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飯田市 きづかない疑問と隠された疑惑

飯田市建築課  現在は地域計画課としている  ここにある多くの疑惑は40年以上の積み重ねである
人は代わっても  長い間染み付いた負の慣例は  当たり前のように染みついている
誰かがいつか正すだろう  染みつかない人間は必ずいるもんだ  しかしそれはもはや虚空と化してしまった
社会の形で、建築設計事務所協会と飯田市建築課の過去の癒着について書き出してはいるが、今も平然と続いていることに愕然とする
癒着と書けば、誰もが思いつく先は『お金』のこと 現ナマであれば個人で片付くが、事業費となればことは厄介である                               平成28年11月19日

 田中康夫の知事時代、松本建設事務所で起きた土建業者との癒着は、土建業者がパソコン機器を裏提供をし、その見返りに予定価格を教えるという構図でありました。(これも氷山の一角ですが)
このような事が恒例化されている現状を打破するには、入札制度そのものを改革しなければならないとして乗り出しました。 はたしてその成果は大きく、県の入札制度の透明化により行政と業界の癒着に終止符が打たれました。
 田中康夫知事に反対する業界。
この様な地方公共団体における癒着というものは、各業界と職員の間に留まらず、当然の如く議員の間にも存在するものでした。 だからこそ裏の世界が染みついた業界は、反省するより先に田中康夫知事の再選を阻む議員連合のバックアップ業界に成り下がったのであります。     平成28年11月21日

 追従出来た市
 建築設計という業務を発注するにあたり、行政はその見識と資格を持ち合わせていれば可能な事であります。市程の公共団体ともなればそれだけの人材育成を行ってきており、一般競争入札制度を本格スタートさせても戸惑う事はありませんでした。 県下の市は県の入札制度改革の波に乗り、ほどなくそれを達成する事が出来ています。
 だがしかし飯田市は。
現在も『指名競争入札制度』を採用しています。 何故でしょう? なぜ?飯田市だけがこのような旧態依然としたままでいるのでしょうか?                    平成28年11月23日

 設計事務所協会との癒着
 長い間、設計事務所協会に入っている設計業者しか指名してきませんでした。行政においてこの様な指名方法は当然不正な行為であり、場合によっては捜査対象とも成りえることでしょう。
 内規とは何でしょう?
内部規則はどの様な組織にも在ることで、それにより種々の判断基準とされています。 しかし、法に抵触するような規則は存在している事はありません。
 特定的な団体を固定する。
飯田市のように、『設計事務所協会員にしか指名しない』という事は、当然法に抵触してしまいますから、隠されている内部規則という事になります。                平成28年11月26日

 悪しき慣例
 飯田市建築課(地域計画課)の職員は移動が有りません。それに加え、何故か分かりませんが他の課に比べ多くの職員が居ります。 移動がないのは限定的な技術職の性でありますが、多くの技術職員が必要とされる課ではありません。 ここに閉鎖的な、伏魔殿と呼べるような体質が存在してしまうのです。
 建築主事という役職が有る課。
平から係長、課長との流れはどこでも同じですが、この課には他とは違う特定行政庁業務の役割を担っている建築主事という特定的な権限を持った役職が存在します。
この建築主事という役職には、建築確認業務の一切の権限(建築基準法範囲)が与えられており、この事があたかも絶対的な事だとの認識を内にも外にも植え付けてしまっています。
 この様な認識を向上心として持つのであれば理想ですが、ほとんどの場合、自分たちに与えられた地位と勘違いすることの方が多いでしょう。そうして勘違い感覚のまま、上の者が引き継いできた悪しき慣例を当たり前のように引き継いでしまうのです。                 平成28年11月28日

 役人感覚
 お役所仕事という言葉の如く、地方自治体いわゆる役所は平然とした体質が蔓延していました。 汗をかかない仕事をしていますと、やがてそれは、“おごりと怠慢”が蔓延することになり、一般社会では考えられない無責任な対応や処理が平然と行われることにつながってまいりました。
 飯田市もその例にもれず。
官公庁における不正の数々は、その様な無責任体質と行政権利業務が行われているところに多く発生していることも事実です。 その様な不正が発覚しても、報道されるのは大きな金額とか政治家が絡むようなニュースバリューがあることばかしですが、こんな田舎でもまったく同じような事が起きています。
 表に出ない?
そんなことが有れば新聞に出るだろう、なんて思う方がほとんどでしょう。
確かにそうですね、不正があれば新聞に出るでしょう。でもそれらの不正には警察が介入してこその報道だと思います。                               平成28年11月30日

 隠される不正
 隠すとか隠されるというより、当人達にはその様な事に対して考えるようなことは全く無く、ごく当たり前の業務として処理しています。 悪いことだと思わなければ罪の意識も無く、修正しようなんてことは思ってもみないでしょう。
 業者の姿勢はどうなのか。
建築課に関係するのは建設業界と設計業界です。 建設業界は指名基準(一般)の中で統一されていますので、直接的なものは何も無いでしょう。
 設計業界は、設計事務所協会員にしか指名しないという飯田市建築課の、“闇の内規” が存在することにより双方の利害関係が発生しています。                    平成28年12月2日

 利害関係
 癒着や不正が有るとすれば、利害関係が発生していると考えるのが普通です。 飯田市程の大きな市で有ればその様な事が万が一に有ったとしても、それに気づき修正することはた易いことです。
 間接的な利害関係
利害関係で不正が発生する場合は一対一となります。ですから目に見える不正で実際に授受されるもの(金など)があります。 しかし、間接的な利害関係であったとすれば、それは目に見えない巧妙な仕組みで隠されています。
 癒着
飯田市建築課と建築設計事務所協会飯田支部に癒着があるとしました。それは40年以上も続いてきています。
 ここにどのような不正が有るでしょうか。
ここに有る利害関係は一対一の不正でなく、第三者が存在します。 その第三者を介在させるために、飯田市建築課は考えられない制度を作り上げました。               平成28年12月4日

 その制度とは
 昭和の終わり頃からでしょう。飯田市建築課から通達がありました。『設計事務所の直接的な営業は控えるように』まあ、人の口ですがね。
 建設業界へも通達が有ったと聞きました。
建設業者はランク付けの指名基準が確立され直接営業が不要となったものでしたが、設計業界は違いました。
 通達は建築事務所協会に。
『指名は建築設計事務所協会へ出します。代わりに直接営業をしないよう各社に知らしめてください。』
 何てことでしょう!?
この事に違和感を唱える人は誰も居ませんでした。特定的な権利が与えられたとして鈴木設計などは鼻高々なる始末。
 小平設計は建築課に批判されました。
学校の設計監理を請け負っておりましたが、建築課の完了検査時に建築課と同じ立場で建設業者に向かって不備を指摘した! 設計事務所は建設業者と同じ立場で検査を受ける側ではないか! とのことでした。
 施工業者が頭にきた。
小平設計に工事不備を指摘された施工業者が頭に来たのでしょう。それを察した建築課職員が「その様に言っている」と口にした。そちらの方が事実でしょう。
たしかに言い方を変えれば、そう取れる事でしょうね。 その様な施工業者側からのご注進を口実が根底に有ったのではないでしょうか。 『監理を建築課で行う』           平成28年12月6日

 飯田大手ゼネコンの力
 『土着利権!』 今では死語のような言葉であるが、この時代、それが社会の根底に有りました。(今でもありますよ村部では) お抱えの市会議員は勿論のこと、市長でさえつくり上げるほどの力が有りました。
 頭にきた施工業者。
その様な力があれば、市の建築課なんて造作もない。 『現場監理は建築課が行う』 この様なとんでもない方法が始まったのです。
 言い分なんていくらでもある。
理由なんて後付け、飯田市の勘違いは止まることを知らない。 『建築課に1級建築士が居ればできる事』
 出来ることと、やるべきでない事の区別が出来ない。
設計者は第三の立場で業務を遂行する事が当たりまえの事、なぜならば、利権や癒着が多く発生する業界であるからです。
監理は設計者が行うべきもので、万が一、癒着や不正が発生してしまっても、その責任は設計者や施工業者が負うべきものであるからです。 それが、『行政との唯一の線引きなのである』 平成28年12月8日

 上から目線
 飯田市の職員、特に申請関係に携わる、特に係長・課長クラスに多く見受けられるでしょう。たしかに長年の経験で知識も有るでしょうが、その様な態度を多く感じたことありませんか?
 まあ人間性の問題でもあり、みんながみんな、という事はありませんがね。張り切りが、裏返っている事に気づかない職員は多かったです。
 強きに屈し弱きに・・
ゼネコンに屈する姿勢はみっともないくらいでした。通常は逆だと思いますがね、飯田市は違いました。それもそのはず、市民の皆さんの方が詳しいでしょう。
 そういう関係が、不正につながっていくのです。
『飯田市建築課が、建築士業務である監理を行う』 なんて、建築士法を無視した傲慢な事を行っているのは日本全国で飯田市だけでしょうね。                   平成28年12月10日

 建築士法違反
 設計事務所側には明確な法律、『建築士法』があります。建築士法に違反すれば、その業務が停止されるどころか、場合によっては犯罪として刑法が適用される場合もあります。
 常識で考えてください。
行政で設計業務が出来ると思いますか? 1級建築士が居れば設計業務が出来ますか? 監理業務は設計事務所でなければ出来ないのです。 建築士法に明確に記されております。
 なぜ?飯田市は、建築課は、法律的に出来ない事を行っているのでしょうか!?

 浅はかな知識と浅はかな人達が、行政にも、民間にも存在した! と、いうことでしょう。
そこには、『不正』が存在します。 そして、そのことは今もって続いています。
 その不正を、これから『実体験』をもって書き出していきます。
飯田市の職員(退職した者含む)、業者(下請け含む)、設計事務所(設計事務所協会員)、そこに関連した者は、『実名』でもって書き出します。
阿智村の不正と同じく、その事が毀損にあたると思われる方は私を訴えてください。どのようにも責任を持って対応いたします。
                           平成28年12月12日
IIDA                                        unfair

 山本杵原中学校改修設計
 2007年ころの事業です。 設計事務所協会員にしか指名しない! と建築課長からハッキリ伝えられた顧問は、市長に直談判をしました。直接市長とは話せなかったが秘書課長に話を聞いてもらえたと、そして設計事務所協会に入っていない設計事務所2社の協力を得て任意団体を組織化させた上で、団体での指名参加を求めました。
 秘書課長から話しが届いていた。
まあ、建築課としては渋々であったと思いますが、その翌年から指名に入るようになりました。しかし、設計事務所協会には建築課から随時その様な報告が届いていたようで、すっかり受け入れの準備はされていたようです。
 最初のお言葉を賜る。
設計事務所協会は談合の団体ではない。飯田市が、直接営業は困るということから始まった相互協力の方法である。
強いては、設計事務所協会に従ってもらわなくては受け入れることは出来ない。  平成28年12月14日

 何のことは在りません
 順番を遵守せよ! と言うことである。そういう事は、これから先しばらくは回ってこないということ。 そんな身勝手なことを今更聞く耳は持ち合わせていませんから、「私たちも設計事務所協会と同等の立場で指名を受けるようになりました。私達は私たちで対応します。」と、お返事させていただきました。
 初めての経験にビビったのか。
どこの物件だかは忘れましたが念願の指名に入りました、それも三社ともです。初めての経験で少し興奮しました。 指名の喜びで二社に電話を入れました。 どうします?頑張りますか? そう聞く私に戸惑ったのでしょうか。「初めて何で、それに事務所協会が黙ってないでしょう。今回は辞退します。章さんが行くのならば頑張ってください。」「うちはいいよ、今忙しいし、最初に取ったら市に意地悪されそうだし・・」  平成28年12月16日

 最初の指名
 二社とも指名に入れただけで良かったとしてくれました。最初の指名で事を荒立てたくないとの気持ちも有りました。 これで、事務所協会にも変化が現れることに期待していましたが
(最初の指名は、社会の形のコーナーで、11月14日から書き出している事に繋がります。二度目の指名についても社会の形のコーナーで書き出します)
 三度目の指名は山本杵原中学校。
このときは頑張ろうと決めました、それには理由が有りました。 事務所協会には期待する変化は見られず、却って対立軸を鮮明にして、私たちの団体を排除しようとされました。
 またも妨害される。
今度は頑張りましょう!と、一者に電話を入れました。「実はもう辞退届を出しました」平成28年12月19日

 そこまでするのか
 何故辞退までしたのですか?辞退などしなくても良いのでは? そう聞く私に、「毎回毎回電話が入り、取る気があるか?どうなんだ!と、とてもじゃないですよ。辞退届はそんなうちの姿勢です。」
 燃えてきました。
正当性はどちらにあるか!? そんなことは言うまでもありません。 何としても取る!
 入札が明日に迫った時、ある設計事務所から電話が入りました。 この設計事務所の彼は信頼がおける人物です。
「事務所協会ではうちの番だと言ってきた。うちは順番だとは思っていない、章設計の動きを察しているからうちに回しただけだ。章さんがいくならうちは構わない」 そうですか、それはビックリした話しですね、でもあなたの立場が悪くなるんでは? 「いや、そんなことは構わない。私も設計事務所協会と飯田市の関係は由としていない、でも内に居ては言えない」 でも、私としてはその様な話を聞いたとしても “そこ” でやるわけではない。うちはうちで頑張る価格で入札しようと思っています。平成28年12月21日

 彼等の思うつぼ
 彼もそれなりの覚悟をしたのだろう、なぜなら、章設計が落札すれば、責められるのは彼だからだ。(この人は園原ビジターセンターの提案型プロポーザルに参加し、鈴木設計に根回しされえた説明会に余りにも酷い!と、当社に同情してくれている)
 当社がいかにも取るのを目的とした金額で入札したとすれば、設計事務所協会の思うつぼになってします。 それは、最初から当社が行くと分っているからです。だからこそ、取れない仕事を面白く思っていない設計事務所に順番だとしてなかば押し付け的に回しており、それが分るから特別に安い価格を入れても、それは設計事務所協会の思うつぼにはまってしまうという事となってしまいます。
 おバカさんを相手にするのは分けない事。
何も当社が取らなくても良い!と知らしめてくれました。
当社の金額が高ければその設計事務所が取るだけであり、私と思うところが同じ人なんだから、どちらがとっても私たちの目的が達成する事になるからです。              平成28年12月23日

 ね、おバカさんたちでしょ
 このように長い間、飯田市建築課と癒着を続けていますと正常な考えがマヒしてしまうんでしょう。また、元鈴木設計の社長であった伊藤さんが仕切らなくなったことも、それなりに悪い人たちに悪い影響が出ていたんでしょうね。(^o^)
 当社が落札できました。
宣戦布告をしていたから、これからが大変です。 彼等は必ず、“仕返し”を始めてきます。それは当然でしょう。私のようなやり方を認めてしまえば、これからも思うような、“談合”が出来ない!ということですから。
 この時の建築課長が誰あろう、『倉田』です。この男が飯田市不正の親玉でした。平成28年12月25日

 正攻法
 経過はともかくも、正攻法(?談合組織に対抗しただけですが)で進めたとの自負はありました。でもこれで、これから先も同じ手法が通用するとは考えていなかったです。
 仲間を大切にする。
章設計だけでは出来なかったこと、他の二社が協力してくれたから出来たこと。 二社に声を掛けました。 「一緒に設計をお願いします。」 都合により1社は参加できませんでしたが、1社は快く受けていただけました。
 他の1社から声が掛かっていました。
この設計事務所は設計事務所協会に入っています。(当然のことです。設計事務所協会は社会に寄与する貢献団体ですからね) 以前、消防署分署の新築工事に於いて近隣区域の設計事務所が指名を受けたとき共に指名され、そこの設計事務所が落札しています。彼は「一緒にやりましょう」と一部下請けをさせていただきました。そのお礼ではありませんが、彼に声を掛けてお手伝いをお願いしました。平成28年12月28日

 設計分担
 たしか630万が落札金額であったかと、設計内容は、校舎棟は外壁改修と内部教室の仕様変え及び改修、体育館が建て替え改築でした。 校舎棟をA社、体育館をB社とし、当社は総合と積算業務、設備設計は建築設備士
 この様な構成にて、最初の顔合わせを行おうとしたところ、B社から「章設計さん申し訳ないけど、うちの名前はは出さないで頂けませんか?」と、言われました。 それは、「私は設計事務所協会に入っています。これが聞こえていくと、事前に話しをしていたんじゃないかと責められ、一つの仕事を消化したとして減ポイントされる。」との事でした。 そうですね、分りましたが打ち合わせには出ていただけませんか?と、再度聞きましたら、「いやそれはダメです。建築課が知ると筒抜け何で・・」 ・・正直お断りしようかと思ったくらいです。                      平成28年12月30日

 何かおかしい
 落札後、建築課に出向きました。建築課の担当者は牛山技師、改修改築計画書が示され概略説明を受けました。 廃校されている校舎であるが、地区が文化施設的な保存の中で維持管理を行ってきているとし、改修にあたっては今のまま、特にこのイメージを壊さない改修をしていきたいとのことで有りました。その事は計画書にも書き記されており、改築の体育館も当然のごとく《木造》で計画されておりました。
 顔合わせで驚きました。
牛山技師からは、「この事業は幾つかの課と総合的に進めており、関係課の担当と顔合わせを行いたい。」と、後日顔合わせが行われました。 顔合わせ当日8名は居たでしょうか、多くの職員にその熱意のほどが伝わり、身を引き締める気持ちになりました。
 目的がハッキリしていました。
何度か映画のロケ地にもなった校舎です。それは当時の風景がここに在り、地区の人たちも原風景を残したいとしている。
木造は当然のことであるが、飯田市の森林組合(林務課)もこの事業には参加しておりますので、地域材を使用する事も目的です。
体育館の改築は従来の木造建築では無理として大断面集成材を使用するが、これ以外には外壁も含めて地域材を使用してください。と、顔をそろえて全員の考えとして説明されました。   平成29年1月1日

 それは当然の事
 地域材を使用するというのは当たり前のこと、木材供給地場産業の基盤は正にこの事です。これが当たり前に考えられてこなかった事こそが、一番の問題なのです。
 スローガンを復唱するだけ。
残念なのはその本質の認識欠如、所謂知識がなく、地域材を使うという言葉だけが先行しており、口を揃えて復唱していることがありありでした。それが、この設計の結末に、大きな不正とも言える圧力、恫喝となって現れることになりました。
 地元からも、地元財産区からも
改修工事計画書を纏めるにあたり、山本地区では地元議員や区会などから成る建設準備委員会がそれを担っておりました。その中で気になる人が居りました。もと、W○○商社の役員です。
建築課の牛山技師も地元であり、立場上であったかも知れませんが、事細かく意見や考え方が集約されており、計画書の整合もとれておりました。

 具体的な要望は私の元へ。
地域材であっても、山本の木でなければ、山本財産区の木材を使用して欲しい。などと、もっともな要望は直接私に出されております。牛山技師にはそこまでの裁量権は有りませんから当然でしょうが。
 市にその姿勢はない。
地域材を!なんて姿勢は市にはない、「そんなことは建築課の扱い、たとえプロジェクトチームであったにしても口出しする知識もなければ熱意もないのです。              平成29年1月3日

 飯田市としては県産材の消費
 国が林業を立て直そうと内需拡大から始めた施策は、建築基準法から見直す必要がありました。
2階建てまでしか出来なかった木造建物を3階建てまで建設可能とするなどの規制緩和(制限)を行ったのです。

 追いつかない意識改革。
優良木造住宅マニュアルなどをとりまとめ、木造住宅補助金制度なども発令し、公共建築物の木造化への推奨を進めてきましたが、残念ながら “笛吹けど踊らず” 、例によってスローガンだけが一人歩きする状況でした。
 長野県だけが、「県産材の消費」を謳っているわけではありません。全国津々浦々で同じように木材の消費に取り組んでいます。
 飯田市を例に取れば。
市の姿勢、建築課の姿勢に大きな問題がありました。 『木材消費は県が言っているだけ!県の指導要綱なのだ。』 こんな程度の感覚でした。ですから、『公共施設は木造に!』などというのは正しくスローガンを唱えるだけの社交辞令であり、建築課の隠されている重要課題は、『全ての公共施設を鉄骨造に!』が、事実上の目的でした。                       平成29年1月5日

 県産材と地域材
 設計仕様書には県産材とするように! 県の指導要綱は県産材の消費である、地域材を使用せよとは違う。 地域材と限定しても地域にそこまでの体制がない。 飯田市は、ヒノキ材の無駄を無くすよう独自な木材工法を取り入れてきている。それは落とし込み工法であり、それに対応する生産工場を飯田市は認定している。
 落とし込み工法とは何ぞや?
これこそが、例の倉田が言い出したお粗末な話しである。 飯田市(倉田)の考えは、木材加工生産では必ず端材が出る。それは処分されるだけである。その端材を柱と柱の間に落とし込み積み上げて外壁材として使用する。
 それは良い考えだ!
上郷の黒田人形館でもその様な外壁が使用されましたから皆さんご存知かと思います。 その結果、どうなりましたでしょうか?! 皆さんご存知の通りの結果です。
 馬鹿な考えで実施する飯田市に疑問?
木材を横にして積み上げる? このような事は木造建築ではあり得ません。なぜならば、木材の特質は圧縮や引っ張り強度であり、その強度は縦の繊維にしか応力が無いからです。 分かりやすく言えば、木材を横にして積み上げると、積み重ねた分だけ木材に横の力が加算されることとなり、経年とともに下がり続けるのです。                                平成29年1月7日

 結果は火を見るより明らか
 ログハウスをご存知ですか? 大きな丸太をそのまま積み上げますよね、同じように乾燥や経年によって段々と下がってきます。ですから窓や出入口には最初から下がることを想定した枠組みをします。建築に携わらない人でもこの程度の知識はあるかと思います。
 素人の浅はかさよりも怖いこと。
倉田氏が個人的に作るのならまだしも、それを市の予算で実施する事に大いなる疑問を抱きました。 記憶によれば、松尾辺りの木材会社に話しを持ちかけて特殊な製造工程(加工機械・刃)まで組み立てたようです。
 市の建築物は全てこの工法にする。
千代の保育園を設計するとき、この木材落とし込み工法で実施する事!と指示されました。この指示は建築課から出ていましたが、実際には倉田氏からの指示で有りました。建築課でない職員の力がこれほど大きい事に、「なぜなんだろう?」と、またその保育園の屋根を綿半商社取り扱いの特殊瓦にせよ!との指示にも、疑問と疑念を抱きました。
市を動かせ、税金を思うようにし、特定的な商社とつながりが有るこの男は一体誰なんだろう?と

 この倉田という男、飯田市庁舎建設の総指揮を執ったそうです。全ての疑問はこの男を解明すれば明らかとなるでしょう。そして、この男の追及は、飯田市長 牧野光朗 が行うべきことではないでしょうか。                                    平成29年1月9日

 杵原学校改修の隠された疑惑
 木造の旧校舎を当時のままに再生する、それに使用する木材は地域材で有ること。 こう聞けば、何と目的が明確な改修計画なのだ!と、思うでしょうが、蓋を開けてみれば何とやらで絵に描いた餅でありました。
 プロジェクトチームは機能していなかった。
市の職員のやることです、そんな事は最初から期待はしていなかったです。 ただ、牛山技師の計画書はそれらの目的が明確に表されており、唯一、体育館の基本構造が唐松大断面集成材工法(上伊那森林組合製品)だけがネックで有りました。(地域材でない) 他の職員はただの顔見せ程度で有り、口では地域材云々するが何も現状を把握できて無く、ただ、「校舎の方と体育館の外壁に板材を使用してくれれば良い」程度でした。                               平成29年1月11日        

 地区の要望が示されていない
 財産区の木材を使ってほしい等の要望は私に直接話が有りました。 その件について牛山技師に聞いたところ、「私は地元なんで上の者(倉田課長)には言ってありません。」との返答でした。
 ある面正常な形?
地元なので立場を考えて伝えていない、という事なのです。これは職員の立場として当然?と、見るのだろうか。 地元の人たちにとっては、「建築課の担当者が地元の人間だ」は、考えや要望が取り入れられるとして期待させることではないでしょうか。 飯田市全体から見れば、彼の言い分は当然と言われる方の方が多いでしょう。それに、その事を深く掘り下げて考える方はいないでしょう。
 牛山技師は何に気を使ったのか?
私が牛山技師の立場であったなら、答えは明確です。 地元なんですから、地元の要望に100%答える方法論を考えます。 それが、『技師』と言われる所存でしょう。
 そのくらいは牛山技師でも分かることです。
ではなぜ、“地元木材の使用”を上の者に伝えられなかったのでしょう。実は、そこが一番の問題なのです。 それこそが、『伏魔殿』と言われる元凶なのではないでしょうか。      平成29年1月13日

 独り歩きする地域材消費
 県職も市町村職員も真剣に考えて仕事をしていないのです。 上の者から教わってきた事がそのまま継承されているとのことでしょう。 中には正常な方も多く居ると思いますが、その様な職員が「何かやろう、改革しよう!」とすれば、「それは余分な事!」として戒められる風潮が有るのでしょうね。
 働きかけが議員であったなら。
不届きな議員は昔からいます。あたかもそれが、“議員の権限だ”なんて、市町村では当たり前の風景・光景と成っているでしょう。 議員から働きかけがあれば職員にとってそれは “大義名分”になり、それに答える事は将来の展望が開けるような気になってしまう者もいます。
 議員に真剣さが無い。
地域材消費に真剣に取り組んでいる市会議員、今までに何方か居られましたでしょうか? 飯田市も具体的な地域材消費計画を具体的に成された事はあるのでしょうか。
市会議員も飯田市も地域材消費の重要性や市場を何も理解していなく、県産材使用をただのスローガンとして受け止めているのではないでしょうか。                  平成29年1月15日

 杵原学校改修の建設委員会に市会議員も居た
 置いてけぼりにされている林業産業は、もはや社会の片隅に追いやられているのです。 「山の事は森林組合じゃないの?」、「林業は森林組合がやっているんだよ!」 どうでしょうか、由につけても悪しきにつけても、山の事が話題に成ればこのような感覚を一般の人はお持ちではないでしょうか。
 森林組合が林業をやっているのだ! は、今や公然の事柄のように捉えている方が行政に多いですが、それであればもう少し森林組合の地域材消費に対し、目に見える協力をすべきではないでしょうか。(市庁舎改築に対し、飯伊森林組合とみなみ信州JAが文書を出しています。この文書の真意を理解している市職員は一人でもいますでしょうか)

 この様な風潮では、行政職員であっても仮に林務窓口の職員であっても、右から左に流すのが当たり前になるのも無理が有りません。
 地区議員は何もしなかったのか?
そんな事はないと思いますが、少なくとも牛山技師には伝える事はしたでしょう。 しかし其処までで済ましてしまったのでしょう。そこには一応担当者には伝えたとする恒例的なものと、板材程度しか使えないとする自己判断も併せ持っていたのではないでしょうか。           平成29年1月17日

 問題はそれから
 山本地区の議員に限らず、この様な対応が議員の常ではないでしょうか。地区事業の建設委員会などに議員が参加していれば恒例的な手段を取ることが慣例であり、一歩踏み込めば職員達に圧力を掛けるなんてことも言われかねませんからね。
 これから先が試される能力。
牛山技師は、“其処”を考えたのでしょう。 自身が地元と言うことは、彼が周りの職員からそう見られていると感じていたのでしょう。 そこから先を判断して純粋に、“地元のためだ”として発言していく方もおられるかも知れませんし、彼もそうしたいと考えていたかも知れません。
 議員であれば、“その様なこと”は分かっていて当然のことです。議員に求められることはそれから先の事、“出来るか出来ないか”であり、それこそが地元議員としての努めではないでしょうか。平成29年1月19日

 隠れていた邪推
 私には分かっていました。牛山技師が一番気を遣っていたのは、倉田課長その者です。 建築的な知識が何も無い中で木材落とし込み工法を提唱し市の予算を思うように使う、その挙げ句失敗したのにもかかわらず堂々と課長の椅子に座っている。それも建築課長である。
 違和感は職員皆持っていた。
当然である、木材落とし込み工法の失敗は市の財政に大きな穴を開けているどころか、倉田氏の話に乗って設備投資した木材業者は倒産しているのである。 たとえ公務員保護法があったにしても、何らかの目に見える処分がなければ職員に対し示しがつかないのは当然ではないか。
 職員は理由も知っている。

倉田氏には市長と同じくらいな力が有ったのではないか、そうでなければこの様な事が何事も無かったが如く済まされるはずがない。 そしてその事は職員皆知っている、知っているけど口に出せない、口に出せない程の事実が有ったと考えられるのではないか。
 市長も議員も皆知っていた。
それは当然のことではないか、市長が知らぬはずがないし知らなかったとしらが切れる事でもない。議員もそうだ、下手をしたら議員が大きく関与しているのではないか。
 そして設計事務所協会も建設業界も知っている。
設計事務所で、“その事”が一番分かるのは鈴木設計である。その辺は追々書き出していきます。平成29年1月21日

 木材消費なんて気に掛けない
 倉田氏と面識はないが、一度だけ会議で見かけたことがあります。それは飯伊地域材検討委員会でのことです。年数回ある会議に於いて一度だけお呼びしたんでしょうが、それこそ落とし込み工法の真っ最中でしたから鼻息が荒かった感じは見受けられました。 正直何を話していたのか覚えていませんが、一端の見識者気取りではありました。
 千代保育園の設計で経験した。
当時この工法の目的は、製材で出る端材までを利用する、それこそが無駄の無い地域材消費に繋がるなどと大層なテーマが有りましたが、積み上げた見識の無い者が始めたことと、ある種の力が存在したことが取り返しのつかない浅薄な事業となっていました。
 強く指摘した。
これは構造としても工法としても無理が有りますと訴えましたが、担当者は聞く耳を持ちませんでした。「この工法は確立されている」、「何棟も経験しています」、「飯田市の木造はこれでいっています」 ここまで言われれば従うしか有りませんでしたが、構造計算事務所で待ったが掛かりました。
 これでは無理です。
「これ、無理ですよ!すでに問題が多発しています。彼処もここも壁が下がって隙間だらけ、また耐力壁に成らないから筋違いも付けているし」 そうですよねえ、言っても聞かないんですよ、どうしましょう?!
 「壁が自重で下がるのですから耐力壁とは成らない、耐力壁にするには竪にBTを2個所土台から桁に掛けて通し固定するしか方法は有りません。」 それでも壁は下がりますよね 「それはどうしようも無いね、毎年下がった分だけ埋めていくしかないですね。」 これが現状でした。 平成29年1月23日     

 併せて指示された不審な案件
 「屋根を瓦葺きにしてください。」千代の景観を考えれば木造建築には瓦葺きが良いと、 建築課担当者の最初の言葉がこれでした。 そうですね、分かりました。
 そこまでは良かったが。
「これ、特殊瓦ですがこれでやってください。」と、見開きカタログを掲示されました。 ん? 「落とし込み工法ですし、外観のイメージは洋風になるではないですか、それですのでこの瓦の方が合いますので。」
 見落とさなかった。
パンフレットを渡され最初に確認したのは裏、代理店の欄には、『綿半』となっていました。 やはりそうか、噂には聞いていたがここまでの事をやっているのか。(癒着である)
 すっとぼける。
はあ、千代の景観にねえ・・ 分かりました、千代の景観に合うよう検討してみます。平成29年1月25日

 フェアじゃない
 千代保育園の設計は平成11年である。当社は昭和62年設立です。 10年以上の歳月を掛け、度重なる圧力や攻撃を受けながらやっと初めての落札が出来たのでありました。
 噂には聞いていました。
綿半が飯田市建築課に直接営業をしている、そして建築課は綿半扱いの建材などを使用するよう落札した設計業者に指示している。 この様な話しは、昭和の終わり頃から聞こえてきていました。
 こういう話しは好きでない。
判官びいきでもありませんが、この様な事を言われますとそうしたくなくなるのが私の性分です。 そしてなりより、商社扱いの建材として瓦が扱われる事自体に疑問を持ちました。   平成29年1月27日

 下伊那の瓦産業をどう捉えているのか市長さん
 ハウス建築が台頭し、またカラーベストなどの安価な新建材葺きや鉄板葺きが多くなりつつある時代、万年瓦などが閉鎖され日本瓦の衰退がはじまっておりました。 なのに飯田市は、地場産業である日本瓦を使わず綿半という大きな商社の扱い製品を使えと設計事務所に指示する。 こんな事が当たりまえとして通って居りました。
 市長自らがゼネコンのセールスマン。
土着利権の図々しさが表れている一例でしたが、10年以上の経過の中で初めての飯田市発注設計業務なのに、この様なあからさまな事が有ることは、過去全ての設計発注業務にもそのような指示をしていたという証明でありましょう。
 私は許さない。
木造だから瓦にせよ! 景観に合わせよ! それがどうして建材洋瓦なのでしょう? 平成29年1月29日

 理にかなった話し
 木造だから瓦にしました。 千代地区の景観ではやはり瓦屋根が良いと思います。 地産地消において飯田下伊那瓦産業組合取扱の日本瓦を採用しました。 どうでしょうか? 何方か文句ありますでしょうか。

 地域材と地産地消
 地産地消と言えば、誰もが最初に思いつくのは地域木材消費ではないでしょうか。少なくとも建築業界の人であればそうだと思います。
 この時、飯田市職員で真剣に取り組んでいた人は皆無でした。
職員に期待していては無理かも知れませんが、大きな市で、多くの職員が居ますから誰か一人くらいは居ても良さそうなものですがね。
 市会議員が体たらく。
議員たる者、口は動くが頭は動かさないのであろうか? 林業口に出しても票に成らないとしていますから期待する方が無理なのでしょうか。
 森林組合員の議員もいる。
飯伊森林組合は、根羽村を除く町村が参加している大きな組織団体です。ご存じのように飯田市森林組合と一緒になってからは、副組合長理事として県会議員が居られます。総代理事にも、当然組合員にも議員は居ります。                               平成29年1月31日

 動かない飯田市
 地域材消費がスローガンとして一人歩きしているのが現状でした。職員の中でその事に取り組む人は誰もいない、笛吹けど踊らずどころか市長が笛を吹かないのですからどうしようもありません。
 建築課の力が強すぎました。
設計事務所から始まり施工業者までがひれ伏しているんですから、どうしようもありません。 「地域材と仕様書には書くな、県産材としなさい!」(事実ですよ、設計事務所の大先生や自称建築家の先生に聞いてご覧なさい)
 杵原学校改修への地域材使用も不可。
当時のままを再現せよ! 体育館も今までと同じ改築にせよ! 目的に合わせた大きなテーマが有りましたが、蓋を開けてみれば、「校舎棟の外壁張り替えは根羽杉を使うから仕様書へは県産材と書くように、体育館の外壁も根羽杉を使う。体育館の構造は大断面集成材構造とし、上伊那唐松集成材を用いろ!」 根羽小木曽村長の口利きに対応し、綿半が代理店となった上伊那大断面集成材を使うように組み立てられていました。                            平成29年2月2日

 これで、どうして地元の要望に応えられよう
「方付けなくてはならない神社の杉が数十本有る、板材として製材し補修用板に使ってもらえないか。」
「財産区には伐採適齢期の桧が充分にある、体育館で使ってほしい。」
この様な、地元にとっては当たり前の要望が私の元に参りました。 ひと方は建設委員会内部の人、もう一人は財産区総代長。
 私には不思議でならなかった。
建設委員会には市会議員が居り、中心的な立場で発言している。なぜ、その議員に話さないのか? 二人に同じように聞いてみました。
口ごもってはいたが、「何もしない・・」 「話すだけ無駄、それに委員会に綿半上がりの人が居るから・・」

 噂には聞いていたが。
建築課の牛山技師から建設委員会と打ち合わせをしてほしいと連絡が来ました。 出向いたところ五名の方が居られ、その中に地元議員一人、昔から知っている綿半の役員(この時は退職後)が居ました。
 打ち合わせでも何でもない。
牛山技師は事業計画を既にまとめ上げており、それには地元の要望が細部まで書かれておりましたが、その場で話されている事は、「何でこうなるのか?」「これはダメなのか!」、「そんは市が決めたんだから・・」「俺は言ってあるがしょうがないじゃないか」「そんなものはいいのよ、後でやればいいじゃないか」
 まともそうな二人が質すれば議員と綿半上がりの人が受け応え、一人だけが黙って私の顔をちらちら見ているだけの打ち合わせでした。                       平成29年2月4日

 黙っていた人が困っていた
 牛山技師を責めても気の毒であるが、船頭多くして何とやらならまだ良い。地元担当者の牛山技師を通り越し課長と直接やり取りしてきたらしい。 牛山技師は課長指示に従う中で少しでも地元の要望を取り入れようと苦労していることは、黙って困っている委員と私しか分からない状況でありました。
 議員と綿半上がりの人が中心であった。
こんなんだから、倉田課長の思い通り進められてしまうのであります。 地元材の事なんか最初から頭にないのであるから話にならない。 このような二人が中心であること自体が山本地区の状況であり、不幸な状態に陥っていることに他ならないのです。
 杵原学校はどのように建設されたのか!
山本村が学校を作った歴史があるのではないか、財産区の山から伐採して山本村の一大事業とした手作りの学校ではないのか! それを長い間大切にしてきたからこそ、「残したい」という、“想い” が住民の心にあるのではないでしょうか。 杵原学校は、山本の山で育った木で造ったのではありませんか!?       平成29年2月6日

 なにか間違っていませんか
 改築前の体育館を思い出していただきたい。鉄骨で出来ていたでしょうか? 大断面集成材が柱・梁に使われていたでしょうか? 外壁の板材は、根羽の杉を使っていたでしょうか?
 牛山技師を問いました。
当社が落札してから二日後、最初の打ち合わせは牛山技師と二人だけで飯田市建築課内で行いました。 「体育館は少し大きくするが、現状敷地内での建て替えとします。」 「体育館なのでスパンが飛んでいる、地元では鉄骨造にして外壁だけを木造とするようにとの事ですが、集成材の大断面構造を使いたいと思っている。大断面構造は斎藤木材から営業を受けているのでこれを使ってほしい。」と、パンフレットを渡されました。
 この時裏事情が見えました。
今までのような風景を踏襲するのであれば、やはり木造とすべきでないでしょうか。当時の体育館は陸梁合掌工法を用いています。 木造で、今のままの体育館を復元できます。     平成29年2月8日

 それは・・・出来ない・・
 牛山技師にとっては精一杯の抵抗であったのでしょう。 倉田建築課長と山本の議員、綿半役員上がりの区長とで出来上がっていた鉄骨造の体育館構想、これを集成材の大断面構造を使うことで何とか原風景を残そうとしたのでしょう。
 大断面唐松集成材工法
 この様に記せば、なんか画期的な木造工法と見られると思いますが、そんな新しい工法などはみじんも無いごく普通の構造です。
 これにもからくりが有りました。
早い話が県職の天下り会社なのです。 天下りなんて国の、官僚の事だろう!なんて飛んでもありませんよ。 長野県でも当たり前に存在していますし、この時代、吉村午良県知事の時代は各部がこぞってつくっています。
(この事は飯田の件が片付けばこれから書き出しますが、田中康夫もこの事は気づかなかったみたいです)
 林務部の天下りは林業公社(気づかない疑問森林税で書いています)が主でしたがそれだけでは足りません。 民間と一緒になって出来ないか?と、考えられたのが唐松を使った集成材でした。平成29年2月10日

 唐松集成材
 唐松の消費は主に土木用材として持ち入れられてきました。短年成木のため目が粗く、建築材としては仕上げ材に使われる事はなく足場等の仮設材として使われていましたが、木材需要が増す中で安価な材として土台等に用いる事も有りました。
 最低価格の木材
 仕上げ材として流通出来ないかと考えれば脱脂加工製品としなければならず、技術的には確立していましたが高額な設備投資をするほどの消費が見込めないのが現状でした。
 人の金で有れば何でも出来る。
悪いことではないでしょう。 民間で出来ない加工産業ですから、国が、県が何とかしようと考えるのは当たり前のことです。
 当初は板材のみで有りました。
県発注の建築物には唐松の集成材板材を使用するようにと、施設課発注物件においては口頭要望がありました。またそれに併せ、縦割り行政の中で設計事務所に協力を求める事になって行きました。平成29年2月12日

