伊那地域振興局にすべきではないか。そうではないなら地名地盤から「下伊那郡」を止めるべき事だ。郡長が居ない下伊那郡を地名地番に残し、飯田を南信州と呼ぶ 馬鹿にし過ぎではないか!
北高南底がまだ続いている
飯田下伊那の県会議員! 飯田市市会議員は何をしているんだ! こんな馬鹿な呼び名を認めてへつらってるんじゃないよ! 全員辞表を書くくらいのお粗末さでは無いか!
牧野は何している?
なんともはや力の無い市長だことであります。風見鶏もいい加減にしてほしいものである!
職員の不正に目をつぶり、市長の犯罪を隠すことに躍起と成っているからこうなるんだ!平成29年4月24日
(書くところが無いからここに書いたが、飯田市のコーナーにも書き写します)
森林税が余っている
先日飯伊森林組合の決算報告が有りました。組合長挨拶でこの様なことが話されました。
何と言うことで有りましょうや、もはや呆れてしまい聞く耳の疑いも感じられないほどの話しで有ります。
県民に説明できないではないか
県の不始末どころか犯罪において凍結をしてしまったのか!? 余ると言う事は「余分だった」に他ならない。 たとへ “拠無い” 事件で有ったにしても、また一時的な処置であったにしても、余ったとの結果を一度でも出してしまったら、それは余分でしたと県民は思ってしまう。
余分で有ればもっと厳しくなる
民間が余剰出せばしっかりと課税されます。 「県が国の金を余らせた」 これは利益でも何でもない。余分な税金を徴収したということでありまする。
これでは県民は納得しませんよ!
知らないからいいようなもので、県民が知ってしまったらどうなるでしょう?! マスコミは記事にしないのかな?
それこそ信濃毎日新聞さん、たまには 新聞社の振りをしましょうよ 平成29年5月2日
森林税 とりあえず了
先に県から始めよう。
責任のとれない、いや、ここは、責任を取らないところ
設計事務所の皆さん、知っていましたか? 事細かく書かされる月間報告書、終わった日にはシュレッダー。改修工事で、設計図を探してみても出てこないことあったでしょう。残っているとこは、遠く離れた誰の出入りもない、倉庫と呼べない一室に、腐ってゴミになってた。ことを
何度書かされたことか、顛末書。それも彼らの下書きで。 そんなところにペコペコと、頭を下げる君らを私は理解できない。(いまはそんなことはない)
昨日、木曽蘇南高校の現場説明に行ってきた。「20年経った体育館の雨漏りを止めてくれ」という。
20年? 50年経た状況だ。A4の紙っぺら2枚、事務職一人で説明されたが、予定工事費2,700万を参考に競争入札をしろという。
どう見ても、2,700万は設計料予定額としか考えられない。あまりに酷い現場説明書に、思わず出た否定の言葉! 幸いに、ほかの七社が賛同してくれた。
『戸谷さん』、当時の業界では有名な人。機械設備が専門のとても厳しい施設課検査員 検査の日ともなれば、飯田大手の建設会社さえ朝から緊張しています。 私は、愛想笑いもできない生意気な性格。 検査は順調に進んだが、最後の門扉で立ち止まり、「おい!これはなんだ!鍵がないじゃないか!図面を見せてみろ!ほら、錠前付きって図(か)いてあるじゃないか!何をみてるんだ!」、業者のお偉いさん「すみません。すぐ手配します。南京錠でよいですか?」
愛想じゃなく苦笑いが出た。目ざとく「下検査がなってない!付けたところを写真に撮って報告しろ!」・・・どう、ほうこくするの? 錠前と南京錠の関係 平成28年6月10日
県職の移動は、3、4年で廻っていそうだ。
やむを得ず起きてしまったことでも、置いていかれれば、引き継いだ人は大変である。それが解っていればまだしも、引き継がれないこと 嗅覚が働いていたとおもわれるもの も、なかには在るのではないか。
それを そっと処分する 透明人間が いることを あなたはしっていますか・・
間違いは誰にでもあることだ
数字の間違いは、確かめ算を繰り返せば気づきますが(事務畑)、形を作り出す彼らの業務には正解がない(技術職)。
たしかにそれは困難を伴い、時には法や条令もさえも、自らの首を絞めることになったこともあったであろう。
しかし、それを誰もとがめはしない。 彼らを理解している仲間が、その大変さに敬意を払っているのだから 平成28年6月15日
緊 急 告 知! 県住宅部
木曽蘇南高校、体育館改修現場説明の不備を指摘しているが、昨日メールで返事が来た。 予定通り21日に入札を行うという。
指名を受けた全社の指摘を、どのように理解しているのか
全社の指摘
・樋が壊れている、全体の修繕をするように
設計図を確認して、化粧内樋となっているため、改修しても経年の中でまた同じ状況になる。木曽地方の気象条件が考慮されていないため。これを完全に改修するには、内樋を撤去し、外樋を新たに設置しなければならない。1,200万程度
・屋根からの雨漏りが3か所点在している。雨漏りを止めろ
設計図と屋根材を現地で確認する。大屋根の鉄板葺きが一文字葺きとなっている。体育館のような大屋根は、長尺材を使用するのは通常の事。小葺きでは当然のように雨漏りし、また、雨漏りがどこであるかつきとめるのは不可能。かりに、3か所の雨漏りが確認できたとしても、来年は30か所程度に増える。これを仰る通り雨漏りを止めるとなると、カバー工法での葺き替えが必要、8,000万は最低でも必要。
・北側外壁とコンクリート部の雨漏りを止めろ
もう、ここまでくると担当者の無能ぶりに呆れてしまう。北側は雨漏りなんてものではない。屋根・パラペット・壁との取り合いが出来ていない設計ミスで起こったことである。その状況は、SRC構造のRC部分にまで水が浸入し、コンクリート劣化の状態である。それは、構造全体の耐震性までを脅かしている状態であり、それを確かに裏付けたのが、現説参加している構造計算事務所である。費用は想定できない。
これらの状況を確認して、2,700万の予定工事額を参考に、それも指名競争入札で我々に競わせるとは、いったいどこに、正当性があるのか!
全社で提案したのは
まず、最初に現況調査を行うこと。これには叩き・赤外線調査を行う専門業者が必要(これは経験済ですよね)、その次に耐震診断(これも専門)これらの報告書・資料にて、最良の改修方法と工事予算を確定したうえで入札を施行していただきたい。 この調査・診断・改修計画業務の入札に、今回指名された全社を入れること。
入札中止の連絡が来ました。ほかの七社の早急な対応があったと思います。県住宅部ともどもお礼を申します。 平成28年6月16日
これから書き出しを始めようとしていたこと、まさに同じ人が蘇南の担当しているのでは?と思ったほどでした。
蘇南高校からの封書を開けたとき、いやな、“におい”を感じました。
現場説明の案内書に目を通して、『粗雑』、これは、駒ケ根病院切り回し工事と同じだと感じました。
蘇南高校で渡された詳細資料 これも 粗雑 それでは現地へと案内されたが、一目見て、なんだこの体育館は
(淡々と、補修個所を説明していく事務端に、いつ、どのタイミングで否定しようか)
一通り説明が終わるころには、もう、我慢の限界 一つ聞いてよいですか。「この資料、本当に施設課の担当者の作成ですか?」「施設課の担当者は現地を見ておりますか?」と、二つ聞いてしまった。
かえる言葉は「はい」「はい」 施設課は、担当者は、この仕事やる気がない。
同席した他の所長は、粗雑感ともう一つ、私も気づかない県の姿勢を伝えてくれた。 『 昇格高校 』
差別みたいなもんだ。 塚原天竜高校が松川高校に 蘇南も組合立から 県施設の、耐震調査及び耐震改修工事は終了していると思っていたが、松川高校も、ここ蘇南高校も手付かずだった。 県行政から見放されていたということ。
『 功 名 心 』 設計事務所と施設課(住宅部)
設計事務所の人たちは、功名心=売名行為 と、捉えている方がいる。 建築家気取りの人たちへ(自称建築家)
建築家なんて資格はありませんよ。一般の人に誤解を与えるようなことは、いけませんよ。 私たちは一介の建築士
施主の希望を叶えるために、ひとつづつ、答えを出してあげる技術屋さんです。 自分の作品は自分の家だけにしましょうね。 デザインに凝ったり、思想を伝えたり、それは個性ではありません。あなたたちはハウスメーカーと一緒です。『 飯田市美術館 』あなたたちは、下請けして、完成したら『雨漏り』を業者と一緒になって批判する。
設計図で雨は漏らないよ。 私も批判しましたあの美術館! 原さんでしたかね設計者、東大でしたよね、テーマがしっかりしていました。たしか、故郷のアルプスの山々を表現したとか。 このひと、何か勘違いしているんでは 私たちは、毎日、本物のアルプスを見ているんだよ。 自称 画家は 大久保清で十分です。 平成28年6月17日
功名心と野心
高校時代、よく言ったことがある。 自分自身の言い訳だが、『 仕事のための仕事と生活のための仕事 』
仕事のための仕事 そこには野心があってこそ 好きな人がいてがこそ
生活のための仕事 家族や家庭がある それでも向上心は思いの丈である
施設課は我々のステイタス
建築社会の中で、法律や条令・計画の意義、厳しいチェックとそれが遂行できたときの評価は格別のものがあった。
施設課を同じ視線で教えていただいた方に山崎さんがいた。(20は上だと思うが)25,6才のときかな(長姫建築科をでてないと2級試験まで7年要する)やっと2級になったばかり、新築高校の設計担当になった。背伸びしていた私に、施設課の いろは から教えてくれた。 平成28年6月27日
阿南警察署
玄関ホールの右側に、遠山の、“霜月まつり” の陶板がある。 これはソフト面の一環だが、「これは良い!」と、私の提案を採用してくれたのが、山田さん。
設楽焼はタヌキで有名だが、その中に大塚オーミ(大塚国際美術館・陶板レリーフ)陶板製作所がある。その工場検査にわざわざ、それも有休をとって参加してくれた。検査の中で、忠実に再現される原寸を確認されていた。
完成の一か月前には設置されていたが、山田さんのダメ出しがでた! 真ん中あたりの30cm四角くらいが、原図と前後が違っている。私も気づかなかったが、それは重要な描写。その日のうちに再制作に入って、完了検査に間に合わせた大塚も、“さすが”と思うが、山田さんの姿勢が眩しかった。平成28年6月28日
少し異端児
宮澤さんだっとおもいます。下伊那地方事務所建築課にいたときのアフターのお付き合い。二三度ですが、
「建築基準法や条令で確認申請の設計をするより、良い設計であればクリアしてるもんだよ」と、いって、“法設備図”を要求せず、全て自身でチェックして許可してくれた。その癖がついたのか、飯田市建築課で申請すると、複線がいっぱいついてくる。 平成28年6月29日
事務所の中でも、対外的にも 『施設課の仕事をした。担当した』 というのは、自他ともに認めてもらえる ことだった。 施設課は業界の、“模範”として一番上にいた。
若いころによく言われた 昔と変わってしまった 今の若いもんは 同じことをつぶやく自分がいる
ヤマウラの駒ケ根病院のクレーン事故 ネットニュースから 2010年
駒ケ根市下平の県立駒ケ根病院本館棟建設工事現場で22日に大型クレーンが倒れ、4人が死傷した事故で、大型クレーンがつり上げていた木製部材は通常の1束(約30本)より多い2束だったことが24日、工事関係者の証言で分かった。証言通りだと重量は1トンを超えていたとみられ、クレーンがバランスを崩して倒れた可能性がある。駒ケ根署と県警捜査1課などは部材の正確な重量の把握を急いでいる。
この事故を知っておられる方は多いと思います。また、県警の事故調査の結果クレーン工事下請け業者の責任となったことまでを知っている方は少ないと思います。
私はこの事故を、報道機関が淡々と知らせるニュースを見ながら複雑な思いがありました。それは、事故の状況からうかがい知れる、『未必の故意』と、それを見過ごす報道機関のあり方 平成28年7月1日
事故は起こり得るもの
1級建築士であれば、この事故に二つの疑問が出ると思います。それは、『安全率』と『応力(地耐力)』
事故は起こり得るものとして、危険性のあるものには200%の安全率があります。
(高速道路でさえ100~120kmでしか走行できないのに200~240kmの性能が自動車にはあります)
分かりやすく言えば、『吊り上げている木製部材は基準の1束より、2束まで耐えられる性能安全がある!』ということです。
二つ目は、性能安全率200%の範囲内だと仮定すると、クレーンがバランスを崩したこと。 これは、“クレーンの設置に問題がある”のではないかと推察できます。
クレーン設置において、クレーン車の固定がマニュアル通りに設置することは従事作業員の点検事項ですから、そこには何も問題ないと思います。
そこで導き出されるのが、『応力(地耐力)』クレーンが設置された地盤が不安定! だとの想定が出来ます。クレーンに掛かる重量を受け止める応力が、その地盤に無かった!と、結論付けられるのではないでしょうか。 平成28年7月4日
設計図面の無い設計