 板材から積層材
 平成を迎えた頃には、唐松集成板材は内装材として主に体育館やホールの壁材として使われる様になっておりましたが、内装板材だけでは採算ペースにならずとして大型積層材の制作に乗り出しました。
 県がバックアップする。
長野県産材の唐松を二次製品として売り出すには行政の力がものを言います。 当初は林務課を通し施設課に、やがて市や町にも働きかけました。
 定着した唐松大断面工法
斉藤木材は、設計事務所に対して “飴玉” を用意していました。 唐松集成板材や大断面積層材の使用量に応じてバックマージン(現ナマ)を支払っていたのです。 確かに、メーカーBMとしては通用することですし悪いことでは無いかも知れません。しかし、バックマージンを見込んで設計に取り組めば倫理感が無くなってしまいます。                        平成29年2月14日

 県が自ら作り出す不正
 天下り先が優先なのですから倫理観なんて元々持ち合わせているものではない、設計事務所にそれを求める何てこともあるはずがない。 建材資材メーカーのルートと同じ手法を用いる事は計算尽くのことであります。
 斉藤木材の力は強い!
県林務課はハッキリ言って “手下” でした。林務課職員も「斉藤木材はパイオニアだ!」と公言してはばからない状況でありました。
 白子設計事務所の厚かましさ!
南信州広域公園うるぎ星の森オートキャンプ場をご存じでしょうか、飯田建設事務所取扱の南信地区大型公園事業です。 広範囲な売木の大規模公園化開発事業でした。 土木工事に合わせ、管理棟と簡易宿泊(ロッジ)が建設されていますが、その管理棟の設計を受注しました。 引き続いたロッジ数棟の設計は白子設計が受注しております。
 管理棟は大型木造建築物
ロッジは小規模な木造の建物、外壁に唐松無垢板を使う程度であり、それも加工板では有りませんから斉藤木材の出る幕は有りません。と、言うことは、白子設計にはバックマージンが入らないことになります。   平成29年2月16日

 斉藤木材の紹介
 南信州広域公園管理棟の設計を受注してから最初に営業の電話が入ったのが斉藤木材でした。 来社でなく電話を入れるあたりは流石に役人感覚ですね。 口調も正しく役人言葉で横柄です。
 失礼にあたらないよう受け流す。
業界で斉藤木材の営業はすでに有名でしたから、相手の手の内を見極めるつもりで快く対応しました。 「はい、聞いております。はい、分っております。」 電話の声は荒っぽく、「聞いていると思うが・・紹介料があるから・・」  驚くでしょう、事実ですよ! 県は偉いんだ! 県の仕事はこうなんだ! まあ、こんな感じです。
 この人を知っている内も外の人も、聞けばみなさん苦笑いすることでしょうね。その通りだとね
 こんな者は相手にしない。
林業を何とかしたい! 木材の消費に貢献したい! この様な言葉が一つでも聞けたならもしかしたら受け入れていたかもしれません。                        平成29年2月18日

 斉藤木材を関与させない
 唐松集成材は飯伊森林組合で扱っていなかった頃ですし、市場を考えれば目くじらを立てる事ではありませんが、何より地域材の活用でない事がネックと考えていました。
 私なりの地産地消
下伊那の唐松を利用できないのか? そう考え在る建材会社の社長(木材流通に詳しい方)に相談したところ、「斉藤の親父は知っているが、そんな話しが出来る人では無い。上伊那の唐松流通で始まったこと、それはあり得ない。」
 であれば、飯田下伊那の流通では出来ないか? 「唐松集成材を扱うことは何処でも(木材会社)出来る。」 そういう事は、斉藤木材であっても流通は飯田下伊那で出来ることなのか? 「そうではない。斉藤木材は木材会社に出さない。通常の唐松集成材であればどこでも扱えると云うことだ。」
 唐松集成材
今までごっちゃに成って考えていました。唐松集成材は斉藤木材のオリジナル商品であり、それを用いる構造が大断面集成梁工法なのだと。 その様な宣伝でしたからね。        平成29年2月20日

 全くの勘違い
 何のことは無い。 上伊那森林組合に唐松集成材を製造させ、その唐松集成材の優先販売権を持っているだけである。 紐解けば、県は天下り先の斉藤木材商社をつくったということ。 そしてその商社に商法(公正取引委員会)を無視したオリジナル商品で無い集成材建材販売の独占をさせているのである。これは不正でしょう! 犯罪でしょう!
 その商社がリベートを出している。
オリジナル製品で無い集成材建材の価格にリベートを含んで価格構成しているとなれば、これも又不正で在る。 この様に幾つもの不正が存在しており、尚且つ県の関与が著しいと考えましたから、“絶対に使わない” としました。
(この件は、社会の形・ルールと法律の違いに書き出し、県の不正を追及して行きます)

 原村の木材会社
 南信州広域公園管理棟の構造は木造、梁間方向のスパンは飛んでおり木造トラスを用いるか大きな木材を使用しなければならない。 それは容易いことですが、それでは問題を提議できないとしました。
 無理矢理唐松集成材を使う。
相談した建材の社長の紹介を受け有る木材会社(飯田下伊那以外)を紹介してもらいました。
その木材会社が岐阜から唐松集成材を仕入れることが出来るとのこと、加工は原村にある他の木材会社で行えるという。そして、これが一番の成果であるが、販売価格が斉藤木材よりもはるかに安いということでした。                                 平成29年2月22日

 管理棟設計完了する
 行政が天下り先として用意周到で始めた事は、必ずいつかほころびが出てきます。自分たちのことだけ考えてる役人が考えることですからね。
 そう成ってからでは遅い。
大北森林組合の件は、テレビを見ていても阿部知事が謝ってばかしでしょう! どうすることも出来ないから謝っているのでしょうが、そう成らないように、なぜ、監督監査をして集成(修正)しないのでしょうか。
 私は事前に分かるから、そう成らないよう信号を送り続けてきたのです。そしてこのサイトを始めたのも、そう成らないようにいまも信号を送り続けているのです。
 比較対照法
斉藤木材・・・上伊那森林組合     構成価格(+リベート+構造計算)   100%
県内木材会社・・岐阜製造会社・・原村木材会社  構成価格(+無し)      75%
 どうでしょうか、製造会社が岐阜であっても、県内業者二社を経由しても安価です。 どちらが、県内流通に貢献しているか、比較対照すれば一目瞭然ですよ。
 構造計算を+としたのは、斉藤木材のリベート営業に構造計算料が含まれていたのです。此処までのことを行うと商法違反を超して、刑法に抵触する恐れさえ出てきます。       平成29年2月24日

 白子設計のお粗末さ
 斉藤木材のリベート営業は良しとしましょう。問題は構造計算です。 「斉藤木材が構築した大断面フレーム工法であるから、構造計算は当社で行います。」 この事が問題なのです。
 知識のない設計者
大断面フレーム工法などと仰々しく名前を付けても、所詮はトラス構造で有ります。 木材でも集成材でも、そして鉄骨造でも同じ工法であります。
(集成材を用いた特殊工法構造は現在三井住商建材HR工法が有ります。それであれば専用の構造計算が必要です)
何一つオリジナルがないものを、「当社でなければ構造計算が出来ません。構造計算は当社で行います。設計事務所の皆さん、高額な計算料は当社で持ちますよ。」 こう言っているのであります。
 こんな物は使えない。 当たり前ですよね。
こんな話しに乗れないじゃないですか。これが、県がつくった天下り会社の実態なのですよ。平成29年2月26日

 白子設計から電話が入る
 南信州広域公園管理棟の設計が完了しました。 建設事務所に届けようか、明日にしようかと考えていた矢先、白子設計から電話がありました。
 所長、白子設計から電話です。
?何だろう 「白子設計ですが、参考にしたいので管理棟の図面を頂きたいのですが?」 それは聞いたことのない声でした。白子さんならすぐに分かるが、まだ若い、それに横柄な口の利き方をしていました。
 参考にする?
参考にするとはどういう事ですか? 「設計は出来ているんでしょ、仕上表と平面図、それに矩計図を焼いてもらえませんか。取りに行きますので。」
 その訳は知っていました。
『上程』です。 行き成り上程と言っても皆さん分からないと思いますが、設計事務所や建設業界ではすぐに分かると思います。 先物買いと同じように、権利付けをすることです。 鉄骨造の外壁に使われているALC版、これを普及させようと各メーカーが共同で仕組んだ団子構造です。平成29年2月28日

(画像を添付しました:飯田市はまさに今、明るく輝く日差しが沈みはじめました。これから薄汚れた闇の世界の始まりです)

 ALC業界の裏事情
 当時のALC版メーカーは、ヘーベルライト(旭化成)代理店:角藤・綿半、シポレックス(住友金属)代理店:コンテックナガイ が主で、厚さが80mm以上の製品です。 厚さが50mmの物は、パワーボード(ヘーベル)といい、建材店の取扱となっていました。
 実際は旭化成と住友金属の2社であり、飯田では上記の通り、角藤・コンテックナガイ・綿半の競争商品でした。
一物件の情報が入るや否、我先に設計事務所に駆けつけ「設計が完成したら是非当社に図面の提供をお願いします。」と、その様な営業をして、仕上表・平面図・立面図・矩計図と引き替えに現金を渡していました。
 飯田の設計事務所は明確に振り分けられていました。
鈴木設計は当然綿半、他の設計事務所は施工業者が何処になるかを見込み、都度振り分けていたことでしょう。
(20年前ころからシポレックスの一人勝ちとなり、現状は上程など野暮なことではなく、綿半と鈴木設計に見られたような大口一本の紹介料となっていました)
 斉藤木材は、その上程という裏システムを利用してリベート営業に及んでいたのです。平成29年3月2日

斉藤木材から                                 大北森林組合まで
 林業公社の破綻   この問題どうでしょう  破綻していませんか? 破綻してたら大変な事に成りますね
 林業公社のテコ入れ  このことどうでしょう  テコ入れしていませんか? 県民に明らかにしていますかね
(実は、公社が破綻しているから森林税で穴埋めしようとしていたりして! ドキッとするでしょう県職や天下りの連中の皆さん。 本当にそうだったら、知事も職員も、全員厳しい責任を取らされますよ。 まさかと思いますが、これが、大北森林組合の一件の起因となる事はないでしょうね?)

 斉藤木材と飯田市の関係
 白子設計がなぜ電話を掛けてきたのか、もうお分かりだと思います。 カラマツ集成材は斉藤木材しかないと、また、リベートや構造計算料の天引きまでやってくれる。しいては、県、たて割り行政で推薦・推奨まで行っている製品ですから、何も心配することなく堂々とこの様な事が通用していたのです。(これは今でも続いていますよ)
 白子設計の金儲け
この様にカラマツ集成材を使用していると考えたのは当然のことでしょう。 それと、章設計が斉藤木材の言う事をきかないと、斉藤木材から直接聞いたのでしょう。 ですから、ロッジを設計している白子設計の権利としようと考えたのでしょう。
 手の内
金しか考えていない輩はこの様にお粗末です。 横柄な口をきく白子設計の坊やに我慢しまして、『ロッジを管理棟のイメージに合わせるのに、仕上表や矩形図は不要ではないですか?』、「そんなことは・・焼いてくれればいいことだ!」 何処までも横柄でしたが、『ああ良いですよ。いつでもどうぞ』 すぐに取りに来ました。
 白子さんは唖然とした顔をしたと思いますか?
管理棟の工事は勝間田建設です。工事が始まってカラマツ集成材が斉藤木材ではないと分った時、白子さんも当てが外れたのでしょうかね。この人、そんな魂ではありません、受け取るものはチャンと受け取っていますよ。                               平成29年3月4日

 斉藤木材は黙っちゃいない
 南信州広域公園は県の直轄事業です。そこに県グルみで当てはめていた集成材大断面が、既に勘定に入れていた物件が逃げていった。 この事は、斉藤さんにとって屈辱とも取れる事であったでしょう。
 反省すれば道は開けるが
長野県森林事業において、飯伊森林組合平野前組合長は権力と圧力で林務課を圧制してきている。片や斉藤木材の斉藤さんは天下り会社の甘い汁で県職を引きつけている。 県職はどちら側に着くでしょうね? 県会議員はどちら側でしょう? (どちらも事が露呈すると逃げ出すのではないですか?)
 此処までのシステムを作り上げているのですから、修正しようなんて考えは持ち合わせていない。 攻めるのみ、攻撃するのみ! でした。
 攻め方
設計事務所にバックマージンや構造計算料の面倒見るだけでは駄目だ、設計事務所なんて施工業者には通用しない、だとしたら施工業者に通用するようにしなければ   そこで始めたのが、窓口営業である。 簡単に言えば代理店を増やすこと。 代理店を増やせばどうなるのか?    平成29年3月6日

 簡単な話し
 悪知恵が働くものである。 市場を席巻するには独占しなければならない。 かといって一社の売り込みでは窓口も一本ということだ。 窓口を増やすには代理店しか無い。 取りあえず力の有る代理店を探し、最終的には代理店どうしの見積もり合わせをすれば完璧になる。
 飯田の代理店は何処が良いか。
言わずと知れた『綿半』 ここしか無いと的を絞ったのには幾つか理由がありました。 先ず何でも屋の商社であること、次に飯田の設計事務所との間に似たようなラインがある。 そして極めつきは、「飯田市に顔が利く」で有りました。 それは肌身で感じたことでありました。
 県の縦割りに飯田市は関係ない、まだ飯伊森林組合と飯田市森林組合が合併していない頃の話しである。
飯田市建築課に出向いても、建築課は鉄骨造しか推奨していない。そこには大きな大きな “綿半の力” が存在していることに気づきました。                                平成29年3月8日

 綿半を代理店とする
 食い付きの早いこと、綿半クラスであれば市場調査のもとで現況把握は完璧であると考えられます。 衰退一方の鉄骨産業の今後は憂慮無き状態、カラマツ集成材は手を出したくても出せない独占状態、そこに、「折りにのしを付けて」やってきてくれたのである。
 諸手を挙げたかどうかは分からないが、戦略的にはかなり効果が有ったのではないでしょうか。 それでも数年は様子伺いの状況でありました。
 時は思わぬ方向へ
平成18年、飯田市森林組合が飯伊森林組合と合併する!
平成12年から17年、日本の木材供給量は底をついてきていました。それに反発するかのように自給率は右肩上がりとなり、国産材のアンバランスが顕著に表れてきました。
 こうなれば、県の力ではどうすることも出来ません、国が基本路線を構築しなければ林業は産業として追いついていきません。                           平成29年3月10日

 次々と放たれる号砲施策
 遅すぎた感も有りますが、県も国も根本的なところから見直さなければどうしようもないと気づいたみたいです。
 規制緩和
 法律や条例に置いて明確な指針を示す必要があり、それは建築基準法の見直しという最終手段に乗り出すことに成りました。
木造建築物の制限緩和: 建築基準法において、木造建築物で建築できる範囲を広げる規制緩和を行う。
いわゆる、供給できる体制を整えることから始めたと言うことになります。
 需要対策は?
《公共施設の木造化》 私の基本理念である、『木造で出来ない建築物は無い』でありました。 その号砲は、県の総合的(林業施策)な指針の中にハッキリと記されたのであります。
 建設業界は未だピンボケ?!
この施策に敏感となったのは他ならぬ鋼材産業です。特に、二次産業の鉄骨加工や流通における商社で有りました。綿半の屋台骨は綿半鋼機、まさしく鋼材商社です。この公共施設の木造化施策は命取りになりかねません。                               平成29年3月12日

 迷走からの脱出
 カラマツ集成材は木材であり上伊那森林組合の製造品なのですから、流通として真っ先上げるのは飯伊森林組合ではないでしょうか? それがどうして綿半鋼機なのでしょう?
 斉藤木材の後ろ
後ろ竪は長野県、飯伊森林組合では当然の如く地域材が主流であり、他地区の製品を扱う状況にありません。ハッキリ言えば商売敵なんですから考えるわけはありませんよね。
 汚いのが飯田市です。
綿半との癒着がありますから、上伊那森林組合の製品であっても綿半が扱うと成れば飯伊森林組合なんてどうでも良いこと、国の施策により公共施設の木造化に取り組んでも、すべては綿半のためにあったのです。

 この様な裏事情は建築業界であっても設計業界であっても周知の事実でした。 設計業界は設計事務所協会にしか発注しないという飯田市の裏工作において綿半取扱製品を指定し、その報酬は倍から三倍に上がる設計料を受け取ることで暗黙の了解とされておりました。
 被害者は建築施工業界
順番落札であっても綿半が入札メンバーとなって条件を出されれば従うしかなく、また予算が合わなく他の商社を使おうと考えても「設計図はこうなっています」と、監理を行う建築課から言われればどうしようもありません。

 この様な事が永遠と30年間続いて来たことを、未だかつて誰一人、何処の会社も是正することなく口にすることさえタブー視されていることは、これは最早終末的な危機に成っていることではないでしょうか。                                    平成29年3月14日

 犯罪の証拠 山本杵原学校改築
 原風景を残し、山本地区の誇り有る歴史を保全していこうと立ち上がった建設委員会の考え方はどの様に具現化されたのであろうか
 渦巻く陰謀
長い歴史の中で崩れ落ちなかったのは、何より地区民の愛着であったであろう。 そしてそれを継続していきたいとなれば、原風景を守っていこうとなります。 校舎は修繕として外壁の改修が主であったから誰も気にせず、誰も気づかぬ事でした。 でも、そこに山本の木材が使われなくして “何を守る” のでしょうか。 根羽杉を使用して達成できるでしょうか? 私はどうしても地域材を使いたい、山本の木材を使いたい! と思いました。
 実行するにはどうしたら?
飯伊森林組合しか有りませんでした。 飯伊森林組合で扱えるような仕組みを考えました。
此処での問題点は、「監理は飯田市建築課」であるということ。 (監理を行政が行うことは建築士法においてあり得ないことですが、ここでは触れずにおきます)

 手を回す。
「飯伊森林組合の木材を使用するように」とは仕様書に書けません。ですから、「地域材使用」と限定しました。それに併せ、飯伊森林組合に加盟している木材製材会社二者から見積もりを徴収することとしました。小澤木材・上郷木材、この様に進める事が出来れば、地域材、山本材の使用も可能に成る!と考えました。                                平成29年3月16日

 問題は体育館
 現状のイメージを踏襲する。内部は分らないので鉄骨造にして外壁を板張りとするとの案も有ったが、カラマツ集成材の大断面構造にするようにしました。 この様な原案が示され、倉庫などを付帯するとなりました。
 思案六法
上伊那森林組合製造・斉藤木材主販・綿半代理店 この様に組まれているのを、どの様に地域材へと結び付けられるのか? (悩んだ? 実は何も悩みませんでした。)
 カラマツ集成材と名が挙がった時から即決していました。 南信州広域公園管理棟と同じ手法で行く!
M建材の社長に、前回お世話になった南信州広域公園の集成材のルートでまたお世話に成りたい。と電話を入れたところ、「実はもう扱えなくなったようだ。例のところから横やりが入ったんじゃないかな?」 そうですか、ではその加工工場を教えてもらえませんか、迷惑をかけないよう直接対応しますので。「それじゃ聞いて電話するよ。」
 飛んできました。
紹介していただいた集成材加工会社に電話を入れると、翌日にさっそく来ていただきました。対応が素早いだけでなく、実績も、発案も群を抜いておりました。             平成29年3月18日

 新たな取り組み
 地域材を使いたい、それも山本地区の それが、「復元改修」と云うものではないか。 それが達成できることこそが “原風景” を守ることに成るのではないか。
財産区が「使ってくれ」と言うのは “ヒノキ” であり、「神社周りの木材を使ってくれ」と言うのが “杉” でありました。

 財産区の総代長が、建設委員会の委員が、章設計の私に なぜ この様な依頼を直接したのか!?
この事が、仕組まれた背景を現していました。

 杵原学校改修工事時  中島五月建設委員長(綿半役員退職) 原和世市会議員  中島氏は原議員の後援会長であり、原議員が建築課との窓口でした。

 この様に書き出せばどなたも想像つくでありましょう。
財産区総代長(K氏)も、建設委員会の「地域材を使ってほしい」の委員(M氏)も、当然二人には『話しをしている』のでありましょう、それが聞き入れてもらえないからこそ 『私に陳情』してきたのであります。平成29年3月20日

 純粋に進めれば前に
 カラマツ集成材をどの様に取り扱うかが勝負でありました。 地元の要望はヒノキであり杉であります、カラマツなんて関係ない。カラマツ集成材でなく木材の陸梁合掌でトラスを組めば簡単な話であるが、建設委員長と市会議員の考えの中で進めないと牛山君の調整が難しくなる。
 答えは明白でした。
「カラマツ集成材でなくヒノキ集成材」 ヒノキで集成材を作れないか? 単刀直入、この様に切り出しました。
「出来ますよ、実は加工技術は確立されており、やはり仕入れ価格が高いので商品として売り出す方向にはありませんけど」 なんとまあ!? タイミングの良い事でありました。
 地域材では出来ないか
「当社は山を持っているわけでないので仕入れは基本的に全国です。山本でもどこでも対応できます」 なんとまあ!? 願ったり叶ったり  では、切れ端なんかはどうですか?やはり木材でなければだめですか。 「木ん切れでは駄目ですが、集成材は小板のつなぎ合わせですので、1m程度有れば十分に使えます」 なんとまあ!?至れり尽くせりではありませんか!これであればどの様にも地域材を使うことが出来、端材までもが原料となればヒノキであっても単価的に十分対応できます。平成29年3月22日

 問題の構造計算
 集成材を使用したからといって特別な構造計算が必要ではありません。トラスとして計算すれば良い事で、他は通常の木造建築物です。
 カラマツとヒノキの違い
では、カラマツ集成材とヒノキの集成材では構造計算に違いがあるのでしょうか? 結論から言いますと、構造計算そのものには何ら変わりがなく関連することはありません。 「断面係数」の違いだけであります。
 断面係数とは?
専門的でなく簡単に言いますと、使用される材料の応力形状係数で有ります。 カラマツ集成材でもヒノキ集成材でも多くの試験を繰り返し、1㎣ 当たりの安定的な最小限の数値をそれに充てます。 カラマツとヒノキでは当然その数値に違いが出てきます。 カラマツに比べヒノキの方が強度的に優れていますから、応力もヒノキの方がすぐれているとした結果になります。

 完璧な進め方
 何処をどうとっても最良な考え方となりました。この様な基本設計を行い、実施設計を下請けであるG○○設計に指示しました。 トラスの構造計算はヒノキ集成材の断面係数(試験結果による)によって導かれるものですから加工工場にお願いしました。
 全体の構造計算は構造計算事務所にお願いしました。              平成28年3月24日

 完了間近に思わぬ事
 下請けの設計事務所に進捗状況を確認した時です。「まだ構造計算が出来て来ないので図面がまだできていない」
?と言われました、です。
構造計算はこちらで進めていますから意匠図には何も関係するところは有りませんが? 「カラマツ集成材の大きさが分らないと書けない、斉藤木材の構造計算が遅れているので」 斉藤木材!?斉藤木材に構造計算を頼んだのですか? 「カラマツ集成材を使うっていうことで、計算は斉藤木材がやっているので・・市の建築課ともその様に打ち合わせています」

 それはあなたがやることではない
斉藤木材にあなたが依頼したのならともかく、建築課からその様な指示が有ったとなれば問題でしょう。構造計算は構造計算事務所に頼んでいます。斉藤木材は何も関係ないです。どの様な営業を受けたにしても対応しないでください。断面が分らなければFAXにて送付します。それで図面をまとめてください。積算と設計書のまとめは当方でやることですので何も対応せずして期限までに図面をまとめて提出してください。

 下請けのG○○設計は設計事務所協会に入っております。当然のことのように建築課とは通つうです。 契約業者である章設計不在で進められていました。 ここで釘を刺しておきました。『一連の事、建築課に何も言わないように、万が一露呈したらそれなりの対応になります』  平成29年3月26日

 建築確認申請提出
 工事入札日、現場説明日も決まりました。現場説明までに確認許可が下りるよう申請書を作成しました。 添付する構造計算書の内、集成材断面係数はヒノキ集成材のものです。
 設計図提出
設計積算書がまとまる中で予算がオーバーしました。これは当然のことです。 どの様な設計においても予算通りには成りません。「少しでも良いものを」と、設計すれば予算はオーバーします。それを予算内に仕上げるのが設計事務所の成果です。 しかし、この時点で思わぬ出来事が起こりました。

 牛山技師から突然のメール
「体育館のカラマツ大断面集成材を止めて鉄骨造に変更して下さい。構造計算を鉄骨造としてやり直して下さい。構造計算料は150万円払います。」                  平成29年3月28日

 始まった
 当然予感はしていました。なぜならば、G○○設計に「斉藤木材との接触は止めるように」と指示したからである。
南信州広域公園管理棟工事において章設計は窓口に出来ないと思い知らされた斉藤木材は、杵原学校改修事業が章設計と決まると一旦は諦めたと思います。 それが、飯田市建築課から「G○○設計が下請けをしている」と情報が入ったからG○○設計に営業を掛けたのである。 そのG○○設計から、「章設計から待ったが掛けられた」と知らされれば、「これはうちに来ない」と危機感を感じ、綿半を動かしたのである。
綿半は、カラマツ集成材であっては仕事に成らないと踏んだ。 そうなれば最後の手段しか無い、「鉄骨造にせよ」
そう言って倉田に指示したのである。
 ビックリするでしょ!
倉田も馬鹿じゃ無い、そんなことを聞かされてもほいそれと「木造を鉄骨造に変更」するなんて簡単にできない。
そこで考えたのであろう浅はかな悪知恵を  それは、「地産地消」       平成29年3月30日

 地産地消が悪知恵
 牛山さん、どういうことでしょうか? 意味が分かりませんが。 そのようにメールで返しました。 「鉄骨造になりました。課長の指示ですのでお願いします。構造計算料は支払いますので」 またメールで返信が来ました。
 メールは証拠
牛山さん、カラマツ集成材大断面構造を採用せよとはあなたの当初指示、その時に「斎藤木材を使うのですか?」と聞いたとき、「それは・・そこは言っていない」と話された。打ち合わせ記録にもそう書いて提出しています。それが、なぜ成果品を提出してから後に「鉄骨造に変更せよ!」となるのでしょうか。その上、構造計算料は150万円支払う、なぜ一方的にそのような事をされるのですか? 構造計算料150万円と言われても、構造設計図も5、60万は最低でもかかる。その費用はどうされるのでしょう。
 返信メール
「課長の指示です。変更願います」・・やっと白状しました。 分かりました。それは恫喝になります。当社はそのように受け止め対応します。・・ここで電話がありました。「そんなつもりじゃなく、課長の指示ですのでやってもらわないと」
 牛山さん、あなたが巻き込まれちゃだめですよ!
設計予算額は800万、当社が630万で落札しています。差し引き170万円予算が残っているから150万構造計算費用を支払えると踏んでの話し、出鱈目じゃないですか、構造設計図分の費用が無いから計算料だけを支払うとしている。これはもう作為的な不正行為ですよ。「構造図はこっちで書きますので」・・?何をまたおかしなことを、確認申請は章設計なのですよ、構造図をそっちで書いて誰が押印するんですか、出鱈目言っちゃダメじゃないですか。 分かりましたのでこれから先は牛山さんに迷惑をかけないように対応します。あなたは地元の事業だからなおのことこの事にかかわらない方がよいです。巻き込まれますからね。                          平成29年4月1日

 るのは飯伊森林組合
 この出来事は、今まで不審と思っていたことが現実となる裏付けとなりました。 飯田市と章設計の請負契約を交わした中で行われている不正行為、その現実を確かな証拠としていこうと決めました。
 証拠固め
牛山技師のメール指示と対応は、倉田建築課長が「木造を鉄骨造に変更」とした証拠で有る。であれば、次の証拠は “動機” であります。 これを表に出すには第三者を介在させること、「倉田建築課長の指示」を確かなものにしなければならない。(牛山はいざとなれば黙りを決め込む)
 リンゴ庁舎の前にある施設を尋ねる
その中には飯田市のある課が置かれていました。その課の課長(係長)が山本杵原学校改修工事のプロジェクトチームに入っており、「原風景を残したい、木造校舎体育館を復元したい」と強く要求されていましたので、課長(係長)に陳情したのです。
 山本杵原学校改修事業課
何のことはありません、この事業の担当課長(係長)であり、責任者でありました。この人に話せば解決するだろうと思い、牛山氏からのメールの件をお話ししました。彼は、「そんなことは無いですよ、木造ですよ」と、本気にしません。 メールのコピーを見せましたら考え込んでしまいました。「建築課長に様子を聞いて返事をします」
                       平成29年4月3日

 返事が来ない
 数日待ちましたが何の連絡がありません。 やはりそうか 手が回ったな こうなれば乗り込むしかない。
 取り付く島も無い
どうでしたでしょうか? 「建築課長が決めたことです・・」、え!? 建築課長が決めたこと?それはどういうことですか? 「・・」 課長が決めたことで済むことなんですか? 成果品を届けてから木造を鉄骨造に変更するのに何か根拠はあるのでしょうか? 具体的な理由がなければ一建築課長でもその様な事は出来る分けがない。 「・・決まったことですから」 冗談じゃない、あなたが木造で原風景を残せと言ったんではないですか 「中は鉄骨造で外は板を張るんだから問題ないんじゃない」 そういう事では無いのでは? 設計完了して成果品を届け、建築確認書を作成し、市長印を押して下さいと提出しています。申請をしなければ入札までに許可が下りませんよ。その様ないい加減な対応であれば設計図書全て回収します。「地産地消です・・」、え?!地産地消? 木造を鉄骨造とすることがどうして地産地消になるのですか? 「鉄骨造なら地元の工事になるからで、大断面はそうではない」
 それは異な事変なこと
やっぱりね と思いました。我慢が出来ないから言っちゃいました。        平成29年4月5日

 綿半と組んでいる
   牛山技師からのメールにて、「集成材を鉄骨造に変更しなければ設計事務所を変えます」とありました。私からは、「それは恫喝に当たります」と返信しました。そうしたら牛山技師から電話が来ました。「課長の指示なのでどうしようも無い。構造計算料を支払うので対応して欲しい」とのことでした。「どう言われても出来ない」と返答すると、「課長は構造計算を他の設計事務所に頼むと言っている。私ではどうしようも無い」と言われましたので、「そうまでして綿半を使おうとすることは不正では無いか。では事業責任者と会わせてもらう。誰が責任者だ」と聞きましたら、あなただというので来たわけです。 そのあなたが倉田の言いなりではどうしようも無いでしょう。その上 “地産地消” などと馬鹿げたことを言い出して、もうこれ以上あなたと話していてはとんでもない事に発展する。
 
 飯伊森林組合長にお願いする
林組合長とは地域材振興協議会において共に取り組んできた経過があり、飯田市の地域材への対応に不満が有るのは共通していましたので林さんでしか解決出来ないと感じました。
 副組合長は古田県議
もっと強い人がいる、そうは思いましたが私が出しゃばる幕で無い。林組合長に電話を入れました。
「状況は分かりました。杵原学校の改修については聞いています」         平成29年4月7日

 電話が入る
 県議には以前県施設課の件で世話になっている。あの時も正当な対応で飯田下伊那の小規模設計事務所に窓口を開いてもらえた。 「話しは組合長から聞いた。誰に会えば良いんだ?」そう電話が入ったのはその日のうちでありました。
 何も無かったが如く
牛山技師から「確認申請の提出をお願いします」 何がどの様になどと野暮なことは聞かなかった。後は業者入札日を待つだけでありました。

 伊賀良建設落札
 施工業者が何処になろうと気にはしなく有りました。監理が建築課なんですから当社が関与することは無いからです。 しかし、倉田課長は諦めていなかった。(県議は県議の立場で無く、元飯田市森林組合長として倉田建築課長に考え方を聞いたのだと思います。倉田課長はぐうの音も出ない、当たり前ですが、しかし、倉田には意趣返しのような作戦があったのです)
監理を建築課で行っているのですから、設計事務所や設計図なんてどうにでもなると考えていたのでしょうし、長い間、その様に建築課職員全員が権力とも言える力が有ると認識しているのですから、その様な “隠される不正” は、堂々とまかり通っておりました。            平成29年4月9日

 その不正とは
 伊賀良建設が突然尋ねてきました。杵原学校改修工事の責任者だそうです。 そういえば見たことが有る者でした。以前、どこかの現場で現場代人の手伝いをしていたことを思い出しました。
 その話しにビックリした。
「杵原は入札は不落で見積合わせを三回もして、予算が合わないのに市が何とかしてくれと言うのでやむなく落札した。岐阜の業者は高くて予算が合わない、斉藤木材を使う、うちは赤字ギリギリで設計で指定されても困る。県議にも話して了解を取っている」

 ね、ビックリするでしょ!!
 話しの様子は分かりきっていたが、話しが「分からないよ~」との振りをする
そうなんですか、市に無理を言われてやむなく落札したんですか。でも赤字してまで出来ることでは有りませんよね  「だから斉藤木材でなきゃ岐阜の業者、セブン工業は使えん」 そうなんですか、岐阜の業者の方が高いんですか、でも市は予算内で発注していると思いますよ。伊賀良さんも承知して落札しているのなら、安い高いは言えることでは無いのでは?            平成29年4月11日

 ぼろが出る
 大体にしてこの様な坊やを私に差し向けること自体がお粗末では無いか。伊賀良建設古田社長とは旧知の仲、この様な話しなら信頼関係ある藤森さんを差し向けているだろう。
 倉田課長の指図
県議に釘を刺されたからして集成材は動かせない。ならば斉藤木材にやらせなければ綿半に顔が立たない。 この様な姑息な考えであろうが、そんなことが読めないと思っているから浅ましい限りである。(飯田市の職員などこの程度、だから始末が悪い)
 間抜けのおバカ達
古田社長や藤森さんは私の性分を知っている。この様な話しは無理だと知っているから坊やを差し向けたのだ。(その日のうちに藤森さんから裏を聞いている) また言うことが間抜けです。「セブン工業は高い、斉藤木材は安い、県議も了承している」
 監理は建築課ですよ。
坊やよい子だよくお聞き  章設計にその様な戯言を並べても  私は話し相手にも成りませんよ
倉田課長の言うとおり、おやりになっては如何ですか? 章設計は実施設計と “建築確認申請” を行っただけですよ。 確認申請の許可書も建築課が直接地方事務所建築課から受理しているんだよ。残念ながらうち(当社)は入札前に全ての業務を終えているんだよ。
 坊や、何しにここに来たの? お母さんを探しているのかな? それとも倉田課長と舐める “あめ玉” が欲しいのかな?                                平成29年4月13日

 構造計算書の偽造
 うちは監理を行いません。知っているでしょ?建築課が監理するんだそうですよ。どうして当社にお出でになったのですか?倉田課長と決めて、牛山技師と進めればよろしいんじゃ無いですか?斉藤木材にしたいのであれば請負業者なんですからそうすれば良いことだっし、倉田課長の了解があれば済むことでしょ、当社に来て話す内容では無いですよ。
 倉田の指示出来た
そんなことは分かっていますから、少し詰めてあげたのです。倉田の溜飲が下がるようにね。 倉田はずるくて汚い男だということが分かりました。(人の噂では聞きすぎていたが) 倉田は私がその様に返答するだろうとは百も承知で、県議と私に警告を与えたつもりでいたのでしょう。
 構造計算はセブン工業の断面係数を使用している
構造計算はセブン工業の試験データーを使用していますよ、注意して下さいね。   平成29年4月15日

 浅はかな者の行く末は
 杵原学校の体育館は地元材を使用する設計にしました。構造集成材も地元のヒノキ材を使うことを前提に試作製品を作成し、断面係数の試験も行っております。
 倉田課長は、斉藤木材のカラマツ集成材を使え!と伊賀良建設に指示した。伊賀良建設はその了解を当社に求めた。当社は関係ないこととして対応した。
 なぜ当社に了解を求めたのか?
その一つに構造計算があります。構造計算はヒノキの集成材として計算してあります。その計算書を基に確認許可を受けています。 ヒノキをカラマツに変更するには構造計算をやり直さなければなりませんが、当社はなにも行っていません。

 違反建築
 まさかその様な変更をしているとは、地方事務所建築課では思いもよらないと思います。完成して完了検査を受けていますが、この件は『偽装工作』として犯罪では無いでしょうか。  平成29年4月17日

 建築士法
 建築士法において、監理は管理建築士が常駐する建築士事務所でなければ行えないとされています。
飯田市では、「行政では何でも出来る」としています。 三権分立において法律と行政の分権が明確とされていることは中学生でも理解できる社会常識でしょう。
 なぜそうまでするのかが、問題なのだ!
法律を無視し、一介の地方公務員がこの様な暴挙を行う。この事の根底にあるものは何でしょうか?
綿半という飯田においては大きな商社の力が、職員はおろか市長にまで行き届いていることの証明が、杵原学校改修工事において明らかとなったのです。
 原和世市会議員
綿半役員上がりの中島五月が後援会長となった時点で原和世議員は彼の操り人形、杵原学校体育館改築工事において「鉄骨にせよ」から始まり「綿半扱いのカラマツ集成材にせよ」となり、思い通りに成らないとなれば倉田建築課長を動かし「鉄骨造に戻せ」、挙げ句の果ては「斉藤木材を使え」
 忖度(そんたく)
 今はやりの言葉ではありませんが、こういう事を忖度と言うのでしょうかねえ  私はそんな程度の話しで済まされることではない『完全な不正行為』と、構造計算の偽装まで行っていますから『完全な犯罪』と考えています。
 市長会派に蔓延る口利き議員
綿半議員はいつも必ず存在していた。そして口利きなどは「それこそ忖度」で蔓延しており、それに染まっていく市長会派の議員は当たり前のこととして「せっせと口利き」を行ってきたのです。
 みんなが皆やっているからこそ当たり前のことになり、「それが議員の仕事」等と横着にも程があるが、倫理観の欠片もない議員が現実にいっぱい居たからこうなってきたのです。   平成29年4月19日

 伊賀良小学校特別教室等新築工事にも同じ事が有りました。
 その後杵原学校へは一度も足を向けてもいません。 前を通ったことは何度かありますが、気にもかかりません。「設計した」という気持ちが残っておりません。
飯田市建築課と綿半の癒着だけが遠い記憶に残っておりました。 山本地区の皆さん、杵原学校は「昔のままの思い出の姿」を今も残していますでしょうか・・・
 何も知らない市長は何も出来ない市長
 牧野市長は何も知らないのでは? 牧野市長の責任ではなく建築課が綿半と癒着しているのだから建築課の不正なのではないか? 原和世議員の後援会長中島五月が綿半上がりだとしても、そんな事をした証拠は無いのだから何が問題なんだ!とか、よそ者が何も知らないのに山本のことに口を出すな!
 そういう方もきっと居られると思います。
そういう方にお願いです。そういう話しは、牧野市長・建築課職員(退職者含む)・原和世議員・中島五月等々に直接お聞きいただき「章設計の熊谷は不届き先般だ!名誉毀損で訴えろ!」として対応していただきたいと思います。                            平成29年4月21日

 一年後伊賀良小学校特別教室棟の指名来た
 章設計は倉田にひれ伏したのか!?
 指名通知が送られてきました。 昨年杵原学校改修をやったばかしであるし、私も引き続いてやるともやれるとも思っていませんでした。
 設計事務所協会に入ったとでも思ったのか?
残りの二社(設計事務所協会対抗団体)に確認すると指名通知は無かったようだ。 どういうことか? 当社だけ入っているのは何か意味があるのか、それとも倉田課長は章設計がおとなしくなったと思っているのか?!
 心やすい設計事務所に聞いてみた。
「大きいところは他の大きな入札物件が二か所あってそこに集中している。伊賀良小学校は300万くらいしかないから誰も手を出さない。章さん構わないのでやったらどう!」
へえ、そう?! 数千万もある物件が集中しているんだ。一緒に出ているの? 「一つは今回と一緒だが後半にももう一つあるんです」 でも、二つじゃ何社も入れないんじゃないの?  平成29年4月23日