駒ケ根病院全面改築における、既存病院切り回し工事(給排水管・ガス管・燃料・電気等)の設計監理業務を施設課から受注しました。電気・機械設備専門の設計者二名を伴い、既存病院棟の一室で最初の打ち合わせを行った時の事。
施設課から二名の担当者、病院からも二名(うち一人事務職員)、施工業者数名(既に施工者が決定していた)
最初の打ち合わせ時に施工業者が同席したのは初めての事でした。用意された資料はA4二枚、読み合わせるように工事の手順が説明された。(これは村部の土木工事の発注と同じ)これで現場を進めるように! 施工業者は下打ち合わせが出来ていたようで、次々質問していた。 これで現場工事から入れ!と言う。 すみません。質問お願いします。「切り回し工事の内容は分かりましたが、設計図の作成はしなくて良いのでしょうか?」 「古い病院で参考となる図面が無い。次回の打ち合わせまでに、2か所の試験堀して現場調査を終えるように」 無視された。なんか嫌な感じがした。
平成28年7月5日
( 新館が出来るまで、既存病院をとりあえず使用できるようにするだけの事、設計者なんて不要、形だけのこと)
調査報告
施行者からの報告は、「病院棟の配置図を作成しました。その図面に有るように2か所を試験掘削しました。一部配管は確認できましたが配管経路は不明です」 「どのように不明か説明をしてください」 「参考図面が何もない中で、試験掘りを2か所行っても全ての埋設配管を把握することは出来ません」当社から「病院側で何らかの資料、当時の設計図の一部でも保管されていませんか?今まで営繕工事は行っていませんか?日常の管理してきた点検業者がおられると思いますが教えていただけませんか?」病院事務方「何もわかりません、私の方で調べることなのでしょうか」施設課「古い建物だからないと思います」施工業者「電気の方は見上げれば分かりますが、設備について管理されてた業者を調べて聴き取ります」 平成28年7月6日
そして事故(給水管の破損)が起こった。その事故に駆け付けたら、その事故原因を知るために再度資料を求めたらしく、「これが有りました」と、手書きの配管系統図が示された。それは、管理業者が作成した古いものだった。
工事事故
最初の事故はその図面に沿っての掘削工事、無い所に給水管が有った。病院の給水機能停止、その日のうちに復旧したと事後報告があった。
現場に直行する。代人からは、細い給水管の破損であり、それがどこへの給水か確かめた。1,2階の便所手洗いだけでしたので30分程度の使用不可で復旧しました。と、報告された。それでも病院担当者に確認しなければと、破損個所の確認をしていただいた。
翌朝、施設課監督員から電話があり、「昨日の事故について現場に行ったのか?」ええ、「病院から給水管破裂で病院機能が停止している。と連絡があったが、何も報告がないのはどういうことか」結果報告したが、どうもそのことではなく、感情的な話だな と感じた。病院事務の方は、事故については即電話したのに、30分で復旧しました。との電話はしなかったみたい。この人も構えてしまったみたい。 平成28年7月7日
工事事故二回目 ガス配管破損
ガス配管の切り回しは慎重に進めた。接続先を確認し施工図が作成され、施工図に基づき現場確認を行った。
現場確認をしたその日に事故は起こった。また、有るべきところ以外に配管があった。それも、考えられないような後打ち土間の下に。直ぐに連絡がきたが、もう五時を回っていた。病院には影響がない所だという、明日の朝からの修理手配も出来ているとの事、それでも病院には伝えるようにと、 事務方は留守でいない、とのことであった。
翌10時ごろ監督員に連絡するように、と事務所から出先に電話が入った。折り返すと、事務方の度重なるご注進に電話の声は怒っていた。「事故が起きたのになぜ現場にいない、前の事故時もいなかったじゃないか」平谷にいるためおく・・で、ご立腹過ぎていたのか、気持ちも携帯も切れていた。
夕方監督員がお見えになった。口もきかない、代人としか話さない。 平成28年7月8日
顛末書
てんまつしょ! なんでしょうこれは? しばらく施設課の仕事をしていなかったから変わったのか? 今まで、顛末書を書くほどの事がなく、この年にして初体験なのか。
内部監査が行われるという。住宅部の内部監査だから恒例による行事のようなもの。どうもそれに向けて “作っておかなければならない” 書類みたい。 は、は~ん!これは大体読めた。どうしてこうも逃げ口上ばかり作り上げるのか。情けない、昔のように毅然とした姿勢がなくなっている。平成28年7月12日
顛末書を書いた
初体験、ひな形は完成された様式だった。いつどこで何が、原因・対処・処理、そして報告、書式としては整っており書き込みするのに手間はかからなかった。そして十分間に合うように返送した。
十分間に合うように送付したからなのか?
事実を事実のまま書き込んだのが、監督員にしてはまずかったみたいである。
書き直してくれ
命令である。書き直し原稿(下書き顛末書)が同封されていた。その内容はすべて設計監理者の責任とされている。
施工者でもない。駒ケ根病院が何度も改築されてきたことに起因する!としたことも削除されている。
冗談じゃないよ! 誰でもそう思うでしょう。
余りに情けなさ過ぎて放っておいたが、催促がきた。嫌味を言ってあげましたが、馬耳東風。一つだけ修正してもよいという。施工者の責任については書き込みをせよ!と言う。もう手がつかない、その通り書き込んで送付した。
(二度の切手代くらい個人で出せよ!)
内部監査
住宅部内部の出来レース、現場事務所で行われたその監査に立ち会うのは施工者であり、監理者は控えておればよいとのこと。 章設計がこんな事に我慢するはずがない。 監理者の監理不足を認めたうえで、施工者に事故の責任の一端があるとしたことだけは、「それは違います。数十年の経過の中で三回も大きな改築がなされており、その設計図面が何も残されていない。そのような状況の中、手探りで切り回し工事を続けてきたのが現状」
言ってみても仕方がなかった。 そう、出来レースの監査に、 “何をか言わんや” 平成28年7月20日
そしてまた、事故は起こった
三度目の事故、もうこれは二度あることは・・・どころじゃない、三度目の正直だ!
事故が起こるのは、事故が起こる要因が必ずある。そうならないよう当初から進言してきた。なのに、この監督員は最初からよそを向いている。 最初から投げやりな態度が見え見えだった。だから、必然!として事故は起こったのだ。
このことは左京電機興業羽場さん(建築設備士)が、「こんな工事の発注の仕方では必ず問題が起こるよ。」と、当初から指摘していた。あの監督員のようなタイプは初めて、上から目線は無理もないが取り組み方がなっていないよな。「施設課の若い連中の中には、大きな工事を手掛けて実績を上げ出世することしか、新館棟本体工事しか眼中にない」「大手の都会の設計事務所が一番で、我々なんか相手にしていないよ」そうだねえ、悲しいけどそうなんだよね。建築家気取りの設計屋さんにも共通するが、売名行為だよね。でも、みんな売名行為とわかるんだけどねえ。私も若いうちは確かにあったね、技術が身につくと少しでも大きな、鉄骨や鉄筋コンクリートの設計をやりたい!って思ったもんね。でも、その思いが叶う時は、小さな木造建築から始めて基礎能力が付かなければだめだし、それが出来たから小平所長から大きな仕事を任せてもらったもんだ。監督員も、この小さな面倒くさい切り回し工事にこそ一番の評価につながるんだけどなあ、若いうちはそれに気が付かないからなあ。「上の者がダメ!ってことなんじゃないの!?」 平成28年7月21日
その事故は
新館棟建設用地内で起きました。用地内には鉄筋コンクリート3階建てが二棟、木造平屋建てが二棟有りました。
今回発注工事において、鉄筋コンクリート3階建ての一室にあるアスベスト撤去工事が二室と平屋建ての南側末端にある立ち上がり給水管の復旧工事(取り壊しのため一部撤去されていたが木造建物を取り壊す際の水打ち用として復旧)
その復旧工事を終えたときに事故が起こりました。
漏水!です。地中と、木造建物内?と思われる個所から漏水が有りました。それは直ぐには気づかず、病院の給水圧が下がったことから判明しました。
鉄筋コンクリート棟と木造平屋建ての間が広くスペースが有りましたので、また、重機を入れて掘削するとなるとそのスペースしか作業が出来ませんでした。そこを掘削し始めましたら、なんと!何と なあ~んと! 平成28年7月22日
びっくりするような!? とんでもない物が? 出てきてしまいました。 (その続きは再来週で)
駒ケ根病院 とんでもない物の正体
切り回し工事を行っている施工業者代人から電話があった。「熊谷さん、今日こちらに来られますか?」どうかしましたか?「漏水したカ所がわかりました。やはり給水管が変形してつなぎ目から漏水したようです。」そうですか、原因がわかれば修理してください。「それが、修理しても無駄なような気がするんですが。」 ? 「すみませんが見ていただければわかると思います。何だか判らない配管が、それも何本も出てきていて、何がなんだか・・」 ? 分かりました、これからすぐに出ますので5時ごろになりますがよろしいですか。 平成28年8月2日
唖然
黒パイプ 400Φ くらいは有ろうかと それが3本
パイプ 360Φ 程度が1本
パイプ 100Φ 程度が1本
パイプ(鋼管?) 給水管が1本 漏水している配管
黒パイプ3本とパイプ1本は並列している。既存建物RC造用なのか、数十年前に取り壊された病院棟の配管設備なのか分からないが、その4本の大型パイプが縦横無尽に埋設されているようだ。 平成28年8月3日
なぜそんなものが見つかったのか
最初は適当な広さ(バックホー)の中で掘削してみるつもりだった。当たりを付けようとしたら地面から薄っすらと水が漬いていたという。そしてその周辺だけが砕石細砂になっていることにも気づいたという。 ここかもしれないと掘り始めたら最初に現れたのが大きな黒パイプ2本、給水管らしきものが見当たらない。掘り進めていくと1本2本と配管が、そしてそれらしき給水管が現れた。
給水管が破損した理由
大きな配管が何本も並列に埋設されていれば、長い間に地中に隙間ができる。少しづつ凹んでいくから砕石にて地面だけを平滑にしてきていた。
そのような状態の中で小型バックホーがその上を通過した。その重さの中で直に給水管に荷重が架かり破損したと考えられる。 このような地中埋設配管を否応なしに確認してしまった、唖然となって監理者に連絡した。 平成28年8月4日
監理者(章設計)も唖然とした
他に言葉が見つからない (‘;’)(‘Д’) 「ここを修理してもまた破裂しますよ。」との言葉で我に返るほど・・・
確かにそうだ、どうしよう。「当面はバリケードして進入禁止にした方が良いですよね?」 そうですね、どちらにしても破損個所は修繕してください。(どうしたらよいか見当もつかない) 明日、施設課に報告して指示を受けますので とりあえず写真を撮っておいてください。
朝施設課監督員に電話を入れた。「他の現場に行っている、戻るのは夕方になると思います。」電話口の返事。緊急を要しますので伝えてください。と、現況の話をして至急対応いただけるようお願いした。
折り返しの電話が入ったのは確か12時すぎ、内容を伝えたがトーンが下がっている。破損個所は修理したのか、病院へは連絡してあるのか? だけ。 どうしたら良いでしょうか? 不明管の調査をしましょうか? ・・・返事がない
それで電話は切れてしまった。 平成28年8月5日
どうするんだろう
今までの破損事故に対しては、かなりナーバスな対応であった。のに、今回は内容が大事(おおごと)なのに拍子抜け? 駒ヶ根病院の事務方とのニュアンスなのか、そうですよね、こんな切りまわし工事はどうでも良い暫定的なこと。これから始まる大型事業のために良好なラインを優先するのは致し方ない! ことなんだ。 平成28年8月6日
何もないまま完了検査
工事は終了した。あの給水管破損場所、多くの埋設管が出てきたところ、監督員の指示は、『埋め戻ししてください』だった。
そして完了検査。施工者の完了報告は各検査記録とともに提出済み。設計事務所も本日の完了検査を記録して提出すれば終了である。電気設計監理者・機械設備監理者二名を従えて監督員の到着をまっていた。
監督員が来たが深々と頭を下げても横を向いてる。施工者の代人と書類を見ながら何か話してる。 そして帰って行った。 ??? 何なんだろう? こんな完了検査は初めてだ? 「我々は来る必要があったの?」 望月町から来た機械設備の監理者は怒ってしまった。
施工者の代人に何を話していたのか聞いてみた。するとどうでしょう!信じられないようなこと、それは、『不明埋設管の報告は削除せよ、写真は現場写真帳に残さないように!』 平成28年8月7日
何もないままにした
これだけの不明埋設管が明らかになった以上、たとえ施設課の監督員の指示がこのようであったとしても、このままにはしておけない。しておける訳がない!