栞                                           しおり

 南信州地域振興局  早口言葉みたいだが、下伊那地方事務所・飯田合同庁舎と呼ばれていたところを “南信州” とはなんぞや? 南信州とは松本から南部を指す江戸時代からの呼び名では無いか!
『馬鹿な県職が勝手に決めるんでは無い!』
 阿部知事は何を考えている!?
学識が無いのは無理も無いが、飯田・下伊那と地名地番がある地域を呼ぶのに南信州は無いだろう。
飯田地域振興局かせめて下伊那地域振興局にすべきではないか。そうではないなら地名地番から「下伊那郡」を止めるべき事だ。郡長が居ない下伊那郡を地名地番に残し、飯田を南信州と呼ぶ  馬鹿にし過ぎではないか!
 北高南底がまだ続いている
飯田下伊那の県会議員! 飯田市市会議員は何をしているんだ! こんな馬鹿な呼び名を認めてへつらってるんじゃないよ! 全員辞表を書くくらいのお粗末さでは無いか!
 牧野は何している?
なんともはや力の無い市長だことであります。風見鶏もいい加減にしてほしいものである!
職員の不正に目をつぶり、市長の犯罪を隠すことに躍起と成っているからこうなるんだ!
しおり                                          栞

 談合トライアングル
 要らぬ心配は無用でありました。設計事務所協会の “談合” の中身はよく出来ているものであります。ちゃんと仕組まれておりました。
 大型事業の談合形態   落札設計事務所が 1/3  下請けが2社居り 1/3づつ
例えば、3,000万円の設計料ですと 1,000万円づつ分け合うということです。
 設計予算額が3倍ある!
なるほど、これで皆さんも理解できたのではありませんか? 老人ホーム設計予算が2,500万円も有ったわけがね!
章設計は875万円で落札しました。875万円×3倍=2,625万円  どうでしょう、辻褄が合うでしょう!
 市民の税金ですよ!
一施設の設計予算に2~3倍の予算が組まれていて、それが30年も続いていたとしたら、概算でも100億円以上市民の税金が無駄に使われていたことに成ります。無駄どころか横流しされ、設計事務所協会の談合を増長していたんですから、これは『官製談合』という、大変大きな犯罪で有ります

 今回の市会議員選挙、この事を知っていて隠したままで選挙戦を打ったのが誰有ろう会派のぞみの古参議員どもです。それは何故かと言いますと、会派のぞみは与党で有り、牧野市長を守り、選挙戦を優位に戦うために内密に市長と話し合ったのです。それに異を唱え、市長と差し違えたのが熊谷泰人議員で有ります。そのため、有らぬ攻撃を受け大変に苦戦したようであります。       平成29年4月25日
(この経緯は後ほど書きだしていきます)

 伊賀良小学校特別教室棟新築工事 設計落札
 どうもどこも取る気が無いらしい。では行かしてもらおうか、と  でも頑張ってやることでもない。通常の金額で行こうと決めました。
 その矢先電話が入った
「うちも行きたいと思っている。章さんは杵原をやったばかしだ、譲ってくれないか」 はあ?! 
 何をおっしゃるうさぎさん
あっそう、みなさんは大きな大きな設計を分け合うんじゃないのですか? 「あ、あれかな、あれは鈴木や桂が中心なんでうちみたいな小さなとこは関係ないんな」 関係ない・・でもまだ他にもっと大きな設計が有るって聞いたよ?!違うのかな? 「あれはまだ先だけど、それも当然あれらの懐の内、うちなんかは話し合いにも出られないよ」 へえ~そうなんだ。三者三社で六社に振り分けられるんだから、上から取ってきてもお宅は入るんじゃないの? 「うちは入らない入らない。絶対に入れてくれない!」
 そんなムキに成らなくても
私は取る気はないけどね、普通に入札してみますよ。それだけです。       平成29年4月27日

 落札した。鈴木設計から電話が入った
 340万円程度であったかと、特別教室棟新築工事に併せ旧校舎棟の耐震工事も含まれていました。
 耐震工事とは
耐震工事の設計をするには、事前に耐震診断をしなければなりません。当時、耐震診断は設計事務所への発注業務とされておりましたが、実際は専門的・技術的に設計事務所では取り扱いが出来ませんでした。
 対応したのは綿半
構造設計事務所にても、高額な診断機器をそろえてその業務を請け負う体制になく、いち早くその分野に食い込んでいったのが綿半でありました。
綿半は耐震診断が施工できても建築工事下請け業者でありますから行政から直接発注を受けることが出来ないのと、仮に見積もりにて直接受注を見込んでも、他に同類の業者がいないため相見積もりも不可能なため設計事務所の下請けとしてそれを行うことを重点としたようです。      平成29年4月29日
 
 功を期す
 鈴木設計と綿半ですから、相方が組んで耐震診断を推し進めるには格好の事業であったかと思います。
飯田市は手探りの状況で構造診断・耐震診断(調査)に取り組みましたが、そこに綿半と鈴木設計が対応すれば “大舟” の乗車であったかと思います。
 特命
二社が、「うちにしか出来ません」と営業しなくても、従来のラインで充分でありました。ですから、伊賀良小学校耐震診断(調査)は設計入札の前に既に終了しており、「うちがやっている」と鈴木設計から電話が来て「耐震設計はうちにやらせてもらえないか、下請けで良いので」と、こうなったのです。
 下請け設計料は?
耐震診断(調査)は特命で鈴木設計でやっており、(実際は綿半)高額な発注費(設計料込)が支払われる予定と成っておりました。
 耐震工事は別途とされた
不思議な話しで有ります。たしかに章設計が請け負った業務の中に項目として『伊賀良小学校耐震設計』は含まれておりました。しかし、それに見合う予算はわずかであり(数十万)、鈴木設計は「設計は出来ているので下請け料は不要です」と、当社に告げたのであります。         平成29年5月1日

 耐震診断(調査)耐震設計費は高額
 耐震設計について市建築課とは一切打ち合わせが無く、基本設計図を作成して提出しましたがその設計図は使用されておりません。
 切り離された耐震設計と耐震工事発注
正直何がどうだったかは把握していませんが、耐震工事は確かに行われています。
章設計落札の設計請負には含まれておりました。そして鈴木設計からは「うちに下請けでやらせてほしい」と電話があったことも事実です。
当社請負において基本設計図(平面図・立面図)は作成し、提出した時にはすでに当社からは離れておりました。
市建築課は章設計落札分から耐震設計を切り離し、鈴木設計と随意契約を行っています。
その契約金額には綿半の耐震診断(調査費)費用も含まれ高額となっているでしょう。
市の耐震工事を振り返って調べれば、その経過と各事業費は明確に分かると思います。
私はそこに、鈴木設計と綿半、それに市建築課との “不正” が、必ず在ると確信しています。     平成29年5月3日

                                                                                                                   
   
伊賀良小学校特別教室棟設計にも綿半を使え
   建築課の担当者は岩橋技師でありました。 牛山君とはまるで違ったタイプと感じました。
それを強く感じたのが、「ちょっと打ち合わせをしたい、そちらへ伺ってもよろしいですか」と電話が有ったことです。
   割とストレート
当社に来たい、打ち合わせをしたい。 なぜこのような電話が入ったかと言いますと、それにはそれなりの理由が有りました。
   基本設計図(平面図・矩形図・立面図)を提出せよ
基本計画図はいつものように建築課で作成されており、学校であれば特別な指示も提案もありませんが、今回の計画図で不自然な事が一つありました。
 外断熱工法にせよ!
不自然と感じたのは、鉄筋コンクリート2階建ての外壁に外断熱を施すということです。 外断熱はエコ建築にとっては重要な課題ではありますし、取り組む無一環です。しかし、これまでの建築工事で鉄筋コンクリートの外壁に断熱材を設置するということは無く、北信地区と全く違う環境において鉄筋コンクリート造の学校建築に外断熱は考えられる事ではありませんでした。        平成29年5月5日  
  
  
岩橋くんの言い訳は
 外断熱工法について一言
一概に外断熱工法と言いましても多種な施工方法があり、使われる断熱材にも種類があります。
平成10年頃から取り組みが盛んになってきましたが、在来の工法であることに変わりは有りません。
鉄骨造であれば外壁自体が断熱材と成りますから、特に外断熱工法とは呼称せず、外壁と下地材との間に空気層を設けることにより、より一層その効果が出ることを目的とし外断熱工法と成っております。
(木造でも同じであり、今回の飯田荘計画にも綿半の外断熱工法を使えと建築課の指示がありました)
学校は鉄筋コンクリート構造です。鉄筋コンクリート造のl外壁に外断熱工法を用いるのは従来あまり採用されておりませんでした。それは何故かといいますと、鉄筋コンクリート自体の熱伝導率が低いからでありますが、タイルやパネルを張れば十分にその役割を果たしていたからに他なりません。  
  
   市建築課が「使いなさい」と指示した外断熱工法とは
鉄筋コンクリート外壁に発砲ウレタンを張り付け、その上にモルタルを塗り上げ吹付仕上げを行う。という工事です。
 違和感
設計者であれば当然のごとく違和感を禁じえません。それは何故かといいますと、「外壁タイルの落下」が社会現象となっているからであります。
昭和55年、東海地震が叫ばれたころから「タイル落下による二次被害」が叫ばていたからです。
私は極力外壁タイル貼仕上げを避けてきました。見栄えが良いというだけで50年も危険にさらす必要はないと考えているかでありますが、一般受けするタイルは設計事務所にとってはコマーシャル的に扱われ、コンペなどでは優位と成っておりました。                 平成29年5月7日

 タイルでも落下するのに
 伊賀良小学校において、外壁にこの種の外断熱工法を採用せよとされるのは「綿半を使いなさい」と指示している事でもあります。
飯田市建築課は何も外断熱工法が良いとしている分けではなく、綿半から営業を受け、この種の外断熱工法を使おうとしただけのことです。ですから、『なぜ外断熱を行うのですか?』との当方の問いに、「子供たちのために暖かい校舎にしたい」と、“屁理屈” を付けるのでした。
 正論を言えば
この校舎は特別教室棟ですよ、毎日使用されることはないでしょう。暖かい校舎であるために外断熱をと仰るのであれば、まず最初に普通教室棟の外断熱を考えるのが先ではないでしょうか。
 危険な工法
岩橋さんが薦める外断熱にはいくつかの問題点が有ります。
第一に、この工法の経過実績が有りません。パンフレットを見ても試験データーだけでその効率を示していますが、メーカーのデーターだけで判断する事は出来ません。仮にも公共建築に採用するとなれば過去十年間程度の採用建築物経過実績が求められます。
建築課は今までに採用した事は有るんでしょうか? 「今回が初めてです」 そうですか、では岩橋さんがこの断熱工法を採用しようと決めた根拠は何でしょうか? 「いや、子供たちのためにこれからは暖かい校舎にしていきたいと考えています」・・・かみ合わない            平成29年5月9日   
   
   多すぎる問題点
 『これは綿半を使えと言っていることになりますよ』 この様に言ってしまえば簡単なのだろうか?
それではやりあってしまうことに成る、「そんな事は言っていない」「別に綿半じゃなくても」と、掛け合いになってしまうだろうし、何よりも岩橋君と言い合う話ではありません。
 納得させる必要性
建築課と綿半の直接的な癒着を指摘しても解決することでない。かと言って倉田課長を責め立てても逃げるだけ、こういうところは役人のこ狡さである。
20年(平成20年時)以上も続いている癒着なんだから、そう簡単な話ではありません。
 外断熱を採用する
分かりました。それでは外断熱工法を採用しましょう。
小学校校舎に外断熱を採用するとして、まず外断熱工法にはどういう物があるのか、また、小学校に適した、鉄筋コンクリート造の外壁に適した工法・工種を選択することから始めましょう。
 工法選択
・断熱材直貼モルタル塗り工法(綿半扱い) 価格基準100  採用
・断熱材下地ALC版張工法(綿半以外)  価格基準100  採用

・断熱材下地パネル工法(全社)      価格基準150  不採用  
  
   固定観念
 岩橋君には「これを使え」との指示しか出ていないとみるべきで、彼が確固たる理念を持っているわけでは有りません。二者択一で行けば彼自身が決めているんだとの認識に成るでしょう。平成29年5月11日   
  
   二者択一
 努力している限り、人は迷うものである
どの様な事も決定するにはその前段階が必要でありますから、答だけを求めてもそこに結論は出てきません。
 岩橋君が外断熱工法に知識を持っていたならば、綿半扱いの外断熱工法を使おうとはしなかったでしょう。
 断熱材直貼モルタル塗り工法の問題点(当時)
・発泡断熱材をコンクリートに直貼りした場合、充分な乾燥状態でないとアルカリが反応して断熱材を溶かす場合があります。
断熱材の上にモルタルを塗り、吹付防水材で仕上げるとなっておりますが、その場合もモルタルが十分に乾燥していな状態で防水材を吹付けますと、同じような反応を起こす場合があります。
完成した当初はその様な状態であっても症状は出てきませんが、経年によるクラックが出ますとその部分から浸水しアルカリ反応を起こして断熱材が溶融します。
少しでも溶融状態に成りますと、空気層が発生して浸水・乾燥を繰り返してしまいます。
冬期に成りますと浸水が凍結し内部から外に向かって圧が掛かり、破裂や剥離状態を起こしてしまいます。
一か所でも剥離が発生しますと、そこから浸水乾燥を繰り返して範囲が広がっていき、やがて小さな地震でも外壁モルタルが落下するような危険性が生じてきます。   
   
   モルタル塗り外断熱工法はこの様な問題を抱えていますが、さらにタイルをその上に貼って完成直後に大きな事故を起こした長野県の施設が有ります。(長野県のコーナーに書き出します)
『飯田市庁舎』も綿半の外断熱工法を採用して外壁タイルを貼り付けていますが、いったいどうなるんでしょう?!
当時から改良を加えていると思いますが、万が一、同じような症状が出た場合、一体誰が責任取るのでしょうか。                                 平成29年5月13日  
  
  
まだ外に有る問題点
 溶融するなどとパンフレットにも載っていない件を話してみても “ぬかに釘” でした。無理もありません、綿半扱いの外断熱工法を使うのが目的なのですから。
 攻め方を変える
同じ断熱材を使った外断熱工法が有ります。これはモルタル塗りの代わりにALCパネルを張る工法ですが、これですと溶融などと言う二次被害が発生しません。また、鉄筋コンクリートの外壁に固定取り付けを行いますので、地震があってもパネル自体が落下することもありません。
 まだ外に有る大きな差
学校の校舎です。外壁にボールが飛んでくることもあるでしょうし、何かが当たることもあるかと思います。断熱材の上にモルタル塗りでは衝撃強度が不足となります。ALC版はわずか37mmの厚さでも衝撃強度はモルタルの数倍は有るでしょう。
 黙ってしまった
二つのパンフレットをかざし、利点と欠点を並べたものですから口をつくことが出来なくなったようです。 「でも値段が違う」 価格ですか?わずかな差ですよ、それに双方の掛け率が違いますから見積もり比較をすればよろしいんではないでしょうか。・・・黙ってしまいました。   平成29年5月15日  
  
  
無駄な努力
 予算通りに、打ち合わせ通りに(?)設計図書はまとまり提出の運びとなりました。
外断熱工法はどうなったのか、気になりませんか? その前に、綿半扱いの商品を使うようにとのことは、他にも有ったかどうかの方はどうでしょう、そちらも併せて書きましょうか。  
  
   さてさて、建設業界は仁義も無く死活競争の中でこうも醜いものでありましょうや
建築に使用される商品(メーカー製品)の殆どは商社流通と成っております。 しかし、製造メーカーが直接の窓口となる商品は主に個別商品であり、商社を介入させるほどの多種多様製品が無い事と単価構成(商社分を含めていない)が出来ていないことも事実です。でありますから、この外断熱工法もご多分に漏れず、新開発製品として直販で営業を始めたのであります。
 当社にも営業に来ました。
その時のうたい文句にびっくりし、その内容も受け入れられなくて、併せてこの商品の信頼をも理解できなくて、必ず「問題が発生する」と、その時確信しております。
(商品の信頼性は書きだしましたよね、受け入れない内容は長野県疑惑のコーナーに書き出します。)
 うたい文句とは
『この商品は県の施設課と共同開発した商品です』
この一言ですべてを察しました。(この人県の施設課に居た人ではないかな、ああこの会社は施設課の天下り会社か)
「今外断熱が良いってことでね、今まで鉄筋コンクリート造の外断熱が無かったこともあって施設課で鉄筋コンクリート外壁用断熱を探していたんだが、今回この様な外断熱工法はどうかってことで開発されたんですよ、施設課と協力して採用をお願いしているんだが、鈴木設計では、県の仕事ですが今使ってもらっている。これは〇〇の工事中の写真ですが、この様に断熱材を張ってモルタルを塗るだけで良いんですよ」 立て続けにベラベラとまくし立てるような話し方と、少し高圧的な言い回しに、もう嫌気がさしていた。                                  平成29年5月17日  
  
   これは斎藤木材と同じ
 斉藤木材も県職員の天下り会社です。扱う商品が木材でありますから当然林務課でしょうね。
上伊那森林組合が加工部門を担っているため長野県の林業に大きく貢献していると思われがちですが、上伊那の唐松を原料にした上伊那森林組合のカラマツ集成材二次製品であります。
 販売ルート確立
確かに使えない唐松を試行錯誤の上製品化したのは努力の賜物でありましたが、いかにせん売れなきゃ商売上がったりであります。
 疑惑ではないかな?
少なくとも疑問は残りますよね。 「唐松集成材を推奨する」 これも良いでは有りませんか。縦割り行政の中で公共施設に、補助金施設にカラマツ集成材を使えとすることも。
しかし、気になるようなことをしてはいけません、「斉藤木材は天下り先でした!」とね。
 直販で懲りた斉藤木材は、綿半という “顔が利く商社” を窓口としました。  
  
   飯田市が「カラマツ集成材を使え使え」とガッチ(カケス)になり、すべての木造公共施設が、“綿半のカラマツ集成材” と成ったとき、飯田の他の商社や建材屋もやっと気づいたようです。
 コンテックナガイでも、「斉藤木材のカラマツ集成材を扱っています!」と、インコの “ものまね” を始めましたが、飯田市建築課はさすがですね。そのときすでに、“次の一手” を始めていました。
 次の一手とは
老人ホーム飯田荘改築工事でこれから証明していきますが、「飯田市の公共施設木造建築物は綿半のために鉄骨造とする」という事が実施されたのであります。
 斉藤木材のカラマツ集成材がどこでも扱えるようになったから、飯田市建築課は綿半のためにそこまでしてあげるんです。                             平成29年5月19日   
   
   飯田市建築課は忖度行政  綿半の力は強い
 土着利権とは土建業だけの世界と思っていましたが、ところがどっこい、飯田市においてはあの吉川建設よりはるかに上で有りました。
 さて、綿半の商品強要は他にも有ったのか? についてですが、実はその他の方が主体で有りました。そしてそのその他は綿半で扱っている全ての商品で有りますが、主だった商品だけを紹介します。
 元旦ルーフ
これは鉄板屋根のメーカーで有ります。 南信地区(松本から南部)の専売権を持ち、元旦ルーフで有れば綿半が自動的に下請けとなっていきます。
 飯田市過去の施設を調べてみてください。学校を始め、殆んどの施設の屋根材は元旦ルーフとなっていますよ。民間施設においても、鈴木設計は100%元旦ルーフです。白子や桂もそうでありましょう。
 設計事務所協会の常識
官製談合と業界談合において落札者が決まりますと、飯田市建築課から綿半へ、綿半から元旦ルーフへ連絡が行き、「元旦ルーフです。御社で飯田市○○の施設を落札されたということで、ぜひ当社の商品をお使いください。今回はこのタイプをお勧めします」と、一週間以内に営業に来ます。(今回の飯田荘でも来ましたよ)
 鈴木設計には営業に行きません。
それは当然のこと、行く必要がなく、設計図が出来あがったら「おい積算してくれ。いつものように市の積算基準に合わせてくれよ」と、鈴木設計から元旦ルーフに綿半に電話を入れるんです。平成29年5月21日   
   
   伊賀良小学校特別教室棟(コンピューター教室)を確認してください。飯田市会議員の皆様   
   
   章設計は言う事を聞かない
 杵原学校改修設計において “逆らった” 章設計は当然のことマークされていましたから、倉田課長もそれなりに手を打ってきていました。
元旦ルーフを使えなどと直接言って来るはずは有りません。(設計事務所協会の連中には言う必要が無い) かと言って、何か指示しなければ当然他のメーカーの製品で設計するだろうとは、考えてのことでした。
 緑が丘小学校と同じように
岩橋技師が当社をわざわざ訪れて、「外壁外断熱工法を採用してください」と言ったおり、元旦ルーフの件も併せ持っておりました。
 倉田のずる賢さ
いつもの様に、カタログで指示する事は流石に出来ないと思ったのでしょう、そこにはコピーされた設計図が有りました。
岩橋技師はおもむろにそれを拡げ、「これは緑が丘の設計図ですが、これと同じように設計してください」と矩形図が見せられました。(矩形図とは、建物の断面を切り取った図面です)
 間接的な攻め方である。
緑が丘小学校の矩形図は、普通校舎棟の標準的な収まりと成っていましたが、屋根材形状は元旦ルーフの形状が “丹念に模写” されておりました。
 同じようには出来ない
分りましたが、これの何処と同じようにするのでしょうか?(いきなり反論すると証拠が出てきませんので探りから始めました)
・・外壁は外断熱に成っていませんよ?(そっちから入りました)        平成29年5月23日
  
   
   根拠が無いのだから答えられない
 外断熱工法はどなたの考えなのでしょうか? ・・・黙っている・・間が悪い・・口を開いた
「屋根をこれと同じようにしてください」・・屋根ですか? 屋根のどこを同じにするのですか?
「あのう、章設計さんの基本設計図は片流れとなっていますので、この様に棟を取って下さい」・・棟を取るんでしょうか?なぜですか? 現在の伊賀良小学校校舎は全て片流れになっていますが、なぜ棟を取るんでしょうか? 「緑ヶ丘が評判良いんで同じようにしてください」・・評判? 何の評判ですか?
・・答えない・・・現校舎と同じ意匠(姿かたち)で統一するほうが自然なことで、なぜそこに緑ヶ丘の違う意匠を取り入れるのでしょうか。 「いや、雨漏りが心配なんで・・」 雨漏り?
 校舎の屋根を片流れにする意味をご存知ですか?
けして伊賀良小学校の片流れ屋根が良いということではありませんが、そもそも片流れ屋根にする理由は県施設課の考え方が元にあります。
ご存知のように北信は豪雪地帯、住宅においても屋根に雨樋を設置しません。それは壊れてしまうからでありますが、そうは言っても学校の大型屋根に樋が無ければ、まとまった雨が落ちてきて事故が起きないとは限りません。                              平成29年5月25日  
  
   軒樋を設置しない屋根形状
 北側から南にかけて片流れにする理由の一つに、北に樋を設けると冬場に凍結をして雨漏りの原因となります。(飯田荘の計画図は北側に多くの雨樋を設ける平面図と成っていた) それを防ぐために片流れ屋根を採用しているのです。
飯田近辺の設計事務所は “模写” でトレースだけのところが多いですからそういう話はしないでしょうね。
緑ヶ丘の図面を見ると、南側も北側も樋を当然設置していますが、伊賀良小学校の既存校舎は施設課と同じ片流れです。また、軒樋は鉄筋コンクリート製の持ち出し方式としていますのは、豪雪の場合、取付軒樋だと変形してしまうのでそのようにしていますが、実はコンクリート製であるためにそこから経年によって雨漏りが発生するという事象が頻繁に起きています。
施設課はその問題を解消するために幾度も改修工事をしてきましたが、最近は取付軒樋を設けるような建物が多くなっています。
ですから、伊賀良小学校は既存建物の屋根形状に合わせた上で、取り付け軒樋方式を採用しています。
 ぐうの音が出ない
屋根材に触れず、松尾小学校の問題点を指摘したのですから言い返すことが出来なく、設計技術者で無かったのもあったのか、“納得” して帰られました。              平成29年5月27日  
  
   また来た!?
 倉田課長が手を打ってきたのでしょう。 「軒樋のことは分かりましたが、緑ヶ丘のように棟を作り切妻屋根にしてください」と言ってきました。
 そこには何が有ったのでしょうか?
棟を取ることはさしたる問題ではありませんが、棟を取らなければ出来ない葺き方が有ります。
 それは横葺きです。
実は屋根材の種類についても変更していたのであります。 倉田課長の指示は「緑ヶ丘と同じにせよ!」という事です。(元旦ルーフは横葺き材が主のメーカー)

 私の基本設計図では長尺の竪ハゼ葺きです。 この葺き方は元旦ルーフでは製品が無いものですから「これではダメだ!」と言われたのでしょう。
 私の意図に気づいていた
倉田課長は技術者でありませんから設計意図には気づくはずがないし、「綿半の商品を使う」という使命感のみが存在しているだけでありますから、「棟を取れ!何でもいいから緑ヶ丘と同じにせよ!」と岩橋君にきつく言い渡したのでしょう。                      平成29年5月29日  
  
   違う意味の意図
 岩橋君は懸命に騙りかけてくれました。「緑ヶ丘と同じにしてください。棟を取ってください」とね。
大型建築物の屋根に横葺きを採用しない理由は分かりますか? 棟を取る意味が分かりますか? 片流れにする目的は前回説明したとおりです。
 横葺きの欠点
鉄筋コンクリート造であっても、屋根構造は置き屋根の鉄骨造となります。(一般的) 鉄骨は風や地震によって揺れることがあります。 その様な経年をたどれば、それはやがて横葺き材の組み合わせに異常をきたしてきます。また、鉄板材は温度差によって伸び縮みします。 その結果、思わぬ雨漏りが発生してしまいます。(県の施設においても、昨今その様な事象において吹き替えが余儀なくされております)
 棟が必要な場合
鉄板は温度差によって伸び縮みしますので切り妻屋根を採用する場合は棟を取ることは必然となります。
県施設課の考えは、それら全ての事象をかんがみて竪ハゼ葺きの片流れ式を採用しているのです。  
  
   これらのことを懇切丁寧に説明しましたら、「分かりました。熊谷さんの設計には全て根拠があり、納得しました」と、帰っていきました。が、が?                 平成29年5月31日  
  
   今度は電話が来た
 倉田課長の指示であるからしてこれですむとは思っていませんでしたが、余りのことで岩橋君が可哀そうになりました。
「熊谷さん申し訳ないんですが、屋根の葺き方(竪ハゼ)も図面通りでかまいませんから切妻屋根にしてもらえませんか。あの、北側にも庇が欲しいんで、雪が落ちてこないとも限らないんで・・」
 これ以上はいじめになっちゃう
 この意味は、切妻屋根にすれば元旦ルーフ横葺きに変更できるとした倉田課長の考えとは即想像できましたが、これ以上岩橋君を困らせては気の毒と思い、その様に変更しました。
 素直に従った訳は
『無駄なこと』と思ったからです。 こうまでしての倉田課長の指示は “異常な世界” であり、建築課そのものに「綿半」が染み付いて、はや “伏魔殿” のごとく存在して
いる以上何をやっても無駄なことと判断しました。  
  
   市会議員の皆様、伊賀良小学校コンピューター教室棟をぜひ確認してください。
外壁は、綿半のモルタル塗り外断熱工法に! 屋根材は、元旦ルーフの製品に変更されていると思いますよ!   
   
   飯田市議会議員の皆様へ
 私はこれから飯田市長の不正と犯罪の事実を書き出していきますが、その原点は建築課に在るとすることを認識してください。                            平成29年6月2日 
  
   議員の責任
 10年前、阿智村を相手に損害賠償訴訟を起こしています。その起因は、園原資料館の基本設計料の未払い請求でありました。
基本設計であるからしてと、契約書を交わさず業務を遂行しました。 園原資料館はビジターセンターに変更され実施されましたが、基本設計(基本計画ではない)に掛かる支払いが行われていないため請求しましたところ、一旦は支払うと約束されました。
しかし、請求内訳に裁判所の承認を必要とされ、また、裁判所もその証明を行うことは困難であるとの見解が示され、やむを得ず裁判による判決となりました。
結果は、「契約書が無い」として棄却されております。
(この一件は、「阿智村、岡庭一雄前村長の不正」のコーナーに書き出しています。)   
   
   平成28年9月13日、発注者 飯田市長牧野光朗 受注者 章設計 による、平成28年度 特別養護老人ホーム飯田荘 実施設計業務 の設計業務委託契約書を交わし、平成29年1月27日に業務を遂行終了しています。
 平成29年2月末日、業務完了報告書と請求書を財政課に提出するも、平成29年5月31日をもってしてもいまだ支払いが成されておりません。
 今回は契約書が存在しています。
請求書を提出してから三ヶ月が経過しておりますが、未だ支払いが行われないことは通常の範囲を超えているものとし、近いうちに支払い請求訴訟を起こすつもりでいますが、その前に議会議長清水勇議員に今までの経過と併せ、飯田市長と関係職員の査問をお願いする所
であります。    平成29年6月4日  
  
  
飯田市長 牧野光朗 様

平成28年9月13日契約による、平成28年度、特別養護老人ホーム飯田荘 実施設計業務委託における業務委託料、金9,558,000円を、平成29年2月28日に請求書として請求しておりますが、平成29年5月31日をもってしてもいまだ支払われておりません。  つきましては、平成29年6月30日までに支払っていただくよう請求申し上げます。

尚、万が一、当社再請求の期日までに支払いなき場合は、しかるべき方法にて請求します事を了解願います。                平成29年5月31日 株式会社 章 設計 代表取締役 板倉正明  
  
   裁判所に提訴
 阿智村への請負代金等請求事件は、裁判をかけることにより内に在る「官製談合」の事実を証拠とすることを目的としていました。
判決による勝訴を求めているわけでなく、むしろ敗訴において首長自らにその反省を促がすことが目的でありましたが、お粗末な者の腐った芯は変わることなく、かえって増長させる羽目となりました。
 今回は先に反省を求めた
長く続いた設計事務所協会との官製談合は設計事務所協会の内輪で裏切り者が出たようで、飯田市幹部職員と直接的な官製談合を行ったようであります。
 当社はそれに触れずして、より良い飯田荘を設計しようと懸命に努力いたしましたが、ついには幹部職員の直接的な業務妨害まで受ける状況と成りました。
 幾度と無く受ける業務妨害において、何とか業務を遂行できるよう牧野市長に陳情書を提出しましたが、佐藤副市長の判断においてより最悪の事態へとすすんでしまいました。
やむを得ず、訪ねてきた幹部職員に “犯罪” を指摘し反省を求めましたが、残念ながらときすでに遅し、今日に至ってしまいました。                         平成29年6月6日   
   
   飯田市長に陳情書を提出するに併せ、木下克志前議長にも同様の陳情書を提出しています。
裁判所へ提訴する前に、「議会において市長への査問」を願いたく考えています。  
   
   警察に提訴
 これから、特別老人ホーム飯田荘を舞台にした不正と犯罪を書き出していきますが、サイトでこの様なことを書きこみ全国に発信していくには、「それなりの覚悟」を持っております。
前段においても牧野光朗市長・佐藤副市長、寺澤部長に原課長、これらが犯罪を犯したとハッキリ書いています。
 このサイトは、何人かの市会議員、職員がご覧になっていることと思いますが、当然のごとくこれまでの経過については私より事実関係を把握しています。
「知っていて何もしない」「知っていて何も起こらない」 この事のほうが異常だと思いませんか!?
少なくとも現職の市長を犯罪者扱いしているんですよ! そして何より、当の牧野光朗自身が、「章設計は仕事に成らなかったから文句を言っている」と、市民に伝えているのです。
 牧野がそこまで言っているのであれば、章設計を契約違反で、熊谷章文を名誉毀損で訴えるべきではないでしょうか。 少なくともあなたは公人で “名誉” ある方なんですからね。   
   
   章設計と飯田市長との契約書は存在しています。そして業務は遂行して成果品も届けてあります。
なのに委託業務費が支払われていません。その状態の中で、同施設の設計業務を鈴木設計に発注するという暴挙に出ました。
 これだけ不審な状況が多々あるにもかかわらず、「行政は何でも出来るんだ!」という佐藤副市長の姿勢を貫き通しております。
 『官製談合』『業者との口利き』『特定業者との癒着』
これ程の犯罪を隠し通そうとする、この人達の真意と目的は何処にあるのでしょうか!?
 阿智村においての岡庭一雄や取り巻きに対しては、警察などに訴えるとか告発するとかの直接的な行為は行うつもりもなく、村民が気づく中での解決を望んできましたが、飯田市においてはそのような解決はすでに出来なくなっております。                     平成29年6月8日  
  
   ここに宣言をします。 章設計は警察に提訴します。 熊谷章文は警察に告発します!
議会の対応如何にかかわらず、一番最後に告発いたします。  
   
   章設計は警察に提訴します。
 物騒な文面から書き出さなければ成らなくなりました。この様な事は考えてもいませんでした。
なぜにこの様な状況に成ってしまったのか? と思い起こせば、やはりそこには「気付かない疑問と隠された疑惑」が有ったからに他ありません。
 確かに疑問は長い間抱いていましたし、疑惑もしっかり隠されていると判断していましたから、
警察に提訴します。と言えば、それじゃお前がやっている事は『確信犯』じゃないか! と問い詰められそうですが、それは決してそうではなく、“そうならないよう” に、何度も何度も努力をしてきました。
 驕る平家久しからず
誰もがそうとは言いませんし、自らが気付き上げた地位で有れば、それなりの態度も通用しましょうが、それであっても度が過ぎればそれなりの結果もまた然り。
 市長であっても四年に一度の信任を得なければ成らず、議員であっても同じこと。また四年もあれば誰であっても “その道” のプロにもなれるでしょうから.“代わり” は幾らでも居るのであります。
 18で公務員になり30年、大学を出て地方公務員と成り25年も同じ職務に携われば、 その様な驕りが出る人も中には居るのではないでしょうか。
 悲しからずや
飯田市役所内にはとても多くいた。そしていつの時代にも居た。 それらが長い間、疑問を作り上げ、そして疑惑を隠してきた。 これが飯田市役所の現実です。             平成29年6月10日   
   
   特別老人ホーム飯田荘新築工事における、不正と犯罪  
  
   或る日突然に
 或る日突然 この言葉を聴きますと、青春時代を思い出す年代であります。 トワエモアの旋律は甘くもあり、淡い想いがよみがえる方もおられることと思います。  
   突然にFAXが入る
なぜに “或る日突然” なのか!?でありますが、飯田市から指名入札の通知が入りました。 当社は建築設計と一般測量業務を行っており、測量の指名通知は都度有りましたので、驚いたのは “建築設計指名通知” で有ったからであります。
 特別養護老人ホーム飯田荘
10年のご無沙汰でした。いや、伊賀良小学校コンピューター教室棟以来ですから正確に言いますと8年振りであります。
 なぜ8年振りに指名が来たのでしょうか?
それには、とてもとても深い訳がありました。その経過は、社会の形のコーナーで書き出していきますが、その指名願いが来たことにより、「飯田市に在る不正と犯罪」が、より鮮明に成ることを予感したものでありました。                               平成29年6月12日

特別養護老人ホーム飯田荘新築 設計業務仕様書

 上記の仕様書部分をクリックしてください。 指名通知を受け取った後、飯田市財政課に出向いて受け取った業務仕様書であります。
 この仕様書にて最初に気になったのが、2.業務委託の種別であります。
・基本設計・実施設計・構造計算・意図伝達 と、四つに分かれているうち、実施設計と構造計算の二つに ●記がされております。これは、基本設計は用意されているという事に成り、もう一つの説明書において基本設計図が添付されているという事に成ります。
 次に不審に思ったのが、5.設計与条件です。
特養棟①③がW(木造) 特養棟①③は入所居室です。 400㎡が二棟在るという事。
特養棟②④介護予防拠点棟 S(鉄骨造)②④は食堂・浴室などの日常生活に使用する室と、機能回復室、管理部門などが含まれています。そのエリアが1,000㎡以上ありその棟がいくつかあり鉄骨造と指定されていることに違和感を覚えました。
 なぜ鉄骨造にするのだろうか?
飯田市は環境保全都市の宣言をしており、市の建築物は木造とすることは飯田市が何年も前から決めて取り組んできたことであります。
その上に、最後に添付されている「飯田市建設工事設計業務要領」
第1 設計の基本方針 三 一般事項 ア 景観の③に

③ 伝統文化の継承と地元産業育成のため、施設によっては、できる限り木造の建築物とする。
とハッキリりと書かれております。
地元産業育成とは木材産業であり、施設によってはの施設とは、「木造で建築できる施設」ということである。
 まだまだあります。
5の(4)その他 の欄に
・既存飯田荘の解体   
鉄筋コンクリート造3階建てでまだ39年しか経っていない。(なぜ耐用年数が20年も残っている施設を解体するのか?)