当然、この埋設管を埋め戻すように!と施工者に指示しても監督員に喰いついている。「これを埋め戻すのは出来ることではない!それなりの処理を明確に示してください。」 (だから嫌われるのです私のような性格は)
最初から無視されてきた設計事務所、無視をされ続けて終わらせてしまった。 平成28年8月8日
総合所見
聞きなれない言葉と提出書類です。完了報告書(完了届・請求書・現場日誌等)に新たに、総合所見、を提出するようにとのこと。(これは田中康夫知事時代、土木課?と業者との癒着事件があった。それから始まったみたい)
早い話が感想文である。書き込み内容からしてみても、実際の工事経過、特に配管破損事故からしてみても、それを書き込むには電気設備監理設計事務所(左京電気興業)が相応しい。羽場さん、待ってましたと言わんばかりのキツイ文書!これでは受け取る前に処分されてしまう。「多少手直しして提出しますよ。」と伝えたら、「そんな甘いことをしていると、彼らは反省しないよ!」と、怒られてしまった。
完了報告書を持参した。
施設課での受け取りは、監督員とその担当上司、係長かな? 二人とカウンター越しに向かい合った。
二人して順番にチェックしているが、やはり、読み込んでいるのは総合所見。係長が読み終えると二人して顔を見合わせている。
そして私に向かってこう言った。「これは修正できませんか?」・・・黙っている。「これでも・・良いけど・・・」 この提出書類は残ってしまうものらしい、当然そうでしょう。 平成28年8月9日
駒ヶ根病院のクレーン事故の検証
この総合所見もおそらく処分されているだろう。彼らに何を言ってみても無駄なことかもしれないが、反省だけはしていただきたい。なぜならば、この事故で一人の命が失われているからだ。
先にも述べたが、1tが2tの吊り下げ荷重になっていても地耐力検査を行わなくても地耐力は5tある。十分に耐えうる。それが傾斜して転倒したのだから、地耐力5tがそこに無かった!と結論付けられる。
なぜそこに有るべく地耐力5tが無かったのか?と、現場検証すべきで、『 地盤が柔らかかった!』と言っているヤマウラの所見を聞き取り検証すべきではなかったのか!? 少なくてもこの事故が有った時この監督員はあの不明埋設管のことを思い起こしたであろうし、総合所見をシュレッダーしているのかもしれない。 平成28年8月10日
それは現場検証していた のであれば
ヤマウラだけでない。『 地盤が柔らかった!』と言っている関係者は多数いる。そうであれば、現場検証でもその事は当然取り上げられているということになる。 新聞報道は一方的で真実を伝えていないのか?
監督員は、『大きな何本もの埋設不明管が有る!』ことを、ヤマウラには事前に伝えていたのか?
伝えていてこのような事故が起きたとすれば、それはヤマウラの責任とされるであろう。 伝わっていなかった。となれば、下請け業者にそのすべての責任を負わせるのは、“ 疑問 ” の何者でもない。
この事故を過去の事として、このまま、にしておくことは世間の常かもしれないが、もう一度検証確認しても無駄となる事はない。 切りまわし工事を行った施工会社には、おそらく埋設管の写真が残っている。(私のところにも有るかもしれませんよ)そしてその時の代人も、あの埋設管が原因でなければよいが? と心配した事と思う。
私が書いた事は、そんな事はやってきていない。埋設管は施設課が責任もって対処してきた。それに事故の原因と想定された地耐力の不足は埋設管ではない! となれば、それはそのことを明らかにすることにより施設課の姿勢が正常であって、私が言いがかりを書いていることになり、私の、“余分な危惧” となり、私はその、“ 責 “ を喜んで受けたいと思っている。 平成28年8月11日
設計事務所協会の皆さん
設計事務所協会の目的とは何でしょう。社会的貢献とは何でしょう。
建築に関する学術、技術、事業の進歩発展、これを何に生かすのでしょう?
施設課に深々と頭を下げて、愛想笑いをして、彼らの責任回避のための厳しい検査・報告書を一生懸命まとめるみなさん。長い間、設計事務所協会合理化のためとして、県の入札談合を繰り返してきた、“ みなさん ” 教えてください。
切り回し工事にて不明埋設管を、“ そのまま ” にしてきてしまった責任は当然私にもあります。できればあの事故が、埋設管が原因ではなかった!と、その思いは常にあります。
あの頃(私が一人前になる)は、その姿勢を施設課に教えていただきました。今、私が言うことは、“ 小言 ” として聞こえるのでしょうか。 平成28年8月12日
木曽蘇南高校体育館屋根改修工事
以前に施設課の現場説明の不備を指摘して発注が延期となったが、この件で不備を指摘したのは当社だけ、他の7社は、章設計が入っていた場合、今度は誰を婿様にするのか!だけである。
本来なら設計事務所協会がこのような発注者側の不備を指摘して、設計事務所協会として見解を伝えるべき事ではないのか。 それが、章設計に絶対に取らすな! が、存在しているから周りが見えなくなっているのだ。
私もこの様な事にもう慣れてしまったのかもしれない、熱く!物事の正しい進め方語るにはもう歳かもしれないが 平成28年8月21日
今週は6月7日に書き込んだ (松本建設事務所維持管理課では進行中) についてダイレクトに書き込みします!
平成28年8月26日 に、松本建設事務所長 石井 杉男 から以下のような公文書が届きました。
株式会社 章設計 様
貴社から送付された平成28年2月17日付けの松本平広域公園総合球戯場トイレ改修工事に伴う設計に係る請求について、松本建設事務所及び長野県庁建設部内で検討した結果、以下のとおり回答いたします。
1. 松本平広域公園総合球戯場トイレ改修工事の設計作業費について
貴社からの請求通知によると「平成27年10月30日、公園管理係高野係長より松本平広域公園総合球戯場トイレ改修工事の設計依頼を受け、打ち合わせ及び総合球戯場の調査を行った。」とされています。
しかし、当方における関係職員への調査では以下のとおりです。
貴社から設計図面を無断で修正したことに対し建築士法違反を指摘され、事務所で修正した設計図を貴社へ小規模修正業務により図面修正したいが、どの程度お金がかかるか電話でやり取りしている中で、貴社から事務所へ出向いてもよい旨の申し出があり、10月30日に打ち合わせが行われました。当日の打ち合わせにおいて貴社からの修正費用に対して1者での随意契約が可能な金額の掲示や、2者以上の随意契約になった場合の方法などの話し合いが行われましたが、合意が得られず契約方法について所内で検討する必要があるため、後日改めて連絡する旨をお話しして終了しました。
また、松本まで来たので帰る前に現場を見たいと言う申し出がありましたが、現状確認程度の判断から了解をしたということで、担当職員は業務における現地調査という認識は全くありませんでした。
さらに、事務所における契約手続きは、提出された見積もりについて両社で合意が得られた後、業者から請書が提出され契約となりますが、今回は、請書による契約という事実がありません。
したがって、貴社が主張する作業費用の支払いについては応じられません。
2.損害賠償について
今回のトイレ改修工事に伴う貴社の社名が入ったままの設計図の一部を修正して入札を行ったことについて、当方の配慮が足りなかったことは、昨年電話にてお詫びしたとおりですが、ご不快な思いをおかけしたことについて重ねてお詫び申し上げます。
しかしながら、設計図の一部修正を行った職員は建築士でなく、建築士法違反には該当しません。
また、今回の貴社の図面は、既設和式トイレを洋式化するもので創意性や独創性があるようなものではなく、著作物性があるとは考えられませんし、著作物があるとしても著作権は当事務所に帰属しております。
さらに、設計図の一部修正して入札を行ったことにより貴社に損害が生じたとは考えられません。
したがって、貴社が主張する損害賠償請求には応じられません。
以上、ご回答いたします。 平成28年8月24日 松本建設事務所長 石井 杉男 印
平成28年8月29日
赤字とした書き込みがすべて虚偽となります!
今までのやり取りはすべて維持管理課からの電話で行われております。当方で維持管理課に電話を入れたことは一度もありません。
平成28年8月23日 AM9:02分 維持管理課向山課長に以下の内容にてメールをしています。このメール後に公文書が初めて、いきなり届きました。
向山課長様
平成26年度 防災・安全交付金(公園)事業 松本平広域公園 松本氏 今井その1 総合球技場トイレ改修工事
上記設計における当社設計図書を担当係長が当社に無断でその設計図書を作り変えた件 並びに、その作り変えた設計 図書で平成27年度工事として入札に及んだ件 加えて、不落となったとして当社にその責任の所在を求めた件
以上の件について、以前向山課長さんと話をさせていただきましたが、何も明らかになっていないので調査して善処する。 と、お返事をいただいたまま今日に至っております。
お待ちしておりましたが、少し常識の範囲を超えているのではと考えます。 つきましては、近日中にその解決の方向性をお示しいただきたく存じます。
早急かつ、明確な方向性を示していただければ、こちらとしても第三者機関で争うつもりはありません。 章設計 熊谷章文
このサイトは松本建設事務所の関係者はみなさん見ていますので、ダイレクトに同時進行しております。
第三者への確認・証言・了解も受けており、書き出すことはすべて事実となりますので、松本建設事務所の石井所長はじめ、向山課長、向山課長が相談しているとした事務責任者、そしてこの不祥事を行った高野係長(向山課長の話によれば、既に他の課に異動させた)は私の書き出しに異論があればコメントにて返答願います。
私は第三者機関で争うつもりはない!としているのは何も裁判で解決するとの意味ではありません。県も市町村もそうですが、私たち民間業者が訴訟を起こせば、即指名停止の手続きが取られてしまいます。
ですから、話し合うことをしない一方的な解決としてこのような公文書が出されることになります。 平成28年8月30日
事の始まり
平成27年1月に 『平成26年度 防災・安全交付金(公園事業)松本平広域公園 松本市 今井その1総合球戯場トイレ改修工事』 完成設計図書を提出しております。
その工事の目的
松本山雅がJ1昇格する。そのホームグランドでもある松本総合球戯場は、J1リーグ開催におけるトイレの様式がJ1規格に合っていないとの指摘の上、早急に改修を行う必要がある。
具体的に言えば、洋式便器の個数が不足している。で、あるからして、既設の和式便器を洋式に変更する。不足分は30便器
次年度において同様の改修工事を行う。 残り全ての和式便器を洋式便器に改修、また別棟にてトイレ棟を増築する。 平成28年8月31日
設計契約金額 1,290,000(税抜き) 電子入札による落札
設計内訳
図 面 建築図面 9枚 衛生設備図 1枚 電気設備図 3枚
設計内訳書 事業費
共通仮設費 462,849 直接仮設工事費 458,100 建具工事 3,103,800 タイル工事 94,800
衛生危惧設備工事 8,524,600 諸経費 3,215,851 合計 15,586,000円
(設計内訳書に電気設備工事費が掲載されていないのは、電気工事は来年度施工するから含めないようにと指示された)
★ 重要ポイント
洋式便器とウォシュレット 松本総合球戯場信州スカイパーク(アルウィン)を管理しているのはTOYBOX
トイレの排水用に地下水を使用しており、その事により希望されているウォシュレットは附設できない。改修計画により数年後上水に切り替え附設するという。
ウォシュレット設備が将来あるものとして、また、凍結防止においても個別毎にコンセント設備を要するが、高野係長は、「来年度もあるので、その時に全て設備する。今期分の便器用だけにコンセントを設けるようにしてください。」
設備設計(左京電気興業)者は、『10か所に分かれて在るトイレに変電室からどのように配線され、必要な容量が有るか調査を要する必要がある』としたが、高野係長は、「そんな必要なし、コンセント設備図だけ図いて、一か所事の見積もりをしてください。どちらにしてもコンセントは今回発注しないから!」とされた。 平成28年9月1日
監理は別
監理はこちらでやるから良いです。 設計のみの契約だから当然であるが、落ち着きのない態度、提出設計図書の説明も聞かない態度であったから心配はしていました。
TOYBOXとの打ち合わせの時も、「私は行かないけどよろしいですか。」と言っていたのに来てみたり、割り込んで、「それはいい、しなくて良いから!」 いや配電室は調査しなくては容量の確認ができないので、「コンセントは来年だから!」 では念のため配電室だけは見させてください。
配電室はトイレ関係だけでも4カ所在る、東側の2ヵ所だけ見させてもらった。 帰りの車中で左京電気の羽場さんが「あれ、来年やるって言っても無理だよ、コンセントを設置すればよい!だけの感度だから、設計するのも全ての配電を調べるだけでも何日掛かるか分からんし、工事費もかなり掛かるよ!」 確かにそうだね、あの人ちょっと変だね、何をしようとしているのか分からない? 「市民がうるさいから!って言ってたじゃん、J1に昇格したから慌てているんじゃない!」 何度も言ってたねその事、間に合わせにやろうが嫌々やろうが、設計と工事は責任を持って取り組んでるってことの感度がないよね。 「前不正があったのそこじゃない?」 田中知事の時でしょ、確かそうだった気が、そう言えば同じ課だ。 土建業者との経験しかないから、建築の事は分からないんだと思うよ、建築課に聞いていれば良いけどなあ、変に張り切っちゃってるからなあ 平成28年9月2日
松本近郊の業者から問合せ
「松本平の総合球戯場トイレ改修工事でお聞きしたい。」 として、設計図書で解らない事がありますので教えてください。と電話が来ました。
話を聞いても食い違いがある? どうも、工事を二つに分けて(西側と東側)別々に公示しているようだ。それも、片方にしか入札参加できないとのこと? 何故こんな事をしたのか!?
応札業者も困っているらしい。 二つに分けて発注したから事業費が安価となり、Dランクの下請け業者クラスしか応札できない。主たる交換便器は指定(指定指示)されているが、個数が30が15+15では仕入れ価格が上がってしまう。一つの現場に二社が入り、その仕入れ先は同じ!工期も同じ これでは混乱してしまう、こんな現場は経験したことがない!
確かにそうだ。これが素人の考え、また、個人だけで判断して実行しているから始末が悪い。
申し訳ありませんが設計図書以外の事、当社では分りかねます。と、お答えしたが・・平成28年9月3日
施工者の結論
何故そんな発注の仕方をしたのだろう? 大いに疑問を持ったが確認する方法は既にありません。 忘れ掛けている時に在る施工業者から聞こえてきました。
Dクラスでは対応出来ませんでした。
『応札も、見積も出来ない!』 今までこんな経験をしたDランク業者は松本近郊に無いからどうしようもない。Bランクの業者が見積積算し、分離された工事をBランク業者の下請け設備会社が二社に分かれ応札して落札したという。
通常であればBランクの業者で応札し、下請けとして設備会社を使う。それを逆転して工事を行ったのだ。
『それでなければ工事はできないし、工事金額においても落札できなかった。』 これが唯一の対応策でした。と聞きました。 どうでしょう!? 石井建設事務所長様 平成28年9月4日
その次年度、施工業者から直接電話が入りました
それにはさすがに驚いた!? 「お世話になります。今、松本平のトイレ改修工事の積算をしているんですが、電気設備の図面がないので見積もりようがないんです。申し訳ありませんが、工事内容を含め教えてもらえませんか?」
え!?何のことですか?意味が解りませんが?
「あれ? 去年やった改修工事の残りとして便器の交換工事が公示されているんですが、章設計さんの設計図が公示されていますが? 来年も便器の交換をやる予定です、と、何といったかなあ建設事務所の担当者、その人から聞いていたのでその続きだと思って今回も、うちしか出来ない工事だと思っているんですが。」
私どもでは何も聞いていませんねえ。
「そうですか?!そういえば電気設備の図面が無いこともおかしいと思ったんですが、設計事務所の設計なのに電気設計図が無いなんて、おそらく付け忘れたんだと思って聞いた方が早いと思ったんですが、そうですか。」
去年の工事はおやりになったんですよね?
「ええ、元受が裏になっての工事なんて初めてでしたが、苦労しました。建設事務所の担当者、あの方ちょっと変ですよね?言ってることが解んなくて、下請け設備やも無視してやんなきゃ仕事になんない!工期もなくて苦労しましたよ、赤字スレスレだったので、正直うちは利益なかったですよ、あれ何で分離したんです?」
そう言われても分かりませんが、分けたんだから工期は短くてよい!って思ったんでは?あの人、仰るように変ですよ、だれにも相談しないで一人だけでやってる、ちゃんと説明したんですが、聞いてないっていうか落ち着きがなくて、全て出来ればよいけどそんな能力がないですよ。あんなんで通る建設事務所の方も不思議ですけどね。 平成28年9月5日
ようく分かりました、うちは応札しません
この業者は昨年と同じようにバックアップして応札することはしなかったようだ。 章設計の名称入り設計図が無断で出回っている不自然さもあっただろうが、「電気設備図が公示されていないため積算できなかったことが一番の理由です。」と、後日聞かされている。
それでも当社には関係ない事としていたが
突然、左京電気興業の羽場さんから電話があった。 「先ほど松本建設事務所の向山さんとかいう課長から電話があって、『松本平総合球技場のトイレ改修の設計をやってもらったですよね、業者は電気設備の工事金額が合わないとして不落になったが、担当者は電気設計が間違っているというから内訳書を見ているのだが分からない。どうして設計図が無いのか?」と言われたが、言ってることが分からない。元受は章設計さんだと話しておいたから、今くれたから今待ってくれているので直接電話をしてもらえませんか?」 平成28年9月6日
それはこういう事
先日の業者からの電話の内容を話してあげました。そして、私が電話してどうこう成る問題ではないから、当方では何も分かりませんと電話してやってください。
五分もしないうちに高野係長から電話が入った。
「電気設計なんだから左京電気に聞いただけで、コンセント工事の見積もりが間違っているだけで、それを話してもらえればよいだけで、左京電気しか分からんわけで・・・」 何を言っているんだか分からなかったが、不落になった原因が設計事務所の積算間違いに有るんだ、それを課長に言い訳してほしい! と、判断しました。
それは 無理でしょう
ハッキリ言ってあげました。 そうじゃないでしょ、あなたが昨年設計した当社の図面をそのまま使って、尚且つ修正して、設計書も積算単価もあなたが入れ替えて、適当に公示したから業者は積算できなくて高額になったから不落となったんでしょ。 そんな事をやってはだめでしょ、設計図を簡単に変更してはだめでしょう。
昨年の工事、図面通りにできましたか?出来てないでしょう、トイレブースドア新設取り換えを既設ドアの開き方を変更しただけですよね!それを現場で急に変更して、精算設計はしたんですか?100万以上の差額が出るんですよ!ちゃんと見積もりを取りましたか?変更契約しましたか? やってないでしょう。そんな報告は施工した会社からうちに入っていますよ。 平成28年9月7日
それだけではないでしょう
課長にこの件報告してありますか? と聞きましたら、「あのう、時間がないのでコンセント工事の積算だけ直してもらえればよいんですけど?電話で教えてもらえれば良いんですが。」
何を言っているんですか? 羽場から聞いていないんですか? 羽場は、調査して設計しないと積算できない!だからそこを説明しても話が食い違う、と言ってますよ。課長に代わってください。
いや、課長はいないので・・ いない?そんな分けないでしょう、羽場は向山って人から電話が来たけど、って言ってましたよ、課長は向山じゃないの?何で10分や20分でいなくなるんですか? (向山課長が電話を左京電気にしてないとすれば、高野係長が騙ったことになる)
何も話さなくなった
こちらから一方的に話しました。 設計者の設計した図面、それが無断で出回ることも問題あると思うが、それより建築士の資格がないものが勝手に当社の図面に手を加えるとはどういうことか。その上設計書まで修正して、知識が無い者が扱うから間違えるんでしょう。
「いや、図面を修正したわけじゃなく、去年と同じだから去年残った所を今年やるだけで、詳細図とかそういうものはいじってないし、設計書はうちの様式だし・・」
去年と同じ?と、どうしてあなたが判断できるんですか? だいたい、去年変更した箇所が多くあるが、図面はそれに合わせて修正してますか? 設計書も含めて精算設計をやったのですか? やっていなければ、何を基に去年と同じになるんですか? 何を言ってるんですか? 何も問題なければ業者は落札しているでしょう! 違いますか? 問題があったからこそ不落となり、去年と同じ業者が1社だけでしょ応札に応じたのは、その業者からクレームが入ったんじゃないのですか? とぼけたって駄目ですよ、こちらにはその元受業者の確認は取れているんですから。 平成28年9月8日
返事が無いので、それではこれでと
電話を切ろうとした。 「あのう、設計し直してもらうと幾ら掛かるんでしょうか?」 設計?・・をし直す?・・設計し直すとはどういうことですか? 「いや、設計してもらうとすれば建築は去年と同じなんですし、設備も取り換え便器は指定したTOTOで出来てるし、コンセントの積算間違いを修正してもらえるとして・・」 (この人は?言うことすべてが良識じゃない) 建築は直すところが無い?有るでしょう、先ほど説明したトイレブースドアの新設を辞めて既存ドアの付け替えでいけるかどうか全ての便器の位置を前回と同じように調査して、取り換えか付け替えか判断しなければ成らないですよ。それによって便器の位置が変われば、設備設計も前回と同じようにすべての便座を調査し設計しなければダメだし、前回設計図で使えるのは既存平面図だけですよ。
だからあなたの言ってることが変ですよ!あなたの行ったことはおかしいでしょ! と、先ほどから言ってるじゃありませんか。そこから修正していかないと収まる話ではないですよ、だから課長に代わるように言っているんです。 平成28年9月9日
これから設計してもらえますか
「分りました。そうするといくらで出来ますか?」 いくらで出来るかなんてはなしじゃないでしょう。 「ですから言われた通りで電気を調べてもらって、去年よりは安くできますか?」 建築は去年よりは安くなると思いますが、電気設備は新たな設計、それも調査をしなければならない。 「でも言っていただかないと予算もありますので・・」 概算で去年の80%程度は (計算しているようだった)「分りました。ちょっといいですか、課長に確認しますので。」 平成28年9月10日
30分後高野係長から二度目の電話
「100万円を超えるといろいろ面倒になるので、100万円を切ってもらえないでしょうか。1,000円切っても良いです。」 あのう、そう言う話しではないですが、90万でも80万でもそんな事は構いません。そうではなく、あなたと話をして行える事は何もありません。課長さんからその様に電話をもらえないでしょうか?