・地元説明会等への出席および協力を含む。
地元とはどこなのか? 基本設計図があるとしているのに説明会が済んでいないことはあり得ない?と不審に思いました。                               平成29年6月14日

特別養護老人ホーム飯田荘新築 基本設計説明書

 上記の基本設計説明書をクリックしてください。 指名通知を受け取った後、飯田市財政課に出向いて設計業務仕様書と共に受け取った基本設計説明書であります。
 一般の方には分かり辛いと思いますが、建築関係に携わっておられる方なら「どなたにも一目瞭然」だと思います。
 基本設計説明書? では有りません!
基本理念と建物の概要が示されているだけの “事業計画書” であります。(飯田市の福祉部は基本設計図と言い張って譲りませんが)
 基本設計とは
本来、建築設計業務といわれる建築士法で制定されいる業務は、基本設計・実施設計・工事監理の三つがあります。
設計業務は、管理建築士が常駐する設計事務所登録が成されている設計事務所でなければその業務を行うことができないとされています。
簡単にいますと、設計事務所の業務は、設計と工事監理ということであります。
 飯田市の勘違い
大きく二つの間違いがあります。そのいづれも、「飯田市は何でも出来る」というおごった考え方が職員の間に蔓延しているからでありますが、その “おごり” は、何も建築の範囲にとどまらない事は一般市民の方のほうが感じられていることではないでしょうか。           平成29年6月16日   
  
   大きな間違いの一つ目
 前段に書きましたように、事業計画書(基本計画)を基本設計としているところであります。
建築士法と云う法律で定められている設計事務所の設計業務である基本設計は、その名の通り基本設計図で有ります。
 事業計画書に基づき、建築物として完全に建築できるよう配置図・平面図・立面図・矩計図を作成し、構造・関連法規チェックを行った上で事業計画者の意図に応えられるよう基本計画図書をまとめる事にあります。
設計者に求められるのは、事業計画書(基本計画)に沿って基本設計する事は基より、なお且つ、より高度な建築物を目指すことで有ります。
 総括した言い方をしますと、事業計画書はあくまでラフプランで有り総合的な実施計画書でありますから、その事業計画より、機能的・快適性・安全性、そして予算的な安価工法を提案することが基本設計と云うことで有ります。   
   
   特別養護老人センター飯田荘の設計業務発注は、当初からそこを誤解し、事業基本計画書を基本設計図書とし、「実施設計業務」を発注した事にあります。
設計者であれば、今回の設計業務仕様書と基本設計説明書を一目すればどなたでもその矛盾に気づきます。
それが何故に淡々と遂行されたかについては、やはりそこに飯田市建築課(地域計画課)と設計事務所協会(設計監理協会)との癒着と不正が有るからであります。            平成29年6月18日   
   
   二つ目
 二つ目の間違いは、建築という大きなくくりを行政業務の範囲で考えていることです。
建築には設計はもとより、建築許可も、建築工事も多くの法律がありまして、その何れにも適合していなくては実行できない仕組みとなっています。
その様な、許可制・認可制・検査などの過程を、それぞれの機関が第三者として介在することにより建築物がよりその目的に沿って安全使用されるべく、また、財産となるように成されております。
 飯田市建築課の勘違い
飯田市建築課では建築主事を置き、4号建築物(住宅の木造建築物等)の建築確認申請審査を執り行っています。
確認申請の許可を行う、という事が、いかにも行政の権利だ!力である!という様な捉え方に陥り、その事(建築許可)が、「建築課は設計も出来る」という妄想になっています。
 悪の巣窟、建築課
設計事務所協会との癒着、綿半との癒着を何十年も続けてきていますから、またそれに異を唱える職員が誰もいなく、また移動のない職員がゴロゴロとたむろしている様は、まさしく伏魔伝と呼ぶに相応しいのではないでしょうか。                            平成29年6月20日  
  
   監理を建築課で行う?
 設計と監理、設計には基本設計と実施設計が含まれているとの事はお分かりになったと思います。
ここ三十年余り、飯田市建築課は市発注物件建築物の現場監理業務を行ってきています。
この監理業務というのは先にも説明しましたとおり、
「設計業務は、管理建築士が常駐する設計事務所登録が成されている設計事務所でなければその業務を行うことができないとされています。」の監理業務であり、建築士法においては設計事務所が行う業務であります。
 屁理屈
建築課には何人も1級建築士がいる! が、建築課の言い分でありましょうが、1級建築士は個人の資格であって建築課が監理できるという根拠にはなりえません。何故ならば、運転免許書と同じ類の国家試験合格証であるということです。
運転免許証があっても車が無ければ無用であるとおり、1級建築士であっても設計事務所登録がなければ設計(監理)出来ないのであります。
 監理が出来るんだ! との理屈のもう一つに、「建築課には建築主事がいて確認申請審査を執り行っている」と声を上げてきた職員もいるかと思います。
この事を一聞きしますと、一見「飯田市には建築主事が居て確認許可をおろしているんだから監理は出来のでは?」と思われる方もいるかもしれません。                平成29年6月22日  
  
  
県の建築課

 各地方事務所(振興局)に建築課を置き、主に建築確認業務の一切を執り行っています。その主管部は県庁の住宅部施設課でありますが、そこで「設計(監理)を施設課で直接行っていますか?」と、いう事であります。  
  
   「出来ることとやるべきでない事」
 行政業務において長野県有施設の設計及び工事監理を中心に業務しております。 実施設計と監理業務のほとんどは県内設計事務所に一般競争入札において外部発注されております。  
  
   強いて言うなら
 飯田市建築課で設計業務が直接出来るとするのならば、4号建築物確認申請審査範囲内の飯田市有施設ではないでしょうか。
 飯田荘の設計においても当然のごとく監理は切り離されておりましたが、当社もその “裏事情” は知っておりますので特に指摘はしませんでした。が、建築課の担当者と福祉部長からは「行政は何でも出来るんだ」という、言い訳は聞こえてきています。  
  
   問題はそこではない
 ではなぜ一方的にこの様なことを言い、長い間行ってきたかが問われるのではないでしょうか。
何度も書いてきましたが、この監理業務を建築課が行うことこそが「綿半の建材使用、綿半の下請工事」を確実に実行する手段であったのです。                    平成29年6月24日  
  
   行政は何でも出来る
 一般社会の形成基本が行政であるからしてその様なことは社会通念であるかもしれない。しかし、何でも出るのであれば何でもやっているのではないでしょうか。
 分権制度
三権分立制度により行政はその一権を担っております。行政は行政法においてその成しえる事が記されておりますが、その条文には最低限の事が記されております。
なぜに最低限であるかと言えば、行政は一権しかないからであります。
 一般常識
行政法に明記されていない事柄については、三権のうちの「司法」という一権で判断されるということは当たり前の事ですが、その常識が、飯田市の職員の間には存在していないように感じます。
 慣例で判断するな!
行政はサービス業務であると言う事が職員に浸透していないのであります。
特に、認可制・許可制を扱う業務、業務発注を行う業務については、「今までこの様にやってきた」「上司の指示に従った」との意識が強くあり、「認可許可・指示は我々が下すのだ!」というとんでもない考え方があり、それが慣例化しているのが現状であります。            平成29年6月26日   
   
   市長不在
 何事も市長が把握しているわけではないという事は市民であれば誰もが思っている事であり、その事を取り沙汰そうと考える人もおりません。 しかし、重要な事項を取り扱うときであれば、「当然市長は知っている」と、判断しているのが市民であるという事も市長や職員は知っておくべきでしょう。   
   
   パンドラの箱
 「章設計に指名が来た」 これは大きな驚きであるとともに、底知れぬ疑惑が隠されているのではないかと言う不安がよぎりました。(社会の形で書き出します)  
  
   入札の不透明
 特別養護老人ホーム飯田荘の仕様書と基本設計説明書を熟覧して最初に感じたのが、「何も変わっていない」でありました。  
   綿半が中心
延べ面積1,800㎡のうち、1,000㎡が鉄骨造で有りました。
「なぜ?鉄骨造なのか」 木造で出来る施設であり、全公共施設の木造化は飯田市の大きなテーマではないか? と、この様に考えて不審に思う方は通常の方でありましょう。
 設計事務所協会の設計事務所の人達はどのように答えると思いますか?
私がサイトでこの様なことを書き出しているのは、飯田市の設計事務所であれば皆さん存じていますから、今聞かれても何も答えないでしょうが、以前であれば、「ん・何のこと。建築課の計画なんだからそれで良いんじゃない」と言ったでしょうね。
 設計事務所協会と市の建築課の取り決めは、『設計事務所協会に発注する』『設計料は3.5%』『監理は建築課で行う』 の三原則が有りますから、それ以上は互いに求めていないんですよ。
 あ!そうそう、もう一つ大事な取り決めがありました。
『1級建築士が1名の設計事務所は1,000万円以内の事業、2名以上の設計事務所は1,000万円以上』
これは建築課の内規ですから、書き留めないようにお願いします。 ってか    平成29年6月28日  
  
   監理を建築課で行う本当の理由
 監理はどうしても建築課が行わなければ成らないんです。それは、綿半が工事下請けできるようにしなければ成らないからであります。  
  
   それぞれの設計事務所
 それはお役所ですからどのようなことも苦情と受付て、それなりの内部資料はすでに揃え、かつ、口裏も合わせているでしょうから、建築課の言い訳は通用させないように前もって書き出します。   
   
   監理を建築課で行う主目的
設計事務所協会(設計監理協会)の設計事務所の中で、普段から綿半と口銭取引がある設計事務所の筆頭は言わずと知れた鈴木設計でありますが、白子設計・桂設計などもご他聞に洩れないのであります。
逆から考えますと、綿半が中心でない設計事務所も有ると言う事になります。
 さてそれはどこでしょう
柏設計・凌設計・FMD設計あたりは綿半以外との取引が多いでしょう。それは他の設計事務所のような取引もさることながら、人間関係から始まっているのだと思います。   
   
   元旦ルーフ(屋根材メーカー)
元旦ルーフの専売代理店として南信一帯は綿半が全てを淘汰しています。これは元旦ルーフ(メーカー)が求めての状況でなく、南信の板金業者に圧力をかけ強引な席巻を行った結果であります。
(綿半になぜその様な力が存在していたかと言えば、それこそが飯田市との癒着を証明していることになるのではないでしょうか)                         平成29年6月30日   
  
   飯田市建築課は元旦ルーフを使えと言う
 以前は露骨でありました。 市の建築課には綿半扱いの商品カタログが鎮座しておりまして、打ち合わせの時点で手渡されておりました。
 建築課は絶対
飯田市発注業務でありながら、なぜ建築課の言う通り設計しなければならないのか?
一般の方はその様な疑問を持たれると思います。 そうですよね、主体性のない設計や設計事務所が存在することが不思議ですね。
 プライドよりお金
「損して得取れ」 のことわざをご存知でしょうか? 昔は「損して徳取れ」であったようです。
損してでもやればいつか得をするという意味ではなく、損してでも一生懸命行えば人々が認めてくれて、よい仕事がまわってくるという意味だったそうですが、この様な飯田市の姿勢では正に “得” となっているようでありましょう。
 「寄り良い建物としたい」「施主に喜んでもらいたい」が設計者のおもうところであり、施主の考えに多くの選択を提供するのが設計者の務め、それが「此処を使ってくれ」等との指定を飯田市の職員が行うこと自体に反論・反発をすべきなのに、なぜその様な倫理観を飯田市の設計事務所協会の人達は持ち合わせていないのでしょうか。                            平成29年7月2日 
   
   同じ穴のむじな
 反綿半の設計事務所の方が頭が良いのか、元旦ルーフに対抗する他メーカーの指導なのかはともかくも、「飯田市建築課には逆らえない」とした中で、姑息な手段をとりました。
 元旦ルーフに無い商品
簡単に言いますと、元旦ルーフのカタログに載っていない製品を使うのです。
鉄板成型屋根材といいましても、材料種別・屋根材形状・葺き上げ工法など多くの種類に分かれています。
その様な選別の中で、元旦ルーフには無い商品を選択して設計するのです。
 次元の低い話ですが
そうなりますと当然のごとく、「綿半を使えない」ことになります。
これでは忖度できませんね、ですから建築課の屋根材指定は巧妙化していくのです。
すぐに手を打ったのが葺き上げ工法でありました。
 横葺き工法
この工法は極一般的な葺き方でありますが、元旦ルーフにとっては主力製品でありました。これであればいい訳がつきますし、問い詰めても「指定していません」と答えられるでしょう。  平成29年7月4日  
  
   これこそが完璧な指定
 飯田市の建築事業については建築課がすべてを仕切っている事は当然でありますが、では建築工事の有資格者としてその職務についているのでしょうか?!
 公務員
どのような資格があろうとそれは個人資格であり建築事業を個人資格で扱えないからこそ設計事務所に業務発注するのです。
1級建築士が何人おられても公務員であり、建築事業をその個人資格で扱う事は出来ません。
 事業計画と基本設計
事業計画を総合的な条件により基本設計にまとめるのは設計者の業務であり、使用材料の詳細を検討するのも当然のことであります。 それが、「この材料を使え」となれば越権としか言いようがありません。
 反綿半の設計事務所対策
建築課は横葺き工法に統一することで “一見” 平等であると見せかけられると考えたのだと思いますが、実は横葺き工法は各社の違いが明確に出る商品でありまして、それが “一見” であると、設計者ならば即見抜いたものでありました。  
  
   働き幅
 簡単に言いますと、横葺き材の形状が各社違うと言うことであります。 単材の幅・前後の折り曲げ・鋼板材料メーカー等が、屋根材各社ごとに違いが有りました。
建築課が横葺き工法とすれば、反綿半設計事務所は “形状を図示” して抵抗したのです。  平成29年7月6日  
  
   具体的な事例
 建築課が意図を持って屋根材を扱っても、設計事務所がそれに従わなかった場合はどうしたでしょう。
設計図を修正せよ!なんてことはあからさまでありますから、現場(工事)にて “その旨” を伝えていたのでありました。
 ここで生きた建築課の現場監理
通常の発注形態を持ってすれば設計と監理は同時発注でありますから、現場監理において設計者が設計図の通り現場を指導できますし、それが本来の姿であります。
 設計者不在
この現場監理を飯田市建築課が行うとされてきたのですから、設計図で断面形状まで図(書)かれていても「屋根材はこれを使ってください!」と、業者に指示すれば、「分かりました」となったのです。  
  
   屋根材の元旦ルーフについては今も続いている分かりやすい不正行為でありますから事例として書き出しましたが、当然のことそれだけでは有りません。
細かい一例ことについては、この不正が近いうちに表に出てまいりますので、それにあわせて書いていきますが、昨今の飯田市と綿半の癒着・不正行為は建築課に留まらず、他の課にも及んでおります。
 それこそ、不正犯罪行為の三位一体が『特別養護老人ホーム飯田荘改築工事』で起きてしまいましたので、これからその事実を実名において書き出してまいります。                平成29年7月8日   
   
   特別介護老人ホーム飯田荘新築工事
 概略説明
 現飯田荘は飯田市東栄町に在ります。地下1階、地上2階建て(一部3階)2,646㎡の鉄筋コンクリート造であります。築38年(昨年)の手入れの行き届いた施設であり、飯田市社会福祉協議会が指定管理者となって運営をしています。  
  
   指名競争入札通知書がFAXで届いたのが平成28年8月29日、図書閲覧は8月31日の13:00~17:00
閲覧に行き設計業務仕様書をいただいてきました。(設計業務仕様書と基本設計説明書)
それを見て最初に疑問に感じたのが、「まだ新しい既存施設をなぜ建て替えるのか?」でありました。
ほとんどの設計事務所は「飯田市からの発注で仕事に成る」と考え疑問は持たないと思います。
 既存施設を壊す
手狭なのか? 既存の居室(入居室)は20室、計画も20室で変わりはない。
古い建物で耐震設計が成されていないのか? そうであれば数年前に耐震改修されているはず。
使いづらいのか? たしかに老人施設として2階建てはバリヤフリーとしては不向き。
使いづらいとなれば社会福祉協議会から強い要望があったのだろうか?
 どちらにしても、既存施設を壊すとのことはよほどの事があるのであろう。何故ならば、鉄筋コンクリートの耐用年数は60年以上あり、飯田市民の財産であるからしてそうは簡単に解体するなどとの事は決められることではないし、それこそ議会が認めるにそれ相応の根拠が必要であるからであります。  
  
   なぜ?鉄骨造なのかやはり鉄骨造なのか  木造で出来る施設なのに鉄鋼造として計画されているということは、綿半との癒着がまだ続いている事であり、設計事務所との官製談合も続いているという事であります。
 新人議員と一介の職員では『指名の内規を撤廃』することが精一杯な事であったろうと感じました。  平成29年7月10日  
  
   不正を正す!
 正そうとしても、それが悪い事だ!不正なんだ!犯罪なんだ! では通用しない。
30年も続いてきている綿半・設計事務所協会・建築課の官製談合三つ巴は、今や恒例の事実として話題にも上らなくなっている。
牧野市長であってもそれが不正だとも思ってもいないだろうし、共産党を除く古参議会議員も「綿半は寄付しているから当たり前」と公言している。
 そのような状況で章設計がいくら叫んでも通用しないだろう。
であればどうしたら良いだろうか?? 考えた、そしてほどなく見えてきました。 平成29年7月12日  
   
   落札しよう 何としても
 行政業務に疑問と思うことが有れば、その裏に不正は必ず在る。
落札すればいろいろ見えてくるに違いない。それがもし、“今までのような不正” が続いていた証明であれば明るみに出して是正するしかないだろう。  
  
   なぜ指名されたのか、今一度考え直してみることにしました。
木下部長が、設計事務所協会員にしか指名しないとした従来の内規を撤廃したことは事実であろうから指名されたのであろう。
 この様な大きな事業に指名されたのはなぜだろうか?
当社が指名されたとなれば、当社以外の1級が一人の設計事務所はすべて入っていることだろう。  
  
   疑問だらけの入札説明書
 国土交通省告示第15条に沿って入札心得が示されているのならば事業費は明記されなくては成らない、どこにも事業費が掲載されていない。
(落札後日、監督員から「国土交通省告示第15条に沿っています」とハッキリ言われています)
 これは従来の不明朗なやり方と何ら変わりは無いことであり、設計事務所協会員の設計事務所にしか分からない発注の仕方であります。                        平成29年7月14日   
  
   建築課と設計事務所協会(設計監理協会)との決め事
 ここでもう一度整理してみました。長く飯田市の仕事はしていませんでしたが、設計事務所協会との決めごとは知っておりました。
 設計料    監理費は別で事業費の 3・5%   
   
   今回の入札説明書には事業費が示されていません。 この事をどう考えたら良いのか。
1.事業費が示されていないという事は国土交通省第15条に沿っていない。
2.設計事務所協会では事業費を知っている。
 この様に考えられました。 であれば、いつものように婿様(落札者)は決まっており、いつものように落札額も決まっているだろう。   
   
   もう一つの問題点
 1級建築士が一人の当社が入札参加出来たという事は他の同クラスの設計事務所も当然指名されているはずであります。 であれば、従来の建築課内規により設計料は1,000万円以下であります。
 逆算してみる
事業費 × 3.5% = 1,000万円   事業費は 3億5千万円と成ります。   平成29年7月16日   
   
   新たな疑問
 3億5千万円で出来るのか?
延べ面積 1,800㎡は545坪であります。 3億5千万円は坪当たり 642,000円
坪当たり概算で考えるとかなり厳しい価格となりますが、木造で、かつ、設備工事費などを除けば十分出来る価格であることも事実であります。
 ここでも新たな疑問が出ました。
建築本体工事が3億5千万円として設備工事費はどのくらい掛かるのだろうか?
 一般的でない設備工事は何があるのか?
消防法による防火設備として、スプリンクラーなどの特殊設備が必要とされる。
電気設備においては受変電設備(キューピクル)が必要となりますが、300~500万程度、スプリンクラー用の非常発電装置に300万程度、特別な照明は必要とされません。
機械設備は冷暖房の他に床暖房の指示があり、これはかなりの予算が必要となります。
厨房設備機器については詳細な指示がなく、かなり不明でありました。
 導き出した概算事業費
設備工事費として、5千万~1億円 となりました。(倍半分のかなりアバウトな概算費用)  
  
   掴みきれない事業費
 事業費の概算額は、4億円から4億5千万円となりました。 かなりアバウトであります。
なぜ5,000万円もの差が出たかと申しますと、基本計画説明書の説明が不十分であるためと、指定されている設備機器や別途ではないかと思われる設備工事があったからであります。    平成29年7月18日   
   
お知らせ
・おしらせ・オシラセ・お知らせ・おしらせ・オシラセ・お知らせ・おしらせ・オシラセ・お知らせ  
  
   このサイトは現在12のコーナーで構成しております。
・飯田市 きづかない疑問と隠された疑惑  ・社会の形 ルールと法律の違い(飯田市の犯罪)
・阿智村 岡庭一雄前村長の不正  ・リニア中央新幹線 阿智村環境アセスメント(阿智村の犯罪)
 この四つのコーナーと次の四つのコーナーを交互に毎日更新しております。
・花桃街道整備事業 阿智村村政幾多の疑惑  ・きづかない疑問と隠された疑惑 阿智村編
・タイムリー  ・みちくさ
 飯田市も阿智村もいよいよ核心を書き出していますので、ぜひご覧頂き不正を無すためにお力をいただけるよう切にお願いいたします。

 長野県 きづかない疑問と隠された疑惑のコーナーは月に二回程度の更新です。他、空模様以下3のコーナーはしばらくお休みをいただいております。
 スマートフォンの方にお願いします。
a-kumagai-6.jp  で検索していただきますとホームページが立ち上がります。その画面をホーム画面にショートカットしていただくと見やすいかと思います。
コーナー画面の早送りはピンチイン(二本の指で縮小する)ですと簡単です。   
   
お知らせ・おしらせ・オシラセ・お知らせ・おしらせ・オシラセ・お知らせ・おしらせ・オシラセ・お知らせ  
 
 基本計画説明書に業者との癒着が示されている!?
 不明朗な機械設備工事
設計説明書においてこれほど不明確な資料はありません。飯田市以外の設計事務所が仮に入札参加したとしたら、それだけで不適が表に出てしまうと思います。
 厨房機器
ハッキリ書きます。 大阪のあるメーカー業者と長い間癒着をしています。
このメーカーに工事発注する事は最初から決められております。 その言い分は、「既存の機器がこのメーカーであり、新築といっても既設の機器を何点か移設しなければ予算が無いため」
 厨房機器の設計は別途
この事、設計説明書には何も書かれていませんが、設計事務所協会の設計事務所の人達は周知の事実であります。
建築課がその業者に図面を書かせ、それを設計者に渡して図面をまとめるだけであります。
厨房機器の設計はしなくとも設計料は支払ってもらえますので設計者は何も言う事はなく、発注時にはその業者の製品が指定されていますから請負業者はやむなく業者の言い値で下請けとしています。
ですから競争原理が働かず、飯田市(議員たちも)は高額な予算が必要とされても気づかずにいるのであります。                                  平成29年7月20日  
  
   床暖房設備
 設計説明書に「………エアコン連動型のヒートポンプ式温水床暖房を採用します。」「・床暖房の設置箇所は、各居室・静養室・浴室・食堂とします。」と書いてあります。
 エアコン連動型のヒートポンプ式温水床暖房を採用すると決めている!?
床暖房の方式は何種類かありますが、実は、その種類を決める事でそのメーカーの商品として決まってしまうのものであります。ですから、この様に書かれている事はこのメーカーに決めています!という事になります。
 良い商品ならそれでも良しとなるのだが
過去、床暖房で一番問題が起きた方式、一番事故の報告があった方式が、実はこのヒートポンプ式温水床暖房なんでありました。
 なぜこんな商品を建築課が指定したのでしょうか?
後ほど詳しく書きますが、綿半経営の老人介護施設の床暖房に使われているメーカーだからであります。という事は、綿半がこの分野でも指定されているという事でありました。     平成29年7月22日   
   
   設置箇所にも問題がある
 飯田市の建築課(地域計画課)といえば市の建築物の全てを担っていて、多くの技術者が居て、何事にも対応出来る総括的な建築技術者の集団と一般市民は思われるでしょう。
住宅などの建築確認業務を行う特定行政庁業務も行っていますから、飯田市建築課の言う事は社会的に正しいとも考えているものでしょう。
私たち設計者も総体的にはその様に考えていますが、少し大きく違う判断もしています。
 全員が公務員
建築技術者なんて誰も居ません。設計者として設計できる資格者も居ません。そこには普通のただの公務員が居るだけであります。
少し違う所は、「公務員が権限を持っているような錯覚をしている」ところにあります。
建築課の職員が計画すれば、発言すれば、それが一番良い事として判断される “風潮” が飯田市にはあるのであります。
 具体的な実例
基本計画説明書の中で「・床暖房の設置箇所は、各居室・静養室・浴室・食堂とします。」と書かれていますが、実はここに床暖房として不適な室が含まれて居ます。
 果たしてその室はどこでしょうか?
1級建築士であればそれはすぐに分かると思いますが、設計事務所協会の設計士さん達には分からないそうであります。                               平成29年7月24日  
  
   ただの公務員の弊害
 床暖房は、床に発熱装置を設けて室全体を暖かくするものです。
天井が高い室、広く大きな空間に適した暖房方法として採用されていますので、ここまで書けば不適な室はもうお分かりだと思います。
 飯田荘は特別養護老人ホーム
老人ホームを計画する中で、室温一体管理は基本中の基本であります。
昨今、地球温暖化が進む中で猛暑による熱中症が多く発症しておりますが、この様な環境変化による事故が起こらないために管理者は十分な注意や配慮を行っているでしょうが、施設の環境整備が満足でない事も事実ではないでしょうか。
 今回のように新設される施設であれば、環境整備が何より重大である事はいうまでも有りません。
老人にとっての環境整備は室温一体化ではないでしょうか、夏涼しく、冬暖かいのは当然のことながら、四六時中過ごす “家” の中に温度変化があってはそれは達成できません。
 冷暖房機の設備を充実すればよいというものではありません。
老人には老人に合った室内環境を作り出せなければ、それは無駄な機器となってしまい、場合においては管理者の判断を見間違う事にもなりかねないでしょう。
 エアコンは夏の設備?
一般的にエアコンは、暑ければ入れるといった夏の機器と思われる方もいますでしょうが、実は一年を通した湿度管理に最も適した機器であります。
 エアコンは万能か?
じゃあ、エアコンが有ればそれでよいのか? とすれば、先に書き出したように広く大きな室には不向きな機器であります。
回りくどく書きましたが、老人施設であれば居室(寝室)などはエアコンが適しており、食堂や浴室・ホールといった広い空間である場所は夏はエアコン、冬は床暖房が適している事になります。     平成29年7月26日  
  
   廊下こそ床暖房
 暖かい居室(寝室)から廊下に出たとき、そこが暖房されていなければそれに反応してしまうのが老人の特色であります。
 床暖房は全館暖房を基本として設備されるものでありますから、効率的にも廊下を暖房しないと言う事は考えられません。
 睡眠障害
この言葉をご存知でしょうか。 老人が眠れないと医師に相談すれば、即、この様な診断病名が下され、睡眠導入剤が処方されるでしょう。
睡眠障害がなぜ起こるかといえば副交感神経機能の低下でありまして、老人に最も多い症状であります。
原因はなにかと聞けば「体温コントロールが出来なくなることです」と説明されます。
 床暖房の弊害
人は体温が下がる事によって副交感神経が働くように出来ています。
眠れない、熟睡できないと感じるのは体温が下がらないせいであり、副交感神経が機能していない状態であります。
老人の副交感神経が低下している所へ過度な暖房を与えますと、尚更その症状が進んでしまい、極度な睡眠障害が起きてしまい、過度な導入剤が処方されないとも限りません。
 電気毛布は敷き毛布
現在の電気毛布は殆ど敷き毛布になっており、副交感神経がある背中部分には暖房配線がなされていないのはそう言うところから来ております。
床暖房ですと背中が温まりすぎてしまい、弱っている副交感神経がなおの事働かなくなってしまいます。
 介護の常識
老人のその様な健康管理は飯田荘の看護師からすれば当然の事でありますが、市の建築課や長寿支援課の者がその様な知識を持ち合わせていなく、ただ単に、床暖房を使うという目的だけに走っている事に問題があるのではないでしょうか。その上、その裏に「綿半を使う」と言うような不順な考えを持って「福祉部の考えだ!」と押し付けているのですから入居者も社会福祉協議会も、そして市民もたまったものではありません。                                 平成29年7月28日   
   
   反論と言い分け
 今まで書いてきたこと、これから書き出すことには「反論」と「言い訳」が必要であります。
建設部地域計画課(建築課)、福祉部長寿支援課の職員はそれに備えるべきではありませんか!?
不正を長い間続けてきたことにより麻痺がそれを妨げるかもしれませんが、事が既に表に出てしまった以上行政はそれを議会に説明していかなければ成りません。
形通りの書類で全てを正当化してきていますから、せめて「それは憶測だ!」と反論根拠を議員の皆様に示すべきでしょうね。
 官僚と飯田市職員
加計・森友学園問題でも官僚は都合のよい書類だけを示し、指摘された不正や証言を否定し続けてきました。
それを例として見ても、佐藤副市長は昨年の内から「そう云う事」に成らないよう手を打ってきていますが、書類や反論証言を官僚並みに準備出来ているでしょうか。
 安部首相が追い詰められた裏にはマスコミの印象操作が有ったからだと自民党は言い訳しています。
牧野市長はどうでしょうか?
今のところは田舎のマスコミですから知らぬ振りをしていますし、あの信濃毎日新聞も牧野市長の味方かもしれません。が、議会が採りあげたとなれば書かざるを得ないでしょう。     平成29年7月30日  
   
   最初の反論
 床暖房の件、如何でしょうか?
「そんな事はない、暖房設備は適材適所で持って計画してあるし、そこまでの打ち合わせは章設計と行っていない」「綿半は何も関係ない」 と、きっとこう仰るのではないでしょうか。
章設計は直接対峙出来ませんから最初から詰めておきますね   
   
   指定されている床暖房メーカーの営業
 火の無い所に煙は・・
飯田市建築課は長寿支援課ともども「在る施設を見学」しています。 その在る施設とは綿半経営の老人介護施設であります。(そのくだりは社会の形で書き出します)
 綿半経営の老人介護施設の床暖房設備メーカーから営業がありました。それも、当社が落札した直後でありました。
「床暖房メーカーの〇〇であります。飯田市のほうからお聞きになっているでしょうか?」
何の話でしょう。
「章設計さんが飯田荘をとられたとか、その施設に床暖房設備が計画されていると思いますが、ぜひ当社を使っていただきたいと思いまして」
はあ、そうですか?  床暖房についてはまだ詳しく計画書を見ていないので分かりませんが
「計画されている温水型の床暖房は・・云々・・」
そうなんですか、計画されているのは御社の温水型の床暖房なんですか。温水型はいろいろ問題がありますね?その辺はどうなんでしょう。
「以前は確かに問題ありましたが、改良を重ね、今回お勧めしているヒートポンプ型の温水・・」
ああ、詳しい話しは後日にお願いします。まだ掴みきれていない内容なので、それに建築課との顔合わせもまだですし、それに建築課が決めているんであればそのときに話しがあると思いますので
「あの、綿半さんの施設を見学された事はご存知でしょうか?」
いえ?聞いておりませんが、どういう事ですか?                 平成29年8月1日  
  
   決まっている綿半仕様
 「建築課の方々が綿半さんの老人施設を見学され、その施設の床暖房を当社が行ったのですが非常に評判が良くて、建築課の方々も温水型の床暖房が良いとなって・・」
はあ、そうなんですか。それならきちんと説明があると思いますし、それで宜しいかと・・一つ宜しいですか? 綿半さんが代理店で保証取り扱いが出来るんですよね?  
  
   私は確信犯
 キナ臭いのが分かっていたからどうしても落札しようと考えたのであり、落札したからこそこの様な話が聞こえてくるのであります。
私にとっては待っていましたの心境でありましたから、わざと喋りやすくして証拠を残そうと考えてのことでありました。
 喋る喋る
ここまでベラベラ話すとは、一方通行で聞き入る方が気を使ってしまう。
このメーカーにすれば、自社の商品は既定路線と信じて疑わないのですから誘導尋問などと気づくはずもない。
綿半ももう少し神経を使うべきだろうが、その辺が如何に建築課との癒着が強い事の証明なんであろう。
 もう少し突っ込んだ
この施設、鉄骨造ですから綿半が下請けしますよね。皆さんの代理店が綿半なんでしょ、綿半が代理店ならば保証ができなきゃならない。その辺はどうなんでしょう。
「大丈夫です。綿半さんの施設と一緒に管理できますから安心してください」
 これじゃ安心できない
もう話しは出来上がっていました。綿半は鉄骨造でイニシアチブを取り、屋根と外壁を押さえ、あまつさえ分離発注される機械設備工事にまで侵食しているのでありました。        平成29年8月3日  
  
   さて、入札前に戻ります。
 少し整理して考えた
競争入札において絶対的に明確でなければ成らないことの一つに総事業費予算の提示が有るはずである。従来の飯田市発注物件(設計)では提示されていたはずだ。
今回はその提示が無いからこそ設計予算が算出できない。
 作業人工明細
総事業費が掲示されない場合は作業人工明細を掲示しなければ成らないとされている。
国土交通省の告示第15条はそれを前提としたフローシートが構成されている。
作業人工明細表が無いという事は、国土交通省告示第15条で組み立てられていないとみるべきなのか?
いや、飯田市ともあろう大きな公共団体が国県の行政指導に従わなぬはずがない。
 ますます矛盾が増す
虻蜂取らずではなく、どちらにも属していない。これでは結果的に虻蜂取らずに成ってしまう。
 迷うのは章設計だけ
もう少し単純に考えればよい事ではないか。
飯田市は設計事務所協会(現設計監理協会)と官製談合を続けている。
であれば、章設計以外は設計予算額は「全社知っている!」ことではないか     平成29年8月5日  
  
   官製談合と戦うには
 長い間正攻法で戦ってきた。そして根本にある飯田市と綿半との癒着、綿半と鈴木設計の癒着、鈴木設計と飯田市建築課との癒着を目の当たりにしたが、不正とせずして、犯罪として告発せずして修正を期待して抵抗を続けてきた。
 悪には無いもの
無いものを求めても仕方ない事ではあったが、行政の腐敗に対抗するには告発して済ませられる事でもなく、「飯田市に抵抗した」と言う烙印は、町村に設計事務所協会員の設計事務所から否応なしに伝わっていくだろう。(設計事務所協会にとって邪魔な事務所である限り、それは現実の事でありました)
 倫理観が一番必要とされる業界にとって、その欠片さえない人たちに何を申すか!?
無駄な抵抗は火を見るより明らかなこと、それでも民間同士であれば世間は通用させてしまうだろう。
この様な事の一番恐ろしいと思った事は、行政が関与していても「そんな事はどこの行政にもあることだ」として簡単に答えを出してしまう住民が居ることでした。  
  
   何かが起こる
 火の無い所に煙立たずであれば、火を起こせばよい事であります。火を起こせば煙が出る暇もないくらいの火にすればよいこと。
簡単ではあるが、いきなりマッチで火を着けるわけにもいきません。ここはじっくり火が着きやすい “もや” から集めようと思いました。                     平成29年8月7日  
  
   絶対取る! それは容易い事
 入札説明書には最低入札価格の制限が示されておりません。
(最低価格の制限が設けられていないことは、国土交通省告示第15条に基づいていないことを現しています)
最低入札制限がないという事は安ければ落札できるという事であります。
では、一円でも良いのか?という事も当然あり得ますが、それは単にセンセーショナルなだけであり、意図するところが霞んでしまうでしょう。
 談合の奴らに開き直りをさせないこと!
設計事務所協会(設計監理協会)の連中は落札価格は当然知らされている。
入札二回行って不落とし、一回目の見積もり入札で落札することはいつものこと。
飛び抜けた金額で落札すれば、「馬鹿なやつ、金を余らせて」と開き直りで揶揄するのもいつものこと。
 【注釈】
 市会議員の皆様と市民の皆様にご注進です。
談合は設計事務所協会員のためにだけあるものでありまして、決して業界全体の繁栄や平等性につながっておりません。まして市民の税金を増額(倍以上)していることは無駄使いの何物でもありません。
 列記とした犯罪
「馬鹿なやつ、金を余らせて」 この “金を余らせて” の発言を重要視しましょう。
金を余らせているわけではない。『余分な金が組み込まれている』のであります。
その余分な金が、設計事務所協会員の設計事務所や綿半のような商社、はたまた市の建築課や不正職員、しいては口利き議員にまで何らかの形で回っていくのであります。(鈴木設計は、綿半からの裏金を町村首長に袖の下に使っていた事は以前に書き出しています)          平成29年8月9日  
  
   もう一つの問題
 特別安価な価格ならば落札できますが、それでは意味がない。かと言って事業費が示されていなければ基本設計額が想定できない。
それ以外にもう一つの問題が有りました。
 当社が入札参加していることを知っているのか?   
   
   指名入札・談合
 結果的には入札参加していることを設計事務所協会員の設計事務所は知らなかった訳でありますが、実はそこのところが “犯罪” を証明してしまう結果と成ったのであります。
 知っている場合(知らされていた場合)
建築課に設計事務所と個人的なつながりが有る者が居たとしたら知らされているだろう。
(倉田課長の時は鈴木設計の蒲専務と同級生と言う立場で癒着していましたから通つうでした)
知らされていた場合、「絶対に章設計には取らすな!」のもと、代表一社が特別安い価格を入れて落札とする。(これは県の指名入札において今でも続いています)
 知らない場合(知らされていない場合)
木下建設部長が熊谷議員の相談において設計事務所協会員だけの指名を解除した分けで有るが、それはおそらく内々に指示しているはずである。(財政課に指示)
知らされていないとして入札参加をするのであれば、当社が出来る価格で応札すれば、それはそれなりの結果が出る事であります。                         平成29年8月11日   
   
   絶対的な予定価格
 予定価格を想定するには二つの条件をクリアしなければ成りません。
1.設計料は 3.5% (監理費は無し)
2.1,000万円以内で有ること
 設計料 3.5%は事業費が提示されていれば分けない事であるが、今回は提示されていない。
繰り返しと成りますが、事業費が掲示されなかったという事は、『章設計が指名に入った』という事を建築課が知っていたことに成ります。
 一つ目の不正
章設計が指名に入るという事は、章設計を指名に入れなければならないという理由が建築課にあったと思います。
木下建設部長が内々的に財政課に伝えたことが建築課に筒抜けと成っていたことの一つには、財政課が「章設計を指名するように部長から指示が有った」と注進したと思われる。
 二つ目の不正
章設計を指名しなければ成らないと建築課が知った時、建築課は設計予算額が想定できない方法として事業費を掲示しないとした。   
   
   議会で調査をしたとすれば、「そんな事はしていない」として申し開きを当然するであろうし、議会も「その様なことは無かった」としてしまうでしょう。
 確かに証拠は有りません。木下建設部長からも期待するような発言は出てこないかもしれません。
しかし、この様なことが有ったのではないかと想像されるのですから、そこを否定してみても疑われること自体が問題となるのではないでしょうか。
 一連の事で捜査が入ったとすれば、「その様なことは無かった」と、議会が結論付ける事は早計以外の何ものでも有りません。                          平成29年8月13日   
   
   1級建築士が一人の事務所は、1,000万円以内
 何処の地方自治体であってもその自治体に適した(合わせた)内規という基準を設ける事は通常の事で有るかと思います。
飯田市であってもそれは当然のごとく存在しておりますが、飯田市の問題点は、実はこのところにあります。
 指名基準はどの部署が設けているのか?
設けているのか?は適切ではありません。「どの部署が設けるべきか」が本来の考え方ではないかと思います。ここがおざなり(慣例化)になりますと、そこのところがぼやけてしまい、「口利き」成るものが通用することに成ってしまうのです。
 飯田市財政課はその責務を果たしていない
指名に対してその内規があるとすればそれは財政課に存在していなければならない。では飯田市財政課にはその内規が存在しているのかといいますと、建築設計業務発注については建築課がその全ての権利を持ってしまっています。(ここはいづれ社会の形で詳しく書きます)
 建築課の指名基準
飯田市の設計業者の中で1級建築士が一人の設計事務所は多くあり、そのいくつかの1級が一人の設計事務所のうち設計事務所協会(設計監理協会)に入っている設計事務所のみを今まで指名してきました。そしてそこには「1,000万円以下」の業務発注についての建築課内規で有りました。
(言い訳:1級が一人では1,000万円以下としていないと反論が有ると思います。それは何故かといいますと、当社が飯田市に指名願を提出した時の内訳は1級が一人2級が一人でありました。
建築課は急きょ、1級が一人2級が二人までの内規に作り変え当社を閉めだしています。その二年後当社が1級一人2級が二人として指名願を出してからその内規が崩れております)    平成29年8月15日
  
   
   飯田荘の設計予算は1,000万円以内
 当社は現在1級が一人、2級が一人であります。その状況で飯田荘の指名に入れたのですから、前記に書いたとおり、内規が崩れていた証拠であります。  
  
   入札価格を決める
 事業費の想定であるが、鉄骨造一部木造として総額 4億~4億5千万円と想定する。
厨房機器については詳細が不明(すでに特定業者に決めて別途工事となっている)のため別途扱いとすると、2,000万円は減額となりそう。
4億円~4億3千万円 × 3.5 % であれば 1,400~1,500万円となる
ボーリング地盤調査費  5m 2箇所   150万円
取り壊し工事設計費(見積もり中心)    50万円
 合計               1,600万円~1,700万円
入札比率  × 80 % 以上     1,280万円~1,360万円
 どうもおかしい? これでは1,000万円を超えてしまう。
念のため、国土交通省のフローチャートにて計算をしてみる。(基本設計・実施設計・現場監理)
 2,300万円となった。 飯田市の場合は監理が別であるため実施設計費で計算すると1、280万円となった。
国土交通省で計算した場合は失格価格を設けるとなっている。 最低基準価格比率 80 %
 1,280万円 × 0.8 =1,024 万円となった。
  
   間尺に合う
 飯田荘の設計費は 1,024万円  これであれば 1,000万円以下で入札できます。
ボーリングは設計費でないからして計算外、取り壊し工事は飯田荘設計費ではないので問題外
 1,024万円 + 150万円 + 50万円 = 1,224万円
飯田市の従来の発注3.5 %で計算しても、国土交通省告示第15条でも殆ど同じとなりました。平成29年8月17日   
  
   さあこれからが問題だ
 もう一つの疑問が有りました。そうです「本当に1,000万円以下なのか?!」ということであります。
設計事務所協会(設計監理協会)との癒着は常識外の犯罪であるから今までの経験で判断してはいけないという事に気が付きました。
おそらく1,000万円以下の入札内規は既に存在していないと考えるべきであろう。
 だとしたら落札価格はいくらに成るのだろう?
これはさして困難ではありません。事業費の想定見直しをすればよい訳であります。
2/3を鉄骨造としていることは「綿半を指定」していることでありますから、建設事業費は十分に見てあるでしょう。だとすれば、4億~4億5千万でなく上限の4億5千万と見るべきであろう。
建築課は厨房機器を指定し、そのメーカーが設計するに違いないが、メーカーには設計料は払えない。
その様な事も考慮すると2,000万円減額は考えるべきではない。
 結論
以上の様な考察において、「予定額は予定額、入札比率は無い」と結論しました。
入札比率が無いとすれば、予定額は「1,500万円」と成ります。   
   
   落札するには1,500万円以下にすれば良い分けで有るが、ここで膳立ての問題が出てきます。
章設計が入札参加していると知っているか知っていないかであります。
知っていれば “婿様” が思いきった値段を入れて「絶対に章設計には取らせない!」としてくる。
知らなければ簡単な話し、2回の入札、1回目の見積入札で1480万円で落札する訳であります。
(ここのところを覚えていてください。あとでその様なことが判明します)     平成29年8月19日   
   