この時点で、課長に分ってしまう と懸念した。
『課長にバレルと拙い』それだけが彼の頭にあったのではないか! 「今は課長が居ないので。」 そうですか、では居られるときに電話をください。「では課長に確認して電話します。」平成28年9月12日
三度目の電話が入った
課長に確認して! でなく、課長が居ない時を確認した! でした。
「課長に確認して設計金額の了解をもらいました。契約の事もありますのでこちらに来てもらえませんか?」 了解をもらえた? いや、そういう話でなく、課長さんと確認したいだけですので代わってもらえませんか。
「あ、課長は今病院に行っていますので留守です。話したんですけど、それはもういいので打ち合わせをしたいんですが?」 (明らかに嘘と分かる) そうですか、伺っても構いませんが課長さんに確認をとっていただき居られる日を教えてください。 「あ、ちょっと待ってください。予定表を見れば分かりますので・・」「今週の金曜日なら居ります。午後病院に行くようですので午前中に来てもらえませんか。設計料ですが999,000円で良いですか?」 平成28年9月13日
明日は金曜日
また高野係長から電話が入った。
「あ、急に悪いんだけど、金曜日課長が病院に行くので午前中に来てください。」 ?、その事はお聞きしていますが?
「あ、そう、あ、はい。」 この電話で確信しました。 やはりこれは課長に何も話していないな
当日になりました。
電気設計が主になるためと、設計書の間違いを電気設計事務所(左京電気)の間違いとして応札した業者に伝わっていたため、左京電気の羽場さんが怒ってしまい。「冗談じゃない、信用問題だ!課長に直談判する!」と、同行することになりました。 羽場さん、今日行っても課長はいないと思うよ 平成28年9月14日
そんなことはないのでは、課長が居るから来てくれとの話でしょ
当日、車中でもその話、「去年コンセントの図面だけでいい、設置は来年やるからいい、って言ってたよね。コンセントだけ章さんの図面にトレースして入札に掛けたんだと思うよ。去年言ったのになあ、配電室から電源を持ってこなくては出来ないって。」 あれ、全然話を聞こうとしなかったじゃん。去年の業者の人も言ってたよ、もう大変でした!って、毎日現場に来て、ここは止めここを代わりにやれ!なんて、図面なんか無視で増減も勝手に決められちゃって、赤字に成っちゃった。て話だったよ。なんか来年もやるから応札してくれ!って事で設備やは納得したようだけどね、面倒見てた業者は、とてもとても、もううちでは面倒見れないってことで、今度の応札は設備業者が独自でやります。との話だったよ。
一番心配してるのは、課長に何も話していない!ってこと。こんな事普通あり得ないでしょ県では。高野さんは大変な事をしてしまった。と、内緒で片付けようとしているよ。
考えても見て見!課長は午後病院に行く予定だから午前中に来てください。だよ、病院に普通午後行く?!あり得ないでしょ! 「見舞いに行くんじゃない。」羽場さんは素直だなあ まあ行ってみれば分かるよ。 平成28年9月15日
お約束の10時、15分前に着いた
私たちが入室した事に気づかない振りをしている。無視し席に座ったまま、課長の席には誰もいない。
羽場さんほら見てみ、居ないでしょ課長。
章設計です。課長さんはどちらでしょう 「あ、あ、ん・・空いていないなあ。」と、キョロキョロしながら打ち合わせコーナーを見ている。 課長さんに挨拶したいのですが!と、声をオクターブ上げて言う 「あ、今日は居ない、席が空いていないようですので別室へ行きましょう。」 課長さんが居ない?どういうことですか!課長さんは午前中にしか居ないとのことで電話をいただいていますが! 「よく分からんけど、今日が病院の日かな?それでは別室へ。」
別室でなくてもここで良いですよ、そこに立てかけてある椅子お借りできますか?(やはり嘘だった。羽場さんと目で合図した。別室では証人が居ない、ここで、他の皆さんが居るここで話をすることが重要) 平成28年9月16日
もうデタラメ!なんてものではない
酷すぎるこの人、普通ではない。
開口一番言われた事は、「設計料ですが、40万にしてください。」 え?、え? 「40万なら私の裁量で出せます。出来なければ入札に成りますので!」 この人? なにを言っているのか分っているのか?!
何を言っているんですか!
周りの皆さんの目が届くようにこの場所にしたが、それでも声は控えめにしていた。が、あまりの発言にオクターブがもう一つ上がってしまった。
何を言っているんですか!?今日は課長さんと話が出来るとして伺ったのですよ!あなたは設計料100万を切ってもらえれば委託しますので来てください。と、私は設計の件以前に課長さんと話し合いたい、課長さんの居られるときにお願いします、として来たんですよ。それが、課長は居ない!設計料は40万にしろ!とはどういう事ですか。話に成りません。あなたは何をやったのか認識しているんですか!? 平成28年9月17日
みなさんならどうしますか
何から話してよいのか・・ 羽場さんから切り出した。「電気、コンセントの工事の設計書の間違いは電話で説明したとおりコンセントの取り付け工事費だけであり、配電室からの送電費用が加算されていないですから大きな金額の誤差が出て、業者が図面がなく見積ようがないから概算で見積もったのだと思います。」
その様な話を羽場さんが一生懸命説明しても聞いていない。
「40万で出来なければ入札となるんですが・・」 その前に、当社の図面。あなたは当社の設計図に手を入れて当社の設計図として公示し入札に及んだのですよ!その事どのように考えているんですか?!
「そんなに直してない便所の位置だけを書き直しただけ。」 そうですか、ではその設計図、あなたがその様に書き直しただけの設計図を見せてください。 平成28年9月18日
心そこにあらず
答えない、図面は処分したようだ。 何を話そうとしても無駄でした。ですからせめて、周りで聞き耳立てている皆さんに間違いなく聞こえるように大きな声を出して話しました。 羽場さんは羽場さんで一生懸命分らせようと続けています。聞いていない 聞こうとしない すべてを無視し視線を合わさない。
またまた呆れたことを言われた。
課長さんが居るからと、間違いなくこの日のこの時間なら課長さんが居るからと、あなたが私に言ったんですよ。ですから二人で出掛けてきた。それなのに課長の事は知らないと、設計料は99万9千円でお願いしますとあなたが私に電話でそう伝えたのですよ。
なのに、40万なら私の裁量だ!それを聞き入れなきゃ入札だと、あなたは何を言っているか!?分っていますかああ!! 立て続けに言いました。羽場さんがびっくりするくらい。事実、対面の机に座っている県職が視線を送らず身じろいだほど。 平成28年9月19日
それでも平気で無視をする
羽場さん、帰ろうか 高野さん、課長の居る時に電話をしますので この一言で態度が変わりました。「あの、無理に言っているんじゃなくて、出来ないなら相見積もりを出してもらって、それであれば100万を少し切ってもらって・・そうすれば課内で、私の一存じゃできないけど・・課長に話はするので・・」
この人まだ分かっていない。
もう疲れました。 先ほどから設計料の話しばかりですが、こちらは現場を調査しなければ電気設計の費用も積算出来ないのですよ。建築は前の図面が使えると言いますが、昨年の変更設計図書が出来ていないんですから、電気と同じように現場に行ってすべての便所と設計図を確認し、昨年の設計図を修正するところから始めないと出来ない。昨年は130万ですが、電気設計はコンセント図だけ、今回は電気設計が主ですから現場を見て積算しなきゃ無理な事なんです。高野さんが100万を切ってくれ!というから合わせなければならないとしていますが、どちらにしても課長さんと話をして確認をとらなければ出来ません! 平成28年9月20日
高野さんの魂胆は判っている
課長に知られないようにすること 隠そうとしているのだ どうしてそのように考えてしまうのか 間違いは間違いと分かったときに修正すれば済むことではないか
何もことを荒立てようとしているのだはない このように隠そうとすればするほど もっと多くの問題を起こすことを懸念しているのだが
「あのう、そのように進めてもらって、現場に行って調べてもらって、設計を進めてください。いつまでに出来ますか。」 もう、この人に構っていても仕方ない。
羽場さんが判断すること。
設計が間違っている! 電気設計図が書いてない! 積算がデタラメ! どのように考えても羽場さんの判断
『これから球技場に行って調べるっていっても、図面も何もないんだから無理じゃない?!』 「あ、あ、図面ならあります。」と、何枚かの図面が机の上に差し出されました。 平成28年9月21日
その図面は
昨年用意された図面と同じもの、そこには今回の改修便所を記してある。そしてその図面の説明が始まった。
どうしても、勝手に手を加えた当社の図面を出さない。 羽場さんが言った。「これでは駄目です。熊谷さんいいよ図面がなくても、カメラを持っているから場合によってはTOYBOXで図面を借りて写真に撮るから。」
では松本球技場に行きますから。
TOIBOXの去年お行きあいした所長さんでしたか?その方に連絡を入れておいて下さい。受電室すべて見させて下さいと電話をしてもらえますか?
去年行っているので行けば分かるんじゃないですか。
行きなり行く訳にはいかないです。変電室には鍵が掛かっているんですから、立ち合いですべてを回らなきゃ何だし、用事があるとなったら出来ない事なので!
羽場さんが少しカリカリしながら言い放った。 平成28年9月22日
まだおまけがあった
「随意契約の件ですが相見積もりをお願いします。設計事務所1社で良いですから。」 見積もり入札で私どもが相見積もりを用意するのですか? 「昨年の入札で章設計以外に応札した設計事務所は1社だけで、それが松本の設計事務所です。そこの見積もりにしてください。」 え? 何ですかそれは? 「飯田の設計事務所ではだめです、松本圏内でなければ。」 おかしなことを言わないでください、そんな事出来る訳がないじゃないですか! 「私から名前は言えませんが、インターネットで去年の・・工事名で検索してもらえれば分かります。章設計さん以外はそこだけですから。」・・ 何を言っているんですか!?!? 平成28年9月23日
もう常識の範囲を超えている
この人正直異常! 相見積もりまでの話なら良くあることで聞きもするが、当社が用意するなんて事は町村ならいら知らず、県であり得るのか?!
その上、相見積もり先を指定する!? この指定した設計事務所と何か関係があるのでは?と、疑ってしまう。
建設事務所の設計経験
飯田建設事務所では、下條道の駅や南信州広域公園うるぎ管理棟の設計経験をしています。 設計図書のチェックは施設課レベルであった。
それに設計契約とは担当者が分離されておりました。(当然ですが) 平成28年9月24日
これでは怖くて設計は受けられない
あなたは今何を言っているのか分っていますか? そんな馬鹿げた事出来るわけないでしょう、話しに成らないですよ。もう無理です、課長と話します。 「あ、あ、出来なければいいです。」 出来るわけないでしょう! 「今電話しますので、電話を入れますので、話しておきますので・・」
羽場さんどうする?
変電室がいくつあるかだけでも見ておかないと、どちらにしても一回見ただけじゃ出来ないからやることになっても今後の計画も立てられないよ。 そうですよね。
高野さん良いですか!
私どもでは相見積もりに関与しません、設計料95万で随意契約として契約出来れば対応します。これ以外でしたらこのまま帰ります。 平成28年9月25日
分りました、設計は
「設計はいつまでに出来ますか?」 ん? 現場を見ていくだけですよ? 「設計料は良いし、契約も随意で出来るか課長と相談しますので、今回の改修も今年度やってしまわないと、外に造る便所の事もあるし、あ、その便所はその便所の設計はこちらでやることなので・・」 はあ? 外便所の件ですか?その事は去年から話していましたよね!それの設計が発注されるんですか? 「いや、それは・・私が担当するんでないから・・聞いているだけですが。・・早くやっていただきたいんですが、だいたいで良いので・・」
また何かを隠してる。
では、改修工事の設計を先ほどの条件で当社に発注すると判断してよろしいんですね! 「それで良いです。」
羽場さん、そういうことですが羽場さんはどのくらいかかりそうですか。 「今日調べれるだけ調べてもあと一回は最低でも来なきゃいけないし、図面を入れればひと月は欲しい。」 んん、どうですか高野さん。 「もう少し、何とか・・業者発注も有るので・・」 ん・・そうですか。では、20日くらいを目安にしてなるべく早く進めます。建築に関しては明日から設計に入り2週間で上げますので、図面が出来た段階で事前チェック願えますか? 平成28年9月26日
電話を入れておいてください。
TOYBOXに電話を入れておいてください。と再度お願いしたら、その場で電話を入れてくれました。
松本総合球技場に着き事務室に挨拶しましたら、鍵を持ってすぐ出てきてくれました。「もう工事が始まると聞いていたのですが?どういうことでしょうか?」 はい、電気工事の設計が成されていなかったので、今日呼ばれまして設計依頼を受けました。つきましては全ての便所と、電気室を確認調査したいのでよろしくお願いします。
それから二時間、全ての便所と電気室を確認しました。 平成28年9月27日
設計着手
翌日から設計に入り、四日目に建築図面がまとまりました。 左京電気設計の羽場さんに建築設計図を渡して打ち合わせを行ない、来週明けには球技場にもう一度出かけるとのことでした。
その翌日、高野さんより電話が入りました。
「あの、設計はどのくらい進んでいますか?」 はい、建築は全て終わりました。今日から積算に入っております。電気は今日から設計しています。来週にもう一度球技場に行きますが、その事はTOYBOXに伝えていますので。
「あ、あ、あ・・そうですか。・・はい。」 そこで電話が切れました。 平成28年9月29日
5分もしないうちにまた電話が
はい、何でしょうか? (もういい加減にしてくれ!って感じ) 「あのちょっと待ってくれんませんか!」 何をです? 「設計を進めるのを待ってもらえませんですか。」 設計を待て?何でですか? 「今課長と話しているんですが、設計料の話し・・」 設計料の話しで設計を待てとはどういうことでしょうか? 「いや、あれで良いですが、今課長に決済もらうんで、変更も有るかもしれないので設計は待ってもらえませんか。」 待てと言われても建築は済んでますが、電気設計を待てと言われると段取りが付かなくなりますので間に合わなくなりますよ。 「いや、良いんで、またすぐ連絡しますから、ちょっとで良いんで待ってくれますか!」 待てと言われれば待ちますが、いつまで待てば良いんですか? 「すぐに済むので。」 ですから!直ぐじゃわかりません、いつまで待つのですか! 「来週には電話を入れますので・・」 プー・・・ 切られてしまった。 平成28年9月30日
それから一週間
電話を待ちましたがなしのつぶて、それでも来週の月曜日には連絡が有るだろうと金曜日は我慢しました。
月曜日、午前中が限界でした。 電話を入れました。 電話に出られた方はどなたか分りませんが、『高野さんお電話です!』と呼びかけていました。 その時の電話口から、『「どこから?・・」章設計です・・「あ、いないと言ってえ・・」』 聞こえてきちゃった(きっと、応対してくれた方の配慮) 『代わりますと言いましたので・・・・「はい、まだ課長決裁が取れないのでもう少し待って下さい」』 (いきなりな言葉) 待って下さい!って、何を待つのですか?建築は終わっていますから、待つとかの話しではないでしょう。 「いや、あ、あ、電話しますので」 何を言っているんですか、あなたが早くやってくれと言うから頑張っているんじゃないですか! 「分りました、連絡しますから・・」 プー・・・ またもや切られてしまった。 平成28年10月1日
高野さんの魂胆
それは分っていましたが、建設事務所の、それも周りに皆さんが居る中で依頼されている業務ですから、まさかそれが『嘘』であるなんて事は疑いようが有りませんでした。
ですから、高野さんが進めてきた事、そこで起きた多くの不始末 それを課長に内緒でやっているのだ 課長に隠そうとしている魂胆は見え見えでした。
周りの皆さんもそんな事は雰囲気で解っているらしく、遠巻きに心配されていたと思います。
とうとう電話は来ずじまい。
仕方ない、これはもうかばい切れない事に成ってしまった。 こちらから課長に明らかにしなければならないだろう。 一業者として事務的に進めるしかもう方法は残されていないだろう。平成28年10月2日
向山課長に電話を入れる
高野さんにこれ以上話しても無駄、課長に内緒で処理しようとしていることは明らかでした。
向山課長に、『高野さんに騙されました!』なんて電話が出来ることではありませんから、今までの経過を順追って話すことにしました。
今までの経過を、業者から聞いた話を、順追って話しましたが、向山課長の返答は額面通りでした。『電気設計の積算に間違いが有って不落となった。その原因とされる電気設計事務所(左京電気)がその間違いを修正するようになっている。建築設計は昨年のものを使用したが、まったく同じであり新たに設計する必要が無いと判断した。』
一つ一つ、反論説明しました。
非常に驚いたようですが、「私が確認していますし、他の課も見ているしそんな事はないわけです!」と・・そうですか? でも課長さん、私が今話したことの確認はされた方がよろしいですよ、高野さん一人が発注業務まで行ったわけではないでしょう!?私が話したことに間違いが無ければ、あまり広がらないうちに対処された方がよろしいのではないでしょうか。 平成28年10月3日
電話が来ました向山課長から
平成27年11月20日頃、向山課長から電話が有りました。「章設計の設計図書を無断で変更して申し訳ありません。」
この一言だけでした。
課長さん、それだけでは済まないですよ。27年度のトイレ改修工事は高野さんから指示されて当社は既に遂行しています。 高野さんからの電話が有ったときにも伝えていますが、建築設計図は終了しています。途中で中止されても構いませんが、調査も含め既に費用が派生しています。
「高野は設計を依頼したとは言っていない。」 そうですか、では私たちはなぜそちらに伺ったのでしょう!?設計を依頼する!との確約が無ければ、わざわざ松本くんだりまで行かないですよ。
「それはそちらが、電気の見積もりに間違いが有ったから修正に来たのではないですか!」平成28年10月4日
酷いもんだ
県職の課長ともなれば、課内の事はすべて掌握しているはずであろう。どのような事業であっても事業化するまでにはそれなりの経過や課内会議も有るはずである。 高野係長が単独で全ての事を進められるわけがない。必ず段階的に承認を受けているはずである。
それがこのような状況になった!ということは、課長が十分なチェックを行わなかったという事に成る。高野係長の不始末は既に課長責任が問われるところまで及んだ、及びそうだ!?との感覚が向山課長にあったことに他ならない。
この様な事象は、なれ合いや怠慢な職務姿勢から生まれるもので、向山課長が個人的な健康問題で何度も課内を開けてきたこともその要因の一つと指摘されてもやむを得ないと思います。平成28年10月5日
少しでも早く
この様な事は会社でもどこでもある話しである。民間でこのような状況に陥れば、それは既に訴訟問題へと発展していくことでしょう。
間違いは誰にでもある。問題は間違いが起きたとき、間違いだと分かったときに、いかに早く対処するか! ではないだろうか。 今回の事を順追って説明すれば、(設計図や設計積算書を偽造偽装しては無理な話だが)発注物件が不落になった時点の対処の仕方ではないか。 このときに、向山課長自らが設計図書を精査していれば何ら問題が表に出るはずがなく、誤りは簡単に修正され、再入札を掛けれたでしょう。 平成28年10月6日
ここからは高野係長の人間性
個人の人格について言えることは何もないが、公的な業務に携わる者としての姿勢に少し疑問が残る。
係長ともなれば一連の業務経験は豊かであり、上にも下にも意見や考え方を伝えられる立場ではないだろうか。
水洗化であり、既存便器の取り換えだけの簡単な工事であるから・・云々と言い訳しているが、そのとうりの簡単な工事で有れば26年度工事からそのように遂行すればよい事で、何も外注に出す必要はない。
どのような形や考え方であっても外注したということは、それは内部で扱えないとした判断が維持管理課に有った事に他ならない。
今回、30数器の未改修部分を二期工事として発注するに当たり、26年度改修工事設計図書を参考にして予算を組んだと想定されるが、予算の承認を高野係長はどなたに受けたのだろうか? 通常であれば課長に受けるのではないか。 課長は当然承認している形に成っている分けであるからして、「それは確認していない」とは言えないだろう。 平成28年10月7日
設計図の修正
今回の件は、平成26年度改修工事設計図書を高野係長が個人の判断で修正し、設計書も同じように便器の数量のみを書き換え発注しています。
建設事務所長の公文書では、『勝手に設計図を修正したことで御不快な思いをさせたことに関しては改めてお詫びしますが・・』 とありますが、不快に対してお詫び? とは如何なものか。
当社は、『不快の念』を感じたのでなく、当社の名称が記されている設計図書が勝手に書き変えられ、はたまたその設計書に大きな金額の間違いが有り、応札しようと考えている施工業者からその事を指摘された事に疑義を唱えているだけである。
『設計図の一部修正を行った職員は建築士でなく、建築士法違反には該当しません』 とはどう言う事なのか?