   裏をかく
 ここで思い出していただきたいのは、「なぜ?設計事務所協会員の設計事務所しか指名しないのか!」であります。
 暗黙の申し合わせ
元々は鈴木設計との癒着の継続が基に有りましたが、そこはどこにも否定されてしまう。設計事務所協会を表向きな隠れ蓑とする条件の中で「十分な設計料を用意する」、十分な設計料であればそこに何社かがまとわりつくことが出来る。
 談合を誘導しているのは事実
合理化の名の下に談合が行われるのは承知の上だが、そこは業界の話しで有って関与するわけではない。
決まった婿様が建築課に来て「予定価格」をボーリングするときも、婿様が言う数字にうなずけば良いだけで何も漏らしているわけでない。  
  
   この様な癒着の中で当社が落札しようと考えるので有れば、「絶対的な数字」でなければならない。
当社が落札すれば当然のごとく批判は上がるだろう。それも設計事務所協会員の設計事務所だけでなく “建築課の職員” からもである。
だからして、絶対的な数字はどこも真似が出来ない数字でなければならないのだ。 平成29年8月21日   
   
   もう一つの目的
 何か予感がしていました。 それは、老人ホーム飯田荘を落札すれば、“何か” が見えてくるだろうとの得体の知れない “何か” でありました。  
  
   絶対的な数字
 いかに落札しようとして単に安い数字を入れるのであれば、他の設計事務所も建築課も中傷的な批判を繰り返し周りもそのように判断してしまうのは目に見えています。
 根拠のある数字
公共事業の入札には、入札書と入札価格内訳書(
根拠)を同時に出さなければなりません。しかし、いい加減な飯田市はそれを求めてはおりません。
(予定価格は本来財政課が決めるものでは無いのか?財政課が根拠を持っていないから内訳書を求められないのです。この事はこの飯田荘の入札においても露呈しています)
 根拠のある数字は、実効価格の積み上げであります。  
  
   落札予定価格は、1,500万円と想定しました。 当社が指名を受けていると知っていた場合それ以下の数字で入れることになりますが、かといって談合業者では予定価格の 80% を切るわけにはいきません。
それはなぜかと言いますと、「建築課と決めた予定価格がある」からで、それを互いに守り合うことが条件とされているからです。(そもそもこう言う事が官製談合なのです)       平成29年8月23日  
  
 1,500万円 × 0.8 = 1,200 万円 1,200万円以下であれば落札が出来る かも  
  
   中傷と腹いせ
 おそらく1,200万円を切れば落札出来ることだろうとは結論出来た。 さてこれからであります。
談合で決まっている設計業者はそのときどう思ってどう動くだろうか。
 今までであれば、「汚いやつだ」「自分のことばっかり考えている」「人の足下を見やがって」
特に、人の足下を見やがっては、1,200万円をわずか切って落札したことを指している。
 ぐうの音が出ない
やってやろうじゃ無いかは言葉で返すものでは無い。相手も手が出せないくらいな(文句の一つも言わせない)行動を示すことである。
これは設計事務所協会にばかしに言うことでは無く、建築課の連中をも含めての話しである。
 章設計の見積もり
この設計期間でこの内容であればいくらで出来るだろうか。簡単に言えば実効価格であります。
 設計期間5ヶ月、鉄骨造一部木造平屋建て 1,800㎡ 概算を立てる
設計期間  木造部分は二棟に分かれているが全く同じ間取りであります。同じ間取りですから一棟の設計で済みます。 構造計算は鉄骨棟(2/3を占めている)            平成29年8月25日
   
   綿半を使うと言うこと
 なぜ木造にしないのか? の疑問は飯田市の設計事務所以外であれば当然抱きますが、飯田市建築課と綿半の忖度を知っている皆さんは「今更」なんであります。
 鉄骨造にはしない
この時点で私の考えは決めていました。 鉄骨造にするという事は木造に比べて3割以上高額と成る!のはもちろんですが、本音は「いつまで不正を続けているのか!」「倉田が辞めたのにまだやっているのか!」「牛山も同じ穴の狢か!」
 熱くなる
「よし、絶対に落札してやる」それも適正な価格においてと強く心に刻みました。
 入札額を決める
設計期間は5か月も掛からない。4か月あれば十分できる。 下請けに掛かる費用は、構造計算・電気設備・機械設備、それにボーリング費用である。
それらの合計は利益経費を除き 875万円 となりました。            平成29年8月27日  
  
   心躍る
 875万円が実行予算であります。(この金額はどこの設計事務所であっても積算すれば同じです)
この金額に10万円の利益を加えまして 885万円を入札価格と決めました。
 念には念
前記にも書きましたが、県の入札であれば入札額積算根拠も同時提出しなければならないため、念のために作成しました。(入札根拠を提出しないと言うことは、県の入札制度に沿っていないと言うこと)  
  
   入札当日
 当日の入札は土木工事、測量業務、そして建築設計として飯田荘の他に上郷の公民館がありました。
章設計は飯田荘の設計入札しか指名はありませんでした。
実はここに不正の絡繰りがあったのですが、この時は知るよしもありませんでした。  
 作戦 
 社長と念入りな打ち合わせを行いました。(社長以外
が入札する場合は委任状が必要だが飯田市は行っていないようだ)
1.飯田荘入札の順番になるまで土木・測量の入札参加者のエリアで控えること
 これは、社長は測量士であるため他の設計事務所に面が割れていないからです。章設計と知られなければ直前の手が打てないだろうと考えたからであります。              平成29年8月29日   
   
   作戦その二
 2.一番最後に提出すること
面が割れていない社長が一番最後に入札すれば、「あれは誰だ?」に成るはずであります。
 婿様の不安
設計業界で知らない者が入札に参加したと目の当たりにすれば、婿様は慌て、そして不安と成るでしょう。
 その知らない者が「章設計?」と知った時は、すでに勝負は決しています。
「これはどういうことか?」として騒ぎ立つことは手に取るように想像できました。
 予定が狂う
予定が狂えば色々出てくるでしょう。 章設計がまた指名されたとなれば、今後に危機感を覚えることでしょうし、公共事業に対して今後「談合」を続けていくことに新たな問題が取り沙汰されることに成るでしょう。
 内から変わらなければ不正は無くならない
行政に不正があるのは民間にその土壌が有るからですが、不正が官製談合というとてつもない犯罪と成っている限り、根本的な事を変えなければそれは修正できない。           平成29年8月31日   
   
   毒には毒を持って制す
 官製談合という犯罪については、阿智村の岡庭一雄前村長と鈴木設計の一件で経験しています。
岡庭一雄も反省するかと思えば、「章設計を排除せよ!」の号令で意趣返しをされただけでありました。
情けないことですが、行政であればそれは一時的に通用することでもありました。
 争いごと
なぜならば、「阿智村を相手とする訴訟を起こした」からであります。 地方公共団体と争いごとが有れば指名が行われませんと記されている限り、それは格好な手段となるわけで有ります。
しかし阿智村の異常性は岡庭だけにあらず、職員の間に深く浸透しておりました。章設計はその事案から今まで一度も阿智村の指名に入っておりません。
 今年度「指名をお願いします」と総務課にお願いしております。その件は、総務課長稟議を経て副村長に上がっているとの返事もいただいておりますが、さて、正常な状況になりますか関心をお寄せください。  
  
   飯田市の官製談合
 阿智村を例に取ってみても分かるように、やはり職員も多くに関与しているもので有ります。阿智村は岡庭村長に対して職員の忖度が有りますが、飯田市は全く反対で職員に対して牧野市長が忖度しているのでありました。
 職員の犯罪に市長が忖度しているが、犯罪的には市長の官製談合となってしまう。
設計事務所協会での仕切り役は鈴木設計で有ります。(この事は前社長の伊藤清文さんが答えてくれるでしょう) 鈴木設計という事務所は “賄賂” だけで無く、この様な大きな犯罪の「腐った根」となっているのです。 その事の証明が、この「特別老人ホーム飯田荘」の件で明らかとなっていきます。     平成29年9月2日  
  
   入札当日
 「それでは行ってきます」 その様に言ったのは社長、平成28年9月13日、朝8時50分のことでした。
なるべく気にしないようにしていましたが、気になるもので有りました。
職員内通者が章設計入札参加を知らせていた場合はそれなりの状況になるだろうが、どちらにしても原価でやれる設計事務所は無いとの自信もありました。
 帰る時間が答え
入札時刻は9時10分、不落であれば9時20分には帰ってくるだろう。9時半過ぎれば落札出来たと言うことになります。
 微妙な時間
事務所玄関に誰かが入ってきました。9時30分少し前、(社長か?ん?まだ25分だ) 物音で社長と分かりました。 ん、何とも・・  事務所内に入るやいなや「取れたと思うんですが、ちょっと変なんですよ。一回に入札で名前を呼ばれ、来てくださいというので行ったら、財政課の人かな前に座っている人は」 ああ、財政の職員だな。 「そうですか、測量とやっぱり一緒ですか。それがですね、うちの入札書を見て、この金額に間違いないですか?って聞くんですよ」           平成29年9月4日  
  
   こんなことは初めて
 「はい、間違い有りませんって返事したんですが、なんか変ですよね?」 う~ん、入札金額を確認したと言うことは落札予定価格を下回ったと言うことかな? でも最低落札額の設定は無しであったから関係ないはずだし、それでその後はなんか言われたの? 「いえ、何にも。落札は決定です」 そう、まあどちらにしても良かった。 何か契約に関して言っていた? 「いえ何にも、決定しますだけでそのまま帰ってきましたが、なんか残って居なきゃまずかったんでしょうか」 いや、それは無い。契約に関しては財政課だから明日にでも電話を入れて聞いてみてくだい。  
  
   これからが問題
 相変わらず綿半の指定がされているが、一番大きな問題は平面計画図である。これはまるで素人が書いた図面、建築課が書けばこんなものだろう、まあこの辺は変更していけば済むことだから良いが、綿半指定には困ったもんだ。屋根も外壁も、そして鉄骨もだ。これじゃゼネコンが怒り出すだろう。
木造で出来る施設を無理矢理鉄骨造で計画している。倉田が居た頃と何も変わらない癒着が続いていることだと思うが、ここまであからさまなのは相当な癒着が有るということになる。   平成29年9月6日  
  
   熊谷議員が顔を出す
 その数日後熊谷議員(章設計顧問)が顔を出しました。
開口一番、「なに? 飯田荘を取ったって言うじゃ無い!」 久し振りである。 肩書きは顧問だが名ばかしで有ることは本人も承知している、気が向いたときと、章設計社長時代の郵便物が届いたときにだけ顔を出す程度で有りました。
 気になったんだろうか?
知れていくだろうとは思っていたが、こんなに早いとは思いませんでした。 議員なんですから、それも「指名入札の不正は章設計の人間だと非難されるからやらない」としていたものですから、彼には何も話しませんでしたが、気になったのはそれに続いて出た言葉です。
 「えらい安く取ったって言うじゃ無い」・・・なぜそんな言い方をするのか?
 議員に成ってしまっている
入札結果は飯田市のホームページに載っている(今も載っています) 飯田荘の設計予算は2,500万円だと出ている。 「ホームページに出ているよ」と、それは在る方が一報してくれている。それに、「誰が見てもおかしいと思うよ」ともその人は言っている。
 むかっとした。 (安く取った?安く取らなきゃ取れないじゃ無いか、そんなことは今まで二人で散々苦労してきたことじゃないか)
「2,500万も設計料は有ったんだよ」
そんなことは他の設計事務所はみんな知っている。うちだけが知らないこと、知る必要も無いし、十分出来る価格で組んで有るから心配ない」
「まあ安く取ってくれたから俺と通じていないって事が証明出来るしかえってそれは良かったが」
 最初の不審
なぜ2,500万円も設計予算があるんだよ。木造であれば3億5千万も有れば十分に出来る。いつも市の設計料は 3.5%
 だからせいぜい1,500万程度に成るはずだ。            平成29年9月8日  
   
   それが議員の仕事
 熊谷議員は建築士であり測量士でもあります。そして長い間設計事務所協会と飯田市建築課の癒着についても詳しく知っている。
 何を考えているのか?
今回、その実態を議員として目の当たりにしたはずである。それが、安く取ったとの言い方は??ではないか
 章設計が指名されていたと知らなかったが、指名には入れたのは木下建設部長が建築課、今は地域計画課というんだがそこに話したからだと思う。と言った。
それは、昨年末に俺が癒着の件を話したからだと言わんばかしの言い方でありました。(そこには、2,500万円もの設計料の不審は何もない)
 1/3 の落札額
安く取ったのではない、うちで出来る価格で入札した。うちが指名されていることを知っているものとした前提で入札額を決めている。
 1/3はともかくも倍半分であることは確かな事、なんでそんなに有るのかそこが問題ではないのか。
平成29年9月10日   
   
   言い訳をする熊谷議員
 正直な話し、落札予定価格などどうでも良いことでありました。それよりか、この酷い計画書の見直しに心中を注いでおりました。
 設計者であればみなさん同じ気持ちに成ると思います。
より良い設計をする事は確かに評価を受けることにもなりますが、何より自尊心がそれを許しません。
満足のいく設計が出来あがり施工者の手において具現化されていく、完成した時の施主の評価は何ものにも代えがたいものが有ります。
 高く無い
確かに2,500万円の予定価格は破格のものであります。しかし、何故そこまでの予算を取ってあったのかの疑問は抱きませんでした。それは何故かといいますと、それこそが設計事務所協会と建築課の癒着の証明だからであります。
設計事務所協会の談合の実態は “回し” であり、都度、順番を基本とした組み方をいたします。
それは、以前にも書き出しましたが、名を取る一社と身を取る一に社と成るということであります。
 大きな仕事で有れば、落札業者はチーフとして1/3 実施設計を下請けとして二社が1/3
2,500万円くらいですと二社と成る場合も有ります。
この様に建築課と話しが出来ているのでありますから、設計料は増額されているのです。平成29年9月12日   
   
   議員と成った熊谷議員の言い方
 建築課と設計事務所協会の癒着云々でなく、設計料は国土交通省告示第15条において決められている。それは自分がそう言う働きかけを飯田市に行ってきたからだ
 本当に行ったのならこうは成らない
国土交通省告示第15条においては10年前の岡庭一雄村長を相手取った裁判において彼は知識を得た。
それは確かに始まったばかりの改正法であったため、それが一般的に成った来だしたのは県のパソコン入札時から数年経ってからである。
 議員となって不正を追及するより、正当な入札方法と事業費組み立てを指導する方法を選択したのだろうが、ただ、話をしただけであればそれはまったく通用しない。
しかし、彼には彼なりの考えであり、木下建設部長と不正を無くそうとしたやり方の中ではそれが最良の方法とみたのであったかと。
 生ぬるい
40年も続いている癒着がそんな程度で是正されるはずはない。だからして “良いとこ取り” の入札説明書と成っているのであります。                         平成29年9月14日   
   
   パソコンを開く熊谷議員
国土交通省告示第15条による設計料算定フローチャートを開いて入力を始めた。しばらくして開いた口は、「2,000万になるよ」
 そんなはずは無い
それは監理料を入れた金額とか、事業金額が多いのでは無いのか? 監理は建築課がやるんだから設計料は事業費の 3.5%と決まっているじゃ無いか。
しばらく黙って入れ替えした後、1,500万円くらいと言い換えましたが、「ボーリングが有るし取り壊しも有るから1,800万には成るはずだ」 まだちんぷんかんぷんなことを言っている。
 国土交通省の告示に基づいて発注されているのであれば事業費が明記されていなければならない。
それが無いのだからフローチャートで入力しても何の意味も無いだろ?!
そんな事より綿半との癒着が続いていることの方が問題だろ。仮に国土交通省告示を取り入れたとしても、それは官製談合を増長するだけであり綿半との癒着は無くならない。
 平面図を見ろ
入札資料に使われた参考平面図を見ろよ。これは素人の図面、基本理念をつらつら並べているが、基本理念と合っていない平面図の方が問題では無いか。
議員は2,500万円もの高額な設計料の根拠を聞き出すのが仕事、章設計はより良い飯田荘を設計するのが一番の問題解決になることだ。                       平成29年9月16日   
  
   その二日後
 また始まった。今度は議員に配布されたのか飯田荘事業計画書の資料を持ってきた。
「設計予算は6,000万円取ってあるよ」 福祉部が作成して社会文教委員会において進められてきた特別老人ホーム飯田荘事業の目的と内訳がまとめられているその資料を見ると、確かにハッキリと設計費用6,000万円と記されている。
 有り得ない?!
それを見るなりおかしいと思う前に腹が立ってきた。(設計士で無くとも一般市民で有れば同じ感情を抱くのではないか) 全くもって有り得ない数字である。
 設計監理費としても6,000万円という事は、総事業費は8億円を超える事と成る。監理は建築課が行うのであるから6,000万円は設計費のみということで計算すると17億円は超えてしまう???
 見せてはいけない資料
どう考えても腑に落ちない?? 落札予定価格は2,500万円であった。 6,000万円引く2,500万円は3,500万円、この3,500万円は何の金?? 設計費としてハッキリ書かれているからにしてこの金が他に回る分けは無い!?
「議員としてなぜこれに異を唱えないのか!?お前は設計士としても議員としてもプロじゃないか!」
平成29年9月18日  
   
   社会文教委員会の結託
 熊谷議員は確かに努力はした。建築課に切り込むような考えは無かったにせよ、まず国土交通省の告示による正当な設計費を確立するために意識改革をしようと考えたらしい。
 設計士の地位向上
国の施策は、倫理観に欠ける設計事務所業界に警鐘を鳴らすのではなく、十分な設計料を確保することにより癒着などの不正を防ぐためのもの、県においては一般競争入札において制度化されました。
数年の期間において市はそれに追従してきており、飯田市だけが指名入札を続けている。
 何故飯田市だけが?
それはまったく簡単な話し、綿半との癒着が有るからです。この不正が正せない限り、一般競争入札など夢の話しで有りました。
 熊谷議員は公務員の経験があるために、どうしてもそこが物事の判断基準に成ってしまう。
「国土交通省告示第15条に基づき設計予算組みを」 この事を議会において「一般競争入札制度に取り組む」ならばまだしも、建設部長に話しをしてある程度では建築課に伝わっていないのである。   
   
   良いように利用された
 設計予算が6,000万円という事は、設計監理費として6,000万円で有り、総事業費は8億程度に成るのであろう。(逆算すればそうなる)                     平成29年9月20日   
   財政課がおざなり
 この資料は内部資料だという、最初この資料を見て設計費が6,000万円も有ることに驚いたというが、それ以上の事は委員会が違うので口をはさめなかったという。
委員会が違うからとして疑問を口に出来ない現状に疑問を抱くが、続けてこう言った。
「そもそも財政課がおかしい。入札時において落札予定価格が2,500万であり章設計が885万円で札を入れているとすればその時点で疑問を持ったはずだ。自分たちの積算に何か間違いが有ったのか?入札説明書に不備が有ったのではないかと、少なくとも1/3の入札金額は異常だと気付いたのに預かりにせずして落札決定している」
 どこもかしこも
熊谷議員の言う事は入札に参加している業者においても当たり前の常識で有ります。
飯田市の言う通り国土交通省告示第15条において入札を行っているのであれば、失格として取り扱われなければならない。少なくとも熊谷議員の言う通り、財政課の預かりとするのが入札制度ではないのか。(県での入札は新制度前にあっても預かりとされ入札価格の根拠審査が有りました)平成29年9月22日   
   
   財政課が仕事をしていない
「うちの町では金が無いから出納(財政)は端から端まで徹底してチェックし、予算を削ることに専念している」 これはある地方公共団体に勤めていた友人から聞いた話しで有ります。
「飯田市はよっぽど金が有るってことだな」そしてこのように締めくくりました。
どうでしょうか? 市民の皆さん どう思われますか?   
   
章設計が885万円、鈴木設計が二番札で2,280万円、財政課が予算組みした落札予定額が2,500万円   
   
   これ、飯田市のホームページ入札情報欄に現在も載っています。
これを見ただけで市民は「これはおかしい?」と考えるし、建設業界の方で有れば「談合が見え見えじゃないか」、「飯田市との癒着が見えちゃってるじゃないか」
 しかし、飯田市議会議員はこの入札結果を見もしないのであります。
熊谷議員も、当社が入札指名を受けて低額で落札したことにびっくりしただけであり、建築課と設計事務所協会の官製談合を問題視していないのであります。 あげくは「財政課がおかしい」と指摘はしても、それを財政課に聞き合わせをするわけでもない。                 平成29年9月24日   
   
   章設計が安く落札してもそんな事は問題としていない
 熊谷議員からとんでもない情報がもたらせました。   
   
   官製談合の証拠と内輪もめ
 建築設計工事の入札は二件有りました。 特別養護老人ホーム第二飯田荘新築実施設計委託業務と
上郷公民館及び第16分団本部詰所新築実施設計委託業務であります。
章設計は、第二飯田荘のみの指名通知でありました。
 熊谷議員からの話
章設計が安く落札したことより、章設計が入札参加していたことに驚いたというのである。
第二飯田荘の入札が始まり、設計事務所協会員の全社が札を置き終えたと思ったが、するすると見たことも無い者が最後に札を置いた。 あれは誰よ?どこだ?とひそひそ話しが始まったという。
財政課の担当者が「章設計さん、ちょっといいですか」と呼びつけがあったときに始めて「章設計が何で指名に入っているんだ?」と驚き、2,500万円もあるのに885万円の入札価格が入ったことを同時に理解したのだろうとの事でありました。
 驚いたのは当社も同じ
上郷公民館の指名業者は、1級建築士が二名以上の設計事務所(当然設計事務所協会員)、第二飯田荘の指名には章設計と環境プランニング、藤本設計の1級建築士が1名の設計事務所が追加されていた。
1級が一人であれば1,000万円以下と内規で決められており、当社は落札できるかどうかハラハラの状況であったのに、予定価格が2,500万円とは考えられなかったのである。       平成29年9月26日  
  
   もっと恐ろしい話し
 入札に使われた飯田荘の計画図は、「藤本設計が書いている!」
実はこの話、内輪もめの話しが聞こえてくる前に聞かされていました。
「藤本設計が書いているんじゃ無いかな?」 私には信じられませんでした。それはなぜかと言いますと、設計者が計画したような図面でなかったからで有ります。
 お粗末すぎる平面計画
以前、入札資料に使われた基本計画説明書をPDFで落としていますから再度見ていただければ分かりやすいと思いますが、この平面計画は作図こそしっかり書いてありますが、間取りがデタラメであります。
いわゆる、必要な室を並べただけの計画面積想定図であります。(予算組のための面積資料)
確かに、入札資料としては通常この程度であります。それを藤本設計が書いた?と聞けば、藤本君も1級建築士でありますから、この様なお粗末な図面は書くはずが無い!と同時に、建築課が設計事務所に事前に書かすことなどあり得ないと思ったからであります。
設計事務所協会と官製談合を続けていたにせよ、管理は建築課で行っています。それは建築課に1級建築士が居るとした前提であります。(前提であっても建築士法に抵触します)その様なことを続けるには基本計画図は建築課で作成しているという根拠が必要であるからです。        平成29年9月28日   
  
   顔合わせ
 財政課において契約が完了しました。財政課では地域計画課と打合せ進めてくださいと指示されました。藤本設計が書いているのでは?の噂であっても、その様なことは腹に置かず第一回目の打合せに臨みましたが・・・   
   
   意欲満々
 設計者であれば誰も思うところは同じで有ります。
基本計画はアバウトなもの、それが今回の基本計画にはとてもよく表れております。それは、この基本計画に基づき理想的な基本設計を行う事はとても容易であると、設計者であれば誰もがそう感じると言う事で有ります。
 面子
民間事業で有ればこの様なことは、それは素直に流れていくものであります。それは何故かと言いますと、依頼者である施主は、「より良く、より安く」を求めており、その目的を達成するために信頼関係が築けるからであります。
そこに行きますと、行政においては、より良くより安くは横におかれ、「安全な施設」はテーマであっても、「予定通り」にがその目的の中心におかれます。
 曲者
予定通り には多くの予定通りが含まれており、その中にこそ行政側の思惑が隠されております。
行政側の思惑は、私でなくとも誰であっても感づいているものでありますが、そこに流される人たちが行政側の思惑をそのままにしてきたのが飯田市に長く不正が続いてきた元凶でありましょう。平成29年9月30日   
   
   打ち合わせ記録
 記録は打合せ記録書だけではありません。設計者であれば聞き漏らしが無いように音声記録も同時に行います。
(公共事業の場合、どのような打合せも内々な話しであっても必ず同行者を伴い、文書としての記録を確かな物にすることと、万が一が無いように音声を記録いたします)   
   
   平成28年9月28日 PM4:00 飯田市役所庁舎内において顔合わせを行う。
契約終了後、建築課の牛山君に電話を入れました。牛山君は建築主事であります。山本杵原学校においてお世話になっているため挨拶をいたしました。「私の方では分からない、担当は平井と言いますので直接そちらに連絡をしてください」と、つれない返答でありました。
 担当者に電話を入れました。
その後に平井さんに電話を入れました。「分かりました。飯田荘に確認していることがあるので10月に入ってからでどうでしょうか」、あの、契約してからすでに一週間が過ぎています。顔合わせだけでもお願いできないでしょうか。「そうですね、調整して連絡いたします」
 折り返しの電話
その日のうちに電話がありました。「28日の午後4時からでどうでしょう」分かりました、伺います。
 顔合わせ
地域計画課建築係 平井隆志技師、同 木村理子係長が建築設計担当者として紹介された。
平井さんから「この事業は福祉部長寿支援課ですので同席します」として、原章長寿支援課長、松下善彦係長を紹介された。そして最後に飯田荘 中村重信所長が紹介されました。     平成29年10月2日  
  
   顔合わせ
 当社は、設備工事を担当する左京電気羽場さんと二人出席しました。
自己紹介がなされ、平井さんが監督員(副監督員今村光弘)として飯田荘の担当をすると紹介されたのち早速本題に入りました。
 最初の発言に驚き
「章設計さんは大変安く落札されたのでうちとしてはありがたいですが・・」 平井さん最初の発言であります。 これには正直驚きました。担当者がこの様な発言をするとは考えていなかったからでありますが、しかし、その発言の意味は即座に察しておりました。
 弁解
そもそも、初めての打合せに入るときに落札金額についての話しは不要であり、まして建築課の一担当者の口にする言葉ではありません。なぜにそこから切り出したのかは、続いた発言で全てを察しました。
「うちは告示でやっていますから章設計さんはあんなに安く出来るんですか?」
安く?当社は当社で出来る価格として応札しております。予定価格は市のホームページで知りましたが、2,500万円とは正直ビックリしました。                    平成29年10月4日   
   
   告示でやっていない
 (戸惑っているな)そう感じました。 建築課にしてみれば落札予定価格の “操作” を見透かされてしまったのでは? との懸念でしょう。
 官製談合の指摘
飯田市の入札情報で落札予定価格が公示されたことにより、間違いなく不正な予算組が今も続いていると確信しておりました。(それにしても2,500万円はあまりにも酷い予算組みであります)
 正当化に必死
この程度の事業計画でどうしたらここまで高額となるのか、私の事業費概算が間違っていたのか?何か大きな見落としがあるのか? この様に私の方が不安を抱いていたのであります。
 国土交通省告示第15条でおやりになっていると言うわけですね、でも入札説明書には工事予定額が明記されていないですよ、告示15条でやっているのであれば工事予定額を明記しなければ成らないはず、それが無いのに併せ、最低入札価格の制限も設けられていない。ですから、告示第15条ではやっていないのではないですか?
 話を振る
平井さんの顔つきが変わりました。それと同時に木村係長が口を挟みそうな仕草が気になりました。
「章設計さんは何度か市の設計をやっていただいていますが、ずいぶん昔で有り今は当時とは違っていますので」・・ついに口を開きました。                     平成29年10月6日   
  
   寝ぼけたことを
 ごく最近、この人、木村係長には住宅の建築確認申請でお世話になりました。なかなかきびきびとしてそつなくこなす姿勢はその職に適しているなと感じたものであります。
事務的な態度ほど公務員を現すものでありますが、そこには間違いは無いとした安心感も同時に与えるものです。
 公務員の上から目線
知らないうちに身に着く職業意識は、時として自分自身への過度な自信へとつながっていくことは誰にでも有ることであります。
 国土交通省告示第15条で入札基準価格を決めていない、入札方法に沿っていないとしたことを指摘されたことにより、思わず普段の姿勢とのギャップを自ら示したことにも気づいたのでありましょう。
 平井監督員は若すぎる
平井さんも木村係長も正直な人だと思いましたが、責任感の置きどころを間違えていることはすでに感じておりました。
 長い間続いてきた設計事務所協会との癒着は伝統的にこの様な若い二人にも影を落としていたのでしょうが、“内幕” が見えてくるほどそれは恐ろしい出来事へと変わっていくことに二人は気づく事は無かったのであります。                               平成29年10月8日   
   
  懐疑的な説明
 木村係長は話しを本題に向けようとしましたが、その言い回しはかえってそれを強調していたことに気づかぬままでしたので、少しつついてあげました。
監理は地域計画課で行うんですよね? であれば、設計費だけなんですから当社ではたしかに利益はありませんが十分出来ますから心配しないでください。
 今度は平井監督員が切り出す
「この施設どれくらいで出来ると思いますか?」 この発言にも驚きましたねえ?! 皆さんも驚くでしょ。 国土交通省の告示で設計額を算定しているとしながらも、こちらは建設事業費の明示が無いと指摘しているのに、これではまるで(国土交通省の告示第15条でやっていない)と言っていることと同じ発言なんですから。  
  
   顔合わせの最初のやり取りで、ハッキリと確認出来た事がいくつかありました。
その一つに、「設計事務所協会との官製談合は打ち切らなくてはいけない」とした熊谷泰人議員の考えが木下建設部長を動かし、木下建設部長が財政課に指名枠の透明化を指示していた。
だからこそ、当社が指名に入っていたことを地域計画課(建築課)は何も知らなかったと言うことがハッキリしたのであります。                          平成29年10月10日  
  
   落札予定額は地域計画課から漏れていた
 建設業界(設計事務所含む)では業者間の談合は当たり前のこと、しかし、行政から落札価格が漏れ出した時点で “官製談合” と成ることが分かっていない。単なる談合の延長線上として思い込んでいるのであるからして「談合はしていない」と白を切るのであります。
 官製談合は刑事犯罪
捜査が有るとすれば白は通用しない。それは入札において談合をしたという事実を全社が隠すことはでき名からであります。
では、地域計画課はどうでしょうか。「もらしていない」と言い張れるでしょうか?
寺澤福祉部は?原長寿支援課長は?「何も知らない」と言い逃れが出来るのでしょうか。
 言い訳や言い逃れが出来ないことをこれから書き出していきます。  
  
   4億5千万円で出来ます
 入札資料として添付されていた基本計画書を精査して事業費を算定しました。1/3が木造2/3が鉄骨造であるため建築工事を3億5千万円と想定しました。電気設備機械設備などで5千万円程度とみました。4億程度ではありませんか?
「4億5千万円で出来ます」と、平井監督員が言い放った。平成29年10月12日   
  
   億5千万円 × 3.5%(設計料)=1,575万円  ?? なぜ設計料予定額が2,500万円なのか?   
   
   事業費は6億円
 4億5千万円でできます。と言う。設計料は3.5%と決まっている。ならばなぜ「安く取ってくれて・・」などと言ったのだ。 瞬時にそう思いました。そして続いた発言にさらに驚きました。
「最近できた民間の同型施設を参考にしたのですが、それが4億5千万円でした」
 民間の施設
民間の施設? 最近出来た? この言葉で(ああ、綿半の介護施設か)とすぐに分かりましたが、知らないふりをし、そこはどこですか?と聞きなおしましたら、横に居た羽場さんが「ほら、あれな、綿半の・・」 羽場さんがしゃべっちゃあダメじゃん  でも、平井監督員は否定しない。
 やはりそうか、綿半と建築課の癒着は依然として続いている。
綿半は先行営業をしている。もしかしたら、第二飯田荘の改築自体が綿半からの売り込みかもしれない。
 容易な想像
第二飯田荘は築39年、二年前に起案したとの説明ならば、築37年である。 鉄筋コンクリート造で築37年の改築は建築的に考えられない。まして、その施設の解体も既に計画に入っている。
綿半の売り込み営業において改築計画が成されているとしたならば、それは牧野市長との謀でしかありえない。だからこそ、根拠の無い事業基本計画を建築課が此処まで進められるのであろう。平成29年10月14日   
   
   上乗せされた事業費
 大変な犯罪が隠れている  直感的にそう感じました。
綿半と牧野市長、それにある議員が関係している。それも議長クラスであろう。
第二飯田荘の早急な改築が必要ならば、ここ数年間の施設使用状況不適報告が成されていなければならない。
 社会福祉協議会は果たしてその様な報告を上げていたのであろうか?
(この答えは程なく判明することになりました)
 設計落札予定額の不審
当社が4億程度と想定したとの話しに併せ、その想定金額が遠くないことに自信を深めましたが、それにしても2,500万円の設計落札予定額はどのように導きされたのであろう?
 口から出かかったその時、平井監督員は続けざまにとんでもない金額と、とんでもない根拠の “言い訳” を話し出しました。                           平成29年10月16日   
   
   事業費は6億円
 6億円!? 6億円? 6億円!!
「民間の施設が4億5千万円で出来たと言うことですので6億もあれば出来ると思います」
 咄嗟に出た言葉
民間で4億5千万円で出来たならば4億5千万円で予算を組むべきではないですか?
当たり前の話しではないか、当社の概算では4億円である。それが4億5千万円ならば平井監督員の説明も納得するが、6億円などかかるはずがない。
 根拠にならない
「いつも設計事務所は予定価格をオーバーした設計図書を上げてくる。だから予算調整に時間が掛かり変更もしなくてはならない。だから今回は余裕を見て1億5千万円上乗せしている」
 驚いた予算組みである。私は飯田市民ではないが、常識ある市民が聞いたら怒り出すだろう。
(常識がない議員が多いのではないのか)  
  
   すでに不正は行われていた
 この予算組の裏に在るものは何か? もう皆さんにはお分かりですよね。
そうなんです、牧野市長と綿半と元議長が組んだ第二飯田荘改築事業化 謀 なのでありました。
綿半の施設を見学し、綿半施設の間取りと構造(鉄骨造)で計画図を上げ、屋根から外壁から綿半を指定し、あまつさえ綿半の施設より1億5千万円も上乗せしているのです。
この上乗せした1億5千万円が、不要な鉄骨構造と華美な設計仕様へと回るように仕組まれていたのです。 平成29年10月18日  
  
   ここで追求しては証拠が出ない
 きな臭さは感じたものの、設計者の使命はより良き建築物を造ることであります。
純粋に、そして確実に不自然なことをやんわり切り出しました。
 なぜ鉄骨造で計画されているのでしょうか?
「それは木造で出来ないからです。居室棟は木造にしますが他は大きな室がありスパンが飛んでいるため木造で出来ません」
 陸梁合掌(ろくばりがっしょう)や木トラスであれば木造で可能ですが?
「居室棟の区画を耐火壁で区切るため鉄骨造にしています」
 大規模木造区画(500m2以内)防火壁はRC造と建築基準法で示されていますし、鉄骨造に耐火材料を貼り付けて建物全体を耐火建築物とする必要が無いと思います。それに鉄骨造耐火建築は工事費用がかさみますし・・
 木村係長に遮られた
「今日は顔合わせですので、長寿支援課もいますので詳細な打合せは飯田荘と一緒にお願いします」
 もう少し聞き出す必要性
すみませんが、しばらく前に山本の杵原学校改修工事をお世話になったのですが、その時、今の建築主事牛山さんが担当だったのですが、当時の課長倉田さんでしたかね、あの方が木造で設計完了した体育館を鉄骨造に無理矢理変更せよ!と指示されたことが有りましたので気になったのですが・・・平成29年10月20日   
  
   牛山さんは信頼している
 当時も今回と同じように幾つかの課で大勢の方がプロジェクトを組んで説明されまして、「杵原学校の文化的な価値と保存」を目的に「原風景の継承」がテーマで有りました。牛山さんの基本計画は木造体育館であり、その中で木造大断面構造が示されておりました。
予算通りに設計完了し届けたものを簡単に「鉄骨造にせよ」「言う事を聞かなければ設計者を変更する」と暴走され、当社は言われなき妨害を受けたのですが・・・・
と、当時の経過を話した後に、牛山さんは間に入って大変でしたがあの方の基本計画がしっかりしていましたので助かりました。牛山さんを信頼していますし・・と、少し持ち上げておきました。
(実はこの話が後ほど大きな影響と成って始まるのでありました。そして、牛山主事の登場に繋がるのであります)   
   
   意中の設計者でない
 実務的な打ち合わせにおいてボーリング(地盤調査)について質問いたしました。
基盤測量は行われておりますか? 「はい、測量は土木課においてやっています」 そうですか、それでは測量図を頂けますか 「CDに入れてお渡しします」
 この時点でお約束していただきましたが、実際は四カ月後に催促の上やっと渡してくれております。
(章設計への妨害はこの時点で始まっておりました)              平成29年10月22日   
   
   三者打ち合わせ
 「飯田荘と打合せをお願いしたいと思いますが、今、平面の変更が出ていまして、まだ変更の打合せをしていないんですが」 平井監督員は妙なことを口にした。
平面の変更? 変更の打合せ? 平面の打合せは当社とすべき事、それがもう変更が出ている?
 わかんな~い??
続けざまに、「変更はこっちで決めて打合せ時に一緒にやるからいいか・・どちらにしても日時を決めて後から連絡します」
 とんだ顔合わせでありました。平井監督員の話しで想像すれば、この時点で平面の変更要望が飯田荘から出ていると言うことになる。と言うことは、この計画案がすでに飯田荘に渡っていることになる。
飯田荘で基本計画の打合せが済んでいれば単なる挨拶をすれば良いとのことなのか?
 打合せ日が決まる
平井監督員から電話が入りました。「10月6日、朝9時から飯田荘において行います」 分かりました。測量図をお願いします。 「はい、当日持参します」
 10月6日、この時点ですでに二週間以上過ぎておりました。            平成29年10月24日  
  
   三者打合せに向けて
 機械設備、電気設備の下請け設計者は決まっていましたが、鉄骨造であれば構造設計が必要となってくる。
契約終了後いち早く構造設計事務所に基本計画図を見せて構造計画について検討を要請していました。
 以下文書は9月28日の打合せに向けて準備した検討事項であります。  
  
  
基本計画について
配置計画と平面計画を検証しました。検討を要する事項
・老人ホームといえば終活の場であり、就寝室がその主たる目的の居室と考えられます。
その目的の居室の殆どが、北側・日の当たらない方向に面していては、基本的な目的を達成することは困難となります。 また、交通事情が激しい北側道路からの影響が考慮されているともとれません。
 四季の持つ季節感が感じられる建物 とありますが、太陽の流れが目視できなくて何から季節を感じ得るのでしょうか。
・内装に木材を使用しただけで温かみの感じる施設となるのでしょうか。

鉄骨造を耐火構造にするには、多くの不燃材料を用いらなくてはなりません。そのような材質や鋼材で温かみのある施設が演出できるのでしょうか。
・多床室棟を木造とすることは理想的だと考えます。また、大規模な木造建築物としないために耐火構造の棟で区切るとの考え方も良いと思いますが、それがなぜ?鉄骨造を二棟 と成るのでしょうか。

通常は防火壁の鉄筋コンクリートであり、耐火構造の棟で区切るとなれば、それはRC造とするべきと考えます。
・敷地の現況が考慮されていない。

少なくても4,500の段差が想定できます。その段差から想定できることは、支持地盤もそのような状態であろう、という事に成ります。
であれば、そのような支持地盤を想定して平面計画・構造計画を立てなければ成らないのではないでしょうか。
要望事項  (構造的な見地は別紙添付)
1. 基本設計からの参画   基本設計の作成

2. 基本設計に必要な業務  測量及び測量図の作成
3. 実施設計の追加業務   ボーリング調査の追加・地盤改良工事の設計
4. 設計工期の延長     2月末まで  
  
  
顔合わせは自己紹介ですから、本題として上記の打合せを行いたいとして準備しましたが、木村係長からの「飯田荘を交えて詳細打合せを」平井監督員から「飯田荘からの要望で平面の変更があります」として当日まで延期されました。                         平成29年10月26日   
  
   構造計画
 構造計算事務所から驚くべく内容が伝えられました。
『この間取りで鉄骨構造とすると壊れます!倒壊しますよ!』
驚きますよね、でもこの事は、付け刃の計画であることを証明するとても良い裏付けとなると思いました。
 まさかと思いました。
設計士であれば誰であってもその基本計画は概略で有り、事業費を割り出す資料程度と考えるでしょう。
それがそうではない、この平面図(どう見ても間取り図)通りやれと押し付けている。そこには綿半のために鉄骨造としなければならない訳が有る。
 構造計算事務所の見解
全体の2/3が鉄骨構造とされている。二棟が接続されているのと複雑な間取りのために相互間における層間変形角が大きくなり二次計算により構造計算が出来ません。
 構造計算そのものが出来ないという。併せて計画案の欠点が指摘されました。
「間取りに鉄骨の柱を割り振っただけで構造計画が何もなされていない。平面計画そのものにも無駄が多くそれがそのまま構造計画への大きな欠点と成っている」
「なぜ鉄骨造にしなければならないのか?木造で良いのでは」   
   
   そう、設計者であれば誰であってもその様に違和感を感じるのであります。
10月6日に飯田荘を交えての打ち合わせがありますので、お手数ですが文章にしていただけませんかとお願いしました。                               平成29年10月28日   
   
   平成28年10月6日、午前九時 (打合せ記録は成果品に添付して提出している)〔録音記録有り〕
 建築設備士(下請け)を伴い、少し遅れて飯田荘につきました。
飯田市からは、地域計画課木村係長・平井監督員、原章長寿支援課長+一名
飯田荘からは、中村飯田荘所長、大沢課長+他一名 がお待ちしておりました。
 自己紹介の後、平井監督員が唐突に飯田荘と間取りの打合せを始めました。
唐突と感じたのは、すでに飯田荘から間取りの変更要望が出されておりまして、その変更に対処したと思われる新たな間取り図(基本設計図だという)が有り、それを飯田荘に渡し、「ああでも無い・・こうでも無い」として始めてしまったのであります。
 何なんだろう?
今日は飯田荘を交えての最初の打合せでは無いのか? その様な飯田荘の希望を聞き入れ、全体計画を起こしていく打合せでは無いのか?
 永遠と続く
その時、飯田荘の中村所長はすでに席を立っていました。
もうかれこれ20分は過ぎただろうか、飯田荘の職員は余り理解していないようであるが平井監督員は自分の考えを推しきった。  
  
   本当にこの間取り図で設計するつもりなのか?
 当社にも渡されたその平面図は入札資料に用いられた間取り図である。その間取り図の内輪の中で部屋の入れ替えをしているだけで飯田荘の職員を説得している。
 とても黙っていられなくなりました。
どう切り出そうか?これでは出来ません!と言えばメンツもあるだろうから難しい話しになってしまう。平成29年10月30日   
  
   基本理念の不整合と構造計算不可
 何処から切り出そうか・・・ 同行している建築設備士も苛立ったようで「構造的に出来ない事を話したらどう?」と小声で伝えてきました。
 第二飯田荘の目的が基本理念としてハッキリ書かれている
 基本方針の食い違い
基本理念、基本方針は
『家庭的な雰囲気の中で、入所者の一人ひとりが安心して自分のリズムで生活できる。』
『四季の移り変わり、時間の流れを実感でき、生活の匂いを感じることができる。』
しかし、この間取り図(平面図)ではこの基本理念は何も現されていない。
 入居者個人のリズムが第一に謳われていますが、プライバシーが確保されなければ “安心して自分のリズム” など守られるはずはない。
二人で一部屋を利用するればプライバシー確保はすでに破綻してしまう。病室感覚では家庭的な雰囲気などの演出は出来ないこと。
 四季の移り変わり、時間の流れを実感させるのであれば、日(太陽)の流れを目や肌に感じさせなくてなにができようか。
20室の居室のうち、東に向いている居室は6室だけである。あとの14室は、北側の騒音うるさい道路側に6室、日が全然入らない場所に8室が計画されている。
 私は、入札資料に用いられた基本計画書に基づいてこの様な判断は既にしておりました。
この見解が、「設計者であれば誰もが気付く問題点」として伝えたのでありました。  平成29年11月1日   
   
   提案
 やんわりと、そして明確に切り出しました。
あのう、基本理念に有りますよう入居される方の気遣いがされておりますが、その居室が北側の道路側とか南側であれば前面に大きな棟があるために日が入らない部屋がほとんどに成っています。
この敷地は東側に4m近い段差が有り、景観も東側に向け開けています。どうでしょうか、居室のすべてを東側に向け、太陽の流れを肌で感じられるように配置レイアウトを変更されたらどうでしょうか。
 原長寿支援課長の顔つきが変わった
この平面図はまとめられており必要な室と面積は確認できますが、廊下が多く無駄があるような気がします。玄関から居室までが遠いし・・・(いくつか不備を指摘しました)・・・
大まかにはこれで良いと思いますが、何も基本的にやり直すという事でなく配置レイアウトを変えるだけで基本理念に併せることが出来ます。
 極めつけ
大規模木造に成らないよう鉄骨造で計画されていますがRCの防火壁で区画された方が宜しいのではないでしょうか
ここまで話したときに平井監督員からいくつか否定の発言が出ました。それに併せ原章長寿支援課長が多弁と成りました。                               平成29年11月3日   
   
   時間が無い
 「もう時間が無いので設計完了は遅くとも1月いっぱいにしてもらわないと。今から変えていたんじゃ間に合わない」
平井監督員はおかしなことを言うもんだ。今から変えていたんじゃとは何事であるか、今、まさしく平面の変更打ち合わせを延々と30分近く飯田荘としていたではないのか。
あのう、今の平面変更についてもですが、トイレの位置が悪いのと、多目的トイレであればもう少し大きくしないと使えないですよ。どうでしょう、大枠は今の間取りのままで配置レイアウトを変える中で全体を見直したらよいのではないでしょうか。
 ちょっと待った!
「この案は社協にも見せて了解してもらっている」と原長寿支援課長が口をはさむ。
おかしな人である。社協が了解しているのなら飯田荘が変更してほしいなどと言うわけがない。
「それに街づくり委員会もこの案の中で了解を得ているし今更変更は出来ない」
出た!出ました。ここで街づくり委員会の名前が出ました。それにハッキリと「了解を得ている」と口にしました。
 出るは出るは口から出まかせが
少し刺激しただけでここまで話すとは、もうこの時点で見え見えでしたが、少し突っ込んでやりました。
そうですか、街づくり委員会も了解しているんですね。でも、老人介護施設ですから入居者のために考えるべきで、何も大きな変更をするわけじゃない。居室を東や日の当たる南側に向けるだけですからよろしいんではないでしょうか。                           平成29年11月5日   
   
   地区住民にも見せた
 配置図を見せながら、指を指し「南側に居室を設けたらどうでしょう」と言ったその時です。
原長寿支援課長が、「南側はダメです。住民に説明会を行っています。南側に家がある住民から南側に居室を向けないようにしてくれ、気配を感じさせないようにしてくれと言われている。それは出来ません」
 建設地調査
事前に建設地を下見しています。南側にある住居はたったの一軒であり、その住居は2階建てで北側には曇りガラスの小さな窓が2ヶ所有るだけでした。
 住民説明会はしていない
現実的な話しではないことはすぐ気づきましたが、刺激をしないように「そうですか、でもこの計画図を見ますと西に向けた5室の内の2室が、まともにその住宅から見えてしまいますよ。居室を東に向ければ南側の住民からは一切見えませんが」
 原長寿支援課長は言葉に詰まりました。しかし、チームワークは大したもの、直ぐさま平井監督員が口を開きました。                                平成29年11月7日  
  
   入居者の安全管理
 「管理の面から言えば居室棟をL型に配置するしか無い。スタッフコーナー(常駐管理室)から両方の廊下が見渡せるのでこれでお願いします」
入居者の管理と言えば聞こえが良い。話しだけでは何方も納得してしっまうかも知れないが、はたして飯田荘の従事者はどのように考えているのか?でありましょう。
 ぼけた考え
この時点ではまだ平井監督員が計画したもの(間取り図)として考えていましたので。(ああ、この人はやはり技術者じゃ無いな、2級建築士でも無いだろう)との思いでありました。
 入居者の管理とは
飯田荘に限らずこの様な老人介護施設類は病院とまったく同じ管理体制で無ければ成りません。(マニュアルで無く規則規制であります)
必ず各個室に入り、入居者を目視して始めて管理出来ることでありますから、廊下を見渡して何の安全管理と言えるのでしょうか。また、スタッフコーナーに居て見えるのは片方の廊下だけで有り、もう一方の廊下を確認しようとすれば窓を開け、身を乗り出さなくては見えません。
 お粗末すぎて話しにもなりませんので、その様にハッキリと指摘し、間取り図の甘さを指摘しました。
 まちづくり委員会が了解している
今度は原長寿支援課長です。「この案はまちづくり委員会にもかけていてこの案で委員会も了解している。橋北の地区にもこの案が示されてこれで良いとされている」
 またまた始まった。仕方ないので決定打を出しました。               平成29年11月9日   
  
   飯田荘の考え
 この時点では藤本設計が書いていることを知りませんでしたので話は聞き入れましたが、廊下を区切って部屋としたり、必要なロッカー数が置けない更衣室、バックヤードと入居者が交差するなどとても平面図と言えない状況のもので進めることは設計士であれば出来ません。
ですから、やむを得ず構造計画の不適を指摘しました。
 構造計算が出来ない
構造計算事務所で指摘された鉄骨造での不適事項を指摘し、これでは建物が倒壊してしまいます。その原因は単なる間取り図に無理やり鉄骨の柱割をして鉄骨造としたことにあります。建築基準法により木造で出来る建物を鉄骨造でする必要は無いのではないか? 防火区画は建築基準峰に沿ってRCの壁で行うべきと指摘しました。
 顔色が変わる
平井監督員、木村係長の顔つきはみるみる変わっていきました。そして原長寿支援課長がきょろきょろし出し、二人の顔を覗いている。                        平成29年11月11日   
   
   時間が無い
 何を血迷ったのか木村係長が口を挟みました。「○○構造設計が言っているんですか?」
そんなことは当然のこと、顔合わせに時に伝えていますから名前を出されたのだと思いますが、1級建築士に対して失礼ではないか。 そうですよ、この計画書を見せて構造計画をしてもらいました。今伝えたようにこの間取りで鉄骨造には出来ません。
「もう時間がないので・・設計期間がないのでこれから平面を変更するのは・・」と戸惑った言い方は平井監督員。木村係長がたたみかけるように「間取りを変えるとなれば細かな打合せをやり直さなきゃ成らないし、今言うようにとても時間がありません」
 時間は大切なことではない
設計期間は確かに厳しいですが、今日は10月6日、契約は9月18日、すでに皆様の都合で半月過ぎてしまいました。出来ればその分を追加していただければありがたいですが
(そう言いながら少し腹が立ってきた。この人達は何なんだろう?なぜ良い施設を造ろうと考えないのか、どうしてそこまで鉄骨造にこだわって綿半を使うのか)
 木村係長が止まらない
原長寿支援課長が、「社会福祉協議会の理事にもこの図面でやるように指示されている。それを変更することは・・」、「とにかくこれから変更するとなると飯田荘とも何度も打合せをしなければならないので、とても時間がありません」と、木村係長・・・ ・・その時声が出た      平成29年11月13日  
  
   切なる叫び
 それは思いもよらぬ飯田荘の担当者からの声でありました。
「私たちはここを利用していただける方に、ここでお世話になって良かった。ここに来て良かったと言っていただけること、利用者やその家族の方、住民の皆さんのその様な声を受け止めることが一番のことです。そのために少しでも利用者に喜んでいただけるような施設にしていただければと思います。その為にはいくらでも時間を作ります。何度でも打合せをしていただいて構いません」
 この言葉には感動すら覚えました。社協において介護に従事されている現場の生の声でした。
この様な言葉が出た後で飯田市側の三人は言葉に詰まり、しばらく静寂が訪れました。  
  
   設計期間がと、時間が無いと言うことでは迷惑をかけません。1月27日の工期で構いません。
思わずその様なことを発しました。飯田荘の担当職員の方の発言を受け、その目的がハッキリと見えた以上、設計者がそこで迷惑をかけることなど出来ません。残業しても、何しても飯田荘の希望に添える基本設計図を作成しようと心に強く思いました。                   平成29年11月15日  
  
   基本設計業務
 何度も繰り返し恐縮ですが、基本計画図で無く現場に併せた基本設計図を作成する必要が有ります。
当然のこと、この間取り図は参考にしますが一番考えなくては成らないこと、それは入居者を中心にした施設であることです。市の基本理念にあるように、「四季の移り変わり、時間の流れを実感でき、生活のにおいが感じられる」そんな飯田荘にするためには居室を東側に全て向け、日の流れを追えるような「自分の部屋」を計画する必要が有ります。(認識してもらえるよう同じ言葉を繰り返しました)
 繰り返されるキーワード
「変更となればまちづくり委員会にも社協の理事にも説明しなくては成らない。時間がない中で間に合うのか」「基本設計をやり直すとしてその費用はどうするのか」と、原長寿支援課長は口を開く。(トンチンカンな男である)
そうですか、基本計画図は基本設計ではありませんから基本設計を起こす必要が有ります。今回は仰るとおり時間的に厳しいですから基本設計と実施設計を併せた形で進めたいと思います。基本設計料を考えていただければありがたいですが、わずかで構いません。変更契約でお願いできればと思います。
「変更契約?そんなことが出来るのか?入札したのに・・」と原長寿支援課長、「あ、それは問題ありません。出来ます」と平井監督員。
まちづくり委員会が飯田荘の間取りまで口出しするとは思えませんが、社協も飯田荘と一緒に参加してもらえれば良いのではないでしょうか。そうは言っても時間がないことですから、それでは2週間いただけませんか。10月の19日(水曜日)までいただければ、それまでにラフプランをまとめます。それでもってもう一度ここで打合せを予定していただければ助かりますが。
「どうですかそちらの都合は?」と飯田荘担当者に、「構いませんが」と返事 「時間等は後日再確認と言うことで」            平成29年11月17日   
  
   念を押される
 「鉄骨造では構造計算が出来ないとのことは本当なんですね?」 木村係長が口出した。
(ここまで拘るのは綿半を使いたいからであるが、“誰か” に対して言い訳が必要なので有ります)
(平井監督員も木村係長もそして原章長寿支援課長も、鉄骨造では出来ないとここでは了承している。とすると、誰に対して言い訳が必要なのか?と邪推したくなります)
 荒立てず
少なくとも地域計画課の職員で有れば、「構造計算事務所では鉄骨造では出来ません」と否定されればその意味は分ることであります。ですから木村係長は再確認されたのでしょう。
そうですね。木造で出来る施設ですから木造にしましょう。500㎡区画は基準法通りRCの壁で区画し、部分的にRC造として計画します。   
   
   10月6日の確認事項
 読者のみなさんに確認願います。
1.三者打ち合わせに入る前、飯田荘の担当者に「平面図の変更をしました」と平井監督員が打ち合わせをした事。
話の内容は、間取りの変更要望が飯田荘側から出され、多少の手直しした図面を示し説明していたがまとまらなかった。その様な状況で有ったからこそ、「全体的に間取りの変更が必要では?」と提案した。
(事前に飯田荘に計画図が示されていた。という事は飯田荘の考えが反映されていないから要望されていたことになります。また、「時間ならいくらでもつくります」との発言は市に対してハッキリと平面図を否定していることです)
2.飯田荘が改築要望しているのならば、要望が盛り込まれた計画図に成っているはずである。
(この時点で藤本設計に書かしたとの話は聞こえてきていた。藤本設計は飯田荘の要望を聞いていない事になる)
※注意事項
原長寿支援課長は「まちづくり委員会で・・」「社会福祉協議会の理事が・・」という話しかこの場でしていない。(飯田荘の意見とか考えについては発言していないが、後日、飯田荘の考えがこの間取りだと何度も口に出している。熊谷議員に対しても)
3.今回の打ち合わせにおいて「平面図の変更」は三者において決定した最大要件であります。
この時点で平面図を変更しては成らないなどとは、誰も口にしていない。
(木造で出来る建物を無理やり鉄骨造としているからこそ「木造にしましょう」と提案していることであり、平面図の変更とは何ら関係無い事) 平成29年11月19日   
   
   飯田荘の改築は目的ではない
 『より良い飯田荘を造る』 なんて目的は飯田市に存在していなかった。「綿半のために物件を!」
それが牧野市長の目的で有りました。
 技術者がいない
地域計画課の平井監督員は建築士であるのか? 木村係長は1級建築士であるのか?
結果的に建築士で無く、1級建築士でも無かったが、実はここが一番の問題点であります。
建築士でも無い者が6億もの事業の総括責任者になっていること、飯田市では慣例かも知れないが、地域計画課に5人もの1級建築士がいるのであれば一人くらいはバックアップしないとこの様な “不始末” が起きるので有ります。
 敷かれたレール
飯田市が全てを決める、まあ、たとえ裏に犯罪が有ったとしても末端の職員には知るよしも、また、必要も無いのかも知れません。 無知であるが故に不当な進め方にも疑問を持つことなく、全てが敷かれたレールを歩いているだけであるのか?
 飯田荘と何も打合せをしていないとこの時点で判明したが、それが地域計画課の “いつものやり方” であることは承知している。しかしここまで酷いものであるとは今更ながらに驚きました。
 阿智村は共産党に染まったが、飯田市は綿半と共にあると言うことをまざまざと見せつけられました。
飯田荘担当者の一声が無ければ一方通行の事業であると露呈しなかったし、私の勘ぐりも杞憂に終わっていたことでしょう。         平成29年11月21日   
  
   昨日の今日
 まさかとは思いました。何を言い出すのか? 何を言っているのか 翌日朝の電話口、平井監督員からの電話の内容に耳を疑いました。
 諦めない原長寿支援課長
「構造計算事務所で確認しましたが構造計算は出来ますので基本設計通り設計してください」
一瞬のこと、何を言いているのか耳を疑った。しかし、(始まったな)とも同時に思いました。
構造計算事務所がその様な事を言う訳が無いのであります。有り得ない、しかし、ハッキリと告げている。
構造計算が出来ると言われましたが、どこの構造計算事務所に確認したのですか?
(その様に問うたのは建築課は中藤構造計算事務所と懇意にしており、西澤構造計算事務所とは疎遠であるからであります)
「西澤構造計算で確認しています」 はあ? 西澤さんがその様な事は言わないと思いますが
「構造計算は出来ますので二つの建物の接続部を切り離し、エキスパンションジョイントで繋いでください。それで基本設計図通り設計してください」
 話に成らない
西澤さんといつその様な話しをされたのでしょう。「今朝こちらに来ていただいて聞きました。それで計算できるということですので・・」 何を言っているんですか、二つの棟が繋がっているから構造計算が出来ないとのことでなく、この様な間取りで無理やり鉄骨造とする事に問題が有る、構造的な問題が出てしまう。そういう意味と実際に二つの建物を接続すれば応力的に破綻してしまうという事で、エキスパンションを入れて切り離し構造計算が出来るなんてことで設計を進める事は出来ませんよ。               平成29年11月23日   
   
   基本設計図
 「こちらは実施設計をお願いしているだけですから、基本設計図に沿って設計してください」
入札資料に用いた基本計画図書を基本設計図とする意味は分りませんが、基本設計図を作成する必要が有るとして昨日の三者打ち合わせで決定しています。
それに基本設計図は平面図のみで配置レイアウトと間取りの変更を指しているものであり、構造云々が関与する問題ではない。木造であろうが、鉄骨造であろうが後日話し合いが持てる内容ではないのか。
それを入札説明資料に添付されている基本計画説明書をなにを持って基本設計図だと言い張るのか、なぜその間取り図通りやれとそこまで言うのか、まるで話している内容が理解出来ない。
「契約では実施設計の契約と成っている。契約書通り基本設計図にそってその平面図でやってください」   
   
※基本設計図書とは 【 配置図・平面図・立面図・断面図・構造計画図等が基本計画に沿って設計図としてまとめられており、且つ、工事費積算書において事業費予算が組みたてられているものを指す 】   
   
   契約書の中身に触れる
 契約書は市長と当社の社長の間で取り交わされており、それを互いに遵守することは当然であるが、平井さんは契約書を利用して単に鉄骨造で計画せよと言っているだけのこと、そこで話し合う内容ではない。兎に角19日に提出するとして今まとめていますので、それをを見ていただいてからもう一度構造については話し合ってもらえませんか。                     平成29年11月25日  
  
   そばに誰か居る
 おそらくのこと木村係長であろう、原長寿支援課長も居るかも知れない。
引くに引かれないのだろう。鉄骨造で飯田荘を建てるとしたことが目的なのだから、藤本設計が取っていればこの様な問題が起こらなかったと言っているようなものである。
(設計事務所協会との官製談合は、この様な状況を生んでしまうのであります。恐ろしい)
「契約書は実施設計をお願いしているので章設計さんは実施設計が出来ないと言うことなんですね」
来ました来ました。もうこの時点で章設計をはずそうという意図が見えてきました。
はあ?実施設計が出来ないと言っているんで無く鉄骨造でする必要が無いのでは?としていることです。ではお聞きしますが、なぜ鉄骨造にしなければならないのですか?
 答えられない
答えられるはずがありません。この時点でかなりプッツンの状況でしたから言っちゃいました。
綿半にやらせるためだろう! 何もかも、屋根もそうだ!外壁外断熱工法もそう。床暖房だってそうだ。すべてが綿半で計画されているではないか! それだけの理由で鉄骨造にせよとまで言い、昨日の飯田荘の要望さえ取り入れようとしていない。平井さん!あなたは何を言っているのかちゃんと認識しなさいよ!
 たたみ掛けた
ぐうの音も出ない・・平井さん昨日の飯田荘担当者の言葉、「利用者に喜んでもらえる施設のためにはいくらでも時間を作ります」と言った、あの気持ちに答えるべきではありませんか? 鉄骨造なんてどうでも良い話しであり、如何に入居者を中心にした飯田荘を計画するかが一番でしょう。
とにかく、19日まで待ってください。その平面図を見てから構造についても話し合いましょう。
 電話はそれで終えました。納得するかに聞こえましたが、これは引きずりそうだと不安を覚えたものでありました。             平成29年11月27日  
  
   西澤構造計算事務所の話し
 論より証拠、西澤さんの打合せ記録簿を掲載します。
   飯荘打合せ
 この飯田荘打合せをクリックしてご覧ください。
まず、出席者の覧、木村係長・平井技師他一名となっている他一名は原長寿支援課長で有ります。
前日の夕方(飯田荘との三者打合せの後と思われる)に西澤さんへ電話が有ったようです。
その時点でしつこく「何故構造計算が出来ないのか」、「建物が壊れるのか」聞かれたそうです。
何度も説明したが「この平面で計算してください」の一点張りだったので西澤さんの方から出向いて説明するとしたようであります。                          平成29年11月29日  
  
  
どんなことをしても鉄骨造で造らなくてはならない・・綿半のために・・それが市長命令   
  
 構造計算事務所が否定
 打合せ記録にもあるように、西澤さんはハッキリと否定しています。それだけのことであります。
それだけのことは絶対的なことでありますのでこの先にあるものは何も有りません。しかし、西澤さんは追加であることを指摘しています。
「個人的な見解として、1年近くかけ計画されたわりには基本プランがまとまっていません。」
故この様な文面を追加したのでしょうか。そこには、「エキスパンジョイントを入れれば計算出来るのであればそれで計算せよ!」と、執拗な物言いが有ったからであります。
 気になることがあります。それは西澤構造計算事務所と飯田市建築課の状態であります。
建築課は全てにおいて中藤構造計算事務所を重宝しています。今回のことも当然西澤さんと話す前に中藤構造計算事務所に確認していると言うことです。
中藤構造計算事務所が「エキスパンションを入れれば構造計算は出来ますよ」と言っていれば、一方的に「構造計算は出来ますから鉄骨造のままにしてください」と私に伝えることが平井監督員は出来るからであります。
それが、「この平面図のままで実施設計を行ってください」と、命令長で指示しています。
本来ならば、「配置レイアウトの変更は構いませんので、鉄骨造としてくれませんか?」と切り出せば良いのであります。                                平成29年12月1日  
  
   飯田荘改築の根拠が無くなってしまう恐れ
 なぜ「基本設計通り設計せよ」「実施設計で契約している」と言わなければならなかったのか?と言えば、鉄骨造とする根拠は何もなく、また、鉄骨造で押し通すには間取りの変更を余儀なくされているからであります。 ですから、飯田荘と打ち合わせをさせてください、入居者の居室を東向きにしてください。と言うのは絶対に受け付けられないことになるわけであります。   
   不正としたくない
この時点ではすでに熊谷議員が藤本設計と地域計画課の犯罪を暴いている。それが表に出てしまえば関与した職員は責任を取らされることに成る。万が一の事(逮捕)が起こるかもしれない。
そうならないそうしないためには不正が表に出ることは避けなければいけない。何よりも飯田荘の考えがの元、より良い飯田荘を造ることが目的である。
 理想的な間取り、文句無い平面図の作成
19日まであと10日、アウトプランは出来上がっていましたその日、えも知れぬ電話が入りました。 誰有ろう、木村係長でありました。                        平成29年12月3日   
   
   矛盾する電話口
 女の係長、パワハラ発言で非難されるかもしれないが、どうしようもない女を感じてしまいました。
「基本設計のとおり設計してください。こちらは実施設計をお願いしているのですから契約書の通り実施設計をしてください」 この様に、いきなりと言い切られました。
 絶句
返事のしようがありません。何なのだこの女、頭がおかしいんじゃ無いか?? 正直な話しこの様に感じてしまいました。
木村係長、確認申請の指導においてはテキパキと対応し、それなりの感じとして受け止めていたが、やはり女は女、誰かさんの指示通りの発言だとすぐに悟りました。
 あなたは係長
あなたの上には課長が居て、その上には部長が居る。契約者は牧野市長と当社の社長、軽々に契約書について言うべきでは無い。 その様な一般論を伝えた後、「先日の飯田荘との打合せにおいて配置レイアウトを変更し、居室全てを東に向けることは決定している。その件と基本計画説明書(これを基本設計と木村や平井は言っている)通りにやれとの意味が分からない。何を言っているのか?」
「こちらは実施設計の契約をしています。基本設計図の通り実施設計をやってください」平成29年12月9日  
  
   話しにならない
 平井監督員といい、木村係長もまったくもって話しにならない。「実施設計の契約をしているのであって、基本設計図の通り実施設計が行えないのであれば契約を破棄するしかない」と声を揃えるのであります。契約書について担当者が口にして一方的な指示に従えということ、この事が業務妨害に当たると考えていないのであります。
 何故この様な発言に繋がるのでしょうか?
それは、今までこの様な遣り方が通用していたからであります。
設計事務所協会との官製談合の影響は、この様に地域計画課の職員に “おごり” を植え付けたしまったのです。それに併せ、「意図しないところが落札した」この事が何よりの原因であったのです。
今までは何でも言うとおりで逆らうことが無かった設計事務所協会の設計事務所、それが今回は違った、その上予定した設計予算額の1/3で落札したことで、「基本設計をやることで設計料を上乗せしようとしている。それが目的なんだ」と、章設計を攻撃する事でした。
「章設計は設計料を上乗せするのが目的だ」 この言葉は、原長寿支援課長から熊谷議員に伝わった言葉であります。
 章設計外し
意図しないところが落札した衝撃は、鈴木設計よりも福祉部と地域計画課の方が大きかったのでしょう。
その上、最大の裏目的である「綿半をつかえ」が、その章設計において覆されそうとしている。
それをどのように阻止するかが、その時、彼等の最大の懸案であったのでしょう。  
  
   次々に繰り出される あの手この手
 木村係長は平井監督員と同じ発言を繰り返しました。「契約は実施設計だ、実施設計を発注している。基本設計図通り設計できないなら設計できないと判断します」
これは言ってはいけない発言です。業務妨害の何物でも無い、しかし、二人には鉄骨造が頭にあるだけで事の重大性に気づいていない。
 お前らの目的は何なのだ!
どうしてそこまで綿半を使わなくては成らないのか! え? 返事をしろよ!答えろよ!
ついに堪忍袋の緒が切れてしまった。                     平成29年12月7日   
   
   飯田荘は関係ない
 木村係長の言い方は平井監督員より単刀直入でありました。
平井監督員は「西沢構造設計ではエキスパンションジョイントを入れれば構造計算が出来ると言っていますので基本設計図通り設計してください」と切り出している。当方が、計算できる事と設計が出来る事は違うと切り崩せば返答に困り、実施設計の契約をしているのですから従ってくれと続けてきた。また、飯田荘での三者打ち合わせで間取りの変更は確認済だと言えば、返答に窮して黙りこんだ。ですから、19日まで待っていただきたいとの申し入れを受け付けている。
 木村係長の最初の一声は「契約では実施設計のお願いをしている。基本設計図の通り設計してください」である。 構造計算事務所云々は何も口にしないからこちらから詰めているが、そこには答えていない。あくまでも「契約書に従ってください」であった。
 基本設計図ではない
入札説明書に添付されていた基本計画書の間取り図を基本設計図だと言い切っています。 素人が見ても分る事ではあるが、この間取り図を基本設計図だと決めつけている事で「相当な理由がこの間取り図にある」と彷彿させることに成りました。
 極めつけの一言
先日の飯田荘の打ち合わせで飯田荘の女性担当者が、時間はいくらでもつくります。市民のために喜ばれる飯田荘にしたいと言われています。その事に答えるべきではないのかと問い詰めたら、「あの人は関係ない。飯田荘の考えでもでも何でもない」 私はこの返答にキレてしまったのでありました。
(原長寿支援課長の「死ぬ人が入居する」とまさしく同じ次元で有りました)    平成29年12月9日   
   
   これが現実なのか?
 此奴らは何なのだ?! やり場の無い怒りがこみ上げたのは「あの人は関係ない・・」の一言、言い方から感じたのは、「あの女の人の立場であの発言は取り上げる程度のものでは無い」であります。
 非常識
難しいことは何も無い、まず人であれば常識というものが有る はずである。
常識があれば問題は起こらない。敬意を払えば話が聞ける。
 この様な常識は公務員の根底に無ければ成らない。上から目線が如何に飯田市の職員に多いか、特に、権限の錯覚があることに関しては異常な世界である。  
  
   この様な発言が生まれる根底には、社会福祉協議会と飯田市の関係にあると考える。社会福祉協議会は飯田市が作った組織で有り、天下り者が殆どの長を占めているのでは無いか。だからして、牧野は職員感覚で何でも言うとおりになるとし、現職職員に驕りが出てしまうのだ。
飯田荘の、それも女の担当なんかの言うことは・・ とは、見下げている発言である。   
(この後、幾度となく「飯田荘と打合せをさせてください」とお願いしたが、市の職員誰一人聞く耳を持たなかった)  
  
   追い詰める
 木村係長の発言は、最早そこでは解決が付かないものと判断した。こんな者を構っていられない、話を先に進めるにはぐうの音が出ないよう木村係長を詰めることにある。
 綿半を使うことが目的だろう、山本の杵原学校でもそうであった。綿半との癒着では無いか!
この様にハッキリと言った。                          平成29年12月11日  
  
   返事に窮す 否定できない
 山本の杵原学校の件は平井監督員にも話したが、彼はまだその頃には居なかったので知らないと言ったがお前は知っているだろう。(黙っている)まあ知らなくても良いが、あの時は今の牛山主事が担当で彼はず文苦労したんだよ。倉田の指示は鉄骨造にせよ!それを大断面の木造とした。設計終了してから綿半で出来ない大断面構造と知ると今度は鉄骨造にせよ!と、その辺の経緯は牛山主事が全部知っている。
だが、いまの遣り方を見ていると倉田が居なく成ってもまったく代わっていないじゃないか、綿半との癒着がまだ続いているって事じゃ無いか。牛山主事が苦労したのになぜ同じ事を繰り返す。彼のことは前にも言ったように信頼しているが、なぜこの様な進め方をしなきゃならんのだ。
(牛山主事を悪く言わなかったのは、逃げ道を作ってあげたのです。しかし、そこが女の浅はかさ、それの逆作用が働いてしまいました。この事は、この後に書き出します)
 黙りこくる
なぜ鉄骨造にしなければ成らないのかハッキリとした理由を言えよ、建築基準法では鉄筋コンクリート造の防火壁でとなっているものを、基準法に逆らってまでなぜ鉄骨造としなきゃ成らないのか正当な理由が無いじゃ無いか。構造設計が鉄骨造では計算できないと指摘したのに、それでも鉄骨造でやれとは何処にその様な根拠が有るのだ。ハッキリ答えて見ろ!
 いいなりの設計者
今まで、何でも言う事を聞く設計事務所協会の設計者だったのが、今回は違った。そこだけしか頭の中に入っていないのだ。その上、この様な事が業務妨害になるとも考えてもいないのです。平成29年12月13日  
  
   とどめの一発
 平井は「鉄骨造で構造計算できますので基本設計通り設計してください」と言い、木村係長は「契約は実施設計の契約だから基本設計の通り設計せよ」と言い切る。そのいずれも入札説明書に添付された資料を基本設計だと言う。 その裏に有るのは「どうしても鉄骨造でしなければ成らない」なのであります。
 無理を通せば道理が引っ込む
飯田市は全国通達に習い、十数年前から公共建築物の木造化を宣言している。
それらの窓口は地域計画課で有ることは間違いのない事実であります。なのに、平井監督員の鉄骨にする理由は「大きな室が有り、スパンが飛んでいて鉄骨でなければ出来ない」である。何とも間抜けな話しであるが、これらの裏に綿半との癒着が有る。
 飯田荘は何としても綿半主体でなければ成らない訳が牧野光朗市長にある。地域計画課も大手を振っていたに違いがないが、得てして慢心はボロが出やすいものでも有ります。
スパンが飛んでいるので木造では無理? こんな見解を前面に出せることが建築を何も知らない者として見透かされている。 今までもこんな感じで設計事務所協会の連中は請け負っていたのだろうか?
 この時点で彼等の言う基本設計図(間取り図)は幾つもの破綻をしていましたが、あまりにも多くて電話では説明しようがありませんでした。
 とどめの一発は、現飯田荘を見たときに感じた違和感でありました。          平成29年12月15日   
   
   何故飯田荘を改築するのだろうか?
(公務員であればどなたでもこれから書くことに理解を示すと思います。)
「築37年の鉄筋コンクリート造、地下1階地上2階の施設建築物を取り壊す」
 財政課では考えられるのか?
市有財産である建築物、新耐震構造で建築されている。
 二つの疑問
改修が出来ないと言う。 なぜ改修が出来ないのですか? 「入居者が居ながらにしての改修は困難」 なのが理由という。
なぜ居ながらにしての改修が出来ないのですか? 「専門家にも見てもらったが、入居者の内部移動が困難」、「入居者を移転させる仮の施設が無い。民間もいっぱいで」
 この様な説明は社会文教委員会にも特定な議員にも伝えているというが、私には疑問だらけであります。一般の人が聞いてもおかしいと思うのではないのかと考えるが、議員の皆さんはどのように理解し、そしてどのような見解を示したのであろうか。                 平成29年12月17日   
   
   二つ目の疑問
 改築有きの進め方であります。「改修できない」と説明されたような理由は理由ではない。特に「専門家に見てもらったが・・」のくだりは何を指しているのか? 専門家とは我々設計者でなくて何者なのか? 原長寿支援課長が思わず口をついたのは、その様に社会文教委員会に説明してきたからであろう。(専門家とは藤本設計)
 見落とし
改築計画されている入居者数と現飯田荘の入居者を比べれば、圧倒的に現飯田荘が多いのをご存じでしょうか議員様!?(気づかなかったと言えば馬鹿か仕事をしていないという事)
入居者の内部移動が可能であれば、最大理由の「入居者が居ながらにしての改修は困難」が崩れる事に成ります。
 突っ込む
空いている居室は無いのですか? 原長寿支援課長は気づいたのでしょうか、それに返答するのでなく、「居室は多く取りたいのだけど建設地が狭いので多く取れない」とすり替えられて、平井監督員は相槌を打つのでありました。                            平成29年12月19日   
   
   駐車場が取れない
 矛盾だらけの返答である。私のように端から疑っている者でなくとも専門家なら釈然としない。
あまりのお粗末ぶりにかえって気を遣ってしまいました。
 従業員の駐車場が有りませんが車両通勤は無いのでしょうか?
「あ、それも建設地が狭いので今の飯田荘を壊し駐車場にしますので、そこなら近いので」
現飯田荘取り壊し工事の設計業務の発注が有りましたので、取り壊されるとのことは承知していましたが、私は古くて危険性が有るために取り壊しが行われるものとしていました。
「駐車場にするために取り壊す」とのことを三者打ち合わせ時に始めて聞いたのであります。
(なぜ壊すんだろう?、まだ新しい、市の財産ではないのか、安易に決めているが議会は承認しているのか?)この様な疑問が駆け巡りました。そして同時に、もう一つの疑惑が隠されているのではないかと思いました。
この時点での疑問が疑問でなく疑惑に変わるとき、それが木村係長の電話であったのです。
  
  
   第二の疑惑
 飯田市の場合、解体業者との関係性にはおおいな疑問を感じている、その頂点が「価格カルテル」の存在である。地域計画課が価格カルテルの存在を認めているどころか、それを持って設計書を組んでいると公言している。これは明らかな不正で有り、いつ警察の捜査があっても不思議がないことだ。
(もしかしたら、飯田荘の解体は “仕事を作る” ところが目的となっているのではないのか、そしてここにも地域計画課が大いに絡んでおり、それは牧野市長との第二の疑惑となっていくものに他ならない) 平成29年12月21日  
   
    建設地が狭いから居室が多く取れないなどとは理由に成らない。
現飯田荘の入居者数は、施設入所 60名、短期入所 10名の計 70名であります。 新築計画される飯田荘の入居者は、わずか40名としています。
 どうでしょうか?
「入居者の内部移動が困難」「入居移転先が無い」との結論にはどのような根拠があるのでしょうか?
1)現飯田荘が定員いっぱいの70名が入居されているのなら、40名の新築施設は根拠が無いことになります。
2)40名の新築施設で飯田荘の運営が立つというのなら、現飯田荘は40名以下の入居で常時運営されている事となります。
3)現飯田荘が40名前後の入居であるというのなら、空いている居室が30名分有るという事に成り、内部移動にさして何ら問題は有りません。  
   
   議員の能力不足か出来レースか
 入居者の内部移動が困難、移転先が無い、などの説明は “専門家” でなくとも、並の議員であれば「おかしい?」と気づくのではないでしょうか。引き算でありますから、並以下の議員であっても「福祉部の説明」に疑問を持つでしょう。
なのに、そこを追及しない社会文教委員会は何なんでしょうか?
 その時点ですでに仕組まれた飯田荘改築計画であった!
牧野市長と綿半との謀が元にあり、それは福祉部も社会文教委員の議員も知っての事の出来レースであると言うことです。                              平成29年12月23日  
  
  
完全なる官製談合
 ここまで露骨に成りますと、反って誰も何も言わなくなるのでしょうか。それとも飯田市の行政とはこんなものなのでしょうか。
市会議員であったにしても、今回のことで陳情書を提出しても、「こんな事は騒ぐことではない」とされてきました。私には異常に思えますが、私が設計業という業者であるために “同類の戯言” として考えておられるのでしょうか。
 完璧な官製談合
議員が仲間と成っていれば何でも通るとして寺澤福祉部長は牧野市長の指示を受けてきていたならば、もう少し頭をお使いに成るべきでありましたね。「飯田市は大きい自治体だ!」等との上から目線で何事も通るとしたあなたの驕りは佐藤副市長から出ていた「指令!」であったとは驚きましたがね。   
   
   崩れる根拠
 現飯田荘の不合理による施設改築計画の “根拠” は何も無いとして崩してあげましたが、ここでもう一つ、大きな言い訳「職員駐車場のために現飯田荘を取り壊す」について、ご意見申し上げましょう。
 飯田市の財産、取り壊しは誰が許可するのか?出来るのか!
築37年の地下1階地上2階建ての鉄筋コンクリート造建築物、壊す理由は何処にも見当たりません。
平井・木村、そして原長寿支援課長は臆面も無く簡単に取り壊しについて口にしました。平成29年12月25日   
   