まず、“ 設計図の一部を修正した ” とあるが、設計図は十数枚、設計書は事業細目積算書であり十数枚の綴りで一式としてまとめられています。 設計図面の一部一枚だけを修正したとしても、それは平成26年度改修工事設計図全てが修正されている事に成り、設計書に於いては設計図を基にして積算しているのであるからして、これも同じように設計書全てが修正されている!と見なされるものであります。 平成28年10月8日
修正した事が事の発端
建築士であろうが無かろうが、資格業務者が契約事項で遂行した業務成果品を修正する事は出来ません。そんな事は建築士法違反でなく、法律に違反します。それどころか修正した内容に間違いが有り、課長も確認せずに入札公示を行い、応札者側からその間違いが指摘されているのですから、公示された設計図書は間違いではなく、『偽装されたもの』に成ります。
どんな言い訳をしても。
行政業務において、言い分け、で解決できる事は何もありません。 ですから、高野係長に、『まず、あなたがやった事を認めてください。向山課長に報告してください。それからでないと話しは出来ません』 と、当初から申し上げてきたのです。 平成28年10月9日
責任感はどこに有るのか
責任を取れない責任感 これがまったく存在しない。 『著作物性があるとは考えられませんし、著作物があるとしても著作権は当事務所に帰属しております。』とあるが、当社は一度も著作権に異議を唱えてはいない。 設計者の資格名称が有る設計図書に手を加え、その上その内容に間違いがある。その間違いまで当社の責任としてその修正業務を行え!と言われたことに異議を唱えました。その異議を高野係長は認め、改めて設計を委託されました。と言っているのです。
そもそもの話し。
『既設和式トイレを洋式化するもので創意性や独創性があるようなものではなく』と、独自な判断にて当社の名称入り図面を修正したことを正当化されるような言い回しをしているが、その程度にて判断して行ったのであれば、何故当社の名称入りの図面をそのまま使用したのでしょうか?!
松本建設事務所維持管理課の名称入り図面を使用すれば済む事ではないのか?! なにも建築士法云々まで取り出して言い訳をしなければならない理由の根拠は何なのか? 平成28年10月10日
公文書締めくくりの言葉
『設計図の一部修正して入札を行ったことにより貴社に損害が生じたとは考えられません』
これはどう捉えたらよろしいでしょうか? 『設計図の一部を修正・・』 一部を修正したとしても設計図書は一式ですから全てを修正したことに成る。 とのことはお分かりいただけると思います。
では、一部を修正したことにより間違いが生じた! この事実に対してどのような見解と、その事において考えられる対外的な問題、章設計との関わりについて書かれていますでしょうか?
何処を読んでもそのような事は書かれておりません。
未だに及んで高野係長が行った、『 間違い 』 が、隠されております。この事は当然石井建設事務所長の耳には届いていないとみるべきでしょう! この事実が説明されていれば、建設事務所長とも有ろうものがこのようなお粗末な文書を送りつけることはないでしょう。 平成28年10月11日
こういう対処の仕方自体に問題が有る
今回、“ 突然 ” 送られてきました石井建設事務所長の回答書、これがなぜ “ 突然 ” なのかと言いますと、この回答書が届く約半年前に向山課長に当方から文書を送っております。
松本建設事務所 維持管理課長 向山秀樹様
去る平成27年10月30日、公園管理係高野係長より、松本平広域公園総合球技場トイレ改修工事の設計依頼を受け、打ち合わ及び総合球技場の調査を行っております。
設計を進めていく中で平成27年11月11日、高野係長から「設計を進めないようにしてください。課長から連絡します。」との電話があり、その10日後に、向山課長から、当社の設計図書(平成26年度防災安全交付金(公園)事業 松本平広域公園松本市今井その1総合球技場トイレ改修工事)を無断変更して入札を行ったことに対してお詫びの話しがありました。 その後、双方から何の連絡もなく現在に至っております。
高野係長から電話が有った時点で中断いたしておりますが、調査及び設計図の一部は既に終了しており作業費用が発生しております。 つきましては、当社作業費用を積算し、請求書として請求いたします。
請求日から1カ月以内に支払いなき場合は、当方設計図偽装変更の上入札に及んだことに対しての責任の所在と、損害賠償請求を起こします。 作業費用の支払いがあれば、それを持って終了とさせていただきます。
平成28年2月17日 株式会社 章設計 平成28年10月12日
この文章と請求書を送付したら
向山課長から電話がありました。「どういう事でしょうか?設計したという事なんでしょうか?」 はい、前回お話しした通りの事で、課長さんから事の前後を確認してお返事をいただけると言われましたので今までお待ちしていました。何も返事がないまま年が明けましたので、当社は今月が決算月、ですから仕掛かりで有りましたが請求させていただきました。同封してある図面は確認いただけましたか? 「よく分からない。高野に聞いてみますが設計を依頼してあったという事でしょうか?」 課長さんが知らないということは驚きですが、こちらでは高野係長さんに最初から課長さんに会うことを前提でお願いしてきました。でも、高野係長さんはなぜか課長さんに会せようとしないようでした。その理由は分かりますが、課長さんが存じていないとのことは当社では対応できません。平成28年10月13日
確認して電話をいたします
「私は何も聞いていなかったので高野に確認しましたが、そのような事は無く章設計さんには委託していない、何も図面は修正していない、と言っております。」 委託していないとかではなく、平成27年度のトイレ改修事業を公示して入札に及び、それが不落と成って応札業者に不調の原因を問い正した! という事実はないのでしょうか?! 「そこまでは確認していないです。」 そこを確認して、そこから始めなければ無理でしょう。その不調の原因、それは当社の設計図書に無断で手を加えた。その上、手を加えた箇所に大きな間違いがあり、それによって入札が不調となった。その事実をまず確認してください。 平成28年10月14日
高野は移動した
高野さんに聞けばよろしいことじゃないですか? 「高野は移動しました。移動したと言っても同じ庁内ですが、確認する事は出来ますので・・またお電話さし上げます。」
何を考えているのか?
課長なんだから、最初から見直して一つ一つ確認していけば当然分かることではないか。 事実のみ客観的に確認すれば誰でも分ること、何故それをやろうとしないのか? 安易に部下の言葉をうのみにして、対外的に発する事は無責任の何者でもない。
だから取り返しのつかない事に成る。
あやまちは過ちとして気付いた時に修正すればすむ事である。何故そのように行わないのか? 平成28年10月15日
責任逃れ
やってはいけない事をやろうと思う人はいないだろう。結果的に悪くなってしまうことはやむを得ない。 問題はそこからである。 その時点で対応し、間違いは間違いとして対処すれば何も問題は残らない。 なのに、なぜその誤りに気づいても隠してしまうのか? その事が大きくなっていくのは誰もが対処しないのであり、誰もが責任逃れをしているのに他ならない。
電話が来た。
「あのう、この請求金額をお支払いすればよろしいですか?」 え!はい、支払っていただければそれで結構ですが。
「では振り込みですがそれでよろしいでしょうか。」 はい、請求書に支払い口座を入れていますのでそこに振込願います。 ところで、高野さんには確認が取れましたか?分かったようですか? 「高野はもう移動していますので、この課とは関係ありません。」 平成28年10月18日
そうですか・・あの一つ聞きたいのですが
「はい、何でしょう。」 松本球技場のトイレ改修二期工事は中止なんですよねえ? 「あ、それは・・何とも言えませんが。」 え?! まさかやるのではないでしょうね? 「トイレの改修はやらなきゃならんことで・・」 待ってください、それはおかしいと思いますが、やるのならどのようにするのでしょうか。設計は?また入札とするのですか? 「そこはまだ考えていないですが。」 今回、当社の請求は二期工事の設計図面代と調査費ですよ、二期工事をやるのであればそれに当たる費用の支払いをしてはダメではないですか? 平成28年10月20日
随意契約
やるのなら支払ってもらってはダメでしょう。
そちらで建築設計図をそのまま使っても電気設計は最初からしなければならないですよ。設計書も新たに作成しなければならないし、当社の設計料問題の対処でなく、間違ったところ、設計しなければならないところを明確にしたうえで、外部発注をどのようにするのか? を検討しないと出来ないと思いますよ。
分かりました。
「そうですね、分かりました。また会計と相談してお返事差し上げます。」 平成28年10月21日
それっきり
また電話します。 と、言われましたが、それっきりでした。
待てど暮らせど来ぬ人を の世界なら情緒もあるのでしょうが、行政機関が民間に伝えた約束事を破ってはどうしようもないでしょう。
きっと皆さん泣き寝入りするんでしょうね 『県に言ったって無理』『県職なんて責任とらなくて良いんだから』『文句を言ったら指名から外されるよ』 こんな三原則 言われる方おられますよね。
どうもそんな感じでした。
球技場外に計画されたトイレ増設工事の設計業務、飯田市が含まれる南信地区エリアから松本近郊エリアに変更され発注されたようですね。
トイレ改修二期工事はどうなったのでしょう?