   何故壊す?
 木村係長からの電話は「基本設計図の通り設計せよ!」「構造計算は出来るので鉄骨造のままで設計せよ!」の一点張りで話しになりませんでした。
 正直私は気が短い、千日手ではありませんが、それよりはるかに始末が悪い。
こうなってしまっては、言っていることの矛盾を追及せねばならないと考えました。顔合わせでも、また、三者打ち合わせにおいても確認した。「既存飯田荘は取り壊すのですか?」「なぜ取り壊すのですか?」「取り壊さなければならないのですか?」の根拠を追求しました。
 想像は出来ていた。
平井にしても木村にしても、原長寿支援課長から指示されてきているだけ、設計技術者としても経験の浅い二人に、現飯田荘を取り壊すなどとの根拠を持っている訳は無い。と確信していました。
 今の飯田荘は築何年経っている!?
この質問に、木村係長は答えられませんでした。                     平成29年12月27日   
  
   追い込む
 市の担当職員として、また設計技術者として現飯田荘の状況状態を掌握していないという現実を晒しました。 何という事でしょう、彼らは何をもってこの事業を組み立てているのでしょうか?
木村係長は電話口で言葉に詰まり、「今調べるのでちょっと待ってほしい」と口にしました。
何を言っているのだ即答できなきゃおかしなことじゃないか、そんな事を知らずして簡単に壊すなどと言うな! 「今調べますので」 調べるではおかしいと言っているんだ。
電話の向こうで平井が原長寿支援課長に電話を入れているようでした。二三分はしたでしょうか「昭和56年ごろ竣工していると思います」 おい、おかしな話じゃないか、平井君も知らないってことはどういうことなのか。お前たちはそんな事も確認せず、良く簡単に取り壊しを口にできるんだな。 昭和56年と言えばまだ三十五六年しか経過していないじゃないか、市民の財産なんだぞ! 「駐車場が無いので・・」 駐車場にするために壊すなどとお前らが決める事じゃないじゃないか。議会に諮るべきことで計画時にそこまでの了解を受けているのか? 「議会は知っています」 知っている?それなら広報にもホームページにも何でも出ているだろう。
取り壊しなどとはお前らが勝手に決めているだけじゃないか。それが築何年たっているのかを知らないで勝手な事を言うんじゃない。昭和56年に出来ていれば新耐震で構造計算されているはずで、耐震改修が不要な建築物、それを壊すなどと市民が知れば当然きちんとした説明必要だし、議会だって明確に答えられなければ市民は納得しないよ。こんなバカげた話で綿半を使うがために鉄骨造でせよ!なんて寝言を言っているんじゃない。とにかくお前たちとはこれ以上話をしない、課長に直接話をする。基本計画が出来たら課長に説明する。課長に言っておけ!
(木村係長と平井君、ここに書き出したことに何か間違いが有りますか?市役所の電話も録音していますよね、確認されておいた方が二人のためですよ)                               平成29年12月29日  
   
   遠山課長   見山
 10月19日に予定されていた基本平面図の説明は一日でも早く課長に説明する必要が有ると考え10月18日に変更した。
木村係長から、18日の基本平面図の説明を受けることを了解したと確認の電話が入りました。
10月14日金曜日、?な電話が入りました。それは原長寿支援課長からでありました。
「原ですが、地域計画課長と打ち合わせをするという事ですが私も出てもよろしいでしょうか?」 打ち合わせでなく、先日の飯田荘で約束をした基本平面図が出来ますので、それに、まだ地域計画課長にお会いしていないので先に報告してからと思いまして、特に出ていただかなくともその後に飯田荘を交えて説明をしますので・・「基本平面図の説明であれば飯田荘の担当も呼びますので同席したいのですが」 いや、基本平面図は先日話した通り、飯田荘の担当者と一緒に説明しますので、今回は概略図を持参して地域計画課長にあいさつするだけですので・・
 何かおかしい
この執拗さは不自然であります。おそらくの事、平井と木村は原長寿支援課長の指示で動いているのだろう。これであれば熊谷議員の言う通り、「遠山課長は何の力も建築の事も何も知らないお飾り」は事実なのであろう。
(この時点で原長寿支援課長が裏で糸を引いていると確信しました。それであれば尚の事遠山課長と会うべきで、相関関係が分かるというもの)
 話に乗る
分かりました。出ていただいても結構です。その代り折角ですのでキチンとまとめた平面図を用意して説明させていただきます。 「飯田荘を呼ばなくて良いですか?」 それは私がどうこうではないのでどちらでも構いません。                             平成19年12月31日   
   
【速報】----------
 12月29日付け南信州の一面に「特養の新設見込まず」という記事が掲載されました。
要約すると、入所希望者が減ったので介護施設の新設は行わない。ということです。
読者であれば、「飯田荘の新築で最後か」と思うでしょうが、なぜ今この時点でこの様な記事が掲載されたかを考えていただきたいと思います。
何か不自然ではありませんか? 今、まさしく「飯田荘の新築に根拠が無い」として書き出しています。そのもっとも重要な部分、「なぜ現飯田荘壊すのか?」であります。
 改修案を一蹴した経過が内部にあった  
  
   順番が違うのでは?
 12月の議会において牧野市長は特養の長期計画を示したのだと思いますが、不思議な記事であります。「今後は特養の新設を見込まず」と基本方針を出すのであれば、昨年末に打ち出さなくては成らないと思います。何故ならば、新設飯田荘の着工は昨年9月に決定していたからであります。(決定していたから入札が行われた)
 辻褄合わせ
 今まさに、藤本設計や鈴木設計との官製談合、綿半との長年による官製談合が議員において取り沙汰されている最中、このブログにおいても状況証拠を書き出している最中である。
牧野市長は、既存飯田荘を取り壊さなくては成らない理由が無いと明らかにされた、その上飯田荘の新設自体に疑問を持つ職員を押さえつけて来た過去の経過が有るからに他ならいのである。
 飯田荘(社会福祉協議会)からの新設希望も無い中で唐突として飯田荘の改築が決定された。その経過の中で「特養の新設は不要」との内部意見が多くあった。その意見の中核が「入居希望者の減少」と「民間施設の増加」で有ったと聞こえて来ている。(市部長)   
   
   内部告発
 清水議長が章設計による陳情書において牧野市長までの聞き合わせを行ったのは事実であります。
この様な状況であれば、最早噂の範囲で収まる話しではない。
飯田荘新設に関しては内部意見の食い違いがあるからして、その様な調整を行わなければならないとしたのであろう。(牧野市長・佐藤副市長、辻褄合わせを書類の改ざんで行ったであろうが、隠せば不正の積み重ねになりますよ)         平成30年1月2日
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   平成28年10月18日、遠山地域計画課長との話
 その日、レコーダーをポケットに入れ、下請けをお願いしている建築設備士羽場さんに同席をお願いしました。羽場さんは当初の飯田荘との三者打合せにも出席していただいています。
 二人の課長以外に余分な者が三人も居た
指定されている会議室に入ったのは時間を少し過ぎていた。 入るなり人の多さに少しの戸惑いが、(課長はどの人だ?)
向かって右端に平井監督員、その隣に何と牛山建築主事が居る。その横が課長なのだろう。見るからに大人しく人の良さそうな感じである。その左が原長寿支援課長、その横に禿げ頭が居る。
牛山主事が同席している理由はすでに分かっていました。(木村係長が気を回したのである。それは私が牛山主事を信頼していると口にしているからであります)
 滞る空気
何故か息苦い、地域計画課長が無口である。それだけで妙な口裏合わせを感じ取りました。
口火を切ったのは原長寿支援課長であった。 話し続ける、永遠と
何を言っているのかと言えば、復唱である。平井と木村が口にした「実施設計を発注している」「基本設計図の通り設計せよ」をオウム返ししているだけである。
 手ごわい
残念でありました。 これは会議でも打ち合わせでもない。単に、「言う通りに設計せよ!」と、命令しているだけである。そこには「飯田荘の役割」「社会福祉協議会の目的理念」も無く、入居者やその家族の気持ちを代弁した飯田荘の担当者のお願いも何も無い。             平成30年1月4日   
   
   異常な状態
 この、原長寿支援課長と言う男、何という人間なのだろうか!? もはや驚きも通り越し呆れてしまいました。 「私も出席して宜しいですか?」この様に私に了解を得たのは何のことはありません。根回しし、章設計の提案を封じ込めようという作戦なのでありました。その裏に有る目的「綿半の指定」は地域計画課より強いものである事がこれでハッキリした訳であります。
 原章長寿支援課長の知能指数
「官製談合は犯罪」 綿半との関係が日常化していたことは、この様に犯罪を犯罪とも認識しなくなってしまうものだろうか? 官製談合は悪いことでは無い、政治とはそう言うもだという誤った社会通念がはびこっている性であろうか。 いやそれだけでは無い、中学生でも分かることである。やはり個人的な感覚の差では無かろうか。
 裏で糸引く副市長
野心が有る者のアンテナは感度が良すぎるのだろう。わずかな気配まで拾い上げる佐藤副市長はかなりの切れ者ではあるまいか。さすがの東大出ではないかと感心いたします。
 牧野市長と綿半の関係をいち早く感じ取り、来たるべく市長の後継の座に向かい何を考えれば良いのかと言えば、絶対的なバックアップ団体であります。それは飯田市そのものが長く作り上げてきたもの以外に他に無い。それでなくば、寺澤福祉部長や原長寿支援課長がここまで綿半の後押しをする必要が無いのである。(この辺りは社会の形で書き出します)                  平成30年1月6日   
  
   原長寿支援課長の程度
 綿半との関係は知られている と言うことが分かっていない。地域計画課が長く “その関係” を続けていることは建設業界の広く深く知る由に成っていることに気づかないのである。
 章設計をなめている
原長寿支援課長に藤本設計から知らされていたのは、「落札するのは鈴木設計、藤本設計がその下に入っている」でありました。
藤本設計に基本計画をさせているから基本設計図だと言い切れることである。建築の事を何も知らない者が「実施設計を発注している」「基本設計図通り設計せよ」などと、この場に及んでも言い切れることが何よりの証拠であります。
章設計が落札したとのことは青天の霹靂であったろうが、何故章設計が指名に入っていたんだ?の疑問は牛山主事や財政課への聞き合わせですぐに「木下建設部長」が動いたと知った。 ここで木下建設部長と寺澤福祉部長の “確執” が生まれたのであります。   
   
   原長寿支援課長の目的
 橋北の議員から藤本設計の口利きを受けたのは、原長寿支援課長にとっては好都合であった。
藤本設計は橋北まちつくり委員会の副会長、会長副会長が揃っての口利きは黙っていても地元をまとめてくれる。あわせて、社会文教委員会の議員が窓口となれば「あうん」の呼吸より事が運ぶというものではないか。                                   平成30年1月8日

(すごい事でしょうこの話、小説ではないですよ、事実ですよ、それも職員全員が知っているんですよ)   
  
   原長寿支援課長の目的は章設計を外す事
 飯田荘を交えての三者会談において、「居室を東に向ける」ことは飯田荘担当者の発言でぐうの音も出なかった。それは原長寿支援課長が口利きの中で進めてきた作り上げたストーリーが破綻する事でもありました。
 原長寿支援課長が何度も口にした否定の言葉
「この基本設計で橋北まちづくり委員会は了承している」「周辺住民にはこの平面図で意見を聞き了解を受けている」「社会福祉協議会の役員の考えが強く、変更が出来ない」
この様な話しを三者会議においても、ここでも繰り返して基本設計の通りに設計せよと、地域計画課長を横に置いて一人で喋りきりました。
 覆すことが出来ない事実
章設計が何より重要視したのが、「全ての居室を東に向けること」で有りました。これは施設の内容からして設計者であれば当然基本的なことでありますが、この考えに飯田荘の担当者は共感してくれたのであります。その対応に木村係長も平井監督員も言い返すことが出来なく、三者会議において平面図の間取りの変更が了解されているのです。
何をどう言っても、この事実を覆すことは出来ないのであります。ですから、平井監督員は原長寿支援課長の指示により、この事実を隠してしまったのでありました。           平成30年1月10日  
  
   宙に浮く遠山地域計画課長
 それはもう異様な雰囲気でありました。だまり続けている遠山課長、同席させられている牛山建築主事、基本設計通り設計せよと一人で喋り続けている原長寿支援課長
原長寿支援課長としては、遠山課長と章設計の打合せを阻止したかったのでしょう。その為に根回しをしてその場に及んだと言うことです。原長寿支援課長がそこまでする目的は、最早鈴木設計・藤本設計の口利きでは無く、「綿半のために鉄骨造は何としても!」しかない事は誰の目にも明らかでありました。
こちらが根拠を持って受け答えしようも聞く耳持たず、お飾りの遠山課長は熊谷泰人議員の言うとおり、ただ固まっているだけでありました。(この辺は録音では分からない風景ですね)
 受け取らない基本平面図
喋らすだけ喋らせました。こんな男に構っていられません。「基本平面図が約束通りまとまりましたので説明させていただきます」と、遠山課長に用意してきた図面を差し出し、並んでいる5名に配布して説明を始めました。
いち二分話したでしょうか、前に並んでいる誰もが横を向いています。五人が全て図面を見ずに横に向いて無視をしているのです。                           平成30年1月12日
 こんな場景、信じられますか?  
  
   怒り出したのは私ではない
 差しだした図面を手に取ろうともしない。(この人たちは何なんだろう?飯田市の職員?綿半の手下? どちらにしても常識では考えられない)
「あなたたちは何なんですか?」思わず声が出てしまいました。「なぜ説明しているのに横を向いているんですか・・」 その時、「何で基本設計通り設計しないんだよ!設計しろよ!」そう、いきなりな大きな声が上がりました。 びっくりしました。びっくりしたのは大きな声でなく、その話し方にありました。
 声の主
長寿支援課の係長、係長? 確かにそのものの言い方には相応しくもある、禿げ頭でありました。 こんなバカは相手にしても仕方ないが、「あなたは技術者ですか?技術者で無ければお静かに」とたしなめましたが、「こっちは基本設計図の通りに設計せよと言っているんじゃないか何で設計しないんだ!」 止まりません。 これは原課長の指示であったのでしょう。そうでなければ係長分際がこの様な横柄な言い方は出来ません。
 その時、横に居た羽場さんが立ち上がり、「そっちこそおかしいじゃないか!基本平面図を作り直すと決めたじゃないか、飯田荘と打ち合わせた時、原課長も平井さんも了解したから今日来たんじゃないか!」
羽場さんは大人しい方です。私の方がビックリするほどでした。          平成30年1月14日   
   
   騙されていた遠山課長
 「基本設計図が有るんだから設計すればいいじゃないか!」禿げはそれでも反論します。 その時、「黙れ!」と遠山課長が長寿支援課の禿げの係長をたしなめました。(平然としている原課長が異常)
 続いて出た言葉
「なぜ俺に報告しない」小声で平井に問いかけています。「ぼそぼそ・・」、「打合せ記録に書いていないじゃないか」 どうやら遠山課長は蚊帳の外だったと気づいたようです。
(酷い話しでしょ。三者会議で決めた基本平面図の作成を無いことにして地域計画課長に報告書(打合せ記録)を出しているんです。そうした上で、「章設計は基本計画図の通り設計しない」と筋書きを立てこの場に及んでいるのです。だからして、原課長はこの場にどうしても参入しなければ成らなかったのです。福祉部の原課長と地域計画課の平井監督員との謀でした)
 裏が露呈してしまった
原長寿支援課長の目は泳いでいます。その横で禿げ頭は納得がいかない様子でぶつぶつと口ごもり、牛山主事に至っては借りてきた猫以上におとなしくありました。
「章設計さん、契約書の18条に沿って全て文章にして提出してもらえませんか」遠山課長が口を開いた。  
  
   飯田荘設計業務委託契約書 総則第18条 (業務に係る受注者の提案)
受注者は、設計仕様書等について、技術的又は経済的に優れた代替方法その他改良事項を発見し、又は発案したときは、発注者に対して、当該発見又は発案に基づき設計仕様書等の変更を提案することが出来る。
2 発注者は、前項の規定する受注者の提案を受けた場合において、必要があると認めるときは、設計仕様書等の変更を受注者に通知するものとする。
3 発注者は、前項の規定により設計仕様等が変更された場合において、必要あると認められるときは、履行機関又は業務委託料を変更しなければならない。  
  
   遠山課長さん、あなたの言うことが行政として当たり前の事
 私はこの様に返答しました。 文書でのやり取りは証拠として残る、その様なやり方は当方の本位では無く、話し合いで解決するものと考えています。と付け加えた。          平成30年1月16日  
  
   折衝案と思ったが
 遠山課長は準備をしていたと見え、契約書は既に片手の内でありました。自分が置き去りにされているとも感じていたのだろう。課長を立てなければまとまる話しではないが、空手形になりそうな雰囲気は傍目にも感じられました。
遠山課長さん、18条に沿って提案すると言うことは技術者が根拠を持っての提案となりますし建築、電気、設備と多岐に渡りますがよろしいですか? そう聞いたとき、原長寿支援課長が遠山課長に向かって何やら口出しをした。そして平井監督員に促している。遠山課長はそれを遮り、「うちには1級建築士が5人もいる。2級建築士は7名いる。それらの者全員に見せて対応するのでそうして下さい」と返答されたのであります。
そうですか、では1級建築士5人が検討していただける、まあ2級建築士は資格が無いので不要ですが、そういう事なら分かりました。もう一つ良いですか、提案書は当然市長まで届くものとして市長が確認された上での返答をいただけるものと考えてよろしいですね? 少し口ごもった後、ハッキリと「当然そうします」と答えられました。
注意事項※ 1級建築士5人に見せて返答があるか?市長に提案書を見せて確認を取るのか?
(これが全て空手形となるのはこの時点で分かっておりました。市長は選挙で不在) 平成30年1月18日   
   
   淡い期待
 何も出来ない地域計画課長は何も出来ませんでした。
何も出来ない課長で有ったにしても「図られた」との思いはその時気づいたでしょうが所詮は職員、その事で全てを悟った訳では無かったと思います。
遠山地域計画課長は突然に駆り出されたの感はあったでしょうが、契約事項18条に基づいて提出して下さいと言うことは、その様な策略を感じなくとも準備をしていたことに成ります。
(部違いの課長と平職員が上司を騙すんですよ。これが実態なんですよ!信じられないがこの事を知っている古参議員が黙認していることも恐ろしいと思いませんか)
 さすがは課長
と言いたいとこですが契約事項なのですから当たり前、本来ならば15条でやるべき事なのであります。
課長の方からの提案が18条でと言うことですので、当方としては常識的な扱いでと従っただけでありました。
 少しの安心
藤本設計や鈴木設計、地域計画課と綿半の関係、官製談合の実態など、遠山課長は何も知らないと言うことが分かっただけで少しの安堵を覚えたのでした。 何も出来ない地域計画課長は何も知らない真っ当な職員でした。                                 平成30年1月20日  
  
   伏魔殿
 (無駄とは分かっていた しかし状況証拠としてこれ以上の事は無いだろうとも分かっていた)
課長さん、いつまでに提出すればよろしいでしょうか? そう聞く私に即答が出来ない遠山課長、即答が出来ないと言うことは、「18条の対処」が分かっていないのである。付け刃の感は否めないがそうも言ってはおられない。原課長や平井の企みを防御する唯一の手段で有る限りそこに全力を傾けなくては成らないからで有る。
 助け舟
今日は18日の火曜日ですので21日の金曜日までに提出します。課長さんが言われたように1級建築士5人に見せた上で対応してくれるとしても設計期間が迫っていますので早く返答願いたいのですが? 「分かりました」 市長さんの確認もしてもらって提出後1週間くらいでお願いします。
時間が掛かるんでは?コピーして配ればいいんだ、なんかもぞもぞこそこそしているので、1級建築士なら一目で判断出来ますよ。と嫌みを言ってやりました。「遅くとも今月のうちに返答します」  
  
   音沙汰無し
 10月21日金曜日の午後、市役所玄関を入って階段にさしかかったとき平井監督員が降りてきました。
出来ましたので届けに来ましたが課長は居りますか? 「あ、お世話になります。私が預かりますので届けておきます」そうですか、お願いします。平井さん、飯田荘のために良いものを造りましょう。そう言う私に返される言葉は何も無く、顔つきもそれを現しておりました。
10月28日の金曜日、約束された日は何事も無く通り過ぎようとしていました。    平成30年1月22日  
  
   知っていた牧野の不在
 市長改選において牧野市長の不在は知っておりました。牧野市長に確認させよ!とは、どうせそんなことはしないと分かっていての要望でした。
10月28日、午後5時頃でしたでしょうか。ごめん下さいの言葉もなく、玄関にいきなりと入ってきた者が居りました。「市役所ですが」 誰かな?とよく見なくともその禿げ頭で誰かと気づいたが、ぶしつけな態度もこの男なら無理からぬことでしょう。
 承諾書を出せ!
手にしている封書を差し出され、「回答書ですので」としてきびすを返すが如く出て行きました。
おそるおそる封書を開け、目にした内容は驚き以外何も有りませんでした。
 18条において提案する場合、提案内容の説明を行うことは当然で有ります。いわゆるディスカッションを通して互いが理解し合うことが18条を遵守すると言うことであります。
しかし、その回答内容は当方の提案を頭ごなしに否定し(建築的な根拠は何も無い)「基本設計の通り設計せよ!」であり、おまけに「基本設計図通り設計するという承諾書を提出せよ!」と成っておりました。  
  
   行政は何でも出来る
 18条での提案を要求されたのは遠山地域計画課長、回答書を持参したのは長寿支援課係長、何をどうしたらこの様な事が出来るのでしょうか?牧野光朗市長、お答えいただけませんか?
 その時も同じような疑問を持ちました。ですから牧野光朗市長に陳情書を出そうと決めたのであります。平成30年1月24日   
   
   当社提案の基本設計平面図と藤本設計が書いた飯田市の言う基本設計図を見比べて下さい。 
章設計    基本平面図
                    平成30年1月26日  

  
   飯田市の言う基本設計図は基本設計で無い事は素人でも分かると思います。地域計画課が入札資料に用意した書類図面一式は「基本計画書」となっており、この様な様式は飯田市に限らず県においても同様であります。
 圧力をかける
「基本設計図の通り設計せよ、という承諾書を出せ!」と言うのは圧力以外何もありません。どこの世界に契約事項以外の条件があるのでしょうか。   
   
   牧野市長による章設計に対しての最初の犯罪
 『偽計業務妨害』
牧野飯田市長は契約事項の何条において承諾書の提出を求めたのでしょうか?
この様な行為が出来るとは契約条項にありません。仮に、「発注者における依頼業務の範囲・権利」として捉えるのであれば、18条に沿っての提案事項に不当が明らかとなった場合における拒否と市の計画書が基本設計図と成る場合に限っての事である。
それらの事が何も成されない以上、この様な行為に及んだことは、偽計業務妨害(刑事訴訟法233条)に当たります。                                 平成30年1月28日  
  
   陳情書の提出
 証拠:承諾書を添付します。    通知及び指示
   
   提案について唯一認められたことは、ボーリングが二箇所必要という項目だけでありました。その他は全て拒否をされています。
 提案書に添付した基本計画説明書も添付しますのでご覧下さい。
(これは木下前議長に提出した陳情書と同じ説明書であります) 飯田市長牧野光朗様   平成30年1月30日
  
   消えてしまった地域計画課長
 禿げの長寿支援課係長がこの様な返答書を持参した日は10月28日の午後五時近く、牧野市長初登庁の日であります。無投票であったにしても庁舎を留守にしていたことは事実であります。その辺の所をぬかりなくと考えての事であったのでしょうが、逆に、それだからこそ「市長に直訴しよう」と考えたのであります。
 熊谷議員に返答書を見せ相談
5人も居る1級建築士は誰も見ていないようだ。 そう言う私に返される言葉は、「長寿支援課の原課長が全て仕切っている。そんなことをやっても駄目だと思う、それに遠山課長は建築のことは何も知らないんだから1級が5人居るなんて言っても課長の指示で動く職員など誰も居ない」 まあそう言うな、財政課の指示は地域計画課と進めてください。なんだから、地域計画課長に話しをするのが筋じゃ無いか。顔合わせにおいても「長寿支援課が同席しますがよろしいですか?」との言い方なんだからな。この承諾書を見て見ろよ、信じられるか?ここまで傲慢なことが出来るくらい異常な状況だよ。
牧野市長に確認されていただきたいと言ったけど当然そんなことはしていないと思う。「市長は選挙中なんだから副市長だと、でもそんな話しは言っていないと思うよ」 そこで相談だが、市長に直訴しようと思っている。この件を直接市長にぶつければ、表で対応するしか無いだろう。「牧野はあの通り何にも出来ない、陳情書を出しても副市長止まりだと思うが」 それはそれで構わない。        平成30年2月1日  
  
   陳情書の提出
 確実に表に出すには議会にも陳情書を出す必要がある。
どちらかと言えば、議会に陳情書を出すのが筋で有ろう。議長宛に出せば陳情書の取り扱いから始めなくては成らず、それが成されればこの様な馬鹿げた状況を修正できるというものだろう。
 現実的な話し
木下議長に陳情書を提出しても彼はその扱いが出来るだろうか? 正直な不安である。(結果は的中したが)どちらにしても熊谷議員が動かなくては何も出来ないだろう。
「木下建設部長には状況を話すつもりでいる。陳情書は副市長と議長に俺の方から届け話をしてみる」
この様にして、市長と議長に陳情書は提出されたのであります。
 木下建設部長と佐藤副市長の存在
入札制度の透明化、特に地域計画課と設計事務所に対しての特異な関係を修正したいとして取り組んだ事により、思わぬ不正(犯罪だが)を知る由に成った木下建設部長は多くの難題を抱えてしまったことだろう。
不正を無くすという事よりも、起きてしまった不正(口利き)にさわらずしてどのように解決していけば良いのかと考えたとき、それはやはり「副市長」の存在しか見えてこなかった。       平成30年2月3日   
   
   評価に値するのか?副市長
 「木下建設部長が会って話を聞くと言っている」しばらくして熊谷議員から電話が入った。
そうか、と言うことは副市長が対応したと言うことか? 「そこは分からんけど、話しは行っていると思う、それで事前に話を聞きたいんだと思うけど、木下部長が話を聞いてくれるんだから大丈夫じゃ無いか」 
 期待
なんと言っても建設部長、地域計画課に不祥事があったと成れば責任を取らざるを得ない立場である。それで無くとも「設計事務所との不正」を何とかしようと既に動き始めている人だ。きっと何とかしてくれる。 私は大いに期待を持ちました。
 期待外れ
一週間くらいは経っただろうか、熊谷議員から「どうだった?」と電話が入りました。 どうもこうも無い、「何も無いよ」と返す言葉に「おかしいなあ?もう一度聞いてみる」
しばらくしてまた電話が来た。「二日ばかの内に電話が行くと思うが、都合の悪い日はある?」 無いよ、いつでもいいよ。                             平成30年2月5日  
  
   そしてその日はやってきた
 木下建設部長が話を聞きたいと言ってきました。約束された日、私は建築設備士である羽場さんを同行させました。録音することばかしでなく、相手に対して姿勢を示すためでもあります。
向こうは誰が同席するのだろうか?副市長なのかも知れない。まあどちらにしても陳情書の取り扱いについて事前に話を聞いてくれると言うことは確かなようであります。
 誰だ?
北側玄関から入り受付に向かえばそれは既に話しが通っていたようで、至極丁重に2階の一室を案内された。ドアを開けるまでもない、既に二人の者がイスとテーブルを並べ替えていたのであります。誰だろう?「あ、今準備をしていますので・・」と声が掛かる。年配である。ん?部長なのか?副市長なのか?
テーブルが整理されるころ、そこに表れたのは原長寿支援課長と木村係長と平井である。
 驚いた
私たちの前に腰を下ろすのは、向かって左側テーブルの端に原長寿支援課長、その内側が寺澤福祉部長だという。右側テーブルには内側から木下建設部長、木村係長・平井の順番に並んでいる。
何故寺澤福祉部長なんだ?なぜ原長寿支援課長がここに居るのか? 遠山地域計画課長が居ないのは何故だ? この時点で既に不安でありました。                    平成30年2月7日  
  
   繰り返される福祉部の圧力
 不安は的中したようである。木下建設部長の電話からはこの状況を想像することは出来なかった。
仕切りは寺澤福祉部長、口火はオウム返しで有りました。事業趣旨の説明、橋北まちづくり委員会との調整、地域住民の了解、社会福祉協議会からのお達し、そして最後に入札は実施設計の発注であるから市の基本設計に沿って実施設計をしてください。と締められてしまいました。
 気になる仕草
呆気にとられましたが、寺澤福祉部長がコピーを繰り返し話しているその両側、原長寿支援課長と木下福祉部長の仕草が気になりました。
陳情書をぺらぺらまくり上げながら私に見せつけている原長寿支援課長、その仕草からは何を言い出すかが既に見え隠れしておりました。木下建設部長はマスクをしたままで一言も発しない。どちらかというとうつむき加減で控えめな感じである。(ああ、これは駄目だな)そう感じました。
 間髪入れず
場が持てないのはこちら側、木下建設部長に呼びつけられ、出向いてみたが「何か文句が有るのか!?」と寺澤福祉部長から引導渡されただけであります。(これは思いやられるなあ、直球では通じないとは分かっていたが、これでは不正を隠すことは出来ない。そうであればこの場で裏を取るしかないだろう)
そう思ったとき、「陳情書は前と違う提案だというので見直したが、先に出された物と何も変わらないじゃないか」間髪入れずに原課長が突っ込んできました。             平成30年2月9日   
   
   驕りが強い
 鬼の首を取ったの心境でしょうか、駄目出しをしてきました。「前に出したものと変わらない提案だ」との言い方は、、すでに市長に出された陳情書を福祉部は陳情書として扱っていないと言うことであります。
 佐藤副市長の魂胆
章設計は牧野市長に陳情書を提出したのであります。それがなぜ原長寿支援課長の手にあるのでしょうか? 私は不思議な感覚に陥りましたが、これを読まれている何方でも構いませんが、常識的な説明付く方、居られますでしょうか。
 原長寿支援課長と地域計画課の木村係長・平井監督員、飯田荘の担当者、それに当社の三者会議において、「飯田荘基本設計のやり直し」が決定した。その翌日に原長寿支援課長の指示で、平井監督員が「基本設計のやり直し中止」が伝えられ、その翌々日にはまたも原長寿支援課長の指示で木村係長から「指示に従え」と圧力を掛けられた。
 財政課の指示に従っているのは章設計だけ
長寿支援課の指示ばかしで有り、地域計画課長が不在であった。木村も平井も地域計画課の部下では無いのか? 地域計画課長に三者会議における決定事項の遂行を求めたら、またも原長寿支援課長に妨害された。 地域計画課長に「契約事項第18条に沿って提案せよ。地域計画課の1級建築士5名に返答させる」と指示が出たからそれを行った。
第18条に沿って提案したらその返答が長寿支援課から成された。そこには地域計画課長は存在していない、どころか1級建築士5名の見解は何処にも示されていなかった。
 契約事項を遵守しないのは誰なのか?
財政課の指示に従っていないのは原長寿支援課長でありました。そこには遠山地域計画課長を排除するだけの力が存在する。
 原長寿支援課長の裏が誰なのか?
それが今正しく証明されようとしているのであります。                                  平成30年2月11日   
  
   寺澤福祉部長の存在
 寺澤福祉部長がなぜこの場にいるのか?原長寿支援課長がなぜ陳情書を手にしているのか?
 分かりやすい男
しゃくり上げるような話し方をする寺澤福祉部長。その姿は威圧的であるが、何も私たちにだけに向けられているのではない。横に座っている木下建設部長をけん制しているようにも見えるのだ。
ああ、そういう事なのか。飯田荘改築事業は福祉部の取り扱いだ、建設部長が口出しをすることではない!とした内部統制を敷いているのだ。
 攻め方
そうと成れば話は早い。動けない建設部長を動けるようにすればよい事、熊谷議員が信頼している木下部長を信じるしかない。
原長寿支援課長に向かって、「違いが分かるまでよく読んでください」と言い、平井監督員に「飯田荘の規模からして1級建築士でなければ設計できないという事はご存知ですよね?」そう投げかけました。
唐突に感じたのでしょう。返事に戸惑っています。
続けざまに、「私たちはこの資料(入札説明書)のタイトルに書かれているように基本計画説明書として判断してきましたが、平井さんも含め木村係長、長寿支援課もそして今、寺澤福祉部長さえもこれを基本設計図書と言いました。これは基本設計図で間違いないでしょうか?」                    平成30年2月13日   
   
   答えるのは寺澤福祉部長
 何を聞かれているのか?判断出来なかったのでしょう。木村も平井も返事に困り原長寿支援課長に助けを求めている。
 ??木下建設部長になぜ視線を送らないのか?    それが頻繁になったのは、
「建築課の皆さんならばご存じのはずですし、先日は建築主事である牛山さんも出席されておりましたから尚更ですが、建築士法という法律はご存じかとお思います。建築士法では基本設計・実施設計・監理は建築士が行うものとされています。また、それらの業務を行うには管理建築士の事務所登録が必要とされて居りますので業務契約が成されるわけで有り、基本設計・実施設計は契約における設計業務となりますが、この基本計画説明書成るものを基本設計図だと仰るのであれば、この計画書は建築士法による建築士によって基本設計されたもので無ければならないことに成ります。建築課のどなたかが建築士と設計事務所を開設なさっており、その者が設計されたのでしょうか?」 この様に問い詰めたときであります。
 『全ての指示は原長寿支援課長!』
この二人にその様なことが答えられるわけは無く、二人は原長寿支援課長にだけ助けを求めているのであります。
この態度が何よりもその事を現しておりました。有る面の正直さが出てしまったのでしょうね、直属の遠山地域計画課長でも無い、「木下建設部長?誰?この人」ってな感じでありましたよ。
より滑稽なのは、二人から送られてくる視線を素知らぬふりをして無視し続ける原長寿支援課長、陳情書の説明書をパラパラ~パラパラと用も無いのにまくり続けている姿、笑っちゃいました。
寺澤福祉部長はそんな間に入って一人孤軍奮闘し出しました。           平成30年2月15日  
  
   飯田市は大きな自治体だ
 平井さん、これ、あなたが書いたんですよね 正面切ってそう問い詰めたとき、平井の目は点になり、そのまま原長寿支援課長に向けられた。
 たたみ掛ける
あなたは1級建築士ですか? 違うんですか? ではせめて2級建築士ですよね?
返事が何も無い、「では木村係長はどうですか?1級建築士でしょうか?」木村の目も点になりました。
 その異様さに気づいた寺澤福祉部長は「市には建築士が居る。飯田荘についても基本設計をして事業予算を決めている。飯田市は大きな自治体だ、基本設計もしている・・」(またなんか訳の分からぬことを言い出しました) そうですね、地域計画課には5人も1級建築士が居られるそうで、だとしたら平井さんあなたは1級建築士でこの計画図を書いたわけですよね。
 答えられない平井と木村
返事が出来ないようだ。 平井さんでなければ木村係長さんですか? 二人は完全に “唖” になりました。その横で一人気を吐く寺澤福祉部長、ぐたぐたと訳の分からぬ事をい言っている。
 裏をとるには
原長寿支援課長の企みの根拠は、「基本設計図通りに設計せよ!」であります。入札資料の一部として添付されている基本計画図が基本設計図だと云うこと。そして入札資料の題目が実施業務委託となっている事の二点であります。ですから、この二点の矛盾を追及しておかなければ “裏” を取れないことになります。
(牛山建築主事は綿半との癒着の確信犯でありますから、私が何を言っているのかは100%理解しています。ですから、もう登場しないのであります。情けないのは木村と平井、不正だと思っていません。しかし、このまま行けばこの二人は共犯となってしまいます)            平成30年2月17日   
   
   行政の根拠は法律しか無い
 木村と平井に助け舟を出しました。「飯田市は大きな自治体で1級建築士が5人も居るのですから、その内の誰かに平井さん、見て貰っていると言ってくれれば・・・」 それでも返事が無いという事は、この基本設計図だと言い張る物を一体誰が書いているのだろう??
 嘘でも良い
この場は木下建設部長が設けたもの、章設計の陳情書に牧野飯田市長が答える形で「聞き取り調査を行いたい」として正式に設けられた会議である。
 例え嘘でも良い事だ、「これは私が書いて、1級建築士である○○上司の査定を受けています」とか、「副監督員の今村光弘は1級建築士で有ります」とか、言えば済む事である。案に、「副監督員が1級であれば良いんですよ」と助け舟を出しているし、寺澤福祉部長が「飯田市は何でも出来るんだ!」って声を荒立てているのですから何とでも返答すれば良いのです。
 答えられない理由
平井と木村が一言も返答できないのは、平井が書いていないどころか飯田市地域計画課の誰一人、この基本設計図だと言い張る図面を書いていないのであります。
誰が書いたのか? その答えを知っているものが原長寿支援課長であるからこそ、平井と木村は困り果て、原長寿支援課長に助けを求めているのであります。                                    平成30年2月19日   
   
   おまけにもう一つ
 寺澤福祉部長はその事を知っていたのか? との疑問が生まれます。
この場で、「飯田市は大きな自治体だ!」「飯田市は何でも出来る!」と、始まる直ぐ後に “伏線” を張っていますから、それは当然の事と言います。
 橋北の議員と藤本設計の口利き窓口は誰なのか? と、推察されれば、まさか「佐藤副市長だ」と、答えられるわけが無く、「それは寺澤福祉部長だ」と云うことになるのであります。
寺澤福祉部長は自尊心が強いらしく縄張り争いで木下建設部長を牽制していますが、橋北街つくり委員会、社会福祉協議会などとの直接な話しはすべて原長寿支援課長で有るからして、藤本設計の口利きから始まり藤本設計に書かせるとしたのは間違いなく原長寿支援課長ということをこの二人が辛くも証明してしまったのでありました。
(この会議前から熊谷議員により藤本設計で書いていると聞かされており、否定したくとも次々と現実になっていきました)
 血迷う
そんなことは出来るんだ、これは地域計画課で基本設計をまとめているんだから誰が書いたとかじゃ無い。  ああ、なんと云うことである  これは会議でも何でも無い、ただ単に木下建設部長を牽制して当社に圧力をかけているだけでは無いか。                   平成30年2月21日  
  
   まあまあ これが締めの言葉
 私はこの様な事を記憶で書いているのではありません。記憶は曖昧で有り、思い込みが強くなることも懸念されますから “記録” におくことを心がけております。ただ、それらを持って「やっつけよう」とか「優位に持ち込もう」とかは考えたこともありません。その様な気持ちであれば、とおにそうしているでしょう。ですから藤本設計で書いていた。それを認めたくは無かったが、次々とそれが事実となっていく様子が何とも言いようのない、救いようが無い沼に沈んでいく感じでありました。
 収拾が着かない
市長への陳情書の中身については一度も話し合う事は有りませんでした。それはそうでしょう、牧野市長側には “予定通り” 進めなければならない理由があり、章設計が提案する基本設計はそれを覆すもので有るからして、陳情書の中身に触れずして「市の言うとおりにせよ!」としか出来ないわけであります。
「まあまあ・・今日の所は話をお聞きしたと云うことで・・」木下建設部長は混乱を見かねたようで締める状態に持ち込もうとされました。
釈然としないままの気持ちは納まりませんでしたが木下建設部長が用意された場、ここは従うしか有りません。(帰りの車中での羽場さんは、納まる様子はありませんでした)          平成30年2月23日   
  
   木下建設部長が来社
 それからまもなく木下建設部長から電話が入りました。互いの都合にあわせ当社に来てくれるという。それは希望が生まれるどころかより牧野市長への不信感がつのる状況へと進んでいくのです。
【犯罪の隠匿】
牧野光朗市長は飯田荘における直接的な犯罪が露呈したとみると、それを隠すために多くの口裏合わせを行っている。それはこれから行われると思われる百条委員会に備えての事であるが、熊谷議員の動きに併せて先手を打っている事は間違いないだろう。
そのひとつ、「飯田市福祉部と地域計画課職員が言う、基本設計図と云うものをいったい誰が書いたのか?」という疑問である。
 平井職員の虚偽返答
「私が書いた。章設計の陳情書の会議で章設計から1級でなければ設計できないと前押しされたので言えなくなってしまった」その様に言い出したのが平井職員である。それは熊谷議員が平井職員に聞き取りを行った時の発言であります。
 嘘に嘘を重ねてきた結果、新たに議員の聞き取りにも大きな嘘を言ってしまったのだが、何が此処までの事をさせてしまうのか? そこを紐解かなければ解決しないことを議会は気づくべきである。   
   
   これから木下建設部長の動きの中で、次々と牧野光朗市長の犯罪が図らずも露呈していくことに成るが、何も私がそのような事を目的としているわけではない。事ここに至ったにしても、それは牧野光朗と佐藤副市長、藤本設計や鈴木設計と福祉部・地域計画課の謀が犯罪と成っているに他ならない。平成30年2月25日  
   
   かん口令
 木下建設部長の話しはそこから始まった。
「駄目だ、手が回っている」 挨拶もそこそこに切り出されたのは、その様な言葉からでした。
木下建設部長は自身の立場を強く認識している。それは寺澤福祉部長とは全く違う意味でのことだが、当時の心境としては、スパイのような感じであったろう。
熊谷泰人議員との信頼関係は強く、この様な事に口を出す意味は自分の立場を危うくするかもしれないという、我々では気づかない葛藤も有ったのでは無いか。
 一番堪えたのは、「福祉部の事業だ」と言う、佐藤副市長の言葉では無いか。陳情書が出された以上それは扱わなくては成らないこと、それも非は市側にあることは間違いない。建設部長の立場であれば、直属の部下は地域計画課長である。しかし、借りてきた猫と言うことは、認めたくなくても現状がそれを現している。だとすれば、地域計画課の職員に直接確認しなければならないと考えた。
 部長は幹部
「木下部長、事が大きくならないうちに対処してください」 当然のこと副市長からこの様な指示が出るものと考えていた。しかし、現実は違った。それはとても大きな勘違いと成ってしまったのだ。
部長とすれば副市長に相談しなくとも、この様な事は扱える。あえて、副市長の指示を受けようとしたのは副市長を信頼していたからでありましょう。
設計事務所協会との癒着(官製談合)を建設部長に相談した熊谷議員からも、「建設部長の人柄と佐藤副市長の考え方」は聞かされておりましたので、二人揃って佐藤副市長を買い被ってしまったのであリましょう。                                  平成30年2月27日  
  
   孤立する建設部長
 確かにあの時の建設部長は歯がゆさを隠せなかった。それは私だけにしか分からぬ事ではあるが、それを読み取ってくれたのではないかとの気持ちが有ったからこそ私を訪ねてきたものと信じている。
 速攻で動いたらしい
手が回っていたのは、内に外にで有りました。
(原長寿支援課長の指示で平井と木村が当社に業務妨害を始めたとき、各々が「飯田荘は関係ない」と口にした。その言葉は何よりも、当社を飯田荘から切り離そうとしていると判断出来たのであります。
地域計画課長と打合せを持つ同じ日に、社長が飯田荘中村重信所長を訪ね、基本計画図を渡している。
中村所長は「もう出来たのですか!?」と対応しています。)
 「飯田荘の所長は何も言わない。もう手が回っている」 木下部長とすれば、飯田荘の担当者が言った「市民に喜ばれる施設になるよう、時間ならいくらでもつくります」が、解決に導ける根拠となるだろうと考えたらしい。(これは誰でもそう思うことです) 中村所長の態度に、原長寿支援課長の陰を感じたのは木下部長だけでは有りません。
(熊谷議員によれば、俺も聞いてみたが一切口にしない。避けるような態度だった) 平成30年3月1日   
   
   どうしても言わない
 木下建設部長は続けざまにこう言いました。「平井に聞いたんだが・・・」
中村重信所長は飯田荘のことを真剣に考えているとは思われない。この様な施設の長は往々にして天下り人事で有るからして、牧野市長には絶対服従なのであります。ですから「職員の希望」に沿うなんて考えは全く持ち合わせて無く、「任期中はもめ事を起こしたくない」てな感じで、原長寿支援課長が釘を刺せば、「へっへい~仰せの通りに」となるわけであります。
原長寿支援課長にしてみれば、飯田荘担当者の一言は余分な声にしなくては成りません。それは簡単なこと、無視すれば良い。何故ならば、章設計の考えを受け入れようとしているのは飯田荘の担当者だけであるからです。 当社が基本平面図を中村所長に直に渡したとき、それは担当者に話しているはずである。担当者の態度に違和感があったから原長寿支援課長に連絡を入れたのだろう。その事は何よりも数日後に郵送返還されている事で証明が出来ている。
 この様な情けない者が所長に成っていること自体も、飯田市の現実を現しているものでありましょう。
 『平井は書いていない』
中村所長には所長なりの言い分がある。「飯田荘は福祉部の管理配下」ということ、木下建設部長が中村所長に聞き出そうとしても、担当者の考えを聞こうとしても、それは通用しないと云うことであります。
 通用するはずが
では、地域計画課ではどうだったのか? 木下建設部長は “配下” である地域計画課の平井監督員に直接会ってこう質問したそうだ。『誰が書いたのか?』・・・果たして!!??      平成30年3月3日 
  
   「・・・・・」
 さあ、何と答えたのでしょうか?
飯田荘は所長を始め担当者にも箝口令は行き届いており何一つ聞き取ることは出来なかった。
平井の上司は遠山地域計画課長、その上は言わずもがな木下建設部長である。はたして・・
 伏魔殿
木下建設部長は私にこう言いました。「ダメだ、言わない」「誰が書いたんだ?と聞いたが何も言わない」「誰に書かしたんだと聞いても何一つ答えない。どうしようもない」
これが地域計画課(建築課)の実態なのです。平井は「原長寿支援課長の指示で」とも「牛山建築主事です」とも「藤本設計が書きました」とも、何も答えなかった。
何故なんでしょう?何を気にしたのでしょう?どのような圧力が平井に掛かっていたのでしょう!?
 肝心なこと
嘘でもいいから「私が書きました」と、その時言っておけば、事は丸くしか収めれなかったのですが、平井が何も答えられないことにおいて木下建設部長は疑惑を感じたのではありません。
熊谷泰人議員から聞いていた、「橋北の議員の口利きが有った。藤本設計が書いている。長寿支援課と地域計画課の主事の働きかけにより財政課が入札指名基準に手を加えている。鈴木設計が根回しした。設計事務所協会の談合が有った」これらの数々が全て事実で有ると認めざるを得なく成ったのであります。平成30年3月5日   
  
   茨の道
 清水議長に陳情書を提出した頃に熊谷議員は平井に直接問い質しています。「私が書いた」としてその理由を言ってはいるが、それも真っ赤な嘘で有ることがこれらのことで既に判明している。
平井職員はなぜ其処までのことを行うのでしょうか? その裏に有る大きな圧力は?
 地域計画課の上司は誰?
倉田課長の後継はお飾りの遠山課長、居てもいなくても地域計画課の職員には関係無い人でありました。熊谷議員からも「建築の事は何も知らない人、それが課長になっている?」と聞かされた時、浮かび上がる黒幕は表の第一人者でありました。
伏魔殿の恐ろしさ、当人達もおそらくの事、そこに気づいてはいないだろう。それくらい綿半との癒着が恒例化されていたという事である。
財政課などはただの窓口で、すべての枠組みは一方的に伝えられている。(庁舎建設の設計事務所指名については倉田課長が選択し、財政課がそれに従っている事は有名な話であります。そんなメチャクチャがまかり通っていたからこそ、退職した倉田課長への批判が職員の間で今でも強いのであります) そんな様子であれば、福祉部(長寿支援課)は真っ先に地域計画課へ飛んでいくのでありましょう。平成30年3月7日   
   
   だから遠山課長を名指しした
 「お前たちとは話をしない!」と、木村係長を叱責したのは遠山地域計画課長を表に出そうと考えたからであるが、果たしてその思惑通り、何も力が無いことを双方の部長が証明してくれました。
 さて、木下建設部長が「飯田荘にも地域計画課にも手が回っている」と話された続きでありますが、それは現実的な話し合いに変わっております。
飯田市建築課と鈴木設計の不正の繋がりは40年も前から続いている。その窓口は設計事務所協会へと移り、その力を利用して昭和の終わり頃に綿半は深く建築課と関与し始めた。綿半のカタログが建築課に置かれ出した頃には、すでに全ての企みは完成していた。
 設計監理を建築課で行っているという事実
今回、地域計画課長との話し合いでも、両部長との話しにおいても「設計監理を建築課で行うというのは無理があるのでは無いか」と指摘してきた。それは其処に「綿半を使う」という懸念が払拭できないからでありましたが、その事を表に出してきてはおりませんでした。しかし、木下建設部長は熊谷議員から詳しく聞いている中で、「建築課で監理は出来ないのか?」という、疑問の中をまず理解しようと考えたようでした。                                                                                平成30年3月9日   
  
   地域計画課は監理が出来ると言っている
 まず気づいていただきたいのは、地域計画課の牛山主事等は「自分たちが設計監理を行っている」という事に自ら疑問を感じたことです。
それはどういうことかと言えば、「誰かに聞かなければ分からない?」ということです。
おかしな話ですよね、長い間続けてきた建築課による現場監理が、行政で出来る事?出来ない事?だとの認識が無かったという事であります。
 慌てて聞いた先
長野県建設部施設課の一職員に聞いたようであります。(どうせなら部長に聞けばよかったのにね)
木下部長の問いに、「施設課に聞いたら出来ると言っている」と牛山主事等は答えたようです。これも不思議な返答です。
行政には行政法(地方自治法)が有るように、建設業界には建築士法(建築業務・設計業務)が有ります。建築士法における業務内容において、基本設計・実施設計・工事監理の三点は、管理建築士が管理する建築設計事務所でなければ出来ないと明記されております。これは法律であります。
行政であれば何でも出来るとの考えで有ったにしても、司法での争いは出来ないでしょうね。
牛山主事等のお粗末なところは、「行政の事を行政に聞いている」ということであります。出来る出来ないの判断は、それが扱える法律の下であってこそのもの、争いが無ければどちらが法律的に正しいとは言えないでしょう。建築士であれば建築士法を遵守するのは当たり前、牛山主事は建築士法に基づいて建築確認を許可しているのではありませんか?
 愚の骨頂
確信的に指摘している私の方が恥ずかしくなりましたが、木下建設部長に説明してもどこまで解っていただいたかは分かりませんが、「監理はやるべき事ではない」とだけは理解していただけたようです。
 問題はそこではない
「なぜ、やるべきでない監理を地域計画課は長く続けてきていたのか?」であります。
熊谷議員にしても此処に疑問を抱いておりませんでしたから無理もありませんが、此処のところに疑問を持たない “議員” ばかしであるところがまた問題でありますがね。         平成30年3月11日   
   
   後ろめたさ
 牛山主事等は、そこに後ろめたさが有るからこそ県の施設課に聞いて問題無いとしたかったのでしょう。
県の施設課は「出来る」と、言いましたか? 嘘を言ってはいけませんね、木下建設部長は信じていましたよ。 私も五年に一度の管理建築士の講習会において講習を受けておりますが、余りの事におもわず施設課の職員に聞いてしまいました。「建築士法に基づいて指導しています」との事でありました。(これが飯田市の建築課だとは恥ずかしくありませんか)
 飯田市地域計画課が監理をする目的は、「監理しなければならない」理由が有るからであります。
長野県住宅部施設課においても監理をすることは有るかと思います。しかし、過去の例から鑑みれば、「建築確認・計画通知書」が不要の改修工事とか、機械設備の更新等の低金額事業費の監理業務ばかしで有ります。設計事務所に監理を発注すれば、事業費の割に監理費が割高となるために外部発注が出来ない物件であります。
飯田市以外の地方公共団体(市町村)は一切、監理をしていないことでしょう。
前段に戻りますが、では、飯田市地域計画課が監理するについて明確な監理指針の下に基づいた “基準” は有るのでしょうか? 議員の皆様、その様な基準に基づいた監理指針において「地域計画課で建築士法に基づく現場監理を行う」とされた議案を審議され、答申された経過は有りますでしょうか?   
   
   のんきに構えて傍観している場合か!?
清水議長、章設計の陳情書を受け付け、それなりの対応はされたと思うが、「解決する」と仰られた言葉は、この様な議会側の問題点も多くあると言うことを認識される事が必要かと思いますよ。
いずれ正当な議員と牧野を詰めることに成ると思うが、それこそ、ありとあらゆる事に手を打っておかないと、牧野は馬鹿でも佐藤副市長は手こずりますよ。               平成30年3月13日  
  
   地域計画課は解体する
 佐藤副市長の号令の元に、「地域計画課は解体する」「設計事務所の入札制度は改革する」と、木下建設部長は章設計に「それが条件だ」と伝えているが、飯田荘の設計は再度入札に掛けられ、あろう事か「鈴木設計が前回入札価格と同札」で落札している。 此処にも牧野市長と設計事務所協会の官製談合が存在していることを証明した形だが、議会はこの流れを傍観しているだけである。
設計事務所側も “そう” であり、自ら「談合をしています」と証明しているのであります。
これらのことはこれから詳しく書いていきますが、この様な事をなぜ牧野光朗市長は強行したのかを議員の皆様はしっかりと目を開けて、私のブログをご覧頂きたいと思います。  
  
   なぜ地域計画課を解体すると佐藤副市長は木下建設部長に告げたのか?
此処に疑問を持たない限り、議会であっても市民であっても、そして警察であったにしても分からないことが有るのではありませんか。
 此処には大きく二つの理由があります。その一つは、「綿半との癒着」が表に出てしまう。そしてもう一つは、「癒着の証拠」を指摘されてしまった。事でありました。平成30年3月15日   
  
   癒着の証拠とは
 それは、「地域計画課の職員が建築現場監理を行ってきた」であります。
一般論として、「公共事業の現場監理を発注者である行政が監理する」ということはあり得ない事としている。それは建築という業務には建築士法、建築基準法が適用されており、行政法では扱えないとされているからであります。特に、公共事業であれば “公明正大” を法律で示すことにあり、法律を遵守させる立場にある公共団体、いわゆる建築確認業務を行っている公共団体(飯田市地域計画課)であれば、建築士法の中で建築確認業務を行っているということに成ります。
自らが扱っている法律(建築士法)の中に、基本設計・実施設計・監理については管理建築士が在中する建築設計業務登録の有る者に限ると制限されているのであります。
 行政は何でもできる
飯田市職員側にこの様なおごった考えが蔓延している事は確かである。それは何も今始まったことではなく、また地域計画課だけでないことも今回の事件により証明された形だが、綿半が長年かけて作り上げた癒着構造が影響しているのもまた確かな事実なのであります。
 行政は何でも出来るのか?と議員の皆様に聞いてみてください。建築士の資格が有る熊谷議員で有ったにしても、「監理は出来る」とした議員の顔になってしまった経緯が有ることを伝えておくが、それほどがんじがらめな状況になっているのが牧野光朗の市政だと言うほか言葉が続かない。
 監理が出来ないと知った副市長
東大出ですよ、この程度の解釈は簡単にしたでしょう。だからこそ、「建築課は解体する」と端から木下建設部長に指示しているのです。                        平成30年3月17日   
   
   敵を欺く前に味方から
 「建築課は解体する」 こんな強い言葉を投げかけられれば、木下建設部長でなくともその気になっちゃうでしょう。少なくとも熊谷議員までそう思っちゃったんですからね。そしてその言葉は職員の間にも、議員の中へと蔓延していくのであります。
 身動き取れない
佐藤副市長はそれまで地域計画課に感心を寄せていたわけでは無かったが、木下建設部長から伝えられる怪訝な情報により地域計画課の実態を探ったことでしょう。
倉田課長に市庁舎の改築を任せた経過は周知のことであるが、ここに於いては「文句を言う設計事務所は無かった」ことで不透明な指名基準は表に出なかったが、今回は全く予期していないこと(章設計の落札)が起きた。そこから始まるのが “何か” と言うことは容易に想像が出来たからこそ「地域計画課は解体する」などという、市長でも口にすることが出来ないような言葉を発したのである。
 癒着構造を認めた佐藤副市長
その先に見えるもの、それは「証拠隠滅」であります。何がまずいのか?と考佐藤副市長の立場に立ってえてみてください。 (地域計画課を解体する?解体するほどのこと、それは何なのか?)
いみじくも木下建設部長が口にしています。「地域計画課と綿半との癒着」 それを断ち切るには解体しか無い。それは何よりも佐藤副市長が「確認している」という事ではないでしょうか。     平成30年3月19日   
  
   証拠隠滅
 熊谷議員や木下建設部長は素直な人達ですので、佐藤副市長の解体宣言を綿半との癒着構造を解決する手段と思ったのでありましょうが、小生はかなり捻くれておりますので額面通りとはいきません。
 解体は出来ない
機構改革を行えるのは市長だけであります。木下建設部長と熊谷議員が佐藤副市長の言葉を “実感” として捉えたのは、佐藤副市長は牧野よりできる、次の市長であると認識しているからではないでしょうか。その様な固定観念が有りますと、額面道理な受け止め方しかできず、知らないうちに副市長のやり方や考え方に染まってしまうものでありましょう。冷静であれば、解体なんて出来る事ではないと気づくでしょうし、なぜ佐藤副市長は「事の事実」を確かめずに解体なんて大層な事を口にするのか?と疑問を持つことも出来るでしょう。
 事の事実
起きたこと、起きてしまった事、それは福沢清橋北代表議員が藤本設計の窓口となり原長寿支援課長を中心とした福祉部と地域計画課の遠山課長を除く牛山建築主事以下の職員に口利きをした。その口利きにおいて入札指名基準が変更され、財政課の入札指名に不正が有った。という事であります。
木下建設部長からこれらのこと、熊谷議員も伝えているかもしれないが、佐藤副市長はこの件を確認しなければ成らない事ではないのか。
この件を確認せずして「地域計画課を解体する」などと木下建設部長に伝えているのであるからして、証拠隠滅を当初から考えていたことに成ります。                  平成30年3月21日   
   
   口利きなどどうでもよい事
 はすっぱな議員と教養が無い職員が何を働こうが、佐藤副市長にはどうでも良い事である。何故ならば「職員の不始末」で片付けられるからであります。これであれば牧野市長までは繋がる事は無いと踏んだのでしょうが、そうは問屋が卸しません。
牧野市長と綿半の癒着は飯田市庁舎内の既成の事実、議員等も其処には踏み込めない各自の事情が有る。
 佐藤副市長に動かされた木下建設部長
木下建設部長が地域計画課の平井に「誰が書いたのか?」と問い質したとき、平井は黙って何も答えなかった。直属の部下が「答えられない」異常さを木下建設部長はどう捉えたのか?
「自分より力のある者が居る」その様に気づくべきである。幹部の部長職より上の者とすれば、もう其処は市長の席しか無いということだ。
 「おい!其処は突くなよ」
そう言えば、牧野市長は受け取った陳情書にたいして何も対応していない。これは全く木下克志議長と同じ対応である。何一つ、“中身” に対応していない。
市長への陳情書の内容を読まれた方も気づくでしょうが、陳情書内容は無理難題であったでしょうか? 全ての項目が、「より良い飯田荘のために」と要望していること、なのに何一つ対応していない。牧野市長(佐藤副市長)側から帰ってきた言葉は「地域計画課は解体する」だけである。  平成30年3月23日   
  
   取引
 不正を隠すと言うことは、もう後戻りできないという状況である。
不正だ犯罪だと追求せずして、間違いだから修正しましょうなどと頑張ってみても、相手は其処に居ないのである。
   決心
長く続いた牧野市長の官製談合、この証拠を確実にすることでしか解決の道は無い。そう心に決めたのであります。
木下建設部長と熊谷議員は目の前にある口利きから始まった官製談合を、不正と犯罪に成らないようにするにはどうしたら良いか?と考えたのであろうか?
熊谷議員は不正を表に出す覚悟を一旦はしたかに見えたが、そうは言っても相手は牧野市長とは思っていない。福祉部と地域計画課の職員の不正だと決めつけている。そこに福沢清議員が絡んでいることにより、議会を抜きにして事が運べないと迷いだした。
では、木下建設部長は熊谷議員と話してみて、何をどうしようと考えたのであろうか?
此処は想像だが、(目の前に有る犯罪には触れない)と、思い合ったのではなかろうか。平成30年3月25日   
   
   
木下建設部長の努力
 確かな事、それは木下建設部長は不正と犯罪を目の当たりにして、「何とかしよう」と動き出したことであります。今まで、この様な飯田市職員は誰一人いなかった。
飯田市に部長と名の付く職員が何人居るのか分からないが、正常な形に戻そうと動いてくれたのはこの人だけでありました。しかし、この人だけしか居ないということも現実でありました。
 寺澤福祉部長と比べて
形の上では木下建設部長と寺澤福祉部長がこの陳情書の取り扱いを行うということであろう。しかし、寺澤福祉部長は扱うのでは無く「抹殺せよ!」との指示を受けていた。それを知らない木下建設部長は佐藤副市長を信じ、陳情書の内容に真摯に当たろうと動き出していた。
 すれ違い
平井を問い質しても黙秘をされる。中村飯田荘所長に会えば箝口令が敷かれている。動きが取れない木下建設部長は私に会いに来た。そして現状をそのまま伝えられたのであります。  
  
   もう少し詳しく教えて欲しい 
 章設計さんの提案について説明してくださいと始まったが、それは恰も社交辞令のよう。建設部長ともなれば要点は既に絞り込められていました。
・敷地段差解消の利点について  ・木造化について  ・予算について  ・間取りについて
通り一遍な説明を繰り返しましたが、其処は単に頷くだけでありました。そして本題に・・平成30年3月27日   
   
   地域計画課では監理が出来ないのか
 この話の意味するところ、それは何であるかはお分かりいただけると思うが、「出来ないことをやってきた」との、不安が有るからであります。出来ないとすることは「行政法によって出来ない」ということであり、行政法に照らし合わせて判断されてきていなかった。ということになれば、「監理は地域計画課で行えます」と結論できないからです。その場合、「なぜ地域計画課で監理を行う必要が有るのか?」と、市民から問われたら、何も返す言葉がなくなるのと同時に「不審」が生まれてしまうからで有ります。
 木下建設部長は飯田市の職員でありますので市側に「不整備」が有るとされれば、そこには踏み込めなくなってしまいます。ですから、地域計画課に忽然と存在してきた「監理は地域計画課でおこなう」は正当な業務として捉える必要性があったのです。
 それらを裏付ける文書
木下建設部長は何も率先して解決に乗り出したのではありません。そこには熊谷議員から渡された章設計の「お願い文書」があったのです。   
   
   建設部長 木下悦夫様
 平成28年12月2日付けで、平成28年度特別老人ホーム飯田荘実施設計業務委託 受注者提案に係る通知及び指示について 通知がありました。

 通知内容にでは、設計業務委託契約書条項第18条第1項に基づく提案については設計仕様書の変更の必要性があると認めましたので、契約書第18条第2項に基づき通知します。とありました。
 熟読しますと、変更の必要内容はボーリング調査についてのみであり、第18条第1項による提案については何も検討が成されておりません。

 つきましては、以下理由により異議を申し立て、第18条1項に沿って正当に対応され、提案については技術者からの回答を求めます。
理由
 平成28年10月6日、飯田荘において最初の打ち合わせが行われた。
基本計画説明書(入札資料)の不適合不適格を当社から指摘し、整合するために配置的なレイアウトの変更と、構造計算不可の鉄骨造を止め鉄筋コンクリート造の防火壁に変更するとの了解を飯田荘と共に全員で了解されている。
 平成28年10月17日、地域計画課長と原長寿支援課長に配置レイアウト図を提出したところ、地域計画課内に1級建築士6名全員にその内容を確認させた上で返答するとして、契約条項18条1項に基づき正式な提案書として提出するよう指示された。
 平成28年10月21日に提案書として地域計画課長に提出、平成28年10月28日返答書が届きましたが、提案については何も回答を得ていない。
 回答を求めようとして飯田市長に直接提出したところ、建設部長と福祉部長が事前に聞き取りしたいとして、平成28年11月15日、改めて飯田市長宛の提案書を提出し説明する。
 平成28年12月2日返答通知が届いたが、前回と同じ内容の回答が届き、提案について何も成されていない。
 11月15日に判明した、「基本設計説明書作成に1級建築士が参加していない」件について説明を求めます。併せて、基本計画説明書の不整合不整備の指摘を1級建築士でない者が回答している件・課内1級建築士6名全員に見せ回答するとした地域計画課長の未実行の説明を求めます。    平成30年3月29日   
   
   正式な行動
 木下建設部長は熊谷議員の働きかけによって動いたのではありません。以上のような文章を受理し、建設部長として正式に調査を始めたのであります。

 数々の疑問
当社の要望や提案に無理難題で有るのでしょうか? それとも当社の利害を優先しているのでしょうか?
「より良い飯田荘の提案」は、それほど無理難題な内容であるのでしょうか!?
 当社の提案では「困る者」や「困る事」が有るからとしての対応ではないのか?と疑問を感じられた木下建設部長は、この文書を片手に当社を訪れたのであります。
 事実確認
口頭でなく、文書を受け取ったうえでこの様な調査を飯田市の部長が行った事が重要であります。個人的な行動ではなく、飯田市が飯田市の調査を行ったのです。
章設計は民間でありますから、飯田市が「動いてくれた」との事実の中で、正直にすべての経過と内容を詳しく木下建設部長に打ち明けているのであります。
 「これは設計事務所協会との官製談合です。議員による口利きと地域計画課と長寿支援課を中心とした福祉部の不正です」と、木下建設部長は確認されたうえで調査を始めているのであります。
 心強い
正当で実直な幹部職員が、それも佐藤副市長の指示において調査を始めてくれたことは、それこそそれらの不正が解決されていくものとの大きな望みを抱き、心強く感じたものでありました。   
   部下が話さない、飯田荘に手が回っている等との木下建設部長の発言は行き先の困難さを感じさせられましたが、その様な状況は覚悟の上と意に返さない姿勢に安心を覚えたのであります。平成30年3月31日   
   
   合わないもの
 木下建設部長は何も章設計のためにこの様な行動をされたのではなく、この件において地域計画課と綿半との癒着を何とかしようと考えていたようであります。だが、これこそが牧野市長の裏を暴くことに繋がっていくとは思いもよらなかったことでしょう。
 解体するには理由が要る
まさか、「綿半との
癒着が有る」を前面に出して解体をするなどとのことは出来ない。人員が多いとか、業務内容を整理する必要が有るとか、それこそ行政業務の透明化を市民に示すような形で無ければ解体などとの大きな機構改革は出来ないでしょう。
木下建設部長の頭の中に、「地域計画課で建築工事の監理業務は出来ないのでは?」との考えがあったことは確かでしょう。この件は、地域計画課を解体する内部事情としては強い事柄であります。これであれば、綿半との癒着を口にしなくとも地域計画課の職員は察するに余り有りますからね。
 抵抗
地域計画課に対し監理業務の不適切を口にすることは、ある種の虎の尾でありました。これは暗黙の歴史であり、設計事務所協会との官製談合の証拠でも有りましたが、なにせん建築課の職員に「不正だ、犯罪だ」の認識が全くない中で彼等にとっては「一番の力」として存在していたからであります。
 要らぬ事

牛山主事を始めとする地域計画課の職員は、例え部長で有ったにしてもその件は要らぬ話しであります。
「建築のことを知らないのに口を出すな」の思いは当然だが、章設計が建築士法を盾にしてその矛盾を言い出したことにより、“余分な話し” として片付けられなくなったのです。       平成30年4月2日  
  
   恐ろしいこと
 「監理は出来ます」で押し通すしか無いと考えたことでしょう。そこが間違いでありましたなどとなれば不正を白状するようなもので、今回だけで無く、過去の全ての不正が明るみに出るとも限りません。
 間抜けな原章長寿支援課長
地域計画課で監理をやるべきではないと伝えたとき、鳩が豆鉄砲を食らったような顔をしたのが原長寿支援課長であります。市役所内部においては、監理は地域計画課が行うものと信じて疑わなかった事が、当社から疑問視された。それがどのような “内容” を現しているのか、頭が追いつかなかったということです。その反面、木下建設部長は即座に呼応し、牛山主事に確認したのであります。
 県に聞いたが根拠?とは
今で言う南信州振興局の建築課に聞いたのかな? なぜに建築士法において判断しなかったのかと言えば、「自信が無かった」と答えるのではありませんか? 市役所の職員となって建築課一筋、それも建築主事の立場であったにしても「慣例や恒例」で行ってきた “付け” が回ってきたのです。そしてその付けは「綿半との癒着」の証拠でも有ることに気がついたのでありました。  
  
   二人の腹
 監理が出来る出来無いの判断と、監理はするべきものでは無いとの考え方は、似たようでありますが、まったくもって意味するところが違います。
建築士法・建築基準法という法律の中において取り扱うのか、行政業務の適正化で整備することなのか、ということです。ここでハッキリとしたことが有りますが、どちらにおいても「地域計画課で監理業務を行うのは不適切」ということであります。                    平成30年4月4日  
  
   法律に於ける解釈
 ここは争うものでは無く、建築士法・建築基準法という法律を遵守しなければ成りません。建築士法で管理建築士が管理する建築設計業務と制限されているのでありますから出来る出来ないの判断は、出来ません。
 行政業務の適正化
行政が建築事業等(測量・土木共通)を業務として行う場合、建築設計(基本設計・実施設計・監理)と建築工事は発注業務となります。それらの業務契約が成された後、業務に係る監督員を指定し通知しなければ成りません。
 監督員の役割
発注業務が滞りなく遂行されるのを、行政側の立場で監督するものであり、間違いの無い成果が達成される事を目的としています。
間違いの無い成果は、指導監査や検査員の検査によって確認されるものでありますから、監督員はそれらの検査に合格するよう発注業務を執り行う業者に対して監督するものであります。
 目的が無い 形態にそぐわない
その監督員が監理を行うなどとの考え方は、元々起こりうる事にあらずして何をか言わんやでありますが、設計者と工事者の監督員が設計業務である監理を行えるとするのであれば、検査員は監督員の検査を行うと言うことに成ってしまいます。
 あり得ない事
業務監査にも成らない、指導監査も行えない、行き着く先は監査を受けられない。
もう一つ問題があります。飯田市は地域計画課において4号建築物(住宅等)の建築確認業務を行っていますが、建築基準法に沿って許可する特定行政庁が、自ら許可対象とも成りえる工事の監理を行えば、特定行政庁として成立しなくなってしまいます。
設計者の設計内容を確認し、許可を与える建築主事が、その工事の監理を行えるのか?
この様な疑問を市民に与えること自体が問題ではありませんか?    平成30年4月6日  
  
   なぜこの様な事を続けてきたのか、なぜこの様な事を行わなければならないのか?
その答えは「牧野光朗市長と綿半の癒着」   
   
   飯田市が飯田市の施設を建設するに、建築士法と建築基準法にそって建築確認申請あるいは計画通知書を特定行政庁に申請しますが、建築士法でいう設計業務が飯田市で出来るというのであれば、それらの申請も飯田市で申請できると言うことに成ります。しかし、どうでしょうか?それらの申請は設計者が申請していますよね。飯田市に限らず、長野県も他の市も、そして飯田市であっても設計事務所が申請しております。
 この様に,「飯田市は建築士法において設計業務とさせている監理業務は出来る」と、言い切るには「根拠は無い」と言わざるを得ません。
 追及されたら答えられないことを、「行政なら何でも出来るんだ」「飯田市は大きな自治体だ」などと、脅しとも捉えかねない発言を民間業者に伝え、「言う事をきかない」「飯田市の考え方と違う」と契約解除まで持ち込むのは、暴挙を通り越し、「犯罪」と言わざるをして何とするでしょう。   
   
   木下建設部長であっても此処までの思慮は無く、残念ながら熊谷泰人議員であったにしても、「地域計画課の言い分」を受け入れてしまったのです。
 此処が不正の起点
私はあえて「監理は出来ないのでは?」の発言を横に置いたが、佐藤副市長であれば当に気づいていた。だからこそ、“其処” には触れず、間取りの正当性で押し切ろうとしたのである。   平成30年4
月8日   

   
   直接的な犯罪
 木下建設部長は、藤本設計が基本計画図を書いたという事実を地域計画課に認めさせたかったと思う。その上で、章設計の提案を受け入れれば事は治まるかもしれないと考えていた。それらの事は私が直接木下建設部長と話し合っています。
 微妙な立場に気づいていない
地域計画課の解体を口にしながら、地域計画課の言い分に聞く耳を持っている。そしてそれを契約業者(章設計)に、“まんま” 伝えている。
この様な発と言行動を飯田市の部長という立場で行うこと自体が通常ではないが、一歩間違えば「背任行為」とした裏切り者扱いされる危険性すら出てきてします。すでに、寺澤福祉部長の態度と発言においてその様な危険性は大いに想像できていたのであります。
 そこまでされる理由
一番はこの人の人間性であろう。実直で人を見ずしての受けごたえ、そして職務としての責任感が強く感じられた。この様な人であったからして熊谷泰人議員と馬が合ったのであろう。
 利用
正義感が有る方は目の前の事で判断しやすい傾向にあります。そしてそれは利用されやすい。この時すでに市長側の手の内でしか動けないと感じておりました。             平成30年4月10日   
   
   話の整理
 最初の話は当面の状況確認でありました。
長寿支援課や地域計画課の平井や木村が口にしてきた基本設計図なるものは、事業計画書の一部で有る間取り図を基本設計図としていること。その図面には数々の不条理、不適な箇所が多く有ること。しかし、不条理や不適な箇所は建築基準法に適合しないという部分は少ないということ。
章設計が陳情している内容は、不条理と不敵な箇所を整合させる平面計画図であること。木造で建設できる施設を鉄骨造で計画されている地域計画課の根拠が無い事。それらの計画変更を、長寿支援課及び地域計画課の責任者と飯田荘の担当者二名に確認を取って計画変更の承諾を得ていること。
 ここまでが表向きな状況内容でありました。
地域計画課と綿半との癒着、飯田市と設計事務所協会(設計監理協会)との官製談合などの不正と犯罪と思しきことは、佐藤副市長が、「地域計画課を解体する」ということにおいて「解決する」としたことは、あくまで木下建設部長が私へのオフレコでありましたが、このような事を口にするとした了解を佐藤副市長から得ているという事が「大変な事実」なのであります。
正直な話、この発言において(綿半との癒着の根幹が牧野光朗市長に有る)と確信できたのでありました。
 地域計画課は話の通り治外法権であることを感じられたと思うが、その強硬な態度の根本にあるのは建築士法にある建築確認業務を取り扱っているとした、ある種の法の番人的な考え方が染みついているとであり、それらが歴史的に地域計画課を伏魔殿と化した原因でもあると、木下建設部長はこの時はっきりと認識したのでありました。                           平成30年4月12日   
   
   忘れもしない御用納め
 それは平成28年12月28日の出来事でありました。
午前11時30分頃でしたでしょうか、木下建設部長が突然訪れました。突然とは、何も連絡がなかったからであります。今までの二回の訪問は電話にての来社であったことが、何の連絡なく来たことにある種の期待が生まれたものでもありました。
 すり合わせ
最初の来社には二人で対応し、二回目は私一人が対応しています。今回の突然の来訪には二人で対応する必要があると直感しました。
 条件が出た
鉄骨造は建築基準法の500㎡内区画での考えだと言う。居室棟は木造にして500㎡以内に区切り、区画部分を鉄骨造の耐火建築にしているのと木造で出来ない大きな室が有るためスパンの問題で鉄骨造にしているのが理由だと言う。それが根拠であるからして、他の提案、例えば、敷地の段差解消とか、不安定な既設間知ブロックを擁壁に代えるとかは変更して良いと言う。
 話にならない
この間取り図には何の問題もなく、従事者が働きやすいように飯田荘に確認を取っている。と、付け加えた。
私は正直気が短い、こんなくだらない話に付き合う気は何もないが、今この現状を解放すには木下建設部長の動きに期待するしかないことも確かな事である。               平成30年4月14日   
   
   根気よく
 素人に専門的な事項で説得させるのは至難の業である。それも裏指示を与えている牧野市長側の影が見えているのであるからして、相当な状況でありました。
 切羽詰まっているのは誰だ
話は平行線に終わるかと見えたその時、木下建設部長は唐突に切り出した。
「地域計画課は解体する!」「入札制度も改める!」
ああ、何と言うことだろう!? 第二飯田荘を設計している章設計に向かって「飯田市の不良事項」を口にしたのである。  
  
   不正と犯罪を認めていること
 この人は気づいていないのだろうか? 地域計画課の不正と入札制度の改革は章設計には何も関係ない事だということを。
福祉部と地域計画課、鈴木設計・藤本設計、橋北の議員が関与して飯田市の入札において不正が行われたことを調査したのは熊谷泰人議員である。熊谷議員は議員としてこの事にどう当たるのかと苦慮しているときに、木下建設部長は早々と手を打っていると言うことだ。           平成30年4月16日  
  
   崩れ去る信頼関係
 木下建設部長にそれらの不正を告げたのは熊谷議員である。二人して、「不正や犯罪に成らないよう」取り組むことは、場合によっては市民に理解されるかも知れない。そう、かもしれないのだ。
理解しない市民であれば、二人の行動は非難の的となるだろうし、場合によっては「犯罪の隠匿」になる恐れが大いにある。
 佐藤副市長の野望
牧野が四期目も、それも無投票で再選できた裏には、当然のこと佐藤副市長の存在がある。職員に評判が良くない(今は市民に拡大しているようだが)牧野に代わって佐藤副市長はそのキャリアが示すとおり、鳴り物入りであります。しかしこの男、野心が満々で有るのを隠そうともしない。それは副市長の紹介欄を見れば一目である。「牧野の次は俺だ!」それが職員を動かせる力と成っているのである。
この様な男が「地域計画課を解体する」などと発すれば、それはさも自浄に乗り出しているかのような錯覚を与え、自信を持って章設計に伝えようとしたのではないか。
 章設計は被害者
章設計は何か悪いことをしているのでしょうか?間違ったことを強引に進めようとしているのでしょうか。 「市に逆らったって勝てっこない」と、周りの者は誰も口にします。
章設計はより良い第二飯田荘を設計しようと、それも飯田荘で介護に当たっている現場の声を反映しようと懸命に努力をしているだけであります。なのに、木下建設部長は佐藤副市長の「飯田市の不正は無くす」などとの裏発言を口にし、章設計に条件を付けるのでありました。      平成30年4月18日   
   
   決定打
 木下建設部長が此処までのことに介入するのには訳があると、また、建設部の部長という立場での責任の名において対応せざるを得ない事情は一体何処に有ったのか!?
 ポイントは押さえていた
あと一年で退職の身であれば、この様な事に口出ししない。それが常識的な考えだと世間は見るだろう。部長職に有った者にしても、外野感覚でものも申していなかったことがそれを証明しています。人間性の問題だと考えれば、それが納得というものではないか。
では、建設部長としての立場で当たらなければならない理由はと言えば、それは建設部の業務であるからです。事業主体が福祉部で有ったにしても、入札から先は建設部の取り扱い事業、設計業務だからして当然の事である。建設部の最高責任者として事に当たれる内容であると判断したのであろうが、それが市長副市長の不正を暴くことに繋がろうとは考えてもいなかったと思う。それは、退職した今になって気づいたと言う事です。
木下建設部長が強く正義感を抱いた裏には当然の事、「福祉部と地域計画課の入札不正」があります。これは寺澤福祉部長がどんなに上からものを言っても通用させないとする大きなポイントでありました。
 解決できない事
寺澤福祉部長や原長寿支援課長が逮捕されようが木下建設部長はどうって事は無い、どうって事が有るのは地域計画課の職員が関与している事である。此処を突かれたら木下建設部長の立場は危うくなってしまう。だからして佐藤副市長の「地域計画課は解体する」との確約が必要であったのだ。  
  
   殺し文句
 章設計に通じると考えて発言したからこそ問題となってしまう。
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社会の形 飯田市編 牧野市長の疑惑

飯田市 市長選 熊谷 章文

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