「お電話差し上げます。」から半年も経過した8月23日、やむを得ず向山課長にメールにて質問しました。 平成28年10月24日
その返事が、いきなりの公文書です
平成28年8月23日に向山課長に送付したメールの内容
向山課長様
平成26年度 防災・安全交付金(公園)事業 松本平広域公園 松本市 今井その1 総合球技場トイレ改修工事
上記設計における当社設計図書を担当係長が当社に無断でその設計図書を作り変えた件 、並びに、その作り変えた設計図書で平成27年度工事として入札に及んだ件、加えて、不落となったとして当社にその責任の所在を求めた件
以上の件について、以前向山課長さんと話をさせていただきましたが、何も明らかになっていないので調査して善処する。と、お返事をいただいたまま今日に至っております。
お待ちしておりましたが、少し常識の範囲を超えているのではと考えます。つきましては、近日中にその解決の方向性をお示しいただきたく存じます。 ・・・・
早急かつ、明確な方向性を示していただければ、こちら側も第三機関で争うつもりはありません。 平成28年10月25日
公務員保護法
明治維新からの悪法だが、公務員の職責は問われないようになっています。 どうもこの法律が彼等の後ろ盾として間違った作用をしているのではないかと疑ってしまう。
この法律は、消えた年金とかに見られるような行政施策や施行においての費用対効果の成果が出ない場合とかの行政業務の範囲内に限られている事が分かっていない。
今回の事を例に挙げれば。
高野係長が課長に何の相談もなく単独で判断し進めたことだが、この事は内部の問題。
一番の問題は、高野係長が独断で進めた工事入札物件を課長が何の精査確認せずして外部(民間)公示し、入札を行ったことである。 平成28年10月27日
その事において発生してしまった不正と思しきこと
成果品の判断 (今回の成果品とはその設計図書である) 平成26年の設計図書を資料として使用することは何の問題はない事であるが、平成27年の設計図書として使用するとなると幾つかの問題が出てきます。
問題点 1 設計図 設計事務所名と設計者の資格(1級建築士)の責任において作図されている
いわゆる、成果品は建設事務所に帰属するが、『設計図には設計者の資格責任が存在している』ということです。
問題点 2 平成26年の設計図(CADデーター)に手を加え、設計事務所名入りの名称入りのまま公示した。
何人であっても、成果品であっても設計者以外が手を加えたら設計図はその設計者の設計とはなりえない。
(建設事務所名入り図面にて公示すれば何も問題無かったのだが)
問題点 3 設計書(工事費積算見積書)の作成に間違いが生じた。(資格ある設計者でない者が作図し積算した)
電気工事の設計図を作成せず、見当で単価を入れたために起きた事象。 平成28年10月28日
二次的な不正と思しきこと
問題点 4 高野係長が起こした間違いを設計者の間違いとして向山課長に報告し、向山課長は設計者(章設計)にその説明を求めた。
問題点 5 高野係長は事の事実を課長に報告せずして、設計者に対し平成27年度球技場トイレ改修工事の設計発注を行った。(この件で課長に確認を取りたいと申し入れたが、課長には言っておくと高野係長が返答)
問題点 6 設計契約に際し、随意契約を考えている、相見積もりを提出せよ。相見積もり設計業者は平成26年度球技場トイレ改修工事の応札設計業者(松本市)に限定する。と指示される。(それは出来ないと断る)
問題点 7 設計期間中に高野係長から電話が入り、「設計を進めるのを少し待つように、追って連絡する。」と言われたが、その後何も連絡はない。 平成28年10月31日
松本建設事務所長 石井さんにお願いします
公文書を発行なさる時は、重々調査確認してください。 事実でないことの中で、結果だけを求めても何の解決にもなりえません。 全県から見れば些細な事ですが、このような体質で物事を進めていきますと、より一層の大きな事へともなりかねません。
当社においては、松本建設事務所維持管理課の不明朗な指示の中で振り回され、実際に損害が発生しております。
もう少し、常識と誠意を持った対応で解決していただくことを願います。 平成28年11月1日
松本建設事務所維持管理課内で行われた事とその経過は以上です。ここまでの文書は、松本建設事務所長と維持管理課にメールにて送付します。
長野県建設事務所と松本建設事務所の総務に、11月1日に送付しました。
大きな会社でも行政でも、人が関わり合って成り立っているのが社会です。 そこに法律を持って当たるような事は決して良いことではありません。 なぜならば、人は話しあう事によって分り合える事が出来るからであり、それが一番良い解決と成るからではないでしょうか。
責任がとれない責任感が有る公務員は、『話しあって解決をしよう!』とすることが、課せられた『責任』なのではないでしょうか。 平成28年11月4日
誰かがやらなければ
どうして県職の皆様は隠してしまうのでしょうか? なぜ、何も無かった事のように消し去ろうとするのでしょうか? この人達、どうしてこの様な考えなのでしょうか。
この様な事、民間であれば訴訟問題でしょう。 交通事故でも同じです。被害者と加害者が存在します。
交通事故で有れば、そっちが悪い!いや、そうじゃない!と言い合っても解決することでないから、第三者(保険)で結論を出す事に成ります。 事故は目に見えて、それなりの損害も明らかになるからそうして解決するでしょう。隠したり、隠そうとすればそれは別の犯罪となってしまいます。
なのに、県の姿勢はどうなんでしょうか。
今回の事、課長も係長当人も、嘘をついてまで無かった事にしようとし隠そうとしています。対外的に発した言葉さえ消し去っています。
異を唱えれば。
最後には公文書発行です。その内容も責任逃れの綴りばかし。これが行政なのでしょうか?平成28年11月8日
誰かいないのでしょうか
行政業務とは何でしょう?! 市町村であれば住民の、県であれば県民の、サービス業務なのではないでしょうか。
公務員の皆さん、あなた達はサービス業なのですよ。 そう思っておられる方のほとんどは、一般職員のような気がします。 民間でも、役職になると張り切りますねえどなたでも、それは活力であり励みでもあります。が、合わせて責任感もより強く生まれてくるのではないでしょうか。
それが正しく行われればよいですが。
民間では責任感なんてありません。何かが起きてしまえば責任を取るのです。また、部下が起こしたことでも責任を負うでしょう。隠そうなんてすれば、それはもはや犯罪となってしまいます。
それが当たり前の社会です。
今回の松本建設事務所の件、話し合いで解決されることを望んでおります。そのことに気づく、『誰かがいること』に期待します。
天下りの現実 天下り会社をつくる県幹部職員
霞が関にある多くの天下りは、官僚の構築構造の欠陥を補うものでありましょう。
天下りについて国民がとやかく言うとすれば、そこに “法外” の存在が明らかとされた時です。
地方公共団体にも当然ある天下り
私たちの長野県ではどうでしょうか。天下り先は有るのでしょうか?
国と違って官僚構図からなる欠陥は無いと思いますが、あるとすればどの様な理由から成る天下りなんでしょうか。
これから書き出す実態は現に存在している天下り会社、それも建築という狭い範囲においての実例で有ります。また、この世界に身を投じてきた者として、「大いなる疑問」を感じているからこそ、明らかとしなければ成らないと判断いたしました。
しかし、私は天下りを全面否定している訳では有りません。県民の皆様にその実態を分っていただき、県民の皆様の目の届く範囲での改善を望んで書き出していきたいとしています。 平成29年5月8日
再就職
民間の定年は一般的には60歳でありました。それが変わってきたきっかけは “消えた年金” からでしょう。
あの金はどこに消えたのでしょう?
そのような事は国民のほとんどが知っていること、ですが、その件において私たちの年金が減額されるとは夢にも思わなかったのではないでしょうか。
国民の心は広い
いつしか消えた年金は忘れ去られ、国民はぶつぶつ言いながらも新しい年金制度の中で第二の人生を模索し始めています。
そこには “忘却” と言う人類普遍の防御策が備わっており、あれほどの事も受け入れて何事も無かったがごとく過ごしていくのです。
ここで少し立ち止まっていただき、考えてみてください。
私たちは新しい年金制度の中で再就職を余儀なくされております。そこには天下り先は存在しておらず、再就職どころか “再雇用” という、バカバカしいくらいの暫定的な制度が出来ただけであります。
県職の天下り
県職の天下りは、新しい年金制度の中で出来たものでありましょうや? 平成25年5月15日
天下りなどと言わなかった頃
戦後の民主化の中で三権分立を主柱とする国家が形成されるとともに、行政事務を担う公務員制度が確立されました。基本的に公務を行う職であるからして、それは社会の範となるべき形態が成されなくてはならず、いつしか公務員のための公務へとしていくにはと、公務員(官僚)が何事も決められる優遇制度へと変わることになりました。
各省庁のトップは一人(当然のこと)のピラミッド形の構成は、一般社会における会社制度へも取り入れられてきましたが、そこには競争社会という現実が生まれることとなりました。しかし、公務員制度の中で競争原理が働くわけが無く、絞られていく人事に対しての保護制度が今で言う天下りとなったわけであります。
限られていた天下り先
官僚による行政は当然のことですから、優遇制度は明らかに優遇されていなければならず、ふるいにかけられた公務員は自身でその希望先が選択できるような仕組みが必要でありました。
行政関連の不要とも思われる外郭団体はそのためにつくられたものであり、民間団体(会社)も、行政と深いかかわりを持つ業界がその天下り先となったのです。 平成29年6月6日
地方公共団体にも当然ある天下り先
国家公務員にあれば地方公務員にもそれは当然なるものであります。無いとしたら、それこそ平等性という基準が無くなってしまいますからね。たとえ、それが内輪の話しであってもね。
官僚ほど能力が無くても、それは簡単なことであったかと思います。何故かと言えば、官僚がその仕組み(マニュアル)を作り上げていましたから “右にならえ” で済むことでありました。
国家公務員と地方公務員
国家機関の運営業務を行う国家公務員と違い、地方公務員は住民の生活に携わる業務が中心と成りますのでそのスケールは小さくなりますが、様々な部署とその全体に携わることが出来ます。
技術端と事務職
行政業務の中心は事務職にあり、地方自治体の構成もその事務が中心と成っているために当然外郭団体もそれに沿っております。簡単に言えば、天下り先は “心配無い” ってことであります。平成29年8月16日
心配あるのは
大北森林組合の不正受給において安部知事は「職員弁済」という大きな決断をしました。
県民の7割以上がその決断を指示しているとの事には、常識ある県民性が表れていると感じています。
知事においては苦渋の決断と言わざるを得ない事であるが、県民側では当たり前の事で有るということです。このことは、今後の県政にどのような影響が出るのでしょうか。
10年先
「職員の士気に影響するのでは」との意見が有ったとのこと、これは正しく本質を捉えての意見で無く、知事決断への前哨の意味合い(言い訳)という事である。
職員は魔女狩り的に捉えているのだろうが、それは公務員たる者の特殊な考え方から成るもので、世間(民間)で有れば弁済の上首になっていることであると、心に刻むべきではないか。
安定した職業で、それなりの仕事をしていると世間は見ていると思い知ることが、公務員には必要なことではないかと感じる。 平成29年9月13日
天下りと再雇用
再雇用制度が社会的に確立してきたのはここ数年で有ります。 年金制度の破たん危機において、国はその存続手段の一つとして国民に意識改革を植え付けました。
そもそも年金制度の破たんは豊満な基金の運用に有り、特定的な上級公務員の福利厚生的な施設の建設に多くの基金が使われた事が着火点で有った事は既成の事実であります。
なのに、国はそこに弁済を求めてなく、また、二束三文で色を抜く作業を行っただけで有りました。
年金破たん危機は国民の力で
定年が63~65歳に引き伸ばされる事を国民は良しと考えた。「なぜ我々に振るのか?」と疑問を持たないのは、「まだ働ける」とした個人の感慨であるのを気付いていない。
20年学び40年働く、それからの20年こそが人生であることに国民は働かざるを得なくなった。
天下りと再雇用の違い
ピラミッド形を社会の構図とした時点で、霞が関の上級役人は天下りで不満を解消したのである。
好きなように金が使えれば、好きな様に金が流せるのであります。
長野県の天下り先
県職員が増えたのか、思うような天下り先が少ないのかは分からないが、幾つかの天下り先が新たに作られている、作られてきたと思う。
作られた天下りは特定的な権利を有する事がある。そしてそれがあたかも長野県方針だと世間に錯覚させていることも事実ではないかと考えている。
飯田市の行政には綿半と言う商社がこびりついてしまい、癒着が不正と成って腐敗してしまった。
長野県には綿半の様な企業が同じような状況に有る事は無いのかと少々不安に成って来ている。
それはたしかな状況ではないのか?と感じるのが、幾つか増えた天下り先である。 平成29年12月10日
施設課のおごり
施設課を目の敵にするわけではないが、建築という専門知識がこの課の根幹であるからしてなおの事その社会的な責任が強く有ると考えています。
専門家と聞けば、何かにつけ人は信用するものであります。そこに持って長野県の看板が有れば、信用するとかは別次元でまったくの事実として人は受け付けるでしょう。
施設課の天下り先
それはどの課にもある業者取引先でありますが、それらは民間であり経営状況において年次ごとの変動があることは想像に難くない。また、安定している企業ならばその席数も決して増えることは無いと思われる。
需要と供給のバランスが安定しなければ需要先を増やすしかないと考えるのは当たり前の事であるが、そうは言っても取引先は限られており簡単に増やせるわけではありません。
施設課の取引先?
施設課の取引先って有るのだろうか? 一般の県民であればそのように感じるのではないでしょうか。 それが実は有るんですよね。 メーカーという建材会社であります。
具体的な事例
古くはタイルメーカーであります。長野県の建築施設の外壁にタイル貼りが多いと気づいておりますか?
遡ること30年前、この頃の一流タイルメーカーと言えば伊奈タイルでありました。このメーカーが施設課にこびり付いたのは想像の如くでありましょう。
ツケが回る
30年前から東海地震が叫ばれており、外壁のガラスやタイルの落下が危惧されておりました。その様な時代背景があったにもかかわらず、施設課はこぞってタイルの外壁を推奨してきております。
時は流れなくとも結果は明らかで、タイルの剥離落下は既にその症状が現れていたのであります。
早々に施工業者の瑕疵を仕様書に歌い込んでみたものの、実態は二年の瑕疵期間を離れてしまい、苦情の声もまた、内部事情として封印するしかなくとされてまいりました。
神戸大震災
落下において二次被害が出るようになったとき、施設課は慌ててその対処に乗り出すが、事すでの遅し、もう一つの大きな問題が併設していたのでありました。 平成30年6月15日
100%の天下り先
施設課の、または地域振興局の建築課の職員に聞けば、何の屈託も無く話が聞けると思います。
